機上の空論(エティハド航空で成田からアブダビへ)2019年10月25日 09:03

機上の空論(エティハド航空で成田からアブダビへ)2019年10月11日記


台風の影響が及ぶ前に、ちゃっかり離陸して福岡から上海の上空を経由して飛行を続けている。

次の経由地は、予想通りカルカッタのようだな。

福岡の手前ではかなり揺れたが、まあ、想定の範囲内だ。

日本時間で午後9時になるところだが、ようやく食事が終わった。

睡眠に入る前にブログを書いておく。

成田では、すんなりと合流出来て、隣にはアラビア人の若いカップルが座っている。

浮沈子が真ん中だったが、通路側を譲って窓側に移った。

旅は道連れ世は情け(なんか違うような気も)。

まあいい。

映画は英語とかフランス語とかドイツ語とかしか吹き替えがなく、ワケワカの映画を見ても仕方ないので、グラビティを見た。

90分くらいで、すぐに終わり、これを書きながらグラディエイターを見ている(聞いている?)。

よく出来た映画だ。

どのシーンも絵になっている。

離陸前に11時間のフライトと放送があり、覚悟を決めたんだが、機内は快適で寛げる。

シートの背にはモニターと左右に電源(マルチコネクターとUSBも)、左側には変わった形のイヤホーンのソケットがあり、リモコンも埋め込まれている。

メインのモニターとは別に表示できる液晶画面が付いていて、今は映画を見ながら飛行経路を表示させている。

ハンガーを掛けるところもあり、よく出来ているな。

テーブルは2つ折りにするタイプだ。

それとは別にドリンク用ホルダーが付いている。

中国は広い。

飛んでも飛んでも、まだ中国だ。

この国を統べる者は、世界を制するだろう。

その一角をかすめて飛ぶB787-9。

日本の上空を飛んでいた時は、眼下に街の灯りがくっきりと見えていたんだが、今は雲の上なのか、既に街を遥かに離れているのか、それとも灯りをともすことが出来ない街なのか、漆黒の闇が広がっている。

