三度目の正直或いは二度あることは三度ある ― 2018年12月03日 09:22
三度目の正直或いは二度あることは三度ある
久々のファルコン9ネタだ。
(Spaceflight SSO-A: SmallSat Express Mission)
https://www.spacex.com/sites/spacex/files/ssoa_press_kit.pdf
「Spaceflight SSO-Aの一環として、34団体から合計64の宇宙船が発射される」(自動翻訳のまま:以下同じ)
「ミッションには、大学、新興企業、中学校などの商業および政府機関からの15マイクロ秒と49キューブが含まれています。」
打ち上げ自体は何ということはない。
(SpaceX Falcon 9 realigns to Monday launch of SSO-A multi-sat mission)
https://www.nasaspaceflight.com/2018/12/spacex-falcon-9-sso-multi-sat-launch/
「すでに2回飛行しているブースターを使用」
「ケネディ宇宙センターからのBangabandhu 1通信衛星の打ち上げのために5月に初めて使用されたコア1046で、8月にケープカナベラルからTelkom 4宇宙船で再び飛行」
同一の第一段目を、3回使用するのは初めてということになる。
ブロック4までは、あくまで再使用試験ということだったが、ブロック5は再使用を前提として作られ、コスト的にも引き合うように設計されているはずだ。
アナウンスによれば、オーバーホールなしに10回の飛行が可能とされている。
大規模なメンテナンスを施せば、100回だっていけると言われている。
3回目などというのは、ほんの序の口・・・。
しかし、まあ、何といっても初めての3回目ということになれば、いやでも期待は高まる!。
また、ド派手にやってくれるのではないか・・・。
しかしなあ、ブロック5は、有人飛行にも使用される予定のロケットだからな。
信頼性の高い設計になっているはずだし、再使用ということになれば、耐久性なども使い捨てとは比較にならない基準に基づいているはずだ。
そうそう簡単にドカンといってもらっては困る。
今回のペイロードの顧客は多岐に渡っているようだが、取りまとめの会社は大変だろうな(元々は71機だったようです)。
まあ、それが仕事ですが。
ファルコンシリーズということでは、今回の打ち上げは今年19回目となり、過去最多ということでもある。
1段目の回収は、ファルコンヘビーのコアステージを除いて、全て成功している。
まあ、あれは試験飛行だからな。
仕方ない。
回収の成功が当たり前となり、次回のような未回収での打ち上げや、失敗の方がニュースになるなどというのは、数年前には信じられなかった。
21世紀的状況だな。
非日常が日常になり、日常が非日常になる。
あらためて振り返ることで、ようやく変化に気付くありさまだ。
やれやれ・・・。
誤解を招くといけないので書いておくが、浮沈子は失敗すればいいなどとは毛頭考えていない(ホントかあ?)。
打ち上げロケットの3度目の使用というのは史上初ということになり、その成功を期待して注目しているだけだ。
乗り越えるべき課題がクリアされたのかどうか、再使用ロケット(今のところ、1段目だけですが)が、本当に技術的に安定したものになったのかどうかに関心を寄せている。
それは、宇宙空間へのアクセスが大きく変化し、新たなパラダイムへと移行するキーテクノロジーだからだ。
スペースシャトルが果たすはずだった夢。
日常的な宇宙へのアクセス。
一度は潰えたその夢を、明日の打ち上げが担っている。
じゃあ、なんで、ド派手とか、ドカンとか、期待とかいってるんだあ?。
まあいい。
小型衛星とかキューブサットも時代を映す鏡だな。
莫大なコストを掛けて作成し、何年も稼働することを前提とした衛星ではなく、低コストかつ短期間の運用で済ませる。
そういう需要を満たす衛星が作られるようになった。
以前は、大型衛星の打ち上げの余剰能力を使っていたこれらの小規模衛星の打ち上げが、まるまる1機の大型ロケットを占有して打ち上げられるようになってきたということも新しい潮流だ。
再使用ロケットと小型衛星群。
2つの今風の流れが合流するという点でも、注目の打ち上げということになる。
延期に延期を重ねた打ち上げは、明日の早朝(つーか真夜中)3時半頃だ。
歴史は夜作られる・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
今回の第一段目は、もちろんドローン船 “Just Read the Instructions”によって回収される。
フェアリングの回収が行われることになるのか、2段目の回収に向けて、何らかのイベントがあるのかについては報じられていない(たぶん)。
回収された1段目は、点検の後、4回目の使用に供されるんだろう(未確認)。
もちろん、衛星打ち上げロケットでなければ、もっと多くの再使用をしている実績はあるが、それらは既に引退しているし、現在運用中の弾道軌道ロケットもない。
人類がまだ目にしたことがない、打ち上げロケットの3度目の使用。
再使用ロケットというコンセプトが、絵に描いた餅に過ぎないのか、本物の実用品なのかを見極めるうえでも注目に値する。
異なる期待が交錯する(やっぱ、ドカンを期待してる?)。
夜中だからな。
録画でいいや・・・。
