走る応接室 ― 2014年03月03日 23:16
走る応接室
日産のクルマに、ティアナというバリバリのセダンがある。
(日産・ティアナ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E7%94%A3%E3%83%BB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%8A
「キャッチコピーは「クルマにモダンリビングの考え方。」」
「そのキャッチコピーのとおり、モダニズムの思想によるデザインを取り入れたインテリアが特徴で、オットマンシートが装備された。」
「アッパーミドルクラスに属するティアナの設定に際し、在来モデルを俯瞰すると、「セフィーロは広くて実用的だったが高級のイメージがなかった。」「ローレルは高級イメージはあったが室内が狭かった。」以上のことから、「両モデルに替わる高級セダンの位置づけで開発した。」と、日産の商品企画は語っている。」
「警察の機動捜査用覆面パトカーや一部県警の高速パトカー、警護車としても導入されている。また前述のように廉価でありながら広く高級感のある室内や、レギュラーガソリンで走行できるV6エンジンなどが人気となり、FF車で、しかもビジネスユース向けの車両ではないにもかかわらず、個人タクシーやハイヤーにも数多く採用されている。」
そう、このクルマ、FFなのであるな。
しかし、完全自動運転が常識となる21世紀において、FFかどうかは、クルマ選びの基準にはならない。
(未来の車は「走るリビングルーム」になる)
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20140303-00010004-biz_rwj-nb
「私たちはすでに未来の運転環境に追いついてしまったようだ。ほんの数年前まで、ナビゲーション、エンターテインメント、ドライバーアシスタントを表示するスクリーンが並んだモーターショーのコンセプトカーは、子どもや孫の世代が将来楽しむもの、という存在だった。」
「リンスピードによると、この技術が進歩すればドライバーは運転から解放され、本を読み、音楽を聞き、ネットサーフィンをし、ゲームをプレイし、オンデマンドの映画を見、ビデオ会議を開催するなど、自由に過ごすことができるようになるということだ。」
そう、運転から開放された時間を、車内でどのように過ごすかというのが、これからのカーライフの焦点である。
完全自動運転は当たり前、その先の提案ができないメーカーは、自動運転で目的地に辿り着く「当たり前の機械」を作る、インフラ産業になってしまう。
21世紀のクルマが与えるカタルシスというのは、ドライビングプレジャーではない。
それは、かつて自動車が人間が運転するという、とてつもなく危険で、身勝手で、反社会的な乗り物であった頃の、不完全な機械制御であった頃のメーカーの言い訳に過ぎない。
出来損ないの自動制御を、操る喜びに言い換えていただけだ。
動く応接室(いや、寝室でもいいんですが・・・)、移動を意識させない滑らかな加速と減速、低騒音(スポーツマフラーなんて、とんでもない!)、高速インターネットと接続された快適なオフィス環境、テレビ電話、3D映画(もちろん、オンデマンドで、最新作を観ることができる)、ノンアルコールのドリンクバー(自動運転が故障したときは、やっぱ、人力で運転が必要!)、タイ式マッサージもびっくりの電動マッサージなどなど(追加:お好み焼きとかたこ焼きが作れたりするといいかも!)。
癒されるクルマ、運転という雑務から開放された、くつろぎの場。
そのまま、高速列車に乗り込んで、長距離移動も可能だ。
道路で行くか、レールで行くか。
時間とコストの兼ね合いだけで、どちらも運転なんて下衆なことはしない。
ロールスロイスの逸話に、「エンジンを掛けてくれ、いや、もう掛かってます」、というのがあるが、電気自動車(燃料電池車を含む)が当たり前になれば、どんなことになるのだろうか。
エンジンを掛けてくれ、いや、そんなもんはありません、てかあ?。
まあ、どうでもいいんですが。
完全自動運転を見据えたクルマ作り、各メーカーの開発担当者は、必死で生き残りを考えているに違いない。
付加価値を乗せることが出来ない、コモディティを作り続けるのか、クルマに新しい付加価値を(文字通り)乗せることができるのか。
まあ、その結果がドライブゲームとかで、車内でゲームパッド持って実際の運転をシミュレートするなんて話は、落ちにもならないけどね・・・。
日産のクルマに、ティアナというバリバリのセダンがある。
(日産・ティアナ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E7%94%A3%E3%83%BB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%8A
「キャッチコピーは「クルマにモダンリビングの考え方。」」
「そのキャッチコピーのとおり、モダニズムの思想によるデザインを取り入れたインテリアが特徴で、オットマンシートが装備された。」
「アッパーミドルクラスに属するティアナの設定に際し、在来モデルを俯瞰すると、「セフィーロは広くて実用的だったが高級のイメージがなかった。」「ローレルは高級イメージはあったが室内が狭かった。」以上のことから、「両モデルに替わる高級セダンの位置づけで開発した。」と、日産の商品企画は語っている。」
「警察の機動捜査用覆面パトカーや一部県警の高速パトカー、警護車としても導入されている。また前述のように廉価でありながら広く高級感のある室内や、レギュラーガソリンで走行できるV6エンジンなどが人気となり、FF車で、しかもビジネスユース向けの車両ではないにもかかわらず、個人タクシーやハイヤーにも数多く採用されている。」
そう、このクルマ、FFなのであるな。
しかし、完全自動運転が常識となる21世紀において、FFかどうかは、クルマ選びの基準にはならない。
(未来の車は「走るリビングルーム」になる)
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20140303-00010004-biz_rwj-nb
