🐼メキシコへの道:第2章:筋肉の記憶(続き) ― 2021年12月24日 21:35
メキシコへの道:第2章:筋肉の記憶(続き)
NSS-CDSの記事に、ケーブダイビングにおいてはスキルの習熟(器材の使用方法の習熟含む)が重要で、筋肉の記憶となるまで練習せい!、という話が出ていることについては既に書いた。
(メキシコへの道:第2章:筋肉の記憶)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2021/12/13/9447714
「特定のスキルの筋肉の記憶が発達するにつれて、タスクの負荷が減少し、意識が高まります。」
「筋肉は特定の種類の動きに慣れています。これは、スポーツのさまざまな種類のトレーニングで非常に重要です。」
筋肉の記憶と言っても、それは比喩的な表現としてそう言い表しているだけで、実際にはもちろん、脳が司っている(脊髄反射とかは別かも知れませんが)。
筋肉には、記憶能力はない(えーと、フィットネスの業界用語であるマッスルメモリー(筋トレをサボっても、再開すれば元に戻る)の方は、筋肉側の記憶かも)。
まあ、どうでもいいんですが。
今日の昼間、何気に記事を漁っていたら、こんなん見つけました。
(多くの人が誤解している「脳に関する3つの科学的神話」とは?)
https://gigazine.net/news/20211224-scientific-myths-brain/
◆神話1:人間の脳は特定の機能を持つパーツの組み合わせでできている
◆神話2:脳は世界の出来事に反応する
◆神話3:体の病気と精神の病気は明確に別のものである
浮沈子は、全部信じてたのに・・・。
ショックだ(神話3が違っているとしたら、ショックのあまり体調を崩しそうだ)。
まあいい。
で、筋肉の記憶との関係では、神話2の記述に引っかかったわけだな。
「過去の経験や知識から世界を予測し、自分を修正し続けることは、不確実性の高い世界で刺激と反応のみに基づいて生きるよりも、はるかに効率的な方法といえます。」
繰り返し忘れ物をしたりして、学習能力に問題がある浮沈子的には、耳の痛い話だ(これも神話3絡み?)。
「たとえば野球選手や卓球選手は、実際にボールを見てバットやラケットを動かしているのではなく、経験に基づいてボールの位置を予測することでバットやラケットを動かし、適切な位置にボールを当てています。もし、人間が単に刺激に反応するだけの動物であり、脳に予測と修正を行う能力がなければ、人々はスポーツをプレイできない」
おおっ!、この話は筋肉の記憶でフットボールを蹴る話と繋がっているじゃん!。
「「私はこのキックをする必要がある」と考える必要はありません。あなたの体はすでにそれを行う方法を知っています」(NSS-CDSの記事より。)
身体が知っているということの本質は、脳が常に予測修正を行い、定型的な動きをパターン化して記憶しているからに他ならない。
スプールの繰り出しや巻取り、アローやクッキーの使い方を筋肉の記憶とするまで繰り返し練習したり、定期的にリフレッシュすることの意味は、このパターンを定着させ、安定させることなわけだ。
様々な状況下で、様々な対応を経験すれば、それだけ記憶が修正され、安定して対応できるようになる。
厳密に同じスキルというのはないからな。
少しずつ異なるパターンの組み合わせが無数にあるわけだ。
こうやれば、ああなるというのを、失敗を恐れずにチャレンジしてマスターしていく。
やってみて、言って聞かせてさせてみて、褒めてやらねば子は育たたじ・・・。
まんまや!。
自らが習得する上で、様々な状況下で試行錯誤して得られた記憶は安定する。