久々のファルコン9ネタだ。
(Spaceflight SSO-A: SmallSat Express Mission)
https://www.spacex.com/sites/spacex/files/ssoa_press_kit.pdf
「Spaceflight SSO-Aの一環として、34団体から合計64の宇宙船が発射される」(自動翻訳のまま:以下同じ)
「ミッションには、大学、新興企業、中学校などの商業および政府機関からの15マイクロ秒と49キューブが含まれています。」
打ち上げ自体は何ということはない。
(SpaceX Falcon 9 realigns to Monday launch of SSO-A multi-sat mission)
https://www.nasaspaceflight.com/2018/12/spacex-falcon-9-sso-multi-sat-launch/
「すでに2回飛行しているブースターを使用」
「ケネディ宇宙センターからのBangabandhu 1通信衛星の打ち上げのために5月に初めて使用されたコア1046で、8月にケープカナベラルからTelkom 4宇宙船で再び飛行」
同一の第一段目を、3回使用するのは初めてということになる。
ブロック4までは、あくまで再使用試験ということだったが、ブロック5は再使用を前提として作られ、コスト的にも引き合うように設計されているはずだ。
アナウンスによれば、オーバーホールなしに10回の飛行が可能とされている。
大規模なメンテナンスを施せば、100回だっていけると言われている。
3回目などというのは、ほんの序の口・・・。
しかし、まあ、何といっても初めての3回目ということになれば、いやでも期待は高まる!。
また、ド派手にやってくれるのではないか・・・。
しかしなあ、ブロック5は、有人飛行にも使用される予定のロケットだからな。
信頼性の高い設計になっているはずだし、再使用ということになれば、耐久性なども使い捨てとは比較にならない基準に基づいているはずだ。
そうそう簡単にドカンといってもらっては困る。
今回のペイロードの顧客は多岐に渡っているようだが、取りまとめの会社は大変だろうな(元々は71機だったようです)。
まあ、それが仕事ですが。
ファルコンシリーズということでは、今回の打ち上げは今年19回目となり、過去最多ということでもある。
1段目の回収は、ファルコンヘビーのコアステージを除いて、全て成功している。
まあ、あれは試験飛行だからな。
仕方ない。
回収の成功が当たり前となり、次回のような未回収での打ち上げや、失敗の方がニュースになるなどというのは、数年前には信じられなかった。
21世紀的状況だな。
非日常が日常になり、日常が非日常になる。
あらためて振り返ることで、ようやく変化に気付くありさまだ。
やれやれ・・・。
誤解を招くといけないので書いておくが、浮沈子は失敗すればいいなどとは毛頭考えていない(ホントかあ?)。
打ち上げロケットの3度目の使用というのは史上初ということになり、その成功を期待して注目しているだけだ。
乗り越えるべき課題がクリアされたのかどうか、再使用ロケット(今のところ、1段目だけですが)が、本当に技術的に安定したものになったのかどうかに関心を寄せている。
それは、宇宙空間へのアクセスが大きく変化し、新たなパラダイムへと移行するキーテクノロジーだからだ。
スペースシャトルが果たすはずだった夢。
日常的な宇宙へのアクセス。
一度は潰えたその夢を、明日の打ち上げが担っている。
じゃあ、なんで、ド派手とか、ドカンとか、期待とかいってるんだあ?。
まあいい。
小型衛星とかキューブサットも時代を映す鏡だな。
莫大なコストを掛けて作成し、何年も稼働することを前提とした衛星ではなく、低コストかつ短期間の運用で済ませる。
そういう需要を満たす衛星が作られるようになった。
以前は、大型衛星の打ち上げの余剰能力を使っていたこれらの小規模衛星の打ち上げが、まるまる1機の大型ロケットを占有して打ち上げられるようになってきたということも新しい潮流だ。
再使用ロケットと小型衛星群。
2つの今風の流れが合流するという点でも、注目の打ち上げということになる。
延期に延期を重ねた打ち上げは、明日の早朝(つーか真夜中)3時半頃だ。
歴史は夜作られる・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
今回の第一段目は、もちろんドローン船 “Just Read the Instructions”によって回収される。
フェアリングの回収が行われることになるのか、2段目の回収に向けて、何らかのイベントがあるのかについては報じられていない(たぶん)。
回収された1段目は、点検の後、4回目の使用に供されるんだろう(未確認)。
もちろん、衛星打ち上げロケットでなければ、もっと多くの再使用をしている実績はあるが、それらは既に引退しているし、現在運用中の弾道軌道ロケットもない。
人類がまだ目にしたことがない、打ち上げロケットの3度目の使用。
再使用ロケットというコンセプトが、絵に描いた餅に過ぎないのか、本物の実用品なのかを見極めるうえでも注目に値する。
異なる期待が交錯する(やっぱ、ドカンを期待してる?)。
夜中だからな。
録画でいいや・・・。
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