「私たちはすでに未来の運転環境に追いついてしまったようだ。ほんの数年前まで、ナビゲーション、エンターテインメント、ドライバーアシスタントを表示するスクリーンが並んだモーターショーのコンセプトカーは、子どもや孫の世代が将来楽しむもの、という存在だった。」
「リンスピードによると、この技術が進歩すればドライバーは運転から解放され、本を読み、音楽を聞き、ネットサーフィンをし、ゲームをプレイし、オンデマンドの映画を見、ビデオ会議を開催するなど、自由に過ごすことができるようになるということだ。」
そう、運転から開放された時間を、車内でどのように過ごすかというのが、これからのカーライフの焦点である。
完全自動運転は当たり前、その先の提案ができないメーカーは、自動運転で目的地に辿り着く「当たり前の機械」を作る、インフラ産業になってしまう。
21世紀のクルマが与えるカタルシスというのは、ドライビングプレジャーではない。
それは、かつて自動車が人間が運転するという、とてつもなく危険で、身勝手で、反社会的な乗り物であった頃の、不完全な機械制御であった頃のメーカーの言い訳に過ぎない。
出来損ないの自動制御を、操る喜びに言い換えていただけだ。
動く応接室(いや、寝室でもいいんですが・・・)、移動を意識させない滑らかな加速と減速、低騒音(スポーツマフラーなんて、とんでもない!)、高速インターネットと接続された快適なオフィス環境、テレビ電話、3D映画(もちろん、オンデマンドで、最新作を観ることができる)、ノンアルコールのドリンクバー(自動運転が故障したときは、やっぱ、人力で運転が必要!)、タイ式マッサージもびっくりの電動マッサージなどなど(追加:お好み焼きとかたこ焼きが作れたりするといいかも!)。
癒されるクルマ、運転という雑務から開放された、くつろぎの場。
そのまま、高速列車に乗り込んで、長距離移動も可能だ。
道路で行くか、レールで行くか。
時間とコストの兼ね合いだけで、どちらも運転なんて下衆なことはしない。
ロールスロイスの逸話に、「エンジンを掛けてくれ、いや、もう掛かってます」、というのがあるが、電気自動車(燃料電池車を含む)が当たり前になれば、どんなことになるのだろうか。
エンジンを掛けてくれ、いや、そんなもんはありません、てかあ?。
まあ、どうでもいいんですが。
完全自動運転を見据えたクルマ作り、各メーカーの開発担当者は、必死で生き残りを考えているに違いない。
付加価値を乗せることが出来ない、コモディティを作り続けるのか、クルマに新しい付加価値を(文字通り)乗せることができるのか。
まあ、その結果がドライブゲームとかで、車内でゲームパッド持って実際の運転をシミュレートするなんて話は、落ちにもならないけどね・・・。
ポストスマホ ― 2014年03月04日 00:38
ポストスマホ
(ポストスマホは幻想、スマホ時代は10年続く)
http://bylines.news.yahoo.co.jp/tsudakenji/20140303-00033192/
なんか、ずいぶんコンサバな記事だが、言ってることはまともだな。
「ウェアラブルコンピュータやウェアラブル端末は、スマートフォンの周辺機器としての位置づけにしかなく、主要なデバイスにはならない。」
浮沈子はそうは思わないが、スマホがパーソナルウエアラブルデバイスのハブとしての役割を一時期果たすことになるというのは間違いない。
ハブなら、別に身に着けている必要なはい。
だから、スマホなんて、一時期の仇花に過ぎないと浮沈子は思うんだが、どうでしょうか?。
逆に、パソコンはなくならないだろうと思う。
纏まった文章を書いたり、ビジュアルを整理したりするのに、タブレットではハッキリ言って能力不足だ。
ウエアラブルで軽快なデバイスと、パーソナルなコンピューティング環境。
中間であるスマホは、一時期、ウエアラブルデバイスの補完機能を果たすだけ。
音声やしぐさで入力できればそれでいい。
世界は、グラスに映し出され、イヤホンから聞こえてくる。
ハブはどこへいったのかって?。
短距離無線で、ネットの向こうに行ってしまうのさ。
インフラでしょ?。
ブルートゥースでも何でもいいけど、IDが管理されていれば、パーソナルなハブを持ち歩く必要なんてないんじゃない?。
どうしても技術的に問題があるなら、無線LANのルーターを持ち歩けばいいんじゃないか。
演算を必要とするシステムは、ネットワークの向こう側でまとめてやってくれればいいわけで、個人が持ち歩いてデータストリームを生成しなくても、サービスとして提供者側が行えばいいんだと思う。
ネットワークのこっちでは、入出力デバイスで、データだけ送ればいいようにしてもらいたいな。
画像とか、動画でもいいけど。
たとえば、音声から文字情報に変換したり、そういった機能だって、今ではネット側でやっているわけだし。
通信とインターフェースを入れておくのに、スマホを必要とするかどうかは、ちょっと考えればすぐに結論は出る。
昔、ピアノとバイオリンのことを考えたことがある。
もちろん、コンサートを開くのに、ピアノを空輸して、専任の調律師にメンテナンスさせて弾く人もいるかもしれないが、ピアノはインフラとして世界中のコンサートホールにあるというのが普通だから、ピアニストは譜面だけ持ち歩けば世界中どこでもコンサートが開ける。
バイオリニストは、なかなかそういう恵まれた環境にはなく、弾きなれたバイオリンを大切に抱えて、世界を飛び回らなければならない。
バイオリンという楽器は、それはそれはナイーブな楽器で、定期的なオーバーホールは欠かせないし、管理が杜撰だと、バラバラに分解してしまったりする。
演奏する会場の湿度や温度に合わせて、松脂の種類を変えたりもする。
スマホって、どちらかといえばバイオリンに近いんじゃないか。
パーソナルウエアラブルデバイスを持ち歩き、何処にでもあるパソコンから、ネットの環境を駆使するのがスマートなんじゃないか。
今は、浮沈子はノートパソコンを持ち歩いているが、ピピに行ったときに、インターネットカフェがひしめいていたのを見て、こっちの方が正解かなと思ったものだ。
真のモバイラーではないので、どうしても、最終兵器であるノートパソコンを手放すことが出来ない。
データは、手元のハードディスクに置いておかないと不安だ。
20世紀の人間なのである。
