休養日に決めた2018年07月12日 13:39

休養日に決めた
休養日に決めた


一連の日程をやっとこなして、今日は休養日。

何もせず、何も考えず、何も書かない(って、書いてんじゃん!?)。

何もしない贅沢を味わうことに慣れていない。

何かをしていないと、罪悪感にすら駆られる。

奴隷の悲しい性だな。

働かざる者、食うべからず。

まあ、動かないで食ってばかりいれば、体にいいことは何もない。

昨日、フィットネスで測った体重は、今朝はしっかり元に戻っていて、脱水による体重減少の幅は2kgくらいになっていたということが明らかになった。

夏は、それだけ水分を失いやすい季節なわけだ。

気を付けよう。

さて、フィットネスをサボると決めて、リラックスしてゆるゆると身支度をしたら、そーいえばあれはどーなったと、気になることが思い出される。

(人類の宿痾(しゅくあ))
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2018/05/25/8859721

「今月、WHOは、DRC(コンゴ民主共和国)でのエボラ発生を把握した。」

あれから1か月以上、ほったらかしにしていたが、WHOはちゃんと仕事してくれていたらしく、まだ確定ではないけど(最終感染から42日間の未発生)、まあ、終息は確実なところだろう。

(Ebola virus disease – Democratic Republic of the Congo)
http://www.who.int/csr/don/06-july-2018-ebola-drc/en/

「Before the outbreak can be declared over, a period of 42 days (two incubation periods) following the last possible exposure to a confirmed case must elapse without any new confirmed cases being detected.」(アウトブレイクが宣言される前に、確認された症例に最後に曝露された後の42日間(2つのインキュベーション期間)、新たな確認された症例が検出されずに経過しなければならない。:自動翻訳のまま)

42日間というのは、最大潜伏期間の2倍だ。

なんで2倍なのかは知らないけど。

アバウトだからな。

それでいい。

安全係数というよりは、安心係数だからな。

今回のアウトブレイクは終息した(未確定)。

話は変わる。

先日のタイ洞窟救出作戦について、産経が単独取材に成功したようだ。

(極限に達した疲労と体温低下が原因 タイの少年ら救出作業に当たった死亡元隊員の分隊長証言)
https://www.sankei.com/world/news/180712/wor1807120007-n1.html

「海軍特殊部隊の隊員は11日、匿名を条件に産経新聞と単独会見」

「隊員は、洞窟の出入り口から約4キロ先の少年らが避難していた場所まで救出用空気ボンベの運搬を担当していた分隊長。救出作業中に死亡した元同部隊員のボランティア男性、サマーン・クナンさん(38)の元上司」

うーん、これで匿名性が確保されているのかどうかは、浮沈子的にはやや疑問だな。

まあいい。

「サマーンさんの死亡理由は「空気切れではない」と強調した。」

「疲労と潜水時の冷たい水による体温低下が極限に達したことが原因とみられる。」

この記事の内容が、どこまで真実かは分からない。

元上司だしな。

本人の残圧管理ミスによる事故ということになると、遺族への補償の問題とかに影響があるかも知れないしな。

事故時に現場に居合わせたわけでもないようだし(未確認)、一般論として捉えておいた方がいいかも。

映画化の話も早速出ているらしい。

真相は、益々闇の中になっていくんだろう。

昨夜は、妄想に駆られて寝つきが悪かった。

本当は、もう一人、要救助者がいて、今でも洞窟の奥に取り残されているんじゃないかという、悪魔のような妄想だ。

全員が撤退した後に、洞窟の前に1台の自転車が残っていたりするわけだな。

一体、誰のだろう?。

まあいいや、片づけちまおう・・・。

映画にするなら、こっちのストーリーの方が客が入るような気がするんだがな。

まあ、どうでもいいんですが。

搬出時の動画が公開されていて、陸上では担架に乗せられて運ばれている。

(タイ洞窟の救出劇、当局が動画を公開。少年ら13人はこうやって脱出した。)
https://www.huffingtonpost.jp/2018/07/11/thai-cave-evacuation_a_23480054/

