真実の時或いは天使の翼 ― 2018年07月31日 00:34
真実の時或いは天使の翼
このブログには、本当のことを書くと誓っている。
ウソ偽りは書かない(妄想とかは多いですが)。
というわけで、軽自動車の選択において、ホンダのN-VANを選んだ本当のきっかけを書いておこう。
今日は殊勝にもフィットネスに行き、いつもより少ないクロストレーナー(30分のところ10分で切り上げ)と、目標の半分の500mで上がったプールで済ませる。
夏場で室温水温共に高く、少し体調も悪く、夏バテ気味ということもあり、次回に繋げるために気持ちよく運動できる範囲に留めておくとはいえ、いささか歳を感じる今日この頃・・・。
帰ってきて、いつものとおり、近所のレストランに昼飯を食いに行く。
この時点では、まだ、スズキにしようか、ホンダにしようか悩んでいる。
試乗もしていないホンダのマニュアルを選択するのはリスキーだし、スズキの後輪駆動の力強さにも惹かれている。
実績もあり、耐久性でも悪い話は聞かない。
ホンダのN-VANは、基本設計はN-BOXと同じとは言え、独自の部分が多く、ボディその他の評価はこれからだ。
道具として選ぶ時に、いくら魅力的な要素に満ちていたとしても、何もわからない状態で選択するというのは本来あり得ない。
食事をしながら、今朝書いた自分の記事を読みなおし、頭を整理していく。
(自由か社会的責任か)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2018/07/30/8928511
「理性的選択なら、間違いなくNバンのオートマだ。」
他社にOEMせず、独自路線を行くホンダが、満を持して世に出す軽バンに、大きな瑕疵はあるまい。
理性を取るか、情熱を取るか。
ロゴスとパトスが火花を散らす。
たかが軽バンの選択なのに、人生賭けている。
悩んだ。
真剣に悩んだ。
そして、自身の胸に手を当てて、正直なところを聞いてみた。
本当は、どっちに乗りたいのか。
結局、答えは、ただ楽をしたいというところにあったわけだ。
正直な話、最近、クルマに乗ることに疲れてきている。
このところ、必要に駆られて乗る以外には、意味なく乗り回すことをしなくなってしまった。
ドライブすることに、喜びを感じられない自分がいる。
俄かには信じられないが、それが事実だ。
楽なクルマに乗りたい・・・。
虚飾、上塗り、見栄、つっぱり、ええかっこしい、その他諸々の虚栄を百叩きして、自分の裸の心を見るのはつらいものがある。
泣きそうだ・・・。
自動車に情熱を注ぎ、ドライブすることに喜びを感じていた自分は、そこにはいない。
大切な人を失ったかのような、絶望的な喪失感・・・。
明日までに返事をすることになっていたが、もう1日待つ必要はない。
今日、これから行って、申し込んでこよう・・・。
そう思って、悲壮な覚悟でレストランを出た時に、浮沈子は何か可笑しいことがあって、笑っていたようだ。
「ねえ、おじいちゃん(グサッ!)、何笑ってるの?。」
レストランの前に止まっていた自転車の子供椅子に乗ったガキンチョ(失礼!、お子様)が、無礼にも声をかけてきた。
「ねえ、おじいちゃん(グサ、グサッ!)、何笑ってるの?。」
もう一人、妹らしい子が声をかけてくる。
だいたい、下の子は、上の子のマネをすると相場が決まっている。
だからって・・・。
「ねえ、おじいちゃん(グサ、グサ、グサッ!)、何笑ってるの?。」
今度はなんだあ?。
別の自転車の子供椅子に乗った子まで、マネして声をかけてきたではないか。
三立て(三人立て続け)かよ・・・。
ったく、最近のガキども(失礼!、お子様方)ときたら・・・。
青天の霹靂だな・・・。
だがその瞬間、浮沈子は稲妻に打たれたように立ちすくみ、真実を告げる天使の翼に触れたことを知った・・・。
その経験をした者だけが知る、真実の時・・・。
誰か一人くらい、間違ってもいいから、おじさんとか言って欲しかったんだがな。
浮沈子は、まぎれもなくジジイになっていたわけだ。
苦渋の決断をしたはずの、何かが喉につっかえたような気分が一気に消し飛んで、オートマの安全装置てんこ盛りのN-VANを選択したことが、ストンと腑に落ちた。
無邪気な3人の天使たち。
君たちの知らないところで、一つの人生が定まったのだよ・・・。
この話、決して作り話ではない。
本当にあった話だ。
そして、当事者以外に、そのことを知る者はいない。
えーと、もちろん自転車には子供たちの母親が乗っていたし、この話は、ホンダの営業さんにもしたから、数人は知っている。
営業さんが本気にしたかどうかはは知らない。
ただ一言、「結果的に、いい選択をしたと思いますよ。」とだけ言ってたっけ。
マニュアルではなく、オートマを選んだということについてだけどな。
泣きだな。
涙なしには語れない。
軽のオートマを選択するなんて・・・。
恥だ・・・。
恥さらしだ・・・。
おじいちゃんといわれて、まんざら悪い気がしなかったのもショックだ。
浮沈子は、今日、自他ともに認めるジジイになった。
このことを、どうしても書いておきたかった。
3人の天使の翼を見たものは誰もいない。
その翼に触れ、真実の言葉に打たれた浮沈子だけが、紛れもなく感得しただけ・・・。
ちなみに、キリスト教の天使には、羽はないそうだ。
(エンジェルには羽根が無い!? 聖書を読めばわかるクリスマスの真実!)
