🐼変異種:フランスヤバくね?:NHKが報じない数字 ― 2021年12月24日 12:10
変異種:フランスヤバくね?:NHKが報じない数字
(感染急拡大 フランスやイタリアで1日の感染者数が過去最多に)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211224/k10013401811000.html
「フランスで1日の感染者数が9万1608人」
「ベラン保健相は「ほかの国々と同様、フランスも感染力の強い変異ウイルスのオミクロン株による感染が広がり、2日ごとに感染者数が倍増している」と述べ、近く1日の感染者数が10万人を超えるという見通し」
初めに読んだ時は、フランスの保健相って、算数できないバカなんじゃないかと思った。
2日ごとに倍増しているなら、近く10万超えどころか、20万40万はあたりまえじゃん!?。
で、別記事を調べて納得する。
(フランス、新規感染者9万人超え過去最多更新 新型コロナ)
https://mainichi.jp/articles/20211224/k00/00m/030/012000c
「新規感染者数について仏政府の専門家会議のメンバーは、今後も増加が続き、1月には1日当たり数十万人を超えると予測している。」
当然だろう。
フランスの人口は英国とほぼ同じ6700万人余り。
我が国の半分強だ。
そこで仮に低く見積もって(!)20万人が感染するというのは、我が国で毎日40万人くらいが感染する事態だ。
べらぼーめ・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
感染はイタリア、スペインでも最大新規感染者数を記録するなど猛威を振るっている。
スペインのカタロニアでは、とうとうクリスマスが消えた・・・。
「スペイン北東部カタルーニャ自治州の裁判所は23日、午前0~6時の夜間外出禁止措置を承認した。地元紙エルパイスによると、24日から適用される。」
やれやれ・・・。
イブの夜は早く寝ちまえっつーことなわけだ。
サンタさんはどーする!?。
まあいい。
仏保健相の算数のスキルはともかく、NHKの報道スタンスは問題だな。
最近の報道でも気になることがある。
(イスラエル首相 60歳以上などに4回目ワクチン接種始める考え)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211222/k10013398321000.html
「世界中を巻き込んでいるオミクロン株の波を乗り越えるために役立つ。条件に合う人たちは会場に行き接種してほしい」
60歳以上の人たちや医療従事者というのは報じているが、前回の接種から4か月経てば4回目が接種できるという、極めて重要な「条件」が欠落した記事だ。
意図的なのかあ?。
我が国では、60歳以上64歳未満の持病持ちは、8か月(!!←2倍)経たないと3回目の接種すらできない。
ワクチンが絶対的に不足している。
幸い、デルタの流行は収まっており、オミクロンが市中感染して猛威を振るうまでは嵐の前の静けさが続いている。
今、事を荒立てたくないという、事なかれ主義が報道機関の中にも潜んでいるとしたらヤバいな。
もっとも、3回目のワクチン接種してもオミクロンには無効というのは、イスラエル自身が証明しているわけだから、今更騒ぎ立てることもないかもしれない。
NHKは、そこまで読んでいるのかな・・・。
<以下追加>----------
(【速報】東京で初のオミクロン株“市中感染“疑い)
https://news.yahoo.co.jp/articles/603a7740027903a6a8fbfd333d8f7ba2b9818a1f
「関係者によりますと、オミクロン株の変異があることを確認する都独自の「変異株PCR検査」でオミクロン株の変異が確認され、現在ゲノム解析を実施しています。」
「都はゲノム解析で確定した場合、正式に発表する見通しです。」
(オミクロン株 東京で4人感染確認 “1人は市中感染”小池知事)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211224/k10013402451000.html
「都内のクリニックに勤める医師で海外への渡航歴がなく、感染経路がわかっていないということです。」
「いわゆる市中感染になる」(逆に、クリニック内での感染なら、院内感染だろう?。)
さて、2週間後には1000人確実な情勢になったな。
英国と同じペースなら、3000人規模だ(東京都は英国の5分の1強の人口)。
「検査体制を強化して早期の診療、隔離につなげる」
「せきや発熱などの症状がある人は積極的に受診をお願いしたい」