最近の人は、パソコンは職場にしかなくて、もっぱらスマホで、固定電話なくて、データはクラウドというのが普通のようだ。
しかし、この構成では、水中で撮影したSDカードの画像をネットに配信することができない。
水中にスマホを持ち込んで撮影するか、ゴープロのマイクロSDカードを使うか。
まあ、どうでもいいんですが。
当分の間、スマホが安泰なのは、ソーシャルネットワークアプリケーションと、メール、デジカメが手軽に使えるからというだけに過ぎない。
グラスやウォッチにこれらの機能を持たせても、閲覧する際の一覧性や、入力した内容の確認には、一定の大きさのモニターが欠かせない。
その辺りを、インフラとデバイスの兼ね合いで、どのように解決するのか(ショーウインドウのモニターに、自由に自分の画面を映し出したり、それ見てボイス変換したり・・・)。
浮沈子は、スマホというのはネットワークインフラが中途半端な時代に、人間とネットを安易に結ぶ一時的なデバイスだと考えている。
バイオリンなのだ。
ピアニストの贅沢を味わうには、もう少し時間が掛かりそうだな。
(ポストスマホは幻想、スマホ時代は10年続く)
http://bylines.news.yahoo.co.jp/tsudakenji/20140303-00033192/
なんか、ずいぶんコンサバな記事だが、言ってることはまともだな。
「ウェアラブルコンピュータやウェアラブル端末は、スマートフォンの周辺機器としての位置づけにしかなく、主要なデバイスにはならない。」
浮沈子はそうは思わないが、スマホがパーソナルウエアラブルデバイスのハブとしての役割を一時期果たすことになるというのは間違いない。
ハブなら、別に身に着けている必要なはい。
だから、スマホなんて、一時期の仇花に過ぎないと浮沈子は思うんだが、どうでしょうか?。
逆に、パソコンはなくならないだろうと思う。
纏まった文章を書いたり、ビジュアルを整理したりするのに、タブレットではハッキリ言って能力不足だ。
ウエアラブルで軽快なデバイスと、パーソナルなコンピューティング環境。
中間であるスマホは、一時期、ウエアラブルデバイスの補完機能を果たすだけ。
音声やしぐさで入力できればそれでいい。
世界は、グラスに映し出され、イヤホンから聞こえてくる。
ハブはどこへいったのかって?。
短距離無線で、ネットの向こうに行ってしまうのさ。
インフラでしょ?。
ブルートゥースでも何でもいいけど、IDが管理されていれば、パーソナルなハブを持ち歩く必要なんてないんじゃない?。
どうしても技術的に問題があるなら、無線LANのルーターを持ち歩けばいいんじゃないか。
演算を必要とするシステムは、ネットワークの向こう側でまとめてやってくれればいいわけで、個人が持ち歩いてデータストリームを生成しなくても、サービスとして提供者側が行えばいいんだと思う。
ネットワークのこっちでは、入出力デバイスで、データだけ送ればいいようにしてもらいたいな。
画像とか、動画でもいいけど。
たとえば、音声から文字情報に変換したり、そういった機能だって、今ではネット側でやっているわけだし。
通信とインターフェースを入れておくのに、スマホを必要とするかどうかは、ちょっと考えればすぐに結論は出る。
昔、ピアノとバイオリンのことを考えたことがある。
もちろん、コンサートを開くのに、ピアノを空輸して、専任の調律師にメンテナンスさせて弾く人もいるかもしれないが、ピアノはインフラとして世界中のコンサートホールにあるというのが普通だから、ピアニストは譜面だけ持ち歩けば世界中どこでもコンサートが開ける。
バイオリニストは、なかなかそういう恵まれた環境にはなく、弾きなれたバイオリンを大切に抱えて、世界を飛び回らなければならない。
バイオリンという楽器は、それはそれはナイーブな楽器で、定期的なオーバーホールは欠かせないし、管理が杜撰だと、バラバラに分解してしまったりする。
演奏する会場の湿度や温度に合わせて、松脂の種類を変えたりもする。
スマホって、どちらかといえばバイオリンに近いんじゃないか。
パーソナルウエアラブルデバイスを持ち歩き、何処にでもあるパソコンから、ネットの環境を駆使するのがスマートなんじゃないか。
今は、浮沈子はノートパソコンを持ち歩いているが、ピピに行ったときに、インターネットカフェがひしめいていたのを見て、こっちの方が正解かなと思ったものだ。
真のモバイラーではないので、どうしても、最終兵器であるノートパソコンを手放すことが出来ない。
データは、手元のハードディスクに置いておかないと不安だ。
20世紀の人間なのである。
最近の人は、パソコンは職場にしかなくて、もっぱらスマホで、固定電話なくて、データはクラウドというのが普通のようだ。
しかし、この構成では、水中で撮影したSDカードの画像をネットに配信することができない。
水中にスマホを持ち込んで撮影するか、ゴープロのマイクロSDカードを使うか。
まあ、どうでもいいんですが。
当分の間、スマホが安泰なのは、ソーシャルネットワークアプリケーションと、メール、デジカメが手軽に使えるからというだけに過ぎない。
グラスやウォッチにこれらの機能を持たせても、閲覧する際の一覧性や、入力した内容の確認には、一定の大きさのモニターが欠かせない。
その辺りを、インフラとデバイスの兼ね合いで、どのように解決するのか(ショーウインドウのモニターに、自由に自分の画面を映し出したり、それ見てボイス変換したり・・・)。
浮沈子は、スマホというのはネットワークインフラが中途半端な時代に、人間とネットを安易に結ぶ一時的なデバイスだと考えている。
バイオリンなのだ。
ピアニストの贅沢を味わうには、もう少し時間が掛かりそうだな。
新規巻き直し ― 2014年03月04日 02:52
新規巻き直し
(スマホ百花繚乱、巻き返し図るマイクロソフト+ノキア連合)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20140226/539383/?ST=system
「MWC2014の開幕前日となる2014年2月23日、Microsoftはバルセロナでプレスイベントを開催し、Windows 8.1とWindows Phone 8を対象とした次期アップデートについて概要を発表した」