脳科学的にも、予測→実行→修正→予測の繰り返しの中で、不確実性を減殺し、パターンとして定着させていることが認められる。
ちょっと、目からうろこだな。
確認しておこう。
筋肉の記憶は頭(脳)を使うことになる。
ニューロン(脳神経細胞)は、常に予測を行い、現実からのフィードバックを受けて修正し、それを基に更なる予測を繰り返している。
多くのパターンの確立と、記憶としての定着。
理に適っている。
インストラクションは、おそらく全てそのセオリーに則って行われる。
ゼロビジの中、掌でラインを感じる時も、セーフティリールを巻き取る時も、教会に行く時も、納税する時も、マトリックスは存在する・・・。
ん!?、なんか違ったかあ?。
全く同じ状況で繰り返しても、学習効果は少ないかも知れない。
少しずつ変化を持たせ、様々な状況に適応できるようなスキルを養うのが上策だ。
どんなバラエティを、どれ程与えれば効果的かはノウハウだからな。
生徒によっても異なるだろうし、習熟度によっても変わってくる。
実戦の中で習得するのが一番だが、レアなケースでも、やっておいた方がいいものもある。
Sドリルみたいなのは、まあ、滅多にないかも知れないけど、必ず身につけるべきスキルだからな。
Vドリルとかも同じだ。
そういうのは、意識的に織り込んでいかなければならない。
上手くいかない時は、きっとニューロンが反乱を起こしているか、マトリックスにバグがあるからに違いない・・・。
残念ながら、マトリックスと異なり、この世界には物理的な限界がある。
が、しかし、モーフィアスを倒すのに救世主である必要はない。
プラクティス、プラクティス、プラクティス。
練習あるのみだな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(オミクロン株 市中感染確認 不安な人に無料検査へ 東京など)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211224/k10013403001000.html
「25日から、症状がない場合でも、感染に不安を感じるすべての人が無料で検査を受けられるようにします。」
隣町のカリフォルニア州では、1年も前からそうしている。
1日最大3万件だから、120日でも都民の4分の1程度しか検査できない。
それでも、(うっても効かない)ワクチンが絶対的に不足する中、切り札を切ったというのは喜ばしい。
具体的に、どう対応するのかは知らない。
予約なしのワクチン接種をやった時には行列が出来たからな。
どうするんだろうな・・・。
NSS-CDSの記事に、ケーブダイビングにおいてはスキルの習熟(器材の使用方法の習熟含む)が重要で、筋肉の記憶となるまで練習せい!、という話が出ていることについては既に書いた。
(メキシコへの道:第2章:筋肉の記憶)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2021/12/13/9447714
「特定のスキルの筋肉の記憶が発達するにつれて、タスクの負荷が減少し、意識が高まります。」
「筋肉は特定の種類の動きに慣れています。これは、スポーツのさまざまな種類のトレーニングで非常に重要です。」
筋肉の記憶と言っても、それは比喩的な表現としてそう言い表しているだけで、実際にはもちろん、脳が司っている(脊髄反射とかは別かも知れませんが)。
筋肉には、記憶能力はない(えーと、フィットネスの業界用語であるマッスルメモリー(筋トレをサボっても、再開すれば元に戻る)の方は、筋肉側の記憶かも)。
まあ、どうでもいいんですが。
今日の昼間、何気に記事を漁っていたら、こんなん見つけました。
(多くの人が誤解している「脳に関する3つの科学的神話」とは?)