AFPの記事では、鎮静剤を投与されて、意識朦朧とした中を搬出されたともある。

(動画:タイ洞窟、救出劇の映像初公開 少年らは「眠った」状態で搬送)
http://www.afpbb.com/articles/-/3182121?cx_part=top_category&cx_position=2

「救助隊員によると、少年らは鎮静剤を投与された状態で担架に乗せられ、曲がりくねった狭い洞窟内の通路を搬送されたという。」

「少年らは眠っているか、意識のはっきりしていない状態でダイバーからダイバーへと渡されて洞窟を通り抜けていったという。「眠っている子もいれば、ふらふらして(いるかのように)指を動かしている子もいたが、呼吸はしていた」」

まあな、パニック対策としては、これ以上の方法はないけどな。

水中くぐる時は、どうしたんだろうな。

陸上搬送だけ寝てたんなら分かるけどな。

詳細が分かるのは、映画化されてからかもな。

当局が緘口令をしいているのは、そのせいかもしれない。

救出の秘密を知るには、映画館に足を運んでもらうしかないわけだ。

何事も、商売商売・・・。

膝「落ち」腑に落ち2018年07月12日 16:17

膝「落ち」腑に落ち
膝「落ち」腑に落ち


某国営放送N社の平日午前中のラジオ放送は、藤井彩子アナウンサーと曜日替わりで登場する個性豊かなパーソナリティ(全員男!)でおなじみのバラエティ番組「すっぴん!」。