「Windows PhoneについてMicrosoftは、小手先のOSアップデートではなく、抜本的な対策を求められる状況にあったといえる。そこで同社が発表したのが、Windows Phone 8における低価格端末を実現するための大幅な性能要件の引き下げと、リファレンスデザインへの対応によるAndroid端末との共通化だ。」
「さらにMWC2014でMicrosoftは、大幅にそれを推し進めている。Windows Phone特有のハードウエアキーをAndroidのようなソフトウエア実装でも可能とし、Windows Phone 7.8の一部端末で実現していたカメラボタンのオプション化も明確に定義した。ローエンド端末「Lumia 520」と比べてストレージが半分で済む「512MBメモリー・4GBストレージ端末」の実現、Snapdragon 200や400といったプロセッサへの対応を発表した」
「これによりLumia 520が人気を博している100~150ドルの価格帯よりも下のローエンド市場において、Windows Phone端末のバリエーションが大きく向上することが期待できる。一部のWindows Phone 8世代のアプリでは1GBのメモリーを求めるものもあるが、今後は512MBのメモリーでも動作することを重視した開発が求められるだろう。」
要するに、マイクロソフトは、低価格帯端末で勝負しようとしているわけだ。
「さらに強烈な施策が、Qualcomm Reference Design(QRD)のサポートだ。これは端末OEMが、Android用の端末設計をWindows Phone用に流用できるようになることを意味している。」
「つまりWindows Phone用のハードウエアを設計し、ファームウエアやドライバーを開発するといったフェーズを大幅に簡略化できることになる。」
アンドロイドのスカートの裾に縋って、なんとかおこぼれを頂こうという情けないスタンスである。
「これは、裏返せば従来のWindows Phoneのハードウエア戦略の失敗を認めたことになる。Windows Phone 8では端末メーカーを韓国Samsung Electronics、Nokia、中国Huawei、台湾HTCの4社に絞り、それぞれのメーカーと密に連携することで、高品質な端末を投入する戦略を採った。そのため、富士通のように出荷台数で劣るメーカーはWindows Phone 8への参入をあきらめざるを得なかったと言われている。」
高価格帯での展開は、諦めたわけだ。
「やや遅きに失した感はあるものの、Windows Phoneが生き残りを賭けて大きな決断に踏み切ったことことは評価したい。」って、そおかあ?。
まあいい。
その一方で、ノキアはアンドロイドベースの端末を採用した。
([更新:詳細スペック]速報:ノキア、同社初のAndroidスマートフォン「Nokia X」正式発表)
http://ggsoku.com/2014/02/nokia-nokia-x-release/
「現在のスマートフォン市場における競争は、単なるプラットフォーム争いではなく、そこにアプリやサービスの要素が加わったエコシステムの競争となっている。たとえばAndroidはAndroidアプリとGoogleのサービス、Windows PhoneはWindows PhoneアプリとMicrosoftのサービスといった具合だ。」
「Nokia Xには懸念がいくつかあるものの、これまでにないプラットフォームとサービスの組み合わせにより、Googleを中心としたAndroidのエコシステムに対する大きな挑戦といえる。」
まあ、どう考えても勝機はないな。
グーグルは、スマホのOS(とサービス)の8割を手中に収めているのだ。
「MicrosoftはWindows Phoneの低価格帯への展開を急ぎ、その間にNokiaはNokia Xを投入、Androidのエコシステムを利用しつつGoogleに対抗する。」
「端末メーカー各社からは「もはやOSは重要ではない」との声も増えてきた。これはOSの選択ではなく、その上に構築するユーザー体験の差異化が競争の軸になってきたことを意味している。」
「各メーカーはAndroidやGoogleに対していくつか不満を抱きつつも、Androidの自由度の高さと完成度の高まりに対して、他の選択肢を探し求める必要性が低下しているのが現状といえる。このような状況に対し、クラウドサービスを中心とした新たな競争を仕掛ける、MicrosoftとNokia連合の反撃に注目したい。」
この記事は、題名に注目したのだが、スカだったな。
マイクロソフトは、パソコンとスマホを連携できる立場にありながら、アップルに対抗できる唯一の地位をドブに捨てたように浮沈子には映る。
ノキアは、ハッキリ言って、マイクロソフトを見限ったのではないのか。
いつでも、修正版を流して、グーグルサービスに乗り換えられる仕掛けなのではないか。
「NokiaはAshaシリーズにOneDriveアプリを提供するなど、あらゆる価格帯の端末をMicrosoftのサービスにつなげていく。これによりMicrosoftのサービスに親しんだユーザーが、将来的にWindows Phoneに移行するという「アップセル」を狙う。」
逆じゃね?。
ウインドウズフォンの命脈が尽きることを見越して、アンドロイドに乗り換えられるパスを確保したというのが真相のような気がするんだが・・・。
いずれにしても、OSの選択がメインでないというのは事実だな。
その上に乗っかっているアプリや、それを利用して何ができるかという「体験」こそが価値なわけだ。
だからこそ、アップルは存続できるわけだし、グーグルもここまで来られたわけだ。
マイクロソフトのサービスや体験が、どれのどのものかは知らないが、選択されなければ消え去るのみである。
グーグルのサービスとマイクロソフトのサービスを両方利用しながらアンドロイドのハードセットの上で動くというのも、考え物だ。
これでは、マイクロソフトのOSを選択する理由がないではないか。
ノキアは、毒を飲んだわけだ。
この戦略が吉と出る公算は低い。
浮沈子は、ちゃんとした戦略を立てられる経営者が付かない限り、ウインドウズフォンの普及はないと考えている。
