1段目の回収に失敗!2018年12月06日 03:45

1段目の回収に失敗!
1段目の回収に失敗!


久しぶりに生中継で見てたんだが、どうも1段目の回収に失敗したらしい。

(Grid fin hydraulic pump stalled, so Falcon landed just out to sea. Appears to be undamaged & is transmitting data. Recovery ship dispatched.)
https://twitter.com/elonmusk/status/1070386062164283392

「グリッドフィンの油圧ポンプがストールしたので、ファルコンはちょうど海に上陸しました。 損傷していないと思われ、データを送信しています。 復興船が派遣されました。」(自動翻訳のまま)

エントリーバーンまではスムーズに進行してたんだが、その後映像は途中で途切れ、最後は回転を始めていたので、納得がいく説明だな。

もちろん、ドラゴン輸送船は無事に切り離され、ネズ公共々ISSに向かって飛行中だ。

1段目が、地上に激突しないで良かったな。

地元の反発とかあるとまずいからな。

陸上への着陸で失敗したのは、記憶の限りでは初めてのはずだ。

(CRS-16 DRAGON RESUPPLY MISSION )
https://www.spacex.com/sites/spacex/files/crs16_press_kit_12_4.pdf

Hour/Min/Sec Events
- 00:38:00 SpaceX Launch Director verifies go for propellant load
- 00:35:00 RP-1 (rocket grade kerosene) loading underway
- 00:35:00 1st stage LOX (liquid oxygen) loading underway
- 00:16:00 2nd stage LOX loading underway
- 00:07:00 Falcon 9 begins engine chill prior to launch
- 00:01:00 Command flight computer to begin final prelaunch checks
- 00:01:00 Propellant tank pressurization to flight pressure begins
- 00:00:45 SpaceX Launch Director verifies go for launch
- 00:00:03 Engine controller commands engine ignition sequence to start
- 00:00:00 Falcon 9 liftoff
Hour/Min/Sec Events
- 00:00:58 Max Q (moment of peak mechanical stress on the rocket)
- 00:02:23 1st stage main engine cutoff (MECO)
- 00:02:26 1st and 2nd stages separate
- 00:02:33 2nd stage engine starts
- 00:02:39 1st stage boostback burn begins
- 00:06:35 1st stage entry burn begins
- 00:08:17 1st stage landing
- 00:08:51 2nd stage engine cutoff (SECO)
- 00:09:51 Dragon separates from 2nd stage
- 00:11:00 Dragon’s solar arrays deploy
- 02:20:00 Dragon’s Guidance, Navigation and Control bay door opens

