🐼変異種:英国の憂鬱:「横方向の流れ」のテストとボクシングデー ― 2021年12月18日 07:24
変異種:英国の憂鬱:「横方向の流れ」のテストとボクシングデー
英国の感染者数が爆発的に増加している(画像参照)。
9万人を超えてきているが、まだまだ増えそうだな。
イングランドはどうするか知らないけど、お隣のウエールズではパブの夜間営業を規制する方針のようだ。
(ウェールズのオミクロン:マーク・ドレイクフォードの「嵐」の警告がナイトクラブの閉鎖を促す)
https://www.bbc.com/news/uk-wales-politics-59685864
「変種の症例数の増加に対応して、12月26日以降にウェールズのナイトクラブは閉鎖されます。」
26日とあるけど、記事の図(What rules are changing?)では、27日からとなっている(どっち?)。
「Naightclubs will close at midnight on Boxing Day」
26日の深夜からということなわけだな(納得!)。
ボクシングデーについてはこちら。
(ボクシング・デー)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%BC
「英連邦でよく見られる、キリスト教に由来した休日。日付は12月26日。」
「クリスマスの翌日で、元々は、教会が貧しい人たちのために寄付を募り、箱に入れられた(boxing)クリスマスプレゼントを贈る日であったことから"Boxing Day"と呼ばれる。」
「なお、スペルは同じだが、スポーツのボクシングとは無関係である。」
「バーゲンセールが行われる。」
まあ、どうでもいいんですが。
英国では、クリスマスは重要な時期だ。
商店は書き入れ時になるし、人々は集い、語らい、ニャンニャンし(子供は分からなくていいです!)、新年に向けての活力を養う。
浮沈子のところには、APダイビングから、クリスマス期間(年末年始を含む)の休業に関するメールが届いている。
「Holiday Closing Times (GMT):
・Up to 3pm Wednesday 22nd Dec 2021: OPEN
・Thursday 23rd Dec 2021 to Monday 3rd January 2022: CLOSED
・Tuesday 4th January 2022: OPEN 10:00 - 15:00 (Telephone Hours)」(以下略)
英国はGMT表示でも、時差ないけどな(さすが大英帝国!)。
全世界のCCRユーザーに送られているわけだ(この時期にメンテに出すと、たぶん、1か月くらいは返ってこない・・・)。
記事の中で、自動翻訳が吐き出したワケワカの用語があった。
「外出する前、クリスマスの買い物に行く前、または人を訪ねる前に、横方向の流れのテストを受けてください」
なにそれ?。
(ラピッドラテラルフローコロナウイルス(COVID-19)テスト)
https://www.nhs.uk/conditions/coronavirus-covid-19/testing/regular-rapid-coronavirus-tests-if-you-do-not-have-symptoms/
「迅速な横方向の流れのテストについて」
記事を読むと、どうやらイムノクロマトグラフ検査(定性抗原検査)のことのようだ。
「たとえば、次の前にテストを実行します。
・混雑した屋内の場所で人々と混ざり合う
・COVID-19で深刻な病気になるリスクが高い人を訪ねる」
英国では、無料で検査を受けることができるようだな(一般的には週に2回)。
症状がある場合はPCR検査を受けることになり、定性抗原検査は無症状の場合に限られる。
これは我が国でも同じだ。
浮沈子は、先日、この検査を自腹で行っている。
(変異種:新型コロナウイルス抗原検査ペン型デバイスを試す:結果は陰性(臨床診断には使えません))
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2021/12/15/9448095