天空を時速800km以上で飛行しながら、こうして与太ブログを書く。

今日の昼まで、極東の小さな国の首都の一角で、部屋中にダイビング器材をぶちまけながら、どれを持っていこうか悩んでいた浮沈子が、今、中国の上空を亜音速で飛んでいる。

飛んでいる・・・。

トンデモない話だ。

まあ、どうでもいいんですが。

成田へは、東京駅からバスに乗った。

時間が読めないから、往路は自家用車か電車と決めていたが、台風の中を成田に車を置いていくのも気になるので、また、十分時間もあったので京成の東京シャトルに乗った。

1000円で、1時間20分で第1ターミナルに着いた。

1時間ほど余裕があったが、8人のメンバーのうち、既に2人が来ていた(早っ!)。

他のメンバーもおいおい揃い、男性3人女性5人のツアーはつつがなく始まった。

アブダビまでは、席も離れているので言葉を交わすこともない。

浮沈子以外の8人のうち、初めてご一緒するのは一人だけ。

他は見知ったメンバーだ。

それも寛げる原因かもしれない。

ストレスのない旅の始まり。

モニターには、到着まで6時間50分と出ている。

一寝入りして、チキンカレーの消化を助けなければならない。

今朝の計量では66kgにリバウンドしている。

帰国までに何kgになるかは、この際考えないことにしよう・・・。

無事にアブダビに着いて、トランジットの間に6ドルもするコーヒー飲んでご機嫌2019年10月25日 09:06

無事にアブダビに着いて、トランジットの間に6ドルもするコーヒー飲んでご機嫌2019年10月12日記


カルカッタの上空を通り過ぎ、そのままインドの西に出て無事アブダビに着いた。

順調な旅の滑り出しだな。

11時間半の長旅も、それ程苦にはならない。

話し相手がいて、日本語の会話が成立しているからだろう。

アブダビ空港では、延々と廊下を歩いて第3ターミナル49番ゲートからバスに乗って移動。

外気は、じめっとした暑さで、日本の夏の感じだ。

アラビアの夏はカラッとしているとか言われるが、そんなことはない。

器材はA321-200で、当然単通路。

浮沈子の席は一番後ろのスターボード側の窓際だ。

そろそろパソコンをしまわないと注意されてしまうからな。

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アブダビ空港では、売店でコーヒーを買って飲んだ。

エティハド航空の機内で提供されるコーヒーは、うわさほど美味くなかったが、アブダビで飲んだコーヒーは値段は高かったが味は納得。

しかし、6ドルというのはちょっとぼり過ぎの感じもする。

まあいい。

命の水に値段はない(そうなのかあ?)。

乗り継ぎの手荷物検査で、ミニライト付きのドライバーセットを没収されてしまった。

想定の範囲内とはいえ、成田で通過できたのに、という後悔は残る。

まあ、どうでもいいんですが。

651便の座席は空いていて、浮沈子の隣は2席とも空席だ。

後ろの方は、3人掛けに一人ずつ座っている。

現地は真夜中だからな(2時45分離陸予定だった)。

国際線とはいえ、トランジットの需要が殆どだろう。

カイロまでは3時間25分とアナウンスされていた。

順調なら朝4時過ぎには到着する。

アブダビとカイロとでは、2時間の時差があるからな。

どこかで仮眠とか出来るんだろうか?。

機内食が配られ始めたので、先に食べてから続きを書く。

クロワッサンを3個ももらってしまった。

そんなに腹が減っているように見えるんだろうか?。

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3列シートの肘掛けを倒して1時間ほどうとうとした。

あと30分ほどでカイロに着く。

最後部にはギャレーがあって、その手前にエコノミークラスのトイレが左右に一つずつ。

その直前スターボード側に浮沈子が座っている。

食事の後と着陸直前は、トイレの行列ができるからな。

フラッシングの音も連続して寝ていられないので起き出した。

今回のフライトでは、殆ど眠っていない。

映画は、グラビティ、グラディエイター、ダイハードを見た(アブダビまで)。

651便では、少し眠ることが出来た。

カイロ観光は、寝不足のままだな・・・。

機上の空論(レッドシーツアー:カイロからシャルム)2019年10月25日 09:09

機上の空論(レッドシーツアー:カイロからシャルム)2019年10月12日記


怒涛のカイロ観光を終え、ツアー一行は無事に機中の人々になった。

長い長い一日は、ようやく終わりを迎えようとしている。

明日の朝のピックアップは7時50分と予告されている。

そう、ダイビングは、まだ始まってさえいないのだ。

非常口とかを書いたシートが座席に用意されていないので機種の確認が出来ない(後で聞いたらエンブラエルの170だそうです)。

さっきから、カンカンする異音が出続けているしな。

いま止んだようだ(大音量のイヤホーンからの音楽だったようです)。

やれやれ・・・。

無事にシャルムエルシェイクに着いたら乾杯ものだ。

機内では軽食が配られ始めている。

クッキー6枚と飲み物だけ。

十分だな。

今日は食い過ぎた(反省)。

明日は、もっと食い過ぎるかもしれない(猛反省=もう反省?)。

現地時間で7時50分(定刻)くらいの離陸だが、予定では1時間で到着だ。

着陸態勢に入れば、電子機器の使用は止められるからな。

ブログを書いていられる時間は短い。

あとで整理して書き直すけれども、カイロ観光は充実していた。

カイロ大学卒業後、山梨大学に留学していたアハメッドさん(ハマちゃん)のガイドは的確で迷いも無駄も飛ばしもない。

膨大な展示資料で満ち溢れた考古学博物館にしても、短時間で見学者が吸収できる範囲を想定して、未消化部分が残らないように上手く構成している。

見事だ。

背景にある膨大な知識をひけらかすこともなく、選りすぐりのエッセンスだけを伝える。

質問が出れば、その範囲で答えて逸脱しない。

幹となる情報が霞むことがない範囲に留める。

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結局、30分くらいで着いてしまって、ろくなブログを書く時間もなかった。