https://tenki.jp/suppl/usagida/2014/12/23/571.html
「聖書によると、天使は『すばやく飛んで』来たりはしますが『翼がある』とは書かれてないのです。むしろ無いと思われます」
「・・・ちなみに『羽根の生えた裸の赤ちゃん』は、ローマ神話のキューピッドです」
まあ、どうでもいいんですが。
繰り返すが、この話は事実だ。
信じるか、信じないかは自由だけどな・・・。
このブログには、本当のことを書くと誓っている。
ウソ偽りは書かない(妄想とかは多いですが)。
というわけで、軽自動車の選択において、ホンダのN-VANを選んだ本当のきっかけを書いておこう。
今日は殊勝にもフィットネスに行き、いつもより少ないクロストレーナー(30分のところ10分で切り上げ)と、目標の半分の500mで上がったプールで済ませる。
夏場で室温水温共に高く、少し体調も悪く、夏バテ気味ということもあり、次回に繋げるために気持ちよく運動できる範囲に留めておくとはいえ、いささか歳を感じる今日この頃・・・。
帰ってきて、いつものとおり、近所のレストランに昼飯を食いに行く。
この時点では、まだ、スズキにしようか、ホンダにしようか悩んでいる。
試乗もしていないホンダのマニュアルを選択するのはリスキーだし、スズキの後輪駆動の力強さにも惹かれている。
実績もあり、耐久性でも悪い話は聞かない。
ホンダのN-VANは、基本設計はN-BOXと同じとは言え、独自の部分が多く、ボディその他の評価はこれからだ。
道具として選ぶ時に、いくら魅力的な要素に満ちていたとしても、何もわからない状態で選択するというのは本来あり得ない。
食事をしながら、今朝書いた自分の記事を読みなおし、頭を整理していく。
(自由か社会的責任か)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2018/07/30/8928511
「理性的選択なら、間違いなくNバンのオートマだ。」
他社にOEMせず、独自路線を行くホンダが、満を持して世に出す軽バンに、大きな瑕疵はあるまい。
理性を取るか、情熱を取るか。
ロゴスとパトスが火花を散らす。
たかが軽バンの選択なのに、人生賭けている。
悩んだ。
真剣に悩んだ。
そして、自身の胸に手を当てて、正直なところを聞いてみた。
本当は、どっちに乗りたいのか。
結局、答えは、ただ楽をしたいというところにあったわけだ。
正直な話、最近、クルマに乗ることに疲れてきている。
このところ、必要に駆られて乗る以外には、意味なく乗り回すことをしなくなってしまった。
ドライブすることに、喜びを感じられない自分がいる。
俄かには信じられないが、それが事実だ。
楽なクルマに乗りたい・・・。
虚飾、上塗り、見栄、つっぱり、ええかっこしい、その他諸々の虚栄を百叩きして、自分の裸の心を見るのはつらいものがある。
泣きそうだ・・・。
自動車に情熱を注ぎ、ドライブすることに喜びを感じていた自分は、そこにはいない。
大切な人を失ったかのような、絶望的な喪失感・・・。
明日までに返事をすることになっていたが、もう1日待つ必要はない。
今日、これから行って、申し込んでこよう・・・。
そう思って、悲壮な覚悟でレストランを出た時に、浮沈子は何か可笑しいことがあって、笑っていたようだ。
「ねえ、おじいちゃん(グサッ!)、何笑ってるの?。」
レストランの前に止まっていた自転車の子供椅子に乗ったガキンチョ(失礼!、お子様)が、無礼にも声をかけてきた。
「ねえ、おじいちゃん(グサ、グサッ!)、何笑ってるの?。」
もう一人、妹らしい子が声をかけてくる。
だいたい、下の子は、上の子のマネをすると相場が決まっている。
だからって・・・。
「ねえ、おじいちゃん(グサ、グサ、グサッ!)、何笑ってるの?。」
今度はなんだあ?。
別の自転車の子供椅子に乗った子まで、マネして声をかけてきたではないか。
三立て(三人立て続け)かよ・・・。
ったく、最近のガキども(失礼!、お子様方)ときたら・・・。
青天の霹靂だな・・・。
だがその瞬間、浮沈子は稲妻に打たれたように立ちすくみ、真実を告げる天使の翼に触れたことを知った・・・。
その経験をした者だけが知る、真実の時・・・。
誰か一人くらい、間違ってもいいから、おじさんとか言って欲しかったんだがな。
浮沈子は、まぎれもなくジジイになっていたわけだ。
苦渋の決断をしたはずの、何かが喉につっかえたような気分が一気に消し飛んで、オートマの安全装置てんこ盛りのN-VANを選択したことが、ストンと腑に落ちた。
無邪気な3人の天使たち。