「・CとTの両方とも判定ラインが表示:陽性
・Cだけに表示:陰性
・Tだけに表示:無効
・CとTの両方とも非表示:無効」
この記事の画像では、右方向から検査液が浸潤していくことになる。
Tとある方が上流側で、Cとある方が下流側になっていることが確認できる。
取説には、なぜそうなのか、そもそもTとかCって何のことかは書かれていない。
(比色法を用いたタンパク質分析:ウイルス検査)
https://www.jsap.or.jp/columns-covid19/covid19_4-2-1
「本項目では,イムノアッセイの中でも,迅速簡易検出法として汎用されているイムノクロマト法と,臨床の現場で一般的な高感度分析法である酵素標識免疫分析 (Enzyme-linked immunosorbent Assay: ELISA) を取り上げる.」
やっぱ、がっこのせんせの書いた記事は読みやすいな・・・。
ワケワカの学生に、手取り足取り教えるのが仕事だからな。
T:テストライン:ウイルスと標識抗体の複合体を検出する(陽性時に出現)。
C:コントロールライン:標識抗体そのものを認識する抗体がある(陽性時及び陰性時に出現する:浸潤が不完全だと表示されない?)。
Tが上流側、Cが下流側というのも、仕組みを解説されれば納得だな。
標識抗体には凝集して目視できるようにするために、金コロイドが使われることが多いようだ(だから、表示されるマーカーの色が赤っぽいのか(金コロの粒径によって異なります))。
東亜産業のキットでは、Tだけ表示されてCが表示されない時は無効判定とされているが、理由は不明だ(陽性判定でもいいんじゃね?:両方表示されなければ無効というのは、なんとなく分かるんだがな)。
まあいい。
これで、少しスッキリした。
解説記事後段のELISA法については割愛する。
英国の新型コロナ対策は、一枚岩ではない。
連合王国だからな。
イングランドは最大の王国だし、ロンドン首都圏を抱えている。
ニュースは、どうしてもそこに偏る。
ウェールズは、独自の規制を早期に打ち出すことによって、まだ初期段階のオミクロンに対して効果的な打撃を与えつつ、人々の生活の流れを維持しようとしている。
イングランドは、政治的な理由もあって(ジョンソン政権は、人気が陰り始めているように見える)、有効な規制を打ち出せずにいるようだ。
(英 補選で与党が敗北 ジョンソン首相に大きな打撃)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211218/k10013393481000.html
「ことし3月に47%だった首相の支持率は、今月に入り、31%まで低下」
もう、何をやっても手遅れかも知れないしな。
英国の憂鬱は止まらない。
死者はまだ増えてきていないから、積極的な規制は遅れるだろう。
その間に蔓延は進行し、未曽有の感染者を生むことになる。
通常のワクチン接種(2回接種など)では、感染を防ぐことはできない。
英国をはじめとして、各国当局は既存のワクチンを追加接種することに懸命(英国では軍隊を投入していると言われる)だが、その効果が本当にあるのかどうか(試験管レベルではなく)は、今後の推移を見なければならない。
うちたくても、浮沈子が接種できるようになるのは来年の3月以降だ。
今日から自宅待機が解け、自由に外出することが出来るようになった。
会食したり、フィットネスしたり、ダイビングに行ったりできるようになった。
もちろん、サッカーの観戦も(興味ないので行きませんけど)。
待機場所確認、健康状態報告、ビデオ録画も無くなった。
見えない牢獄からの解放。
自由って素晴らしい・・・。
しかし、外の世界では、オミクロンが手ぐすね引いて待っているというわけだ。
なんてこった・・・。
英国の感染は、世界に広がる。
欧州や米国はもちろん、アジア(インドとかあ?)や豪州にも及ぶだろう。
アフリカは元々震源地だしな。
全世界の感染者(?)を、一切の制限なく受け入れているメキシコも例外ではないだろう。
メキシコは、新規感染者数が2000人程度と、比較的落ち着いているように見えるが、騙されてはいけない。
致死率は我が国の7倍(!)だ。