その割に荷物が出て来るのに時間が掛かり、ホテルからの迎えの車に乗り込んだのは9時半頃。

チェックイン等に時間が掛かって、部屋に落ち着いたのは夜10時を回っていた。

明日は朝早いので、続きはダイビングが終わってからだな・・・。

ダイビング初日2019年10月25日 09:10

ダイビング初日2019年10月14日記


朝7時に起こされる。

アメニティも何もないホテル。

何も持ってこなかったので、歯を磨くことも、新しい髭剃りで顔を剃ることもできない。

速攻で飯を食い、ピックアップ。

南の港からの乗船になる。

手荷物検査を受けて桟橋へ。

船に乗ってからガイドさんのレクチャーを受けるが、パスポート持参が必須だと言われる。

ここで言われてもなあ・・・。

官憲の立ち入りで、不所持の場合、下船を命じられることもあるという。

スリ、置き引きはともかく、ダイビングの船の上にパスポートを持参するリスクの問題だな。

浮沈子は持っていくことはない。

下船を命じられたら下りて待っているだけだ。

Cカードの提示も求められなかった。

事前の情報が乏しく、何もかも行き当たりばったり・・・。

船はシナイダイビングクラブの持ち船だが、他のショップさんと相乗りの大型船。

揺れる・・・。

朝起きたのが遅く、酔い止めを飲んだのが食後だったこともあり、1本目のダイビングが終わって上がった途端に酔った。

追加の酔い止めを飲んでも効かない。

しばらく2回のデッキで横になる。

2本目が終わるころには少し治まったが、昼飯は抜きになった。

3本目が終わって、いろいろ整理した際に、シュノーケルがどこかに消えた。

ここでは必要ないというので、かごの中に入れておいたんだが、どこかに行ってしまった。

まあいい。

明日(もう、今日ですが)は、北の方へ行くという。

朝起きて、昨日夜偵察に行ってきたモールのスーパー(カルーセルみたいだが、名前がちょっと違う)で3ポンドで買った歯ブラシで歯を磨き、剃れない髭剃りで顔を当たる。

酔い止めも、さっさと飲んでしまう。

肝心のダイビングは、まあ、ふつーだ。

取り立てて言う程のものは何もない。

バラクーダがいたり、ギターシャーク(浮沈子はジンベイだとばかり)が出たり、ナポレオンがいたりするだけ。

ハナダイが多いポイントも行ったが、エイの子供の方が印象に残っているな。

ハッキリ言って、レッドシーのダイビングはふつーのダイビングだ。

ダイビングだけを目的にして、何度も通うところじゃない。

カイロ観光が予想外に当たりだったこともあるけど、レッドシーのダイビングは想定の範囲内で、ちょっとがっかり・・・。

まあ、まだ初日が終わったばかりだからな。

今日のピックアップは早い。

器材は船に残してあるので手ぶらでいいけど、7時半にピックアップだという。

3日目のダイビングが陸上移動なので、今日は一度器材を降ろすことになる。

しかし、それも明日になるかどうかは分からない明後日になるかも。

日本人ガイドの染谷さんは、昨日が誕生日で38になったという。

ガイドとして、油の乗り切った時期だろうな。

下船して戻ってくると、時間は5時30分。

ちょうどホテルのプールが終わりになる時刻だ。

仕方ないからシャワーで塩抜きする。

洗面台は、水をためることが出来ないし、立て付けが悪く、ドアを開けるにも苦労する。

水回りは2つあるが、シャワーだけでバスタブはない。

コップとボックスティッシュがあるだけで、アメニティはゼロ。

朝夕はホテルのビュッフェでカフェテラス式の食事が付いている。

昼もあるのかもしれないが、我々は無縁だ。

バーは、12時までソフトドリンク飲み放題。

ネットは、フロントのソファでしか繋がらない。

悲惨だな・・・。

まあ、期待してなかったからな。

格安レッドシーツアーだから仕方ない。

ダイビング2日目2019年10月25日 09:12

ダイビング2日目2019年20月15日記


今朝も早くから目が覚める。

5時前に起き出して、身繕いしてこのブログを書くのが日課のようになった。

ダイビングの方は、北の港から出向してすぐ近くのリーフで潜る。

7時30分のピックアップだったので、朝食を速攻で平らげる(得意です!)。

揺れは少なかったが、予防策として酔い止めをダブルで飲んだ。

水中で眠くなるようなこともなく、元気に船の昼飯も食べられてよかったな。

ダイビングは快適だったが、ウエイトが軽いことが分かる。

今日は1kg足そう(全部で7kg)。

浮いて浮いて浮きまくった。

タンクは、ラクスファーだったりカタリナだったりする。

ウエイトベルトをずり上げて、胸のあたりまで持ってくるとトリムが取れる。

ウエイトベストを持ってくればよかったと後悔する。

まあ、ベルトを上げれば快適に潜れるので問題はない。

エントリーやエキジットの要領も分かって、船の上でも快適に過ごせた。

ホテルに帰ってきてプールで塩抜きした。

17時まででプールはお終い。

浸かったと思ったらフィニッシュといわれた。

まあいい。

持ってきた水泳用のゴーグルとキャップが無駄にならずに済んで良かった。

一休みして、昨日偵察したショッピングモールに繰り出す。

カレー料理が出てくる店でたらふく食べる。

帰りにアイスクリームも食べてゴキゲン(爆食の極みだな)。

タクシーは大通りだけで、片道30ポンド。

歩けば遠いが、多少は楽が出来る。

ホテルに帰ってきて爆睡。

体重計のことは夢にも出てこない生活が続く。

ダハブツアーは最終日ということになった。

日本人ガイドの染谷さんは、今日でお終い。

明日はアハメドさん。

今日の3本目もそうだったが、典型的な海外ガイドだ。

生き物の紹介とかはほぼ無し。

少しでもルートを外れると、列に戻れと注意される。

やれやれ・・・。

慣れの問題だが、他のメンバーはぶーたれてたな。

今日のダイビングでは、全員でシカトしようとか企んでいるし・・・。

海外ガイドは、概ねそんなもんだ。

ガイドだけ。

見たいものは、自分で見つけるしかない(紹介してくれたのはミノカサゴだけ・・・)。

2本目のゴードンリーフのキンギョハナダイは良かった。

群れの中に入ってじっとしていると、エサと間違えて突っついてくるやつもいる。

イテッ!。

今日は、初日と同じ国立公園の辺りを攻める予定。

ピックアップは8時になった。

朝食をゆっくりとれる。