君たちの知らないところで、一つの人生が定まったのだよ・・・。
この話、決して作り話ではない。
本当にあった話だ。
そして、当事者以外に、そのことを知る者はいない。
えーと、もちろん自転車には子供たちの母親が乗っていたし、この話は、ホンダの営業さんにもしたから、数人は知っている。
営業さんが本気にしたかどうかはは知らない。
ただ一言、「結果的に、いい選択をしたと思いますよ。」とだけ言ってたっけ。
マニュアルではなく、オートマを選んだということについてだけどな。
泣きだな。
涙なしには語れない。
軽のオートマを選択するなんて・・・。
恥だ・・・。
恥さらしだ・・・。
おじいちゃんといわれて、まんざら悪い気がしなかったのもショックだ。
浮沈子は、今日、自他ともに認めるジジイになった。
このことを、どうしても書いておきたかった。
3人の天使の翼を見たものは誰もいない。
その翼に触れ、真実の言葉に打たれた浮沈子だけが、紛れもなく感得しただけ・・・。
ちなみに、キリスト教の天使には、羽はないそうだ。
(エンジェルには羽根が無い!? 聖書を読めばわかるクリスマスの真実!)
https://tenki.jp/suppl/usagida/2014/12/23/571.html
「聖書によると、天使は『すばやく飛んで』来たりはしますが『翼がある』とは書かれてないのです。むしろ無いと思われます」
「・・・ちなみに『羽根の生えた裸の赤ちゃん』は、ローマ神話のキューピッドです」
まあ、どうでもいいんですが。
繰り返すが、この話は事実だ。
信じるか、信じないかは自由だけどな・・・。
再使用ロケット或いは天使の翼 ― 2018年07月31日 08:48
再使用ロケット或いは天使の翼
宇宙は、目と鼻の先にありながら、地球の重力の井戸の底から見上げることしかできなかった。
そう、ほんの数十年前まで、人類は地球の上に張り付き、重力の鎖に繋がれたまま虚しく空を見上げるだけだった(気球とかはありましたが)。
ロケットが発達し、気球よりもはるかに高い空の上に飛び上がり、人工衛星や宇宙船を打ち上げて、宇宙空間(概ね高度100km以上)に到達したのは、およそ60年ほど前の話だ。
しかし、それは国家を挙げての大事業で、米国とソ連が世界の覇権を掛けて競争する中で生まれた仇花だった。
結局、月着陸までは行ったけれど、それ以降は鳴かず飛ばず。
せいぜい、無人の探査機と、地球低軌道の有人飛行に留まって、そこからは一歩も出なかった。
もっと手軽に気軽に宇宙に行きたい・・・。
バージンギャラクティックやブルーオリジンは、弾道軌道で宇宙空間を体験させる再使用ロケットを開発し、いよいよ商売を始めようとしている。
一方、スペースXは、人工衛星打ち上げロケットの1段目を再使用し、間もなく有人宇宙船を打ち上げようとしている。
弾道ロケットにしても、打ち上げロケットにしても、再使用というキーワードは、もはや当たり前というか、宇宙開発の前提になりつつある。
使い捨てロケットというのは、ロケットの効率を極限まで高めなければ不可能な、困難なミッションに限定されるか、技術の未熟さを曝け出すかのどちらかだ。
まあ、大量生産して、再使用よりも低コストが実現できるのなら、それだって構わない。
しかし、高頻度で打ち上げるのなら、再使用できた方がいいに決まっている。
資源の有効利用ということもあるしな。
ニュースを見ていたら、朝日が能代の再使用ロケット実験の記事を出していた。
(ロケットの再利用、JAXAが実験へ 垂直離着陸に挑戦)
https://www.asahi.com/articles/ASL7Z2JCKL7ZULBJ001.html
「実験に使うロケットは全長7メートル、重さ約2トン。液体水素と液体酸素を混ぜてエンジンで燃焼させ、4トンの推力を使って垂直に離着陸する。」
この話は、鳥嶋さんの記事にも出てくる。
(「再使用観測ロケット」開発の最新情報、小型ながら高性能なレーダー衛星)
https://news.mynavi.jp/article/jaxa_opencampus2017-3/
「この実験機は、再使用観測ロケットよりも小さく、またロケットエンジンも再使用観測ロケットに4基積む予定のものを1基だけ積む。目標は高度数km~数十kmほどまで上昇して帰還する技術の実証にあり、すでに開発を始めており、来年度(2018年度)の打ち上げを予定しているとのことだった。」
この記事の中に出てくる、以前の実験機RVTについては、このブログでも取り上げている。