感染者数を減らすのは簡単だからな。
検査しなければいいだけだ(観光客向けの市中検査は、あちこちでやってましたが)。
海外からの観光客は、メキシコでお互いにうつしっこして、自国に帰ってから発症する。
メキシコの統計には載らないからな。
状況が大きく変わらなければ、来春のメキシコ再訪は実現する。
自国民を帰国させないという国交省のトンデモな決定は、官邸(外務省?)によって覆えされたからな。
帰国自体は可能かもしれない(陰性証明書を偽造すれば?)。
感度が怪しい検疫の定量抗原検査(感染者の3割は素通し)を運よくくぐりぬければ、たとえ施設待機になっても問題はない。
ヤバいのは、なんといっても現地で発症しちまうことだろうな。
追加接種うてないしな。
メキシコへの道(第2章)は遠い。
浮沈子の免疫が切れるまで、あと1か月と13日(接種完了2週間後起算で6か月とした場合の概算:6か月は持たないと思いますが)。
その後、2か月間は、免疫が切れたまま放置される。
抗体検査(定量)も考えているけど、採血しなければならないというのがネックだ(痛いし、怖いし、値段も高い:1万円弱くらい)。
仮に、有効値とされる値を得たとしても、オミクロンに効くかどうかは分からず、単なる気休めに過ぎないし、下回っていたらビビッてメキシコに行くどころではなくなるだろう。
運を天に任せて、検査などせず、目を閉じて強行突破するしかない。
ゼロビジ状況だなあ・・・。
フルケーブ講習といえども、そういうストレストレーニングはやらないだろうな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(英 9万人超がコロナ新規感染 3日連続過去最多に)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211218/k10013393231000.html
「新たな感染者が9万3045人となり、これまで最も多かった前の日から4600人以上増えて3日連続で過去最多を更新」
「オミクロン株への感染が確認された人は、累計で1万4900人あまり」
新たな変異種が増加に寄与していることは間違いない。
「ロンドンではオミクロン株が感染者全体の80%を占めている」
浮沈子的に気になったのは、医療関係者の感染が影響を与えているという点だな。
「医療機関ではスタッフが不足する事態になりかねない」
我が国では、医療崩壊を防ぐ観点から、医療関係者は優先的に追加接種が行われている。
英国もおそらく同じだろうが、その状況の中での話という点に注目だ。
追加接種の効果は限定的という、フィールドデータではないのか。
まあ、もちろん、消防車が出動できないというのも問題だけどな。
「ロンドンの消防では消防車の3分の1近くが出動できない日もある」
やれやれ・・・。
大阪での放火事件(?)が大々的に報じられる中、気になると言えば気になる。
「ロンドン中心部にあるレストランは、クリスマスの時期にあわせてパーティーなどの多くの予約が入っていましたが、すでにその40%あまりがキャンセル」
政府が、政治的理由から対策をこまねいている中、市民は自己防衛に走り始めている。
自分の身は自分で守るしかない。
「全国にあるおよそ2万軒のパブで予約のキャンセルがあわせて300万件以上」
「その損失は2億9700万ポンド」(440億円あまり)
4か月間の停留施設の経費増分に匹敵する(分かり辛い比較だ・・・)。
「職場ではクリスマスパーティーが中止になりました。今はみんなで安全に気をつけて分別を持って行動すれば乗り切れると思います」
「私が働くナイトクラブではイベントがいくつかキャンセルになり、これからさらに広がるかもしれません。自分自身と家族を守るために、今より状況が良くなるまでイベントを延期することが正しいと思います」
英国は、フーリガンとか、バカばっかしだと思っていたら、ちゃあんと良識ある市民もいるんだ(トーゼンです!)。
「中には結婚式を予定していたカップルの1人が新型コロナウイルスに感染し、直前になって取りやめたケースもあったということです。」
濃厚接触しちゃってたら、もう一人もヤバいかもな・・・。