上手の手から水が漏る・・・。

こういうのを、生で見られたというのは有難い。

早起きは、三文の徳・・・。

氷雨降る朝2018年12月06日 13:41

氷雨降る朝


昨日はフィットネスが休みの日(基本的に5日と20日)で、部屋で妄想に駆られながら過ごす。

ブログを書いたり、そのネタを探したり。

いずもの空母化の話とかも調べたりしてるんだが、よく分からない。

ヘリ搭載艦としてデビューした時から、固定翼機の発着艦が可能なように改修する前提だったようだ。

記憶では、中国海軍はそこんとこ見透かしてたからな。

まあ、どうでもいいんですが。

いわゆる軽空母を多目的に運用するというのは、最近の流行のようだ。

米軍も、強襲揚陸艦にF35Bしこたま積んで、空母みたいに艦隊組んで運用しているようだしな。

小さな国家の3つや4つは、簡単に屠ることが出来る正規空母艦隊(空母打撃軍)を送る程のことはない地域紛争なら、それで十分だ。

我が国の空母(多用途運用護衛艦でも何でもいいんですが)を、そういうふうに攻撃兵器として運用することは可能なんだろうか?。

例えば、イージス艦とかと艦隊組ませて、潜水艦も従えて、南シナ海とかに出張って行って示威行動するとか。

公海上であれ、発着艦訓練したりしたら、スッゲー圧力になるだろうな。

南シナ海は、かつては我が国の領海(?)だったしな。

敗戦して、その領有権は取り上げられたけれど、近隣諸国はそのことを鮮明に覚えているだろうしな。

インド洋とかにも出張っていくかもしれない。

南太平洋だって、オーストラリアや南の島の国家群と一緒に訓練したり。

西太平洋から南太平洋、インド洋に渡って神出鬼没。

最低でも4隻くらい持たないと、そういう運用は難しいだろうな。

1隻はメンテしながら、残りの3隻で回す。

いずもは、その最初の艦だ。

他の3隻は今後新造する。

ひょっとしたら、原子力空母になる可能性もあるかも(!)。

この先、西太平洋地域での米軍のプレゼンスが低下していく中で、その穴を埋めるのは韓国とか台湾ではない。

オーストラリアとかフィリピンでもないだろう。

我が国が担わないでどーする!?。

まあ、金がいくらあっても足りないだろうし、その見返りに何が期待できるかということもある。

南の島でヤシの実貰って来たりしても仕方ないしな。

石油はロシアからもらえるし、北朝鮮からは鉱物資源が入ってくるし、中国とは上手に付き合って、市場をシェアしていければいい(そう上手くいくかあ?)。

うーん、あんまりメリットはないような気もするけどな。

しかし、広大な排他的経済水域を守るためには、海上での実力を維持し続けることは必要だ。

向こう100年くらいは、海軍力が物を言う時代が続くだろうしな。

今や宇宙時代で、空軍だけではなく、陸軍を初め、艦船の運用や兵器の展開にも衛星支援は欠かせない。

リアルタイムで処理され、統合された衛星情報なくして高度な兵器の運用はできない。

まあ、それでもしばらくは、人間の操縦とか操艦が必要になるだろうけどな。

そのうち、みーんな自動化されて、人間はスイッチ押すこともなくなるに違いない。

その間100年をどう凌ぐか。

どれだけ立派な船を作っても、やがては鉄くずになる。

素材としての寿命は、浮かんでいる時に比べればはるかに長い。

その短い寿命の間に、我々の幸福を増進してくれるのか。

鍋窯よりも役に立たなければ、作る意味はない。

今朝は冷たい雨が降る肌寒い陽気になった。

つい数日前は、記録的な高温で、東京地方も23度以上になったのに、今日は夜が明けてからは10度に届かない。

やれやれ・・・。

本日未明、米軍機(F/A-18D)が夜間空中給油訓練中にドジって、給油機(KC-130)もろとも高知県沖に墜落したらしい。

米軍は通常訓練中とかいってるが、ホントかどうかは分からない。

来るべき対中国戦に備えて、練度を上げるべく無理してる可能性もある。

戦闘機を夜間空中給油するという運用は、どう考えても通常の事態じゃないからな。

沖縄では、オスプレイが似たようなことして落ちてるしな。

何を企んでるんだか・・・。

我が国の自衛隊は、侵略的戦闘行為は行わないので、攻撃用航空機への空中給油とか危ないことはしない(たぶん)。

燃料少なめ、爆弾とか目一杯積んで離陸して、空中に上がってから燃料貰うようにするという運用もあるが、そんなことする必要はない。

長時間の哨戒飛行のために、空中給油を受け続けて粘る必要もない。

そのためのスクランブルだ。

まあ、詳しくは知りませんが。

我が国は戦後、侵略的兵器を持たず、物理的な能力がないことで、平和国家としての地位を築いてきた。

平和憲法を国是として、やられてもやり返しません(やり返せません?)という、ワケワカな戦略を貫いてきた。

これからは、やろうとおもえばそこそこの戦争は出来る実力を備え、国内法も整備して、戦時下の統制が効くような体制に持っていこうとしている(たぶん)。

他国に武力で侵略する意図はともかく、その気になれば相当程度のことが出来る体勢の整備に、本格的に取り組み始めた。

その背景には米軍の撤退がある。

日本をどうするかを米国が決めていた時代が過ぎ、我々が決めなければならない時代になった。

いつでもICBMに作り替えられる固体燃料ロケットや再突入体(はやぶさのカプセルですな)を作る技術を持ち、軍事衛星を自前で打ち上げ、最新鋭ステルス戦闘機を配備し、それを搭載して大洋を遊弋する空母をイージス艦や潜水艦と共に運用する。

そのうち、沖縄の米軍基地をそっくり自衛隊が肩代わりするかもしれない。

どころか、グアムくらいまでは、自衛隊と米軍が共同で使用することになる可能性もある。

米軍プロパーなのは、ハワイまでだな。

米軍が世界中に拠点を持ち、前方展開していた時代は終わる。

西太平洋の地域紛争に対する抑止力は、我が国が担うことになる。

広大な南洋を見据えれば、空母の10隻くらい所有するのが当然ともいえる。

それはそれでいい。

最大の問題は、その新たな戦力を管理し、有効に運用し、願わくば実戦に陥らないように活用する能力を、我が国が欠いていることだろうな。

空母や戦車、ステルス戦闘機と違って、そういう能力は目に見えない(まあ、ステルス戦闘機もレーダーには映りにくいですが)。

国家のマネジメント能力が、今ほど問われている時はない・・・。

それとも、今までのように、ママのスカートに隠れて、都合のいい時だけ出ていくことを繰り返すんだろうか?。

そういう根性なら、空母やステルス戦闘機など必要あるまい?。

100年の間、地域の安全保障に責任を持ち、義務を果たしていく覚悟がなければ、そんな危険なオモチャを持たせるわけにはいかないだろう。

どうするかは、我々が決めるしかないのだ・・・。