グーグル+アップルの牙城に挑むためには、グーグルが持たないパソコンとの連携を密にし、アップルが採り得ない多様なハードウェアの適用を可能にする戦略がなければダメだ。
今のマイクロソフトには、どちらのビジョンもない。
ノキアは、したたかな経営判断をしたんだと思う。
マイクロソフトがスマホから撤退するのは、時間の問題のような気がする。
(スマホ百花繚乱、巻き返し図るマイクロソフト+ノキア連合)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20140226/539383/?ST=system
「MWC2014の開幕前日となる2014年2月23日、Microsoftはバルセロナでプレスイベントを開催し、Windows 8.1とWindows Phone 8を対象とした次期アップデートについて概要を発表した」
「Windows PhoneについてMicrosoftは、小手先のOSアップデートではなく、抜本的な対策を求められる状況にあったといえる。そこで同社が発表したのが、Windows Phone 8における低価格端末を実現するための大幅な性能要件の引き下げと、リファレンスデザインへの対応によるAndroid端末との共通化だ。」
「さらにMWC2014でMicrosoftは、大幅にそれを推し進めている。Windows Phone特有のハードウエアキーをAndroidのようなソフトウエア実装でも可能とし、Windows Phone 7.8の一部端末で実現していたカメラボタンのオプション化も明確に定義した。ローエンド端末「Lumia 520」と比べてストレージが半分で済む「512MBメモリー・4GBストレージ端末」の実現、Snapdragon 200や400といったプロセッサへの対応を発表した」
「これによりLumia 520が人気を博している100~150ドルの価格帯よりも下のローエンド市場において、Windows Phone端末のバリエーションが大きく向上することが期待できる。一部のWindows Phone 8世代のアプリでは1GBのメモリーを求めるものもあるが、今後は512MBのメモリーでも動作することを重視した開発が求められるだろう。」
要するに、マイクロソフトは、低価格帯端末で勝負しようとしているわけだ。
「さらに強烈な施策が、Qualcomm Reference Design(QRD)のサポートだ。これは端末OEMが、Android用の端末設計をWindows Phone用に流用できるようになることを意味している。」
「つまりWindows Phone用のハードウエアを設計し、ファームウエアやドライバーを開発するといったフェーズを大幅に簡略化できることになる。」
アンドロイドのスカートの裾に縋って、なんとかおこぼれを頂こうという情けないスタンスである。
「これは、裏返せば従来のWindows Phoneのハードウエア戦略の失敗を認めたことになる。Windows Phone 8では端末メーカーを韓国Samsung Electronics、Nokia、中国Huawei、台湾HTCの4社に絞り、それぞれのメーカーと密に連携することで、高品質な端末を投入する戦略を採った。そのため、富士通のように出荷台数で劣るメーカーはWindows Phone 8への参入をあきらめざるを得なかったと言われている。」
高価格帯での展開は、諦めたわけだ。
「やや遅きに失した感はあるものの、Windows Phoneが生き残りを賭けて大きな決断に踏み切ったことことは評価したい。」って、そおかあ?。
まあいい。
その一方で、ノキアはアンドロイドベースの端末を採用した。
([更新:詳細スペック]速報:ノキア、同社初のAndroidスマートフォン「Nokia X」正式発表)
http://ggsoku.com/2014/02/nokia-nokia-x-release/
「現在のスマートフォン市場における競争は、単なるプラットフォーム争いではなく、そこにアプリやサービスの要素が加わったエコシステムの競争となっている。たとえばAndroidはAndroidアプリとGoogleのサービス、Windows PhoneはWindows PhoneアプリとMicrosoftのサービスといった具合だ。」
「Nokia Xには懸念がいくつかあるものの、これまでにないプラットフォームとサービスの組み合わせにより、Googleを中心としたAndroidのエコシステムに対する大きな挑戦といえる。」
まあ、どう考えても勝機はないな。
グーグルは、スマホのOS(とサービス)の8割を手中に収めているのだ。
「MicrosoftはWindows Phoneの低価格帯への展開を急ぎ、その間にNokiaはNokia Xを投入、Androidのエコシステムを利用しつつGoogleに対抗する。」
「端末メーカー各社からは「もはやOSは重要ではない」との声も増えてきた。これはOSの選択ではなく、その上に構築するユーザー体験の差異化が競争の軸になってきたことを意味している。」
「各メーカーはAndroidやGoogleに対していくつか不満を抱きつつも、Androidの自由度の高さと完成度の高まりに対して、他の選択肢を探し求める必要性が低下しているのが現状といえる。このような状況に対し、クラウドサービスを中心とした新たな競争を仕掛ける、MicrosoftとNokia連合の反撃に注目したい。」
この記事は、題名に注目したのだが、スカだったな。
マイクロソフトは、パソコンとスマホを連携できる立場にありながら、アップルに対抗できる唯一の地位をドブに捨てたように浮沈子には映る。
ノキアは、ハッキリ言って、マイクロソフトを見限ったのではないのか。
いつでも、修正版を流して、グーグルサービスに乗り換えられる仕掛けなのではないか。
「NokiaはAshaシリーズにOneDriveアプリを提供するなど、あらゆる価格帯の端末をMicrosoftのサービスにつなげていく。これによりMicrosoftのサービスに親しんだユーザーが、将来的にWindows Phoneに移行するという「アップセル」を狙う。」
逆じゃね?。
ウインドウズフォンの命脈が尽きることを見越して、アンドロイドに乗り換えられるパスを確保したというのが真相のような気がするんだが・・・。