英国の感染者数が爆発的に増加している(画像参照)。
9万人を超えてきているが、まだまだ増えそうだな。
イングランドはどうするか知らないけど、お隣のウエールズではパブの夜間営業を規制する方針のようだ。
(ウェールズのオミクロン:マーク・ドレイクフォードの「嵐」の警告がナイトクラブの閉鎖を促す)
https://www.bbc.com/news/uk-wales-politics-59685864
「変種の症例数の増加に対応して、12月26日以降にウェールズのナイトクラブは閉鎖されます。」
26日とあるけど、記事の図(What rules are changing?)では、27日からとなっている(どっち?)。
「Naightclubs will close at midnight on Boxing Day」
26日の深夜からということなわけだな(納得!)。
ボクシングデーについてはこちら。
(ボクシング・デー)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%BC
「英連邦でよく見られる、キリスト教に由来した休日。日付は12月26日。」
「クリスマスの翌日で、元々は、教会が貧しい人たちのために寄付を募り、箱に入れられた(boxing)クリスマスプレゼントを贈る日であったことから"Boxing Day"と呼ばれる。」
「なお、スペルは同じだが、スポーツのボクシングとは無関係である。」
「バーゲンセールが行われる。」
まあ、どうでもいいんですが。
英国では、クリスマスは重要な時期だ。
商店は書き入れ時になるし、人々は集い、語らい、ニャンニャンし(子供は分からなくていいです!)、新年に向けての活力を養う。
浮沈子のところには、APダイビングから、クリスマス期間(年末年始を含む)の休業に関するメールが届いている。
「Holiday Closing Times (GMT):
・Up to 3pm Wednesday 22nd Dec 2021: OPEN
・Thursday 23rd Dec 2021 to Monday 3rd January 2022: CLOSED
・Tuesday 4th January 2022: OPEN 10:00 - 15:00 (Telephone Hours)」(以下略)
英国はGMT表示でも、時差ないけどな(さすが大英帝国!)。
全世界のCCRユーザーに送られているわけだ(この時期にメンテに出すと、たぶん、1か月くらいは返ってこない・・・)。
記事の中で、自動翻訳が吐き出したワケワカの用語があった。
「外出する前、クリスマスの買い物に行く前、または人を訪ねる前に、横方向の流れのテストを受けてください」
なにそれ?。
(ラピッドラテラルフローコロナウイルス(COVID-19)テスト)
https://www.nhs.uk/conditions/coronavirus-covid-19/testing/regular-rapid-coronavirus-tests-if-you-do-not-have-symptoms/
「迅速な横方向の流れのテストについて」
記事を読むと、どうやらイムノクロマトグラフ検査(定性抗原検査)のことのようだ。
「たとえば、次の前にテストを実行します。
・混雑した屋内の場所で人々と混ざり合う
・COVID-19で深刻な病気になるリスクが高い人を訪ねる」
英国では、無料で検査を受けることができるようだな(一般的には週に2回)。
症状がある場合はPCR検査を受けることになり、定性抗原検査は無症状の場合に限られる。
これは我が国でも同じだ。
浮沈子は、先日、この検査を自腹で行っている。
(変異種:新型コロナウイルス抗原検査ペン型デバイスを試す:結果は陰性(臨床診断には使えません))
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2021/12/15/9448095
「・CとTの両方とも判定ラインが表示:陽性
・Cだけに表示:陰性
・Tだけに表示:無効
・CとTの両方とも非表示:無効」
この記事の画像では、右方向から検査液が浸潤していくことになる。