最近は、生ではなく、らじるらじるの「聞き逃し」から録音で聞いている。

春先からいろいろ変更があって、概ね10時台に「ひざウチ!ふにオチ!」というコーナーが出来た。

(ひざウチ!ふにオチ!)
http://www.nhk.or.jp/suppin/hizauchifuniochi.html

「巷で流行っていること、話題になっていること、これからブームになりそうなことなど、私たちの身の回りにある生活情報や文化情報をお届けします。」

今どきの流行などを落語家が紹介するという企画。

「タイトル通り、リスナーのみなさんに、「膝を打ってもらい」「腑に落ちてもらう」コーナーです。」

まあ、内容はともかく、ダイビングに勤しむ浮沈子は、自らの欠点である膝が落ちる癖と膝を開く癖を思い出してしまう。

膝が開くのは、フィンを開いて弥次郎兵衛の要領で左右のバランスを取ろうとするからだが、フィンを閉じていても膝だけ開く癖が残ってしまった。

もちろん、ノーグッドで、推進する時には遊泳抵抗になる。

何より、カッコ悪い(ガニ股になるし)。

膝をくっ付ける必要はないが、腰幅以下にしておくべきだ。

膝の間には、こぶし2つ程度の隙間が限界だな。

浮沈子は、平泳ぎの足の引き付けの際にも、膝が開いてしまって注意されている。

せっかくファンダメンタルズでフィンワークを練習しているので、これを機に膝を開く癖を直そうと思っている。

もう一つは、膝が落ちてしまう癖だな。

腑に落ちるのはいいんだが、膝が落ちるのはまずい(膝は打つもんだし)。

前後のバランスが悪く、下半身を下げたい時に、胸を張って上半身を起こすのではなく、膝だけ落としてバランスを取ろうとしている。

アウェアネスとも関連するが、頭を起こしていれば、ある程度矯正されるのではないかと考えている。

前後のトリムが取れている時には、たぶん落ちない。

もう一つは、膝の曲がりが大きいこと。

90度以上に曲げていることが多い。

推奨される角度は45度(サイドマウントでは、もっと浅い)。

この位置にキープできれば、下半身のトリムも適正になると思うんだがな。

國富で、少し練習しておこうかな。

水底に近いところでトリムを取る練習をするときに、膝をちょこっと落として水底に触れるかどうかでトリムチェックするというノウハウがあるらしい。

もちろん、初めから膝が落ちているのは論外で、ちゃんとしたフォームが取れている状態で、チェックのために一瞬ひざを落とすだけ。

浮沈子の場合は、胸を張ろうとすると腹が出て(!)、余計に膝が曲がるという悪循環に陥る。

股関節の(前後の)可動域に問題があるのかもしれない(未確認)。

日常生活で、足を後ろに持っていく動作は、殆どないからな。

太ももは、常に前側にしか曲げない。

ひざを落とさずに、ホリゾンタルトリムを決めるのには、意外に苦労するかもしれない。

首を起こし、猫背にならないように胸を張り、足を揃えて伸ばす。

足を伸ばすことで、膝の落ちも改善される方向に動くだろう。

空気の800倍の水の抵抗を相手に、ケンカを吹っかけても無駄だ。

物理の神様のご加護を得るには、ストリームラインという賽銭を払わなければならない。

ジジイの身体で払うのは大変だがな。

少し、オマケして欲しいんだがな・・・。

洞窟潜水でのレスキュー2018年07月12日 20:19

洞窟潜水でのレスキュー
洞窟潜水でのレスキュー


トレーニングダイブの昼休みにギデオンさんのビデオを見て、2本目の最後にはインストラクターにデモンストレーションをやっていただく。

ダブルタンクでのレスキューのお勉強。

実際にトレーニングするのは、次回以降になるけど、参考になった。

つーか、これが出来るようにならなければならない。

オープンウォーターとの違いは、器材のほかに水平移動があるということ。

当然、ストリームラインを維持して行うことになる。

救助者も、被救助者も同じだ。

浮力のコントロールを、被救助者側の浮力体で行うところとかは共通だな。

救助者のボトムタイマーを、見やすい角度に直しておくところなど芸が細かい。

水平に曳航する距離は、実際の洞窟潜水の場合はかなり長いわけだからな。

深度だけでなく、時間の確認も重要だ。

右手は、被救助者のレギュレーターの保持に塞がっていて、放して見ることはできないしな。

左手は、パワーインフレーターとダンプバルブの操作になる。

操作していない時は、ウイングを持っていて、救助者側のフィンキックの推力を、被救助者側に伝える役目を果たしていたようだった(未確認)。

浮沈子が見ている時には、水平の曳航だけでカットになり、浮上手順については、浮沈子が被救助者になった時に行ったようだ。

最後は、被救助者を仰向けにして浮力確保しておしまい。

なんかなあ、どっちの役回りも、実際の時にはなりなくない気分だな。

トレーニングだけにしておきたいものだ。

こういう時には、同じ器材を使っているメリットは計り知れない。

どの辺に何があって、どういう風に操作すればいいかは全て分かっている。

同じメーカーの同じ機種なら、どのくらいの感じで給気、排気が行われるかの見当もつく。

もちろん、浮かせたりするのは救助者と被救助者の2人分だから、普段とは勝手が違う。

しかし、器材が同じなら、戸惑うことはないだろうし、調整のノウハウをトレーニングで培うことも容易だろう。

リスクの高い洞窟潜水から生まれた、GUEの安全管理の思想が如実に現れている。

水平移動の際のストリームラインの維持には、何かノウハウがあるのかもしれない(未確認)。

ビデオやデモを見た限りでは、ヘッドアップして下半身がダラッとしていても、浮沈子より余程遊泳抵抗が少なそうに見える。

元々が、そういう器材構成なんだろう。

(Toxing Diver rescue:動画出ます。)
https://www.youtube.com/watch?v=Yh2pnFlvEoU

この動画では、初めに酸素中毒の痙攣を起こしていたり(名演技ですなあ)、レギュレーターを交換したりしているけど、引き上げの手順的には同じだ。

プライマリーライトを収納していないなど、細かい違いはある。

(Bringing Unconscious Diver To Surface (exercise):動画出ます。)
https://www.youtube.com/watch?v=Q8UjpsqsLD4