この段階でも、東京都における無症候性キャリアに対する対策は皆無だ(無料検査は始めるようです:<以下追加>参照)。
社会規制は全く掛かっていない。
ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
国内旅行も、公共交通機関の利用も、海外渡航さえ(相手国が受け入れてくれれば)自由に行くことが出来る。
我が国は自由だな(メキシコほどじゃありませんが)・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
(オミクロン株 市中感染確認 不安な人に無料検査へ 東京など)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211224/k10013403001000.html
「症状がない場合や、ワクチン接種をすでに受けていても、感染に不安を感じるすべての人を対象に無料の検査を行います。」
・東京:抗原検査であれば10分程度(PCR検査は当日)
・大阪:20分ほどでわかる簡易的な抗原検査(PCR検査は品切れ)
・神奈川:12歳未満などにPCR検査実施
オミクロンは全国展開する。
だれでも、いつでも、何度でも、無料で検査を受けられるようになるだろう。
ワクチン接種していても検査対象というのがいいな。
行政自ら、オミクロンに対しては2回のワクチン接種じゃ意味がないことを表明しているようなもんだ。
ワクチン不足は否めない。
イスラエルの事態を見れば、既存のワクチンを3回うっても意味がないことは既に明らかになっている。
(オミクロン株、入院リスクは50~70%低い=英保健当局)
https://www.bbc.com/japanese/59777548
「イギリスでは4回目の接種についての議論はまだ行われていない。ワクチンのアップデートを待つかどうかを今後、議論する。」
英国はイスラエルと違ってバカじゃないからな(えーと、ファイザーの言いなりなイスラエルも、今出来ることを必死でやってるだけですが)。
改良型ワクチンの投入を決断する時が来たのだ。
が、それはまだ未定だ、
オミクロンの病原性が十分低ければ、そして、若干でも既存のワクチンの4回接種で感染が抑制できるなら、型落ちのまま引っ張る可能性も十分ある。
それでも、オミクロンに改良型ワクチンを適用する意味はある。
感染が十分に広がれば、次の変異種はオミクロンをベースに変異する可能性が高い(もちろん、別の系統での変異種が広がる可能性もあります)。
(まずい変異がてんこ盛り オミクロン型出現のわけ)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC212PC0R21C21A2000000/
「オミクロン型の祖先にあたる変異ウイルスがその他の変異ウイルスから分岐したのは、アルファ型の流行よりはるか前の2020年3~5月ごろだった。つまり、オミクロン型は20年の春以降、1年以上にわたって一切ゲノム解析という監視網に引っかかることなく、水面下で変異を蓄積してきたことになる。」
オミクロン自身が、デルタとは完全に別系統なわけだからな。
それでも、旧欧州産変異種(アルファの前)が世界的に流行したため、アルファやデルタは、その系統の一つとして発生した。
英国は、そこを見極めようとしているのかも知れない。
オミクロンが急速に衰えるようなことがあれば、全世界的な流行に至らずに終息する可能性もある。
(オミクロン株、南ア研究で明るい兆しも WHO「判断時期尚早」)
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-idJPKBN2J1280
「オミクロン変異株が最初に検出されたハウテン州で、1日当たりの感染者の減少と検査での陽性率低下が確認されたとし、感染が約1カ月でピークを迎えたもよう」
英国の感染者は、未曽有の12万人台を計上したが、科学顧問団は冷静に見ているだろう。
この流行が長く続くのか、世界的に広がり、改良型ワクチンの投入と言う札を切るタイミングなのかどうかを見極める。
それもこれも、既存のワクチンが潤沢にあるからこそできる贅沢な選択なわけだ。
我が国を含め、世界の多くの国々に、そういう選択肢はない。
ブースト接種や、通常接種でさえままならないのだ。
改良型ワクチンの投入ということになれば、再び、その争奪戦が始まる。
金持ちの国家は、それを求めていくらでも金を積むだろう。
それどころか、移行に失敗すれば、一時的ではあるにせよ、ワクチンの総量が激減する可能性さえある。
ワクチン格差は無くならない。
WHOのボヤキが聞こえてくるようだな・・・。