(山っ気)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2017/01/17/8325880
「詐欺師ペテン師の世界になるか、ロケットの次のゴールにたどり着くか。」
「能代の空に浮かんだ再使用ロケットは、冒頭の引用記事を最後に、二度と空に上がることはなかった。」
鳥嶋さんの記事にあるように、その後もエンジンの実験は続けられたそうだ。
しかし、それ以上は進まなかった。
再使用ロケットの実験は、結局立ち消えになるのかと思っていたら、今年の初めころから動きがあって、実機による実験が見えてきたようだ。
元々、水素酸素系のエンジンだからな。
単なる観測ロケット用のエンジンではなく、衛星打ち上げロケットも見据えて開発されていたらしい。
その先見の明ある開発を、花開かせることが出来るのかが問題だ。
周回遅れにされちまったのは仕方ない。
観測ロケットへの応用は、まあ、そのうち実現するだろうが、衛星打ち上げロケットまで辿り着くのは数十年先の話になる。
H3ロケットの次の(下手すると、次の次の)ロケットにならなければ、そういう話は出てこない。
H3では、2段目についてはレガシー技術を使って、冒険的な開発はしていないからな。
次の主力ロケット開発では、そこがメインになるだろう。
再使用は、次の次になる可能性が高い。
我が国の場合、主力ロケットの開発には、20年から30年かかるからな。
早くて2040年代、下手すると2080年代とかにならないと再使用ロケットの打ち上げロケットへの応用はない。
気の長い話だし、浮沈子とかは生きてない。
もちろん、その前に、米国とかは有人宇宙船を打ち上げるロケットを再使用で運用しているだろうしな。
中国も、開発は早いかもしれない。
国威発揚だからな。
ウチだって、再使用位出来るんだってとこ、見せたいしな。
まあいい。
周回遅れだろうがなんだろうが、開発が進んでいることが重要だな。
再使用ロケットは、宇宙開発における真の姿だ。
天使の翼といってもいいかもしれない。
炎の翼だがな・・・。
(JAXA、2019年度にも再使用ロケットで離着陸飛行実験:追加)
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00458727
「宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2019年度にも高さ5キロメートル程度に到達する再使用ロケット実験機の離着陸飛行実験を行う。」
「18年度中には再使用ロケット実験機による高さ100メートルへの飛行実証を行う。」
宇宙は、目と鼻の先にありながら、地球の重力の井戸の底から見上げることしかできなかった。
そう、ほんの数十年前まで、人類は地球の上に張り付き、重力の鎖に繋がれたまま虚しく空を見上げるだけだった(気球とかはありましたが)。
ロケットが発達し、気球よりもはるかに高い空の上に飛び上がり、人工衛星や宇宙船を打ち上げて、宇宙空間(概ね高度100km以上)に到達したのは、およそ60年ほど前の話だ。
しかし、それは国家を挙げての大事業で、米国とソ連が世界の覇権を掛けて競争する中で生まれた仇花だった。
結局、月着陸までは行ったけれど、それ以降は鳴かず飛ばず。
せいぜい、無人の探査機と、地球低軌道の有人飛行に留まって、そこからは一歩も出なかった。
もっと手軽に気軽に宇宙に行きたい・・・。
バージンギャラクティックやブルーオリジンは、弾道軌道で宇宙空間を体験させる再使用ロケットを開発し、いよいよ商売を始めようとしている。
一方、スペースXは、人工衛星打ち上げロケットの1段目を再使用し、間もなく有人宇宙船を打ち上げようとしている。
弾道ロケットにしても、打ち上げロケットにしても、再使用というキーワードは、もはや当たり前というか、宇宙開発の前提になりつつある。
使い捨てロケットというのは、ロケットの効率を極限まで高めなければ不可能な、困難なミッションに限定されるか、技術の未熟さを曝け出すかのどちらかだ。
まあ、大量生産して、再使用よりも低コストが実現できるのなら、それだって構わない。
しかし、高頻度で打ち上げるのなら、再使用できた方がいいに決まっている。
資源の有効利用ということもあるしな。
ニュースを見ていたら、朝日が能代の再使用ロケット実験の記事を出していた。
(ロケットの再利用、JAXAが実験へ 垂直離着陸に挑戦)
https://www.asahi.com/articles/ASL7Z2JCKL7ZULBJ001.html