Tとある方が上流側で、Cとある方が下流側になっていることが確認できる。
取説には、なぜそうなのか、そもそもTとかCって何のことかは書かれていない。
(比色法を用いたタンパク質分析:ウイルス検査)
https://www.jsap.or.jp/columns-covid19/covid19_4-2-1
「本項目では,イムノアッセイの中でも,迅速簡易検出法として汎用されているイムノクロマト法と,臨床の現場で一般的な高感度分析法である酵素標識免疫分析 (Enzyme-linked immunosorbent Assay: ELISA) を取り上げる.」
やっぱ、がっこのせんせの書いた記事は読みやすいな・・・。
ワケワカの学生に、手取り足取り教えるのが仕事だからな。
T:テストライン:ウイルスと標識抗体の複合体を検出する(陽性時に出現)。
C:コントロールライン:標識抗体そのものを認識する抗体がある(陽性時及び陰性時に出現する:浸潤が不完全だと表示されない?)。
Tが上流側、Cが下流側というのも、仕組みを解説されれば納得だな。
標識抗体には凝集して目視できるようにするために、金コロイドが使われることが多いようだ(だから、表示されるマーカーの色が赤っぽいのか(金コロの粒径によって異なります))。
東亜産業のキットでは、Tだけ表示されてCが表示されない時は無効判定とされているが、理由は不明だ(陽性判定でもいいんじゃね?:両方表示されなければ無効というのは、なんとなく分かるんだがな)。
まあいい。
これで、少しスッキリした。
解説記事後段のELISA法については割愛する。
英国の新型コロナ対策は、一枚岩ではない。
連合王国だからな。
イングランドは最大の王国だし、ロンドン首都圏を抱えている。
ニュースは、どうしてもそこに偏る。
ウェールズは、独自の規制を早期に打ち出すことによって、まだ初期段階のオミクロンに対して効果的な打撃を与えつつ、人々の生活の流れを維持しようとしている。
イングランドは、政治的な理由もあって(ジョンソン政権は、人気が陰り始めているように見える)、有効な規制を打ち出せずにいるようだ。
(英 補選で与党が敗北 ジョンソン首相に大きな打撃)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211218/k10013393481000.html
「ことし3月に47%だった首相の支持率は、今月に入り、31%まで低下」
もう、何をやっても手遅れかも知れないしな。
英国の憂鬱は止まらない。
死者はまだ増えてきていないから、積極的な規制は遅れるだろう。
その間に蔓延は進行し、未曽有の感染者を生むことになる。
通常のワクチン接種(2回接種など)では、感染を防ぐことはできない。
英国をはじめとして、各国当局は既存のワクチンを追加接種することに懸命(英国では軍隊を投入していると言われる)だが、その効果が本当にあるのかどうか(試験管レベルではなく)は、今後の推移を見なければならない。
うちたくても、浮沈子が接種できるようになるのは来年の3月以降だ。
今日から自宅待機が解け、自由に外出することが出来るようになった。
会食したり、フィットネスしたり、ダイビングに行ったりできるようになった。
もちろん、サッカーの観戦も(興味ないので行きませんけど)。
待機場所確認、健康状態報告、ビデオ録画も無くなった。
見えない牢獄からの解放。
自由って素晴らしい・・・。
しかし、外の世界では、オミクロンが手ぐすね引いて待っているというわけだ。
なんてこった・・・。
英国の感染は、世界に広がる。
欧州や米国はもちろん、アジア(インドとかあ?)や豪州にも及ぶだろう。
アフリカは元々震源地だしな。
全世界の感染者(?)を、一切の制限なく受け入れているメキシコも例外ではないだろう。
メキシコは、新規感染者数が2000人程度と、比較的落ち着いているように見えるが、騙されてはいけない。
致死率は我が国の7倍(!)だ。
感染者数を減らすのは簡単だからな。
検査しなければいいだけだ(観光客向けの市中検査は、あちこちでやってましたが)。
海外からの観光客は、メキシコでお互いにうつしっこして、自国に帰ってから発症する。
