ワンポイント ― 2013年08月12日 01:18
ワンポイント
今回のプールトレーニングで明らかになった、いくつかの件に関して、備忘のために書いておくことにする。
なにしろ、サイドマウントインスピレーションは、世界初なので、いろいろなことが起こるのだ!。
昨日(といっても、既に一昨日だが)、3か月ぶりのプールダイビングとなった。
サイドマウントにしたインスピ(イントラのヘッドセット。浮沈子のヤツは、まだ、英国本社で修理中・・・)は、あっけなく起動し、多少左右のバランスを調整してやれば、極めて快適なダイビングを堪能できる。
イントラが持ってきた酸素タンクが、2リットルのエボリューションのやつで、50バールしか入っていなかったので、完全に吸いきってしまった。
そこで、西伊豆某所にある某テクニカルダイビングセンターに500Eを飛ばして酸素を充填しに行く。
ダイビングの直後の高所移動になるのだが、熱海からホニャララトンネルを抜けていくと、それほど高度を上げなくても西伊豆方面に抜けられる。
前に、逆方向からイントラを乗せて移動したことがあるのだが、曲がるところを覚えていないので、もう一度行ってみろと言われても、自信がない。
カーナビを頼りに、前回走った道をなぞっていくしかない。
で、注文していたKHK刻印付き、メイドインジャパンの酸素タンクが届いていたので、引き取ってくる。
もちろん、酸素をパツンパツンに充填して。
酸素を加圧して充填するには、仕掛けが必要らしい。
(エア駆動昇圧機器)
http://www.sunnyltd.co.jp/product/compresor/01.html
(Air and Hydraulic Driven Gas Boosters)
http://www.haskel.com/corp/details/0,,CLI1_DIV139_ETI9787,00.html
いろいろな仕掛けがあるんですなあ!(しばし、感心)。
取って返して、翌日は、その新しい酸素シリンダーをつけて潜ってみる。
酸素はたっぷりあるのだが、問題が生じた。
酸素センサーに水滴がついてしまって、異常値を示す。ダイビングが継続できなくなる。
原因は、明らかに、本体の傾きによる水滴の付着である。
これは、インスピシリーズの弱点の一つと言われており、今回、サイドマウントにするときに、十分検討していなかった点でもある(まあ、なんとかなるだろさ!)。
その欠点が、酸素シリンダーを新しくして、重量バランスが変わったことで表面化したわけだ。
どうやら、バルブの重さの関係で、頭下がりになり、水滴が、ツツツーッとたれて、ピチョ!っと、センサーに付いてしまったらしい。
サイドマウントの宿命のようなものなのだが、この対策は、メーカーに上申するしかないのではないか。
想定の範囲外の改造なので、マトモに取り合ってもらえないか、いきなり、保証を取り消されるか・・・。
少なくとも、センサー取り付け部分が、上に来るように、三角お結びの頂点の位置を考えて固定しなければならない。
これは、次回の宿題である。
ディリュエントのシリンダーが届いたら、いよいよ、この2つを本体の後部に取り付ける算段をしなくてはならない。
このコンフィギュレーションでは、絶対的に後ろが下がるので、センサーの水滴被害は、ケースの取り付け方(向き?)だけ考えておけば問題にはならないだろう。
バルブが回せなくなるという、致命的な欠点を、どう克服するか。
それとも・・・(まだ、秘密です!)。
ストリームラインに機材を収め、サイドマウントのメリットを最大限に引き出しつつ、正常なCCRの機能を発揮させるというのは、なかなか大変なのだ。
先が見えてきたとはいえ、ここからが正念場ともいえる。
少し、ホームセンターへ通って、今検討中のアイデアを実現するためのアイテムを、漁ってみよう。
もう一つ、サイドマウントの対応として俎上に上がったのは、後ろ側(というか、下側というか)の固定方法である。
CCRの場合、特に、胸の辺りにベルトが来てしまうこともあって、うまいこと固定できない。
もっと、下のほうに付けるポイントを作りたいのだ。
よく見かけるのは、これ。
(Fishtail Side-mount Retainer)
http://www.tecdivingworld.be/en/fishtail-side-mount-retainer-/227-the-fishtail-side-mount-retainer.html
魚の尾鰭のように、ブラダーの後ろ側に追加の部品を取り付けて、ここにシリンダーのベルトからの固定フックを取り付けるというわけだな。
しかし、イントラいわく、身体をエビゾリにして、ようやく届くという、テナガザル・ダイバー専用のアイテムらしい(固定するDリングが後ろにあるので)。
浮沈子のように、胴長短腕の人種には、無理があるのだ。
せめて、横にDリングを持ってくることができれば、ストリームラインにも収め易いし、手も届き易いだろう。
イージーなのが、一番である。
イントラに、ウエイトベルトにクロッチベルトを付け、ずり上がらないようにした上で、横にDリングを付けてはどうかと提案してみた。
これが、単純な割りに、効果的というお墨付きを得て、実用化される方向になった。
シンプル・イズ(伊豆?)・ベスト!(なんちゃって!)。
さて、来月までの間に、ちっとは進展するのだろうか。
