スピード15 ― 2014年09月10日 04:21
スピード15
とりあえず、掲載のスピードは上がったようだな。
しかし、内容はちとお粗末である。
(WHO: EBOLA RESPONSE ROADMAP UPDATE 8 September 2014)
http://apps.who.int/iris/bitstream/10665/132834/1/roadmapupdate8sept14_eng.pdf?ua=1
今回の集計日は、前回と近接しているので1日当たりの増加をみると、結構極端に出るが、それにしてもすごいな。
国名:感染者増分:死者増分
ギニア:50:38
リベリア:175:135
シエラレオネ:100:18
ナイジェリア:-1:0
セネガル:2:0
合計:326:191
(エボラ熱死者、2296人=WHO)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014091000008
「【ジュネーブ時事】世界保健機関(WHO)は9日、西アフリカのエボラ出血熱について、リベリア、ギニア、シエラレオネ、ナイジェリア4カ国の6日時点の死者(リベリアのみ5日時点)が計2296人に上ったと発表した。セネガルを加えた5カ国の感染者は計4293人。(2014/09/10-00:47)」
ナイジェリアは、これで収まる可能性が出てきた(そうあって欲しい)。
セネガルは、何人か感染者が増えるのは仕方ない(初発の感染者が、黙ってたし)。
しかし、それに引き換え、主要3か国の増加は洒落にならない。
しかも、リベリアは、1日分少ないという(これでかよ!)。
WHOが、指数関数的増加というのも肯けるというものだ。
ギニアでは首都に近いCoyah県で、リベリアでは、River Gee郡で新たな感染があった。
地域的な拡大も続いている。
月末に向けた感染者数は、ギニアが2000、リベリアが5000、シエラレオネが3000というところか。
リベリアは、もっと増える可能性もある。
加速が半端ではない。
月末で8000位かと思っていたが、諸般の状況を考慮すると、その時点で1万の大台に乗る可能性が出てきた。
ギニアの増加が心配だな。
リベリアの二の舞になりかねない。
感染爆発の予感がする。
シエラレオネは、9月下旬の禁足令の影響が、集計値にどんな影響を及ぼすかによる。
感染者が潜るか、当局の思惑通り炙り出されるか。
しかし、これらの予想は、あくまでも対策が現状のまま留まるという想定の元での話だ。
各国の支援や、直接の介入が早期に行われれば、エボラのスピードを少しは抑制できるかもしれない。
一方で、一律の国境閉鎖を緩和する動きもある。
(African Union agrees to lift Ebola movement ban)
http://www.worldbulletin.net/news/143996/african-union-agrees-to-lift-ebola-movement-ban
対応は、まちまちだが、スクリーニングを導入して、必要な通行を認める方向で動くようだ。
しかし、これが何を意味するかを今知ることは難しい。
隣国への波及は、すでにセネガルで確認されているし、飛び火はナイジェリアに及んだ。
地域封鎖も一部解除されたようだが、今後はどうなるか分からない。
国境閉鎖の解除は、裏目に出るかもしれないと浮沈子は考えている。
コントロールされた開放が、完全閉鎖より運用が困難だからだ。
感染の地域が広がるだけでなく、移動が活発になれば、感染の速度も上がる。
1日辺りの感染者の増加が止まらなければ、死者の増加も止まらない。
(エボラ熱死者、2296人に 西アフリカ、拡大加速)
http://www.47news.jp/CN/201409/CN2014090901002230.html
「WHOは「ギニア、リベリア、シエラレオネで感染の拡大傾向が加速し続けている」と警告した。」
単に増加しているだけでなく、加速していて、それが収まる傾向が見られない。
MSFのジョアンヌ・リューが言った、「国境を閉ざして事態が終息するのを待つわけにはいかない」という言葉が脳裏をよぎる。
とりあえず、掲載のスピードは上がったようだな。
しかし、内容はちとお粗末である。
(WHO: EBOLA RESPONSE ROADMAP UPDATE 8 September 2014)
http://apps.who.int/iris/bitstream/10665/132834/1/roadmapupdate8sept14_eng.pdf?ua=1
今回の集計日は、前回と近接しているので1日当たりの増加をみると、結構極端に出るが、それにしてもすごいな。
国名:感染者増分:死者増分
ギニア:50:38
リベリア:175:135
シエラレオネ:100:18
ナイジェリア:-1:0
セネガル:2:0
合計:326:191
(エボラ熱死者、2296人=WHO)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014091000008
「【ジュネーブ時事】世界保健機関(WHO)は9日、西アフリカのエボラ出血熱について、リベリア、ギニア、シエラレオネ、ナイジェリア4カ国の6日時点の死者(リベリアのみ5日時点)が計2296人に上ったと発表した。セネガルを加えた5カ国の感染者は計4293人。(2014/09/10-00:47)」
ナイジェリアは、これで収まる可能性が出てきた(そうあって欲しい)。
セネガルは、何人か感染者が増えるのは仕方ない(初発の感染者が、黙ってたし)。
しかし、それに引き換え、主要3か国の増加は洒落にならない。
しかも、リベリアは、1日分少ないという(これでかよ!)。
WHOが、指数関数的増加というのも肯けるというものだ。
ギニアでは首都に近いCoyah県で、リベリアでは、River Gee郡で新たな感染があった。
地域的な拡大も続いている。
月末に向けた感染者数は、ギニアが2000、リベリアが5000、シエラレオネが3000というところか。
リベリアは、もっと増える可能性もある。
加速が半端ではない。
月末で8000位かと思っていたが、諸般の状況を考慮すると、その時点で1万の大台に乗る可能性が出てきた。
ギニアの増加が心配だな。
リベリアの二の舞になりかねない。
感染爆発の予感がする。
シエラレオネは、9月下旬の禁足令の影響が、集計値にどんな影響を及ぼすかによる。
感染者が潜るか、当局の思惑通り炙り出されるか。
しかし、これらの予想は、あくまでも対策が現状のまま留まるという想定の元での話だ。
各国の支援や、直接の介入が早期に行われれば、エボラのスピードを少しは抑制できるかもしれない。
一方で、一律の国境閉鎖を緩和する動きもある。
(African Union agrees to lift Ebola movement ban)
http://www.worldbulletin.net/news/143996/african-union-agrees-to-lift-ebola-movement-ban
対応は、まちまちだが、スクリーニングを導入して、必要な通行を認める方向で動くようだ。
しかし、これが何を意味するかを今知ることは難しい。
隣国への波及は、すでにセネガルで確認されているし、飛び火はナイジェリアに及んだ。
地域封鎖も一部解除されたようだが、今後はどうなるか分からない。
国境閉鎖の解除は、裏目に出るかもしれないと浮沈子は考えている。
コントロールされた開放が、完全閉鎖より運用が困難だからだ。
感染の地域が広がるだけでなく、移動が活発になれば、感染の速度も上がる。
1日辺りの感染者の増加が止まらなければ、死者の増加も止まらない。
(エボラ熱死者、2296人に 西アフリカ、拡大加速)
http://www.47news.jp/CN/201409/CN2014090901002230.html
「WHOは「ギニア、リベリア、シエラレオネで感染の拡大傾向が加速し続けている」と警告した。」
単に増加しているだけでなく、加速していて、それが収まる傾向が見られない。
MSFのジョアンヌ・リューが言った、「国境を閉ざして事態が終息するのを待つわけにはいかない」という言葉が脳裏をよぎる。
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