「実験に使うロケットは全長7メートル、重さ約2トン。液体水素と液体酸素を混ぜてエンジンで燃焼させ、4トンの推力を使って垂直に離着陸する。」
この話は、鳥嶋さんの記事にも出てくる。
(「再使用観測ロケット」開発の最新情報、小型ながら高性能なレーダー衛星)
https://news.mynavi.jp/article/jaxa_opencampus2017-3/
「この実験機は、再使用観測ロケットよりも小さく、またロケットエンジンも再使用観測ロケットに4基積む予定のものを1基だけ積む。目標は高度数km~数十kmほどまで上昇して帰還する技術の実証にあり、すでに開発を始めており、来年度(2018年度)の打ち上げを予定しているとのことだった。」
この記事の中に出てくる、以前の実験機RVTについては、このブログでも取り上げている。
(山っ気)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2017/01/17/8325880
「詐欺師ペテン師の世界になるか、ロケットの次のゴールにたどり着くか。」
「能代の空に浮かんだ再使用ロケットは、冒頭の引用記事を最後に、二度と空に上がることはなかった。」
鳥嶋さんの記事にあるように、その後もエンジンの実験は続けられたそうだ。
しかし、それ以上は進まなかった。
再使用ロケットの実験は、結局立ち消えになるのかと思っていたら、今年の初めころから動きがあって、実機による実験が見えてきたようだ。
元々、水素酸素系のエンジンだからな。
単なる観測ロケット用のエンジンではなく、衛星打ち上げロケットも見据えて開発されていたらしい。
その先見の明ある開発を、花開かせることが出来るのかが問題だ。
周回遅れにされちまったのは仕方ない。
観測ロケットへの応用は、まあ、そのうち実現するだろうが、衛星打ち上げロケットまで辿り着くのは数十年先の話になる。
H3ロケットの次の(下手すると、次の次の)ロケットにならなければ、そういう話は出てこない。
H3では、2段目についてはレガシー技術を使って、冒険的な開発はしていないからな。
次の主力ロケット開発では、そこがメインになるだろう。
再使用は、次の次になる可能性が高い。
我が国の場合、主力ロケットの開発には、20年から30年かかるからな。
早くて2040年代、下手すると2080年代とかにならないと再使用ロケットの打ち上げロケットへの応用はない。
気の長い話だし、浮沈子とかは生きてない。
もちろん、その前に、米国とかは有人宇宙船を打ち上げるロケットを再使用で運用しているだろうしな。
中国も、開発は早いかもしれない。
国威発揚だからな。
ウチだって、再使用位出来るんだってとこ、見せたいしな。
まあいい。
周回遅れだろうがなんだろうが、開発が進んでいることが重要だな。
再使用ロケットは、宇宙開発における真の姿だ。
天使の翼といってもいいかもしれない。
炎の翼だがな・・・。
(JAXA、2019年度にも再使用ロケットで離着陸飛行実験:追加)
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00458727
「宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、2019年度にも高さ5キロメートル程度に到達する再使用ロケット実験機の離着陸飛行実験を行う。」
「18年度中には再使用ロケット実験機による高さ100メートルへの飛行実証を行う。」
待つのが祭或いは走るスマホ ― 2018年07月31日 22:10
待つのが祭或いは走るスマホ
浮沈子は、待つのが祭で覚えていたんだがな。
(待つ間が花)
http://kotowaza-allguide.com/ma/matsumagahana.html
「あれこれ想像に胸を躍らせて待っている間が最も良い時期で、現実になってみるとそれほどでもないということ。」
なんかなあ・・・。
あまり、いい意味には聞こえないな。
浮沈子的には、祭そのものも楽しいけれど、その準備をしたりして、心待ちにしている間も本番と同じように楽しいものだという風に解釈している。
人生賭けて(!)悩んだ挙句、選択したN-VAN。
納車までの3か月(なっが!)を楽しまないでどーする?。
早速、巷にあふれる情報をかき集める。
(ホンダ N-VAN 試乗記・新型情報)
http://www.webcg.net/list/article?maker=3&model=5b109e7577656191ba000000
ウェブCGの検索結果が出てくる。
(軽商用車戦線に異状アリ!?