今回のプールトレーニングで明らかになった、いくつかの件に関して、備忘のために書いておくことにする。
なにしろ、サイドマウントインスピレーションは、世界初なので、いろいろなことが起こるのだ!。
昨日(といっても、既に一昨日だが)、3か月ぶりのプールダイビングとなった。
サイドマウントにしたインスピ(イントラのヘッドセット。浮沈子のヤツは、まだ、英国本社で修理中・・・)は、あっけなく起動し、多少左右のバランスを調整してやれば、極めて快適なダイビングを堪能できる。
イントラが持ってきた酸素タンクが、2リットルのエボリューションのやつで、50バールしか入っていなかったので、完全に吸いきってしまった。
そこで、西伊豆某所にある某テクニカルダイビングセンターに500Eを飛ばして酸素を充填しに行く。
ダイビングの直後の高所移動になるのだが、熱海からホニャララトンネルを抜けていくと、それほど高度を上げなくても西伊豆方面に抜けられる。
前に、逆方向からイントラを乗せて移動したことがあるのだが、曲がるところを覚えていないので、もう一度行ってみろと言われても、自信がない。
カーナビを頼りに、前回走った道をなぞっていくしかない。
で、注文していたKHK刻印付き、メイドインジャパンの酸素タンクが届いていたので、引き取ってくる。
もちろん、酸素をパツンパツンに充填して。
酸素を加圧して充填するには、仕掛けが必要らしい。
(エア駆動昇圧機器)
http://www.sunnyltd.co.jp/product/compresor/01.html
(Air and Hydraulic Driven Gas Boosters)
http://www.haskel.com/corp/details/0,,CLI1_DIV139_ETI9787,00.html
いろいろな仕掛けがあるんですなあ!(しばし、感心)。
取って返して、翌日は、その新しい酸素シリンダーをつけて潜ってみる。
酸素はたっぷりあるのだが、問題が生じた。
酸素センサーに水滴がついてしまって、異常値を示す。ダイビングが継続できなくなる。
原因は、明らかに、本体の傾きによる水滴の付着である。
これは、インスピシリーズの弱点の一つと言われており、今回、サイドマウントにするときに、十分検討していなかった点でもある(まあ、なんとかなるだろさ!)。
その欠点が、酸素シリンダーを新しくして、重量バランスが変わったことで表面化したわけだ。
どうやら、バルブの重さの関係で、頭下がりになり、水滴が、ツツツーッとたれて、ピチョ!っと、センサーに付いてしまったらしい。
サイドマウントの宿命のようなものなのだが、この対策は、メーカーに上申するしかないのではないか。
想定の範囲外の改造なので、マトモに取り合ってもらえないか、いきなり、保証を取り消されるか・・・。
少なくとも、センサー取り付け部分が、上に来るように、三角お結びの頂点の位置を考えて固定しなければならない。
これは、次回の宿題である。
ディリュエントのシリンダーが届いたら、いよいよ、この2つを本体の後部に取り付ける算段をしなくてはならない。
このコンフィギュレーションでは、絶対的に後ろが下がるので、センサーの水滴被害は、ケースの取り付け方(向き?)だけ考えておけば問題にはならないだろう。
バルブが回せなくなるという、致命的な欠点を、どう克服するか。
それとも・・・(まだ、秘密です!)。
ストリームラインに機材を収め、サイドマウントのメリットを最大限に引き出しつつ、正常なCCRの機能を発揮させるというのは、なかなか大変なのだ。
先が見えてきたとはいえ、ここからが正念場ともいえる。
少し、ホームセンターへ通って、今検討中のアイデアを実現するためのアイテムを、漁ってみよう。
もう一つ、サイドマウントの対応として俎上に上がったのは、後ろ側(というか、下側というか)の固定方法である。
CCRの場合、特に、胸の辺りにベルトが来てしまうこともあって、うまいこと固定できない。
もっと、下のほうに付けるポイントを作りたいのだ。
よく見かけるのは、これ。
(Fishtail Side-mount Retainer)
http://www.tecdivingworld.be/en/fishtail-side-mount-retainer-/227-the-fishtail-side-mount-retainer.html
魚の尾鰭のように、ブラダーの後ろ側に追加の部品を取り付けて、ここにシリンダーのベルトからの固定フックを取り付けるというわけだな。
しかし、イントラいわく、身体をエビゾリにして、ようやく届くという、テナガザル・ダイバー専用のアイテムらしい(固定するDリングが後ろにあるので)。
浮沈子のように、胴長短腕の人種には、無理があるのだ。
せめて、横にDリングを持ってくることができれば、ストリームラインにも収め易いし、手も届き易いだろう。
イージーなのが、一番である。
イントラに、ウエイトベルトにクロッチベルトを付け、ずり上がらないようにした上で、横にDリングを付けてはどうかと提案してみた。
これが、単純な割りに、効果的というお墨付きを得て、実用化される方向になった。
シンプル・イズ(伊豆?)・ベスト!(なんちゃって!)。
さて、来月までの間に、ちっとは進展するのだろうか。
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