いずれにしても、OSの選択がメインでないというのは事実だな。
その上に乗っかっているアプリや、それを利用して何ができるかという「体験」こそが価値なわけだ。
だからこそ、アップルは存続できるわけだし、グーグルもここまで来られたわけだ。
マイクロソフトのサービスや体験が、どれのどのものかは知らないが、選択されなければ消え去るのみである。
グーグルのサービスとマイクロソフトのサービスを両方利用しながらアンドロイドのハードセットの上で動くというのも、考え物だ。
これでは、マイクロソフトのOSを選択する理由がないではないか。
ノキアは、毒を飲んだわけだ。
この戦略が吉と出る公算は低い。
浮沈子は、ちゃんとした戦略を立てられる経営者が付かない限り、ウインドウズフォンの普及はないと考えている。
グーグル+アップルの牙城に挑むためには、グーグルが持たないパソコンとの連携を密にし、アップルが採り得ない多様なハードウェアの適用を可能にする戦略がなければダメだ。
今のマイクロソフトには、どちらのビジョンもない。
ノキアは、したたかな経営判断をしたんだと思う。
マイクロソフトがスマホから撤退するのは、時間の問題のような気がする。
欧州最大の危機 ― 2014年03月04日 04:27
欧州最大の危機
クリミア半島(というより、島だな、こりゃ)が、火を噴く寸前だ。
(ロシア:ウクライナ軍に最後通告 4日期限の降伏要求)
http://mainichi.jp/select/news/20140304k0000m030157000c.html
「ロシア軍が事実上掌握したウクライナ南部クリミア半島のロシア黒海艦隊は3日、半島内のウクライナ軍に4日午前5時(日本時間同日正午)までに降伏しなければ攻撃するとの最後通告を出した。」
まあ、有体に言って、宣戦布告である。
ロシアとウクライナは、戦争状態に入った。
これは、我が国でいえば、沖縄に米軍が大挙して上陸し、自衛隊に対して、明日の正午までに降伏しなければ、攻撃を加えると恫喝しているに等しい。
我が国政府は、直ちに降伏しちゃうと思うんだが・・・。
ウクライナ軍も、戦う前から戦意喪失で、数千人が寝返ったという報道もある。
(ロシアが本格的軍事介入へ、今後のカギを握るウクライナの親ロシア勢力)
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/40086
かくして、沖縄は再び米国の支配下になり、我が国は表向きは厳重に抗議するとか言いながら、やれやれ、これで普天間問題も当分棚上げできると、ほっと一息ついたわけだ。
あとは、米国国防総省が良きに計らってくれるだろう・・・。
あ、いや、そういう話じゃなくって、クリミア情勢の話だ。
ウクライナは、ロシア軍が侵攻しても、たぶん、手も足も出ないで降伏するだろう。
既に、国境には15万を超える戦力が集結し、いつでも侵攻できる体制が整っている。
こういう時には、ロシア軍はその威力を十全に発揮するわけで、つまり、自分より弱いものを苛めるのは得意だ。
それに対して、欧州は何の対応も取れないだろう。
ウクライナは、ロシアにとって「核心的利益」であり、ECなんかに入られた日には、ロシアの面目丸潰れ、CISのほかの国からは馬鹿にされ、おちょくられ、コケにされまくるわけで、武闘派プーチンが、そんなことを容認するわけがない。
(緊迫するウクライナの今後のシナリオ)
http://roshianow.jp/politics/2014/03/03/47379.html
「西側のやり方は褒められたものではない。ヤヌコヴィッチ大統領との協定に調印しながら、彼を守ろうとしなかったのだから。プーチン大統領が怒るのにはそれなりの理由があるが、ロシアとしては、今後も10年も、つけを払わされるのは御免だ、ということだ」
「国際社会の大部分の反応が非常に厳しいものになることは、考慮しなければならないが、今の状況では、プーチン大統領は、自国の価値観と利益にもとづいて決断せざるをえないだろう」
「国際社会の反応による影響について言えば、神経が丈夫なほうが勝つだろう。国際社会が激しい非難を繰り広げるのは確かだが、その後しばらくすると、国際社会による平和維持活動について論議することになる。もっとも、これはごく近い将来の話ではないが。ロシアが国際的に孤立するとすれば、ウクライナで大量の流血を招いた場合のみだろう」
いろいろ言ってはいるが、要するに、ロシアはウクライナがCISを離れ、ECに加盟して黒海艦隊を有名無実化してロシアをコケにすることは、絶対似に認めないぞ、大量流血で国際的に孤立することがあっても、やるときゃやる!、ということなわけだ。
「土壇場の外交努力が続くが、「欧州における21世紀最大の危機」(ヘイグ英外相)は一層深刻化している。」というのは、実際問題、ウソ偽らざるところなのである。
今回は、反政府勢力が無血クーデターを起こしたようなもんだが、親露派の大統領を追い出しておいて、タダで済むと思ったら大間違いで、黒一色のカーコレクションだけじゃあ済まないぞ!、ということになった。
(オールブラック)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2014/03/03/7236200
まあ、そうはいっても、紛争地域は沖縄、じゃなくて、クリミア半島に限られ、本土は無事安泰だから、これ以上の事態の悪化は避けられそうではある。
クリミア半島は、仕方ないからロシアにくれてやるとして、その代償として、ガスプロムは、向こう100年間のガス代をタダにするということで、手打ちかな。
(ガスプロムがウクライナのガス未払い金の支払いと値引き打ち切りを要求)
http://newclassic.jp/archives/9335
このガス代というのは、黒海艦隊の駐留のコストと同額になるように定められていて、元々、払ってもらえる当てはないのだ。
ロシアも、ややこしい話にはしたくないだろうし、ウクライナ西部の半ロシア勢力を国内に抱え込んでまで、ウクライナ全土を力で掌握するなんてことはしないと考えられるが、しかし、場合によってはやりかねない。
今回の政変自体が、反民主主義勢力による実力行使によって行われたわけで、隣国ロシアとしては、黙ってみているわけにはいかない。