「ホンダN-VAN」がもたらした“革命”)
http://www.webcg.net/articles/-/39119
「N-VANは、N-BOXをベースに開発されたことの不利を工夫して、メリットに変えている。」
坂道での発進を考えるとFFは不利だが、浮沈子の使用環境では問題ないだろう(寒い時には、ダイビングしないし)。
長尺物を積み込むこともない。
選択した動機は、楽ちんであることに尽きる。
「N-VANのCVT仕様には、車間距離を自動制御できる運転支援機能のアダプティブクルーズコントロールが搭載される。」
試乗の際は、運転席はもちろん、助手席、後席まで、走行中に座らせてもらった。
完全に、松竹梅の順になるな。
てんこ盛りの安全装置の数々(まだ、カタログをよく見ていないので細かくは分かりませんけど)が装備されていることも売りの一つだ。
・衝突軽減ブレーキ(CMBS)
・誤発進抑制機能
・歩行者事故低減ステアリング
・先行車発進お知らせ機能
・標識認識機能
・路外逸脱抑制機能
・ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)
・LKAS(車線維持支援システム)
・後方誤発進抑制機能
・オートハイビーム:浮沈子の選んだGグレードには付いてきません)
7月現在のカタログには、上記の説明が載っている。
浮沈子が欲しかったのは、ACCだけだがな。
ボディが華奢で鼻が短いワンボックスでは、衝突軽減ブレーキも欲しいところだ。
歩行者保護という点でも、安全装備は欠かせないだろう。
クルマは、いつの間にか、ドライバーが運転するのではなく、クルマ自身が周囲を認識し対応するというロボットになりつつある。
或いは、走るスマホといっていい。
ホンダは、ロボット開発でも積極的だったが、いつの間にか量産車がそうなっている。
ホンダに限らず、工業製品全てが、人間が使いやすく、人間の過ちをカバーし、安全で快適な操作性を保つ方向に向かっているようだ。
世界は、確実に進歩しているに違いない。
しかし・・・。
男の子の遊び道具としての、そして、自由の象徴である自動車としての魅力は薄れていく一方だ。
楽しいのは、納車を待つ間だけかもしれない。
低速トルクに振ったエンジンは、ぶん回しても面白くないだろうし、直進安定性重視の足回りは簡単に音を上げるだろう。
軽自動車を乗り継いだ経験がある浮沈子(550CCの時代ですが)は、プアなタイヤを擦り減らせて喜んでいたが、そういう走りは出来ない。
安全装置が介入して、いろいろに良きに計らってしまうようだ。
そういう走りを望んでいるわけじゃないし、A地点からB地点まで、安全確実に移動できるだけでいい。
楽ちんなら、なお良い。
今日は、前金の支払いに行ったついでに、ホンダセンシングの資料を貰ってきた。
ホンダのウェッブページにも掲載があり、関連でクルマの操作マニュアルも見ることが出来る。
(Honda SENSING)
https://www.honda.co.jp/hondasensing/
「いつもドライバーを見守ってくれる目には見えないパートナー、Honda SENSING。常に「ミリ波レーダー」と「単眼カメラ」で状況を認識し、ドライバーをサポート。ドライブがもっと安心に、もっとラクになります。」
(N-VANオーナーズマニュアル:HTML版)
https://www.honda.co.jp/ownersmanual/webom/jpn/n-van/2019/