やや見づらいが、同じ様な感じのレスキュー手順。

水面に上げる時のやり方は、映像ではバク転だが、浮沈子が被救助者役の時には、うつ伏せから横反転だった(たぶん)。

浮力のコントロールは参考になる。

うーん、これは新境地だな。

夢に出てきそうな気がする。

基本は、救助者の浮力をゼロにして、被救助者の浮力をコントロールして、その上に救助者が乗っかって上がってくるということだ。

できるだろうか?。

やらなくてはならない。

そのためには、自分の浮力コントロールは完璧にできないとな。

あと1か月半しかないしな・・・。

トリトン見っけ!2018年07月12日 23:30

トリトン見っけ!
トリトン見っけ!


CCRフリークである浮沈子の目から逃れることはできない。

タイ海軍が公開した動画の中に、一瞬だけ映っていた水色の蛇腹ホースを見逃すわけはないだろう?。

(タイ洞窟の救出劇、当局が動画を公開。少年ら13人はこうやって脱出した。)
https://www.huffingtonpost.jp/2018/07/11/thai-cave-evacuation_a_23480054/

リンクが張られている動画の初めのところ(残り時間4分48秒辺り)で、そのシーンが出てくる。

蛇腹ホースだからな。

しかも、水色・・・。

フロントマウントのような感じだ。

どっかで見たような気がする・・・。

(トリトン)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2017/06/24/8603679

「タイに行くと習うことが出来るらしい」

世界はどこかでつながっているのだ。

約1年前に、このブログでも取り上げている。

フランス製のmCCRというやつだ。

記事にして以来、全くフォローしていない。

映像を見る限りだが、左サイドに1本ディリュエントタンク(80キュービックフィート?:たぶんエア)だけ付けている感じだ。

酸素は本体ユニットの下に付いているんだろう。

隘路では、本体を前に放り出して通過しているのかもしれない。

このタイプなら、そういう使い方も想定されているだろう。

昔、サンクタムという映画では、センチネル(デカいです!)を前に放り出して、隘路でゴリゴリ擦って蛇腹ホースをぶち切ってしまうという大技を出してたけどな。

(サンクタム)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%A0

「2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震を受け、4月15日に予定されていた公開は延期された」

まあ、どうでもいいんですが。

洞窟で天地が狭いとなると、キッスのサイドキックくらいしか適用がないと思ってたんだが、この手があったか・・・。

オープンサーキットとサイドマウントばっかしの今回の救助活動の中、機械式とはいえ、CCRが登場して、一矢報いてくれた気がする(そういうことかあ?)。

まあいい。

実際の運用で、どの程度の適応性があったかどうかは分からない。

水深が極端に浅く、潜水時間が長大になるような特殊な環境だ。

メンテナンス性や、ダイビング環境を考えると、軍隊が大量にハンドリングできる呼吸ガスに頼った方がいいような気もするしな。

酸素の親瓶が山積みになっていたから、そっちは充分あったにしても、ソフノライムとか予備の酸素センサーとか、なんだかんだと物入りだからな。

組織的に動くには向かないかもしれない。

本当かどうか知らないけど、器材の宣伝をするために持ち込まれたものもあると聞いた。

まあ、最終段階では、そういうのは弾かれていったに違いないが、トリトンは生き残ったわけだ。

映像の初めのところでは、2本差しのサイドマウントが登場している。

ぱっと見だが、タンクのバルブ側の取り付けは、いわゆるリングバンジーのような感じだ(画像が不鮮明なので、断言はできませんが)。

最近は、バンジー回して引っ掛けるのと、人気を二分しているらしい。

(つじつま合わせの700m、そして・・・:画像のみ参照)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2018/05/25/8859662

また、ハッキリとは分からないけど、バルブはヨークみたいな感じで、アダプター付けてるようにも見える(ヨーク専用品かも)。

洞窟潜水ではありえない選択だが、贅沢は言っていられないのかもしれない。

専門のダイバーが見れば、他にもいろいろ気付く点がありそうだ。

とりあえずは、トリトン見っけということで、いいことにしよう・・・。