久々に踏み込む2017年01月27日 03:52

久々に踏み込む
久々に踏み込む


冬の日の午後、神田まで首都高を走る。

足は、500E。

銀座方面が故障車渋滞の表示だったが、構わず突入。

安全運転の範囲内で、久々に踏み込む。

5リッターV8エンジンの咆哮が聞こえ、ややヘタリ気味のブリヂストンレグノが路面を蹴る。

浜崎橋ジャンクションの合流で渋滞を確認。

迷わず八重洲線(Y)にハンドルを切る(つーか、合流しないで左車線をキープするだけ)。

(首都高速八重洲線)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A6%96%E9%83%BD%E9%AB%98%E9%80%9F%E5%85%AB%E9%87%8D%E6%B4%B2%E7%B7%9A

「東京都千代田区の神田橋JCTから、港区の汐留JCTへ至る首都高速道路の路線である。途中に東京高速道路(以下、KK線)を挟むため、2区間に分かれている。」

(東京高速道路)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%AB%98%E9%80%9F%E9%81%93%E8%B7%AF

「この一般自動車道については外部から東京高速道路株式会社線、会社線、KK線とも呼ばれる。」

「首都高速都心環状線の汐留ジャンクション (JCT) と京橋JCTとの間をバイパスするルートを形成しており、途中の西銀座JCTで首都高速八重洲線に接続している。」

ややっこしい路線だが、ETC利用者はそのまま通過するだけで、トータルでは、環状1号線を通過する料金と同じだけ払うことになる。

年に1回、使うかどうかという程度だが、今日は大正解で、箱崎の手前で合流するまで、まるでサーキットのような感じで加速減速を繰り返す。

後ろから、最新型のベンツが追い付こうと飛ばしてくるが、25年も昔の500Eの敵ではない。

踏み込めば、ワープするように加速するし、ブレーキは真綿で締めるように減速する(もちろん、ワープったって、したことないですが)。

1.7トンの重量なりの慣性はあるけど、大排気量NAエンジンは、物理の法則をちょっとだけ違反する程のトルクを見せつける。

軽い!。

羽が生えたような軽やかささえ感じる。

これだ!。

これが、本来の500Eだな。

普段、のろのろと前の車のケツを追いかけ、絹の走りとか言いながら超低速走行に甘んじているが、ひとたび鞭を入れた時の活発さは、スポーツセダンとして、現代でも十分満足のいく走りを見せる。

まあ、燃費の方は、十分満足というわけにはいかないがな。

高速中心でも、リッター8km位がせいぜいだ。

今日は、そんなケチなことを言わずに、クルマが走りたいように走らせる。

コーナーの立ち上がりでは、しっかりと踏み込む・・・。

どこまでも続く、フワーっとした独特の加速。

そして、路面に吸い付くような減速。

コーナーでも、しっかりと曲がる。

怖くない。

強靭なボディと、足回りの妙が生む絶対的な安心感。

このクルマのポテンシャルの範囲で操る限り、ドライバーは至福の時間を過ごすことが出来る。

競うための走りではない。

味わい、堪能し、酔いしれるための走りだ。

軽やかに舞い、疾風の如く駆け抜ける・・・。

神田の出口(本町)で高速を降り、ETCが差額を告げる(110円:KK線の入り口までは450円)。

昼下がりのサーキットランは終わった(良い子は、マネしないでね!)。

用事を済ませて下道をトボトボと帰る。

夕方の渋滞にはまり、あれほど活発だった炎の走りはどこへやら・・・。

まあいい。

世界は、再びゆっくりとした時を刻み始める。

ワープ航行していたエンタープライズが、通常航行に戻ったようなもんだからな。

時間の流れ自体が、変わってしまうのも無理はない。

流れに乗って、てろてろ走っても、不満は感じない。

絹の走りだからな(今どきのクルマと比べると、ちょっと硬いですが)。

まあ、どうでもいいんですが。

画像は、本日、神田でゲットしたアイテム。

これが何かが分かる人は、ちょっとビョーキかも。

(The Razor Light Mount System:動画出ます)
https://www.youtube.com/watch?v=NQpoxqjTXaQ

3分1秒くらいに、ちらっと映っている。

緊急時にクリップをホースから外すために、Cの字型になっているクリップホルダー(つーのかあ?)。

(BREAK AWAY CONNECTOR)
http://shop.gosidemount.com/en/break-away-connector

「Designed to simply deploy the long hose from the clip in an emergency.」

実際の緊急事態というよりは、練習用としての用途に向いている。

毎回、細いタイラップやOリングをぶっちぎるよりはスマートだしな。

しかし、金額を考えると、その方が安いということはある。

ゴムは、かなり硬くて、使ってみなければ評価はできない。

レイザー使ってる人が、みんな持ってるわけではないだろうが、ちょっと試してみたくなった。

浮沈子はビンボー人で、レイザー買えないからな。

このゴム製品で、せめて雰囲気だけでも味わおうと。

使ってみて、何か特筆すべき点があれば、また書く。

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