メキシコの統計には載らないからな。
状況が大きく変わらなければ、来春のメキシコ再訪は実現する。
自国民を帰国させないという国交省のトンデモな決定は、官邸(外務省?)によって覆えされたからな。
帰国自体は可能かもしれない(陰性証明書を偽造すれば?)。
感度が怪しい検疫の定量抗原検査(感染者の3割は素通し)を運よくくぐりぬければ、たとえ施設待機になっても問題はない。
ヤバいのは、なんといっても現地で発症しちまうことだろうな。
追加接種うてないしな。
メキシコへの道(第2章)は遠い。
浮沈子の免疫が切れるまで、あと1か月と13日(接種完了2週間後起算で6か月とした場合の概算:6か月は持たないと思いますが)。
その後、2か月間は、免疫が切れたまま放置される。
抗体検査(定量)も考えているけど、採血しなければならないというのがネックだ(痛いし、怖いし、値段も高い:1万円弱くらい)。
仮に、有効値とされる値を得たとしても、オミクロンに効くかどうかは分からず、単なる気休めに過ぎないし、下回っていたらビビッてメキシコに行くどころではなくなるだろう。
運を天に任せて、検査などせず、目を閉じて強行突破するしかない。
ゼロビジ状況だなあ・・・。
フルケーブ講習といえども、そういうストレストレーニングはやらないだろうな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(英 9万人超がコロナ新規感染 3日連続過去最多に)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211218/k10013393231000.html
「新たな感染者が9万3045人となり、これまで最も多かった前の日から4600人以上増えて3日連続で過去最多を更新」
「オミクロン株への感染が確認された人は、累計で1万4900人あまり」
新たな変異種が増加に寄与していることは間違いない。
「ロンドンではオミクロン株が感染者全体の80%を占めている」
浮沈子的に気になったのは、医療関係者の感染が影響を与えているという点だな。
「医療機関ではスタッフが不足する事態になりかねない」
我が国では、医療崩壊を防ぐ観点から、医療関係者は優先的に追加接種が行われている。
英国もおそらく同じだろうが、その状況の中での話という点に注目だ。
追加接種の効果は限定的という、フィールドデータではないのか。
まあ、もちろん、消防車が出動できないというのも問題だけどな。
「ロンドンの消防では消防車の3分の1近くが出動できない日もある」
やれやれ・・・。
大阪での放火事件(?)が大々的に報じられる中、気になると言えば気になる。
「ロンドン中心部にあるレストランは、クリスマスの時期にあわせてパーティーなどの多くの予約が入っていましたが、すでにその40%あまりがキャンセル」
政府が、政治的理由から対策をこまねいている中、市民は自己防衛に走り始めている。
自分の身は自分で守るしかない。
「全国にあるおよそ2万軒のパブで予約のキャンセルがあわせて300万件以上」
「その損失は2億9700万ポンド」(440億円あまり)
4か月間の停留施設の経費増分に匹敵する(分かり辛い比較だ・・・)。
「職場ではクリスマスパーティーが中止になりました。今はみんなで安全に気をつけて分別を持って行動すれば乗り切れると思います」
「私が働くナイトクラブではイベントがいくつかキャンセルになり、これからさらに広がるかもしれません。自分自身と家族を守るために、今より状況が良くなるまでイベントを延期することが正しいと思います」
英国は、フーリガンとか、バカばっかしだと思っていたら、ちゃあんと良識ある市民もいるんだ(トーゼンです!)。
「中には結婚式を予定していたカップルの1人が新型コロナウイルスに感染し、直前になって取りやめたケースもあったということです。」
濃厚接触しちゃってたら、もう一人もヤバいかもな・・・。
🐼スターリンク:70度→53.2度:ワケワカの変更なワケ ― 2021年12月18日 14:13
スターリンク:70度→53.2度:ワケワカの変更なワケ