かなりボリュームがありそうだが、ファンダメンタルズの講習が終わってから、じっくり読めばいいだろう。
とりあえず、気になるところに目を通す。
よく分らなかったのが、路外逸脱抑制機能とLKAS(車線維持支援システム)との違いだ。
前者が自動で行われ、後者はスイッチを操作して作動するらしい。
「路外逸脱抑制機能:
このシステムは、フロントガラス上部に設置されたカメラによって左右の白線または黄線を検知し、方向指示器(ウィンカー)を使用せずに白線(黄線)を逸脱したことを判断したとき、作動します。」
「路外逸脱抑制スイッチを押して、システムのONとOFFを切り替えてください。」
おかしいな。
スイッチを操作しなくても作動する機能だと説明されているのにな。
まあいい。
後で、確認してみよう(追加:これは、システムの作動を「有効」にするには、初めにスイッチ操作が必要だが、作動そのものは、センサーによる情報で自動的に行われるということ)。
「システムの作動条件:
路外逸脱抑制機能は、以下の条件を満たすとき、作動します。
・車速が約60 ~100km/hで走行しているとき
・直線またはゆるやかなカーブの道路を走行しているとき
・方向指示器(ウィンカー)を使用していないとき
・ワイパーが連続で作動していないとき
・システムがアクセル、ブレーキ、ハンドルの操作の量と頻度から運転意志がないと判断したとき」
「LKAS(車線維持支援システム):
LKAS は、フロントガラス上部に設置してあるカメラによって、左右の白線(黄線)をとらえ、電動パワーステアリングの動きをアシストし、車線維持走行を補助するためのシステムです。」
「システムの作動方法:
1.MAINスイッチを押す
2.LKASスイッチを押す
3.車線の中央付近を走行する」
こちらは、明確にスイッチ操作をしないと作動しない。
「LKASシステムは、以下の条件で作動します。
・車速が約65 ~100km/hで走行しているとき
・左右に白線(黄線)が引かれている車線の中央付近を走行しているとき
・直線または半径230m以上のゆるやかなカーブの道路を走行しているとき
・ワイパーを連続で作動させていないとき
・ブレーキペダルを踏んでいないとき
・方向指示器(ウィンカー)を出していないとき」
まあ、どうでもいいんですが。
なんてったって、走るスマホのようなクルマだ。
いろいろ、仕掛けが多そうで、その習熟だけでも苦労しそうだな・・・。
浮沈子は、待つのが祭で覚えていたんだがな。
(待つ間が花)
http://kotowaza-allguide.com/ma/matsumagahana.html
「あれこれ想像に胸を躍らせて待っている間が最も良い時期で、現実になってみるとそれほどでもないということ。」
なんかなあ・・・。
あまり、いい意味には聞こえないな。
浮沈子的には、祭そのものも楽しいけれど、その準備をしたりして、心待ちにしている間も本番と同じように楽しいものだという風に解釈している。
人生賭けて(!)悩んだ挙句、選択したN-VAN。
納車までの3か月(なっが!)を楽しまないでどーする?。
早速、巷にあふれる情報をかき集める。
(ホンダ N-VAN 試乗記・新型情報)
http://www.webcg.net/list/article?maker=3&model=5b109e7577656191ba000000
ウェブCGの検索結果が出てくる。
(軽商用車戦線に異状アリ!?
