小惑星軌道変更実験 ― 2017年07月04日 22:49
小惑星軌道変更実験
(小惑星の衝突回避へ、NASAが実験計画発表 22年実施)
https://www.cnn.co.jp/fringe/35103620.html
「米航空宇宙局(NASA)は2日までに、地球に接近する小惑星に宇宙機を衝突させ、軌道を変えさせる実験「DART」が正式に承認されたとして、2022年10月の実行に向けた計画を発表した。」
この計画については、相当前から準備されていたらしい。
(AIDA (mission))
https://en.wikipedia.org/wiki/AIDA_(mission)
Double Asteroid Redirection Test(DART)の対象となる天体は、デジモス(ギリシャ語で双子の意)と呼ばれる連星タイプの小惑星だ。
(65803 Didymos)
https://en.wikipedia.org/wiki/65803_Didymos
約800mの小惑星だが、170m程の月が回っている。
300kgの軌道変更用宇宙船をぶつけるのは、この月の方だ。
大丈夫なんだろうか?。
「衝突時の宇宙機の速さは秒速約6キロに達する予定だ。」
もちろん、衝突する宇宙船は大丈夫じゃないだろう(木っ端微塵)。
問題は、ぶつけられた方の月(小惑星)の方だな。
Didymoon(デジムーン?)と仮称で呼ばれる月の軌道が変わり、親小惑星の方にぶつかって、そんでもって軌道が狂って、予想外の結果に・・・。
いや、もちろん、NASAのことだから、その辺りは周到に計算して、地球に害が及ばないようにしているに違いないのだ。
万が一にも、そのようなことがないことは、事前に十分に検討済みだろう・・・。
しかし、この小惑星はアポロ群(アモール群とも)であり、地球近傍だけでなく、火星の近くまで行く軌道なわけだ。
ああ、火星にも気を配らなくっちゃならん。
そっちは、大丈夫なのかというのが浮沈子の懸念なんだがな。
百年も経てば、火星には植民地が林立し、大勢の人類が住んでいるわけだしな(そうなのかあ?)。
こんな実験が行われたことなんて、その頃には忘れられてしまっているかも知れない。
で、ある日、火星の天文学者が、デジモスが危険なくらい近付いてくることに気づく。
一大事だということで、急きょ、宇宙船を仕立てて、体当たりさせて軌道を変えることを思いつくわけだ。
その頃には、火星にもNASAみたいのが出来ていて、当然軌道計算なんかもするんだが、どう計算しても、体当たりして避けるには、将来地球に近づく軌道しか見当たらなかったりするわけだな(妄想なので、何でもアリです!)。
仕方ない、将来のことはともかく、火星植民地を守るためには選択の余地はない・・・。
体当たりした宇宙船のおかげで、火星植民地は災厄を免れることが出来たとさ。
目出度し目出度し。
で、百年後に地球の天文学者が、危険なほど近づいてくるデジモスを発見するわけだ。
そんでもって、いろいろ計算すると、地球に落下して災厄をもたらさないようにするには、将来、火星に接近する軌道しかないことが分かる。
仕方ない、先々のことはともかく、地球人類を守るためには選択の余地はない・・・。
このくらいにしておこうか。
まあ、どうでもいいんですが。
人類は天体の運行の法則を発見し、その軌道を変えることを試みようとしている。
太陽系が形成されてから50億年(ざっとですが)、その神聖な天体の軌道を弄るということは、神の摂理に反する所業だと思うんだがな。
どんなしっぺ返しが来るか分からない。
もちろん、目の前に迫って来る災厄を払いのけなければならないということはある。
それが可能であるなら、火星植民でも軌道変更でもするがよろしい。
しかし、人間の浅知恵で行ったことが、数億年の時を超えて巡り巡ってこないとも限らないではないか。
(天に唾する)
http://kotowaza-allguide.com/te/tennitsubasuru.html
「人に害を与えようとして、かえって自分がひどい目に合うことのたとえ。」
まあ、ちょっと違うような気もするけどな。
浮沈子は、余計なことはしないで、成り行きに任せるのが一番だと思っている。
ダート実験につぎ込む金があったら、他のことに使った方がいい。
まあ、火星移住とかに使うということなら、どっちもどっちだと思うけどな・・・。