火星移民だとか、トンデモ発言がぶっ飛んでいるイーロンマスクが率いているとはいえ、スペースエクスプロレーションテクノロジーズコーポレーションは、健全な企業だ。
経営は堅実で、手法は手堅く、技術的背景も確かで、財務管理もしっかりしている(マスクは、破産するかもしれないと言ってるけど、それは世界経済が崩壊した後の話だろう)。
CEOの浮世離れしたビジョンを実現するために、大胆な投資やユニークな開発手法を取ることが多く、傍目からは危うげに見える(CEOのキャラの問題もあるしな)。
しかし、浮沈子的には、かなり保守的な面があり、石橋をたたきながら渡っている気もする。
今回の話がそうかどうかは分からないけどな。
(SpaceXは、週末の連続打ち上げで新しい会社の記録を樹立します)
https://spaceflightnow.com/2021/12/17/spacex-to-set-new-company-records-with-back-to-back-weekend-launches/
「ヴァンデンバーグ空軍基地から土曜日の午前4時24分(太平洋標準時午前1時24分; 0924 GMT)に予定されている爆発で始まり、スペースXのスターリンクインターネットネットワークの軌道にさらに52個の衛星を運びます。」
気象条件は絶好だから、技術的問題が生じなければ、日本時間の今夜10時前には上がる。
打ち上げ後、15分余りで、低軌道で衛星をぶん投げて放出する(文字通り)。
通常の、ばねなどを用いたデプロイと異なり、遠心力で放り投げるわけだ。
始めて見た時には仰天した。
が、最近はもう慣れてしまって、不思議とも何とも思わなくなった。
それでも、そんな衛星投入方法をしているのはS社だけだからな。
問題なのは、その投入(ぶん投げ?)軌道の方だ。
「もともと70度の軌道面に入る予定」
「12月中旬に利用可能な同社の西海岸打ち上げスケジュールの次のオープニングで、SpaceXは打ち上げ目標を53.2度の軌道に切り替えました。」
理由は不明のまま。
そもそも、バンデンバーグから、その傾斜角に衛星を投入するのは最善とは言えない。
「今年の後半に打ち上げを開始したスターリンク衛星はすべて、レーザー衛星間リンクを搭載しており、地上局を介して信号を中継する中間ステップなしで、ネットワークが宇宙船から宇宙船にインターネットトラフィックを通過させることもできます。」
実際の運用で、スペースレーザーというクサいネーミングのクロスリンクが、どの程度稼働しているのかは知らない。
今回の投入軌道の変更が、クロスリンクに依存することが避けられない高傾斜角(70度)の軌道ではなく、陸上の顧客に対して地上局経由の信号の中継が可能な軌道に変更されているというのも気になる。
「現在、私たちが話しているように、私たちは携帯電話の塔にいて、飛行機に乗っており、学校や病院にいます」
携帯電話のバックホールや学校、病院は、概ね地上にあるし、米国国内の航空機は、殆ど地面の上を飛んでいるからな。
「私たちは全面的に取り組んでいます。接続の必要性に欠けることはありません。」
そう、浮沈子は、何か技術的な問題が生じているのではないかと懸念しているわけだ。
肝心のスペースレーザーによるクロスリンクが、まともに機能していないのではないのか。
例によって、何の根拠もない、当てずっぽう、ヤマ勘、邪推、誹謗、中傷、当てこすりな妄想に過ぎない。
(SpaceXの次のウェストコーストスターリンクの打ち上げは、予期しない軌道に向かっています)
https://www.teslarati.com/spacex-next-starlink-launch-different-orbit/
「カリフォルニア州ヴァンデンバーグ空軍基地からの53度の打ち上げは、これまで、約56度より低い傾斜で定期的に打ち上げることができなかったため、珍しいものです。」
「ロケットは、バハカリフォルニアやメキシコの南西海岸の人口密集地域を飛び越えてしまうでしょう。明らかな理由で、米国のFAAやその他の国は、人口密集地域の上空を高速の爆発装置に相当するものを飛ばすのが好きではありません。」
まあ、仮に墜落するようなことがあっても、メキシコ南東部にあるカンクン周辺に影響はないだろう(そういうことかあ?)。
