🐼ダブルタンクにデコ2本:エキジット後の砂利山登山に失敗:身も心も傷だらけ?2021年09月27日 17:16

ダブルタンクにデコ2本:エキジット後の砂利山登山に失敗:身も心も傷だらけ?
ダブルタンクにデコ2本:エキジット後の砂利山登山に失敗:身も心も傷だらけ?


P社のテック50講習に向けて、事前に実技の予習。

竹内軍曹が手ぐすね引いて待ち構えるブートキャンプに突入した(といっても日帰りですが)。

朝4時起きして、熱海回りで8時頃着く。

器材の準備、デコタンクのハンドリングの説明(陸上でプレート背負って、座りながら脇にタンクを置いて行う)。

1本目のタンク、ゲージ、2本目のタンク付ける配置が良く分らず・・・。

特に左腰のDリング辺りが、悲惨なことになりそうな予感満載のまま、とりあえず1本目エントリー。

設えは、ダブルタンク(アルミ)、バーウエイト2kg、ステンレスプレート、ジェットフィン、デカいSMB、5mmウエット、フードベスト(2.5mm)。

そして、生まれて初めて持つデコタン2本(40キュービックフィートですが)。

サイドマウントで、4本持ちしたことはあったけど、水没しないようにたまにバルブを開け閉めしてやるだけだったからな。

実際に、タンクチェンジしてそこから吸うのは初ということになる。

また、ダブルタンクで2本持って入るのも初めてだ。

そもそもエントリーできるのかあ?。

まあ、そっちの方は何とかなって、水中でタンクをつけるところまでは良かった。

トリムやバランスも、それ程悲惨な感じではない(本人がそう思っているだけじゃね?)。

エントリー後の最初のチェックということで、1本目の残圧をタンクゲージで確認し、2本目を前に持ってきて同じくゲージを確認。

さて、元へ戻そうとして、案の定、Dリングのどこへつけるかが分からなくなった。

ランドドリルでは、確かバックガスのゲージが真ん中に来るはずだったんだがな・・・。

ゲージはどれ?。

1本目のスナップリングは何処?。

私は誰?(殆ど、パニック状態!)。

テキトーに付けたら、偶然正解だったようで、とりあえず潜降してゴロタ下に辿り着く。

しかし、そこから先は訳も分からず、手順も分からず、Dリングのどこに何が付いているかも分からず、訳が分からないまま、とりあえずデコタン2本持って潜ったというだけでエキジットになる。

うーん、こんなことで大丈夫なんだろうか???。

それでも、タンク2本を付けるべきところに付けて潜ることはできた(潜水時間71分、最大水深10.0m)。

十分だ(自己採点は100点満点!:もちろん、大甘・・・)。

昼飯に大瀬館の大盛カツカレー(知る人ぞ知る、駿河湾と富士山かと思う程の盛りの良さ:カツはどこだあ?)爆食の後、2本目にチャレンジ。

昼休みの間に、いろいろ1本目の反省点を確認し、タンクとゲージとの関係、操作をしやすくするコツ、注意点(スナップリングの輪っかに付けないように!)などをレクチャーしてもらう。

とにかく、今回の目標はタンクのハンドリングだから、その他無数の注意点は、全部宿題にする。

もう、同時に多数の目標はこなせないからな。

そのために、予習をお願いしている。

で、2本目は、1本目の課題を練習しながら、あっちをうろうろ、こっちをうろうろで、止まれとか泳げとか、沈めとか浮けとか指示されながら、デコタン2本持ちのスイムに慣れる。

泳ぎながら、タンクを振ったり、付け替えたりを繰り返す。

ゲージの戻し方も、コツが掴めると混乱しない。

苦手のフロートアップでジタバタした後、タンクチェンジのため浅場に移動(テック初心者なので、ボトムがないと危険)。

バックガスを残圧30まで吸って(良い子はマネしないでね。浅いところでの浮力(トリム、バランス含む)の確認のために、わざとやっています)、ナイトロックス(1本目:これは本物)にチェンジ。

フロート持ったままという制約が加わるだけで、1本目にはできていた操作がハチャメチャ!。

やれやれ・・・。

見かねた軍曹から、フロートを手放して両手で正確に行うように指示される始末。

まあいい。

6mで酸素(2本目:ダミーのエア)に交換。

更に、練習と実際の窒素抜きを兼ねて、ナイトロックスに再交換。

3mに上がって、延々と時間を潰す(実際には数分間)。

浅いところで、フロートの浮力を感じながら長時間の減圧をするイメージを養う(そういうことかあ?)。

ガスをほとんど吸い切った状態での浮力を、浅場の2m位のところでチェックする。

まあまあかな。

で、無事にエキジット。

2時間近いダイビングは終わった(大盛カツカレーは何処へ?)。

水から上がる際、1本目は、両手にタンクとフィンを片方ずつ持って、杖代わりにしながら波打ち際の砂利山を登れたんだが、2本目は、打ち上げたフロートを畳んでタンクに付けていたら、それを踏んでしまって転倒し、膝立ち状態になった。

ダブルタンクで、膝立ちから立ち上がると、あちこち(の筋肉や関節が)大変なことになりそうだったので、そのままズルズルと四つん這いのまま後退し(トホホな格好)、足から水中へ再度進水(念のため、ネックレギ咥えて)。

無事に浮力を得たところで立ち上がり、再度山登りして事なきを得た(やれやれ・・・)。

片付けながら手を見ると、あちこち切れていて、傷だらけだな(治療の必要もないほどの擦り傷ですが:心の傷の方が深いかあ?)。

細かいところはいろいろご指導を受けたが、浮沈子的には満足のいく出来で、後々、きちんと整理しておく必要はあるが、手順的にも納得がいった。

経験値を上げながら、手順を確実にし、操作をスムーズに行えるように練習あるのみ。

プラクティス、プラクティス、プラクティス・・・。

・・・ばかりだと、何のためのレジャーダイビングだか分からないので、ファンダイブを数多く潜ることを推奨される。

その中で、新たな発見や疑問が生じ、自分のダイビングを充実させるきっかけにもなる。

もっと潜れ、と・・・。

ボロボロになった心の傷を癒すには、いい薬だな。

テック50の日程も決まり、緊急事態宣言も解除されるから、来月は潜りまくることにする(あんま、関係ないんじゃね?)。

久々のロングダイブで疲れていたけど、無事に東京に帰ることが出来た。

ダイビングの目的は、無事に帰ってくることだからな(ビミョーに違うような気も)。

今日は午前中、浮世の雑事で動き回っている時に足をすりむいてしまって、これ幸いとフィットネスはサボリ。

おまけに、明日は定休日で、浮沈子的には久々の連休となった(今回は越境フィットネスは無し?)。

身も心も傷だらけというわけで、今日は爆食(そういえば、昨日も大盛カツカレー:メチャクチャカロリー高そう)。

病気やけがは食って治す。

食えなくなったらどーする!?。

その時は、一巻の終わりだろう。

人生最期にダイエット成功かあ?。

こればっかりは、終わり良ければ全てよしとは言えないような気も・・・。