(感染急拡大 フランスやイタリアで1日の感染者数が過去最多に)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211224/k10013401811000.html
「フランスで1日の感染者数が9万1608人」
「ベラン保健相は「ほかの国々と同様、フランスも感染力の強い変異ウイルスのオミクロン株による感染が広がり、2日ごとに感染者数が倍増している」と述べ、近く1日の感染者数が10万人を超えるという見通し」
初めに読んだ時は、フランスの保健相って、算数できないバカなんじゃないかと思った。
2日ごとに倍増しているなら、近く10万超えどころか、20万40万はあたりまえじゃん!?。
で、別記事を調べて納得する。
(フランス、新規感染者9万人超え過去最多更新 新型コロナ)
https://mainichi.jp/articles/20211224/k00/00m/030/012000c
「新規感染者数について仏政府の専門家会議のメンバーは、今後も増加が続き、1月には1日当たり数十万人を超えると予測している。」
当然だろう。
フランスの人口は英国とほぼ同じ6700万人余り。
我が国の半分強だ。
そこで仮に低く見積もって(!)20万人が感染するというのは、我が国で毎日40万人くらいが感染する事態だ。
べらぼーめ・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
感染はイタリア、スペインでも最大新規感染者数を記録するなど猛威を振るっている。
スペインのカタロニアでは、とうとうクリスマスが消えた・・・。
「スペイン北東部カタルーニャ自治州の裁判所は23日、午前0~6時の夜間外出禁止措置を承認した。地元紙エルパイスによると、24日から適用される。」
やれやれ・・・。
イブの夜は早く寝ちまえっつーことなわけだ。
サンタさんはどーする!?。
まあいい。
仏保健相の算数のスキルはともかく、NHKの報道スタンスは問題だな。
最近の報道でも気になることがある。
(イスラエル首相 60歳以上などに4回目ワクチン接種始める考え)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211222/k10013398321000.html
「世界中を巻き込んでいるオミクロン株の波を乗り越えるために役立つ。条件に合う人たちは会場に行き接種してほしい」
60歳以上の人たちや医療従事者というのは報じているが、前回の接種から4か月経てば4回目が接種できるという、極めて重要な「条件」が欠落した記事だ。
意図的なのかあ?。
我が国では、60歳以上64歳未満の持病持ちは、8か月(!!←2倍)経たないと3回目の接種すらできない。
ワクチンが絶対的に不足している。
幸い、デルタの流行は収まっており、オミクロンが市中感染して猛威を振るうまでは嵐の前の静けさが続いている。
今、事を荒立てたくないという、事なかれ主義が報道機関の中にも潜んでいるとしたらヤバいな。
もっとも、3回目のワクチン接種してもオミクロンには無効というのは、イスラエル自身が証明しているわけだから、今更騒ぎ立てることもないかもしれない。
NHKは、そこまで読んでいるのかな・・・。
<以下追加>----------
(【速報】東京で初のオミクロン株“市中感染“疑い)
https://news.yahoo.co.jp/articles/603a7740027903a6a8fbfd333d8f7ba2b9818a1f
「関係者によりますと、オミクロン株の変異があることを確認する都独自の「変異株PCR検査」でオミクロン株の変異が確認され、現在ゲノム解析を実施しています。」
「都はゲノム解析で確定した場合、正式に発表する見通しです。」
(オミクロン株 東京で4人感染確認 “1人は市中感染”小池知事)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211224/k10013402451000.html
「都内のクリニックに勤める医師で海外への渡航歴がなく、感染経路がわかっていないということです。」
「いわゆる市中感染になる」(逆に、クリニック内での感染なら、院内感染だろう?。)
さて、2週間後には1000人確実な情勢になったな。
英国と同じペースなら、3000人規模だ(東京都は英国の5分の1強の人口)。
「検査体制を強化して早期の診療、隔離につなげる」
「せきや発熱などの症状がある人は積極的に受診をお願いしたい」
この段階でも、東京都における無症候性キャリアに対する対策は皆無だ(無料検査は始めるようです:<以下追加>参照)。