「ホンダN-VAN」がもたらした“革命”)
http://www.webcg.net/articles/-/39119
「N-VANは、N-BOXをベースに開発されたことの不利を工夫して、メリットに変えている。」
坂道での発進を考えるとFFは不利だが、浮沈子の使用環境では問題ないだろう(寒い時には、ダイビングしないし)。
長尺物を積み込むこともない。
選択した動機は、楽ちんであることに尽きる。
「N-VANのCVT仕様には、車間距離を自動制御できる運転支援機能のアダプティブクルーズコントロールが搭載される。」
試乗の際は、運転席はもちろん、助手席、後席まで、走行中に座らせてもらった。
完全に、松竹梅の順になるな。
てんこ盛りの安全装置の数々(まだ、カタログをよく見ていないので細かくは分かりませんけど)が装備されていることも売りの一つだ。
・衝突軽減ブレーキ(CMBS)
・誤発進抑制機能
・歩行者事故低減ステアリング
・先行車発進お知らせ機能
・標識認識機能
・路外逸脱抑制機能
・ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)
・LKAS(車線維持支援システム)
・後方誤発進抑制機能
・オートハイビーム:浮沈子の選んだGグレードには付いてきません)
7月現在のカタログには、上記の説明が載っている。
浮沈子が欲しかったのは、ACCだけだがな。
ボディが華奢で鼻が短いワンボックスでは、衝突軽減ブレーキも欲しいところだ。
歩行者保護という点でも、安全装備は欠かせないだろう。
クルマは、いつの間にか、ドライバーが運転するのではなく、クルマ自身が周囲を認識し対応するというロボットになりつつある。
或いは、走るスマホといっていい。
ホンダは、ロボット開発でも積極的だったが、いつの間にか量産車がそうなっている。
ホンダに限らず、工業製品全てが、人間が使いやすく、人間の過ちをカバーし、安全で快適な操作性を保つ方向に向かっているようだ。
世界は、確実に進歩しているに違いない。
しかし・・・。
男の子の遊び道具としての、そして、自由の象徴である自動車としての魅力は薄れていく一方だ。
楽しいのは、納車を待つ間だけかもしれない。
低速トルクに振ったエンジンは、ぶん回しても面白くないだろうし、直進安定性重視の足回りは簡単に音を上げるだろう。
軽自動車を乗り継いだ経験がある浮沈子(550CCの時代ですが)は、プアなタイヤを擦り減らせて喜んでいたが、そういう走りは出来ない。
安全装置が介入して、いろいろに良きに計らってしまうようだ。
そういう走りを望んでいるわけじゃないし、A地点からB地点まで、安全確実に移動できるだけでいい。
楽ちんなら、なお良い。
今日は、前金の支払いに行ったついでに、ホンダセンシングの資料を貰ってきた。
ホンダのウェッブページにも掲載があり、関連でクルマの操作マニュアルも見ることが出来る。
(Honda SENSING)
https://www.honda.co.jp/hondasensing/
「いつもドライバーを見守ってくれる目には見えないパートナー、Honda SENSING。常に「ミリ波レーダー」と「単眼カメラ」で状況を認識し、ドライバーをサポート。ドライブがもっと安心に、もっとラクになります。」
(N-VANオーナーズマニュアル:HTML版)
https://www.honda.co.jp/ownersmanual/webom/jpn/n-van/2019/
かなりボリュームがありそうだが、ファンダメンタルズの講習が終わってから、じっくり読めばいいだろう。
とりあえず、気になるところに目を通す。
よく分らなかったのが、路外逸脱抑制機能とLKAS(車線維持支援システム)との違いだ。
前者が自動で行われ、後者はスイッチを操作して作動するらしい。
「路外逸脱抑制機能:
このシステムは、フロントガラス上部に設置されたカメラによって左右の白線または黄線を検知し、方向指示器(ウィンカー)を使用せずに白線(黄線)を逸脱したことを判断したとき、作動します。」
「路外逸脱抑制スイッチを押して、システムのONとOFFを切り替えてください。」
おかしいな。
スイッチを操作しなくても作動する機能だと説明されているのにな。
まあいい。
後で、確認してみよう(追加:これは、システムの作動を「有効」にするには、初めにスイッチ操作が必要だが、作動そのものは、センサーによる情報で自動的に行われるということ)。
「システムの作動条件:
路外逸脱抑制機能は、以下の条件を満たすとき、作動します。
・車速が約60 ~100km/hで走行しているとき
・直線またはゆるやかなカーブの道路を走行しているとき
・方向指示器(ウィンカー)を使用していないとき
・ワイパーが連続で作動していないとき
・システムがアクセル、ブレーキ、ハンドルの操作の量と頻度から運転意志がないと判断したとき」
「LKAS(車線維持支援システム):
LKAS は、フロントガラス上部に設置してあるカメラによって、左右の白線(黄線)をとらえ、電動パワーステアリングの動きをアシストし、車線維持走行を補助するためのシステムです。」
「システムの作動方法:
1.MAINスイッチを押す
2.LKASスイッチを押す
3.車線の中央付近を走行する」
こちらは、明確にスイッチ操作をしないと作動しない。
「LKASシステムは、以下の条件で作動します。
・車速が約65 ~100km/hで走行しているとき
・左右に白線(黄線)が引かれている車線の中央付近を走行しているとき
・直線または半径230m以上のゆるやかなカーブの道路を走行しているとき
・ワイパーを連続で作動させていないとき
・ブレーキペダルを踏んでいないとき
・方向指示器(ウィンカー)を出していないとき」
まあ、どうでもいいんですが。
なんてったって、走るスマホのようなクルマだ。
いろいろ、仕掛けが多そうで、その習熟だけでも苦労しそうだな・・・。
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