https://gigazine.net/news/20211224-scientific-myths-brain/
◆神話1:人間の脳は特定の機能を持つパーツの組み合わせでできている
◆神話2:脳は世界の出来事に反応する
◆神話3:体の病気と精神の病気は明確に別のものである
浮沈子は、全部信じてたのに・・・。
ショックだ(神話3が違っているとしたら、ショックのあまり体調を崩しそうだ)。
まあいい。
で、筋肉の記憶との関係では、神話2の記述に引っかかったわけだな。
「過去の経験や知識から世界を予測し、自分を修正し続けることは、不確実性の高い世界で刺激と反応のみに基づいて生きるよりも、はるかに効率的な方法といえます。」
繰り返し忘れ物をしたりして、学習能力に問題がある浮沈子的には、耳の痛い話だ(これも神話3絡み?)。
「たとえば野球選手や卓球選手は、実際にボールを見てバットやラケットを動かしているのではなく、経験に基づいてボールの位置を予測することでバットやラケットを動かし、適切な位置にボールを当てています。もし、人間が単に刺激に反応するだけの動物であり、脳に予測と修正を行う能力がなければ、人々はスポーツをプレイできない」
おおっ!、この話は筋肉の記憶でフットボールを蹴る話と繋がっているじゃん!。
「「私はこのキックをする必要がある」と考える必要はありません。あなたの体はすでにそれを行う方法を知っています」(NSS-CDSの記事より。)
身体が知っているということの本質は、脳が常に予測修正を行い、定型的な動きをパターン化して記憶しているからに他ならない。
スプールの繰り出しや巻取り、アローやクッキーの使い方を筋肉の記憶とするまで繰り返し練習したり、定期的にリフレッシュすることの意味は、このパターンを定着させ、安定させることなわけだ。
様々な状況下で、様々な対応を経験すれば、それだけ記憶が修正され、安定して対応できるようになる。
厳密に同じスキルというのはないからな。
少しずつ異なるパターンの組み合わせが無数にあるわけだ。
こうやれば、ああなるというのを、失敗を恐れずにチャレンジしてマスターしていく。
やってみて、言って聞かせてさせてみて、褒めてやらねば子は育たたじ・・・。
まんまや!。
自らが習得する上で、様々な状況下で試行錯誤して得られた記憶は安定する。
脳科学的にも、予測→実行→修正→予測の繰り返しの中で、不確実性を減殺し、パターンとして定着させていることが認められる。
ちょっと、目からうろこだな。
確認しておこう。
筋肉の記憶は頭(脳)を使うことになる。
ニューロン(脳神経細胞)は、常に予測を行い、現実からのフィードバックを受けて修正し、それを基に更なる予測を繰り返している。
多くのパターンの確立と、記憶としての定着。
理に適っている。
インストラクションは、おそらく全てそのセオリーに則って行われる。
ゼロビジの中、掌でラインを感じる時も、セーフティリールを巻き取る時も、教会に行く時も、納税する時も、マトリックスは存在する・・・。
ん!?、なんか違ったかあ?。
全く同じ状況で繰り返しても、学習効果は少ないかも知れない。
少しずつ変化を持たせ、様々な状況に適応できるようなスキルを養うのが上策だ。
どんなバラエティを、どれ程与えれば効果的かはノウハウだからな。
生徒によっても異なるだろうし、習熟度によっても変わってくる。
実戦の中で習得するのが一番だが、レアなケースでも、やっておいた方がいいものもある。
Sドリルみたいなのは、まあ、滅多にないかも知れないけど、必ず身につけるべきスキルだからな。
Vドリルとかも同じだ。
そういうのは、意識的に織り込んでいかなければならない。
上手くいかない時は、きっとニューロンが反乱を起こしているか、マトリックスにバグがあるからに違いない・・・。
残念ながら、マトリックスと異なり、この世界には物理的な限界がある。
が、しかし、モーフィアスを倒すのに救世主である必要はない。
プラクティス、プラクティス、プラクティス。
練習あるのみだな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(オミクロン株 市中感染確認 不安な人に無料検査へ 東京など)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211224/k10013403001000.html
「25日から、症状がない場合でも、感染に不安を感じるすべての人が無料で検査を受けられるようにします。」
隣町のカリフォルニア州では、1年も前からそうしている。
1日最大3万件だから、120日でも都民の4分の1程度しか検査できない。
それでも、(うっても効かない)ワクチンが絶対的に不足する中、切り札を切ったというのは喜ばしい。
具体的に、どう対応するのかは知らない。
予約なしのワクチン接種をやった時には行列が出来たからな。
どうするんだろうな・・・。
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