社会規制は全く掛かっていない。
ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
国内旅行も、公共交通機関の利用も、海外渡航さえ(相手国が受け入れてくれれば)自由に行くことが出来る。
我が国は自由だな(メキシコほどじゃありませんが)・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
(オミクロン株 市中感染確認 不安な人に無料検査へ 東京など)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211224/k10013403001000.html
「症状がない場合や、ワクチン接種をすでに受けていても、感染に不安を感じるすべての人を対象に無料の検査を行います。」
・東京:抗原検査であれば10分程度(PCR検査は当日)
・大阪:20分ほどでわかる簡易的な抗原検査(PCR検査は品切れ)
・神奈川:12歳未満などにPCR検査実施
オミクロンは全国展開する。
だれでも、いつでも、何度でも、無料で検査を受けられるようになるだろう。
ワクチン接種していても検査対象というのがいいな。
行政自ら、オミクロンに対しては2回のワクチン接種じゃ意味がないことを表明しているようなもんだ。
ワクチン不足は否めない。
イスラエルの事態を見れば、既存のワクチンを3回うっても意味がないことは既に明らかになっている。
(オミクロン株、入院リスクは50~70%低い=英保健当局)
https://www.bbc.com/japanese/59777548
「イギリスでは4回目の接種についての議論はまだ行われていない。ワクチンのアップデートを待つかどうかを今後、議論する。」
英国はイスラエルと違ってバカじゃないからな(えーと、ファイザーの言いなりなイスラエルも、今出来ることを必死でやってるだけですが)。
改良型ワクチンの投入を決断する時が来たのだ。
が、それはまだ未定だ、
オミクロンの病原性が十分低ければ、そして、若干でも既存のワクチンの4回接種で感染が抑制できるなら、型落ちのまま引っ張る可能性も十分ある。
それでも、オミクロンに改良型ワクチンを適用する意味はある。
感染が十分に広がれば、次の変異種はオミクロンをベースに変異する可能性が高い(もちろん、別の系統での変異種が広がる可能性もあります)。
(まずい変異がてんこ盛り オミクロン型出現のわけ)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC212PC0R21C21A2000000/
「オミクロン型の祖先にあたる変異ウイルスがその他の変異ウイルスから分岐したのは、アルファ型の流行よりはるか前の2020年3~5月ごろだった。つまり、オミクロン型は20年の春以降、1年以上にわたって一切ゲノム解析という監視網に引っかかることなく、水面下で変異を蓄積してきたことになる。」
オミクロン自身が、デルタとは完全に別系統なわけだからな。
それでも、旧欧州産変異種(アルファの前)が世界的に流行したため、アルファやデルタは、その系統の一つとして発生した。
英国は、そこを見極めようとしているのかも知れない。
オミクロンが急速に衰えるようなことがあれば、全世界的な流行に至らずに終息する可能性もある。
(オミクロン株、南ア研究で明るい兆しも WHO「判断時期尚早」)
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-idJPKBN2J1280
「オミクロン変異株が最初に検出されたハウテン州で、1日当たりの感染者の減少と検査での陽性率低下が確認されたとし、感染が約1カ月でピークを迎えたもよう」
英国の感染者は、未曽有の12万人台を計上したが、科学顧問団は冷静に見ているだろう。
この流行が長く続くのか、世界的に広がり、改良型ワクチンの投入と言う札を切るタイミングなのかどうかを見極める。
それもこれも、既存のワクチンが潤沢にあるからこそできる贅沢な選択なわけだ。
我が国を含め、世界の多くの国々に、そういう選択肢はない。
ブースト接種や、通常接種でさえままならないのだ。
改良型ワクチンの投入ということになれば、再び、その争奪戦が始まる。
金持ちの国家は、それを求めていくらでも金を積むだろう。
それどころか、移行に失敗すれば、一時的ではあるにせよ、ワクチンの総量が激減する可能性さえある。
ワクチン格差は無くならない。
WHOのボヤキが聞こえてくるようだな・・・。
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