国際的孤立など、屁でもないロシアとしては、ウクライナに対する落とし前を付けることのほうが、余程重要だ。
クリミア半島には無血で侵攻できたとしても、ウクライナ西部では、血を見ずにはすまないだろう。
そこまで行くのかどうか。
明日の昼には戦端が開かれる可能性も、ゼロではない。
沖縄駐留の自衛隊にだって、骨のある士官がいるかもしれないじゃあないの。
本省のいうこと聞かずに、米軍の海兵隊と一戦まみえてやろうと構えているかも知れない。
あ、いや、沖縄というのは、あくまで例えとしての話なので、悪しからず。
クリミア半島(というより、島だな、こりゃ)が、火を噴く寸前だ。
(ロシア:ウクライナ軍に最後通告 4日期限の降伏要求)
http://mainichi.jp/select/news/20140304k0000m030157000c.html
「ロシア軍が事実上掌握したウクライナ南部クリミア半島のロシア黒海艦隊は3日、半島内のウクライナ軍に4日午前5時(日本時間同日正午)までに降伏しなければ攻撃するとの最後通告を出した。」
まあ、有体に言って、宣戦布告である。
ロシアとウクライナは、戦争状態に入った。
これは、我が国でいえば、沖縄に米軍が大挙して上陸し、自衛隊に対して、明日の正午までに降伏しなければ、攻撃を加えると恫喝しているに等しい。
我が国政府は、直ちに降伏しちゃうと思うんだが・・・。
ウクライナ軍も、戦う前から戦意喪失で、数千人が寝返ったという報道もある。
(ロシアが本格的軍事介入へ、今後のカギを握るウクライナの親ロシア勢力)
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/40086
かくして、沖縄は再び米国の支配下になり、我が国は表向きは厳重に抗議するとか言いながら、やれやれ、これで普天間問題も当分棚上げできると、ほっと一息ついたわけだ。
あとは、米国国防総省が良きに計らってくれるだろう・・・。
あ、いや、そういう話じゃなくって、クリミア情勢の話だ。
ウクライナは、ロシア軍が侵攻しても、たぶん、手も足も出ないで降伏するだろう。
既に、国境には15万を超える戦力が集結し、いつでも侵攻できる体制が整っている。
こういう時には、ロシア軍はその威力を十全に発揮するわけで、つまり、自分より弱いものを苛めるのは得意だ。
それに対して、欧州は何の対応も取れないだろう。
ウクライナは、ロシアにとって「核心的利益」であり、ECなんかに入られた日には、ロシアの面目丸潰れ、CISのほかの国からは馬鹿にされ、おちょくられ、コケにされまくるわけで、武闘派プーチンが、そんなことを容認するわけがない。
(緊迫するウクライナの今後のシナリオ)
http://roshianow.jp/politics/2014/03/03/47379.html
「西側のやり方は褒められたものではない。ヤヌコヴィッチ大統領との協定に調印しながら、彼を守ろうとしなかったのだから。プーチン大統領が怒るのにはそれなりの理由があるが、ロシアとしては、今後も10年も、つけを払わされるのは御免だ、ということだ」
「国際社会の大部分の反応が非常に厳しいものになることは、考慮しなければならないが、今の状況では、プーチン大統領は、自国の価値観と利益にもとづいて決断せざるをえないだろう」
「国際社会の反応による影響について言えば、神経が丈夫なほうが勝つだろう。国際社会が激しい非難を繰り広げるのは確かだが、その後しばらくすると、国際社会による平和維持活動について論議することになる。もっとも、これはごく近い将来の話ではないが。ロシアが国際的に孤立するとすれば、ウクライナで大量の流血を招いた場合のみだろう」
いろいろ言ってはいるが、要するに、ロシアはウクライナがCISを離れ、ECに加盟して黒海艦隊を有名無実化してロシアをコケにすることは、絶対似に認めないぞ、大量流血で国際的に孤立することがあっても、やるときゃやる!、ということなわけだ。
「土壇場の外交努力が続くが、「欧州における21世紀最大の危機」(ヘイグ英外相)は一層深刻化している。」というのは、実際問題、ウソ偽らざるところなのである。
今回は、反政府勢力が無血クーデターを起こしたようなもんだが、親露派の大統領を追い出しておいて、タダで済むと思ったら大間違いで、黒一色のカーコレクションだけじゃあ済まないぞ!、ということになった。
(オールブラック)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2014/03/03/7236200
まあ、そうはいっても、紛争地域は沖縄、じゃなくて、クリミア半島に限られ、本土は無事安泰だから、これ以上の事態の悪化は避けられそうではある。
クリミア半島は、仕方ないからロシアにくれてやるとして、その代償として、ガスプロムは、向こう100年間のガス代をタダにするということで、手打ちかな。
(ガスプロムがウクライナのガス未払い金の支払いと値引き打ち切りを要求)
http://newclassic.jp/archives/9335
このガス代というのは、黒海艦隊の駐留のコストと同額になるように定められていて、元々、払ってもらえる当てはないのだ。
ロシアも、ややこしい話にはしたくないだろうし、ウクライナ西部の半ロシア勢力を国内に抱え込んでまで、ウクライナ全土を力で掌握するなんてことはしないと考えられるが、しかし、場合によってはやりかねない。
今回の政変自体が、反民主主義勢力による実力行使によって行われたわけで、隣国ロシアとしては、黙ってみているわけにはいかない。
国際的孤立など、屁でもないロシアとしては、ウクライナに対する落とし前を付けることのほうが、余程重要だ。
クリミア半島には無血で侵攻できたとしても、ウクライナ西部では、血を見ずにはすまないだろう。
そこまで行くのかどうか。
明日の昼には戦端が開かれる可能性も、ゼロではない。
沖縄駐留の自衛隊にだって、骨のある士官がいるかもしれないじゃあないの。
本省のいうこと聞かずに、米軍の海兵隊と一戦まみえてやろうと構えているかも知れない。
あ、いや、沖縄というのは、あくまで例えとしての話なので、悪しからず。
クルマは憧れ? ― 2014年03月04日 11:09
クルマは憧れ?