(小惑星の衝突回避へ、NASAが実験計画発表 22年実施)
https://www.cnn.co.jp/fringe/35103620.html
「米航空宇宙局(NASA)は2日までに、地球に接近する小惑星に宇宙機を衝突させ、軌道を変えさせる実験「DART」が正式に承認されたとして、2022年10月の実行に向けた計画を発表した。」
この計画については、相当前から準備されていたらしい。
(AIDA (mission))
https://en.wikipedia.org/wiki/AIDA_(mission)
Double Asteroid Redirection Test(DART)の対象となる天体は、デジモス(ギリシャ語で双子の意)と呼ばれる連星タイプの小惑星だ。
(65803 Didymos)
https://en.wikipedia.org/wiki/65803_Didymos
約800mの小惑星だが、170m程の月が回っている。
300kgの軌道変更用宇宙船をぶつけるのは、この月の方だ。
大丈夫なんだろうか?。
「衝突時の宇宙機の速さは秒速約6キロに達する予定だ。」
もちろん、衝突する宇宙船は大丈夫じゃないだろう(木っ端微塵)。
問題は、ぶつけられた方の月(小惑星)の方だな。
Didymoon(デジムーン?)と仮称で呼ばれる月の軌道が変わり、親小惑星の方にぶつかって、そんでもって軌道が狂って、予想外の結果に・・・。
いや、もちろん、NASAのことだから、その辺りは周到に計算して、地球に害が及ばないようにしているに違いないのだ。
万が一にも、そのようなことがないことは、事前に十分に検討済みだろう・・・。
しかし、この小惑星はアポロ群(アモール群とも)であり、地球近傍だけでなく、火星の近くまで行く軌道なわけだ。
ああ、火星にも気を配らなくっちゃならん。
そっちは、大丈夫なのかというのが浮沈子の懸念なんだがな。
百年も経てば、火星には植民地が林立し、大勢の人類が住んでいるわけだしな(そうなのかあ?)。
こんな実験が行われたことなんて、その頃には忘れられてしまっているかも知れない。
で、ある日、火星の天文学者が、デジモスが危険なくらい近付いてくることに気づく。
一大事だということで、急きょ、宇宙船を仕立てて、体当たりさせて軌道を変えることを思いつくわけだ。
その頃には、火星にもNASAみたいのが出来ていて、当然軌道計算なんかもするんだが、どう計算しても、体当たりして避けるには、将来地球に近づく軌道しか見当たらなかったりするわけだな(妄想なので、何でもアリです!)。
仕方ない、将来のことはともかく、火星植民地を守るためには選択の余地はない・・・。
体当たりした宇宙船のおかげで、火星植民地は災厄を免れることが出来たとさ。
目出度し目出度し。
で、百年後に地球の天文学者が、危険なほど近づいてくるデジモスを発見するわけだ。
そんでもって、いろいろ計算すると、地球に落下して災厄をもたらさないようにするには、将来、火星に接近する軌道しかないことが分かる。
仕方ない、先々のことはともかく、地球人類を守るためには選択の余地はない・・・。
このくらいにしておこうか。
まあ、どうでもいいんですが。
人類は天体の運行の法則を発見し、その軌道を変えることを試みようとしている。
太陽系が形成されてから50億年(ざっとですが)、その神聖な天体の軌道を弄るということは、神の摂理に反する所業だと思うんだがな。
どんなしっぺ返しが来るか分からない。
もちろん、目の前に迫って来る災厄を払いのけなければならないということはある。
それが可能であるなら、火星植民でも軌道変更でもするがよろしい。
しかし、人間の浅知恵で行ったことが、数億年の時を超えて巡り巡ってこないとも限らないではないか。
(天に唾する)
http://kotowaza-allguide.com/te/tennitsubasuru.html
「人に害を与えようとして、かえって自分がひどい目に合うことのたとえ。」
まあ、ちょっと違うような気もするけどな。
浮沈子は、余計なことはしないで、成り行きに任せるのが一番だと思っている。
ダート実験につぎ込む金があったら、他のことに使った方がいい。
まあ、火星移住とかに使うということなら、どっちもどっちだと思うけどな・・・。
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