(「運転しなくていいからラク」新成人の6割超は自動運転肯定派…ソニー損保調べ)
http://response.jp/article/2014/01/12/214685.html
想定の範囲内だが、ちょっとがっかりだな。
「将来実現するかもしれない自動運転機能の付いた車について聞いたところ、「運転しなくていいからラク」が64.0%。」
楽だから、という動機が不純だ!。
安全だからとか、時間を有効に活用できるからとか、ソニーは、そういう選択肢は設けたんだろうか。
自動運転のほうがいいに決まっているが、なぜ?、とうところがポイントだ。
そうでなければ、車内で何をするかというのが見えてこない。
踏み込み不足だな。
来年の新成人に対する調査を行う際には、そこんとこ、ヨロシク!。
まあいい。
女性の嗜好は、まあ、理解できないでもない。
カワイイからとか、実用性が高いとか、維持費が安いとか、なんか、その辺だな。
しかし、男性の2位にプリウスだあ?。
許せん!。
BMWがトップに来たのは、おお!、と感激したし、スカイライン(まさか、Q50のイメージじゃないよね?)も悪くはないが、プリウスとは・・・。
5人に1人が、「自分の」車を持っているというのは驚きだ。
結構、若いうちからクルマに親しんでいるわけだな。
しかし、欲しい車の中には、フェラーリとか、ランボルギーニとか、ポルシェとか、マクラーレンとか、アストンマーチンとか、そういったクルマは影も形もない。
GT-Rと86だけかあ?。
嘆かわしい。
青年よ、大志を抱け!。
二十歳の頃から、レクサスLSなんか欲しがってどーすんの?。
まあ、自動運転がいいなんて6割以上が思ってるくらいだから、スポーツカーが出てこないのは当然といえば当然なんだが、あまりに現実的過ぎて、夢も希望もないような気がする。
スカイラインは、GT-Rとは区別されているので、やはり、セダンのイメージなのか、それとも、クーペなのか。
この中では異色な存在であるな。
もう、大多数の若者にとっては、クルマは憧れじゃないんだろう。
道具であり、必要悪であり、可能ならば乗りたくないのだ・・・。
まして、自分で運転なんて・・・。
免許を取得する予定はないという方々も多い。
それはそれでいいんだが、やっぱそうかあ?。
酒は飲めるし、事故起こして人生めちゃくちゃになることもないし、金は掛からないし、いい事尽くめではあるんだが。
あーあ、つまらない記事読んじゃったな。
(「運転しなくていいからラク」新成人の6割超は自動運転肯定派…ソニー損保調べ)
http://response.jp/article/2014/01/12/214685.html
想定の範囲内だが、ちょっとがっかりだな。
「将来実現するかもしれない自動運転機能の付いた車について聞いたところ、「運転しなくていいからラク」が64.0%。」
楽だから、という動機が不純だ!。
安全だからとか、時間を有効に活用できるからとか、ソニーは、そういう選択肢は設けたんだろうか。
自動運転のほうがいいに決まっているが、なぜ?、とうところがポイントだ。
そうでなければ、車内で何をするかというのが見えてこない。
踏み込み不足だな。
来年の新成人に対する調査を行う際には、そこんとこ、ヨロシク!。
まあいい。
女性の嗜好は、まあ、理解できないでもない。
カワイイからとか、実用性が高いとか、維持費が安いとか、なんか、その辺だな。
しかし、男性の2位にプリウスだあ?。
許せん!。
BMWがトップに来たのは、おお!、と感激したし、スカイライン(まさか、Q50のイメージじゃないよね?)も悪くはないが、プリウスとは・・・。
5人に1人が、「自分の」車を持っているというのは驚きだ。
結構、若いうちからクルマに親しんでいるわけだな。
しかし、欲しい車の中には、フェラーリとか、ランボルギーニとか、ポルシェとか、マクラーレンとか、アストンマーチンとか、そういったクルマは影も形もない。
GT-Rと86だけかあ?。
嘆かわしい。
青年よ、大志を抱け!。
二十歳の頃から、レクサスLSなんか欲しがってどーすんの?。
まあ、自動運転がいいなんて6割以上が思ってるくらいだから、スポーツカーが出てこないのは当然といえば当然なんだが、あまりに現実的過ぎて、夢も希望もないような気がする。
スカイラインは、GT-Rとは区別されているので、やはり、セダンのイメージなのか、それとも、クーペなのか。
この中では異色な存在であるな。
もう、大多数の若者にとっては、クルマは憧れじゃないんだろう。
道具であり、必要悪であり、可能ならば乗りたくないのだ・・・。
まして、自分で運転なんて・・・。
免許を取得する予定はないという方々も多い。
それはそれでいいんだが、やっぱそうかあ?。
酒は飲めるし、事故起こして人生めちゃくちゃになることもないし、金は掛からないし、いい事尽くめではあるんだが。
あーあ、つまらない記事読んじゃったな。
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