「SpaceXがヴァンデンバーグから53度まで発射できる唯一の明らかな方法は、Falcon 9が発射の数分後にドッグレッグ操作を実行し、飛行中に(わずかな)左折を効果的に行う場合です。一見単純に見えますが、わずかな数度のドッグレッグ操作でさえ、直感的に大量のdelta-Vのコストがかかる可能性があり、ロケットが特定の軌道に発射できるペイロードの量を大幅に減らす可能性があります。」
記事では、今回の場合、そのコストが打ち上げられる衛星を1機減らすだけで済んでいると言っている。
それよりも、フロリダ以外からの打ち上げで、中間軌道の衛星数を充実させることができるメリットを上げているけど、それって、後付けっぽいな(未確認)。
「結局のところ、できるだけ多くの中間傾斜のStarlink衛星をできるだけ早く配備することが、ネットワーク容量を拡張し、Starlinkサブスクライバーを追加して、収益を増やすための最速の方法である可能性があります。」
クロスリンクを多用できれば、地上局を最小限にして運用するというメリットも生まれる。
コストの削減にも繋がるわけだ。
もともと、人口密集地でない地域での展開を先行させる目的があるから、地上局の増設が必要な事態は可能な限り避けたいところではある。
船舶や国際線などの移動体通信は、クロスリンクを使わなければ実現できないし、もちろん、高緯度地方には、自然環境の厳しさから地上インフラの配置は困難だ。
移動体通信はともかく、高緯度の需要は相対的には少ない。
軍隊とか、そういう需要がなければ後回しにしたいところだしな。
中低緯度の需要を効率的に吸収するために、仮に技術的トラブルがないとしても、優先的に配置する必要はあるだろう。
じゃあ、なぜ、最初に傾斜角70度なんて言ったのかな。
そこが分からない。
外部からは、急遽変更したように見えるし、従来の打ち上げから1機減らしたわけだから、ネガは被っている。
フロリダの打ち上げは立て込んでいるし、カリフォルニアで中緯度に打ち上げるメリットがないわけではない(エリックラルフはそこを指摘しています)。
しかし、それは、最初に70度と言った理由にはならないからな。
やはり、技術的トラブルが生じているのではないかという疑いを拭いきれない。
もちろん、従来のバージョン1.0と同じく、地上局にKa帯で飛ばして中継することはできる。
クロスリンクに何か問題があったとしても、中緯度で限られた運用を続ける上での支障にはならない。
どーせ、通信状態を改善したり、多くの顧客の接続に応えるためには、現状では足りないわけだからな。
先にそっちを充実させるというのは、次善の策としては悪くない。
ソフト的に解決できる話であれば、その間に問題のトラブルシューティングを行い、クロスリンクの修正を掛けることができる可能性もある。
それができないとしても、今上がっている衛星は、全て5年後には燃え尽きる運命だ。
短期寿命の衛星を上げ続け、その間に得た技術的向上を、タイムリーに反映させ続ける。
低軌道衛星コンステレーションの面目躍如なわけだ。
一旦打ち上げたら、15年間改良のしようがない静止衛星のコンセプトとは異なる。
もちろん、衛星を制御する燃料(クリプトン)の量には限りがあるから、軌道変更を自在に行うわけにはいかないだろう。
その燃料は、他の衛星やスペースデブリの回避などにも使われる。
様々な要素を斟酌し、比較考量した挙句、当初の軌道を土壇場になって変更したわけだ。
浮沈子の妄想の中では、社内で喧々諤々の論争があったに違いない。
あーでもない、こーでもない・・・。
まあ、どーでもいーんですが。
何事もなければ、スターリンク4-4は日本時間の今夜上がる。
無理して軌道傾斜角を捻じ曲げ、これまでより少ない衛星を上げる(1機だけですが)。
バンデンバーグからの打ち上げがコンスタントに行われるようになれば、それなりのメリットはあるかも知れない。
本当の理由は明かされないかもしれない(会社の方針です)。
打ち上げは成功し、OCISLYは、1段目の回収にも成功するだろう(11回目の使用だそうです)。
新記録だが、今後も塗り替え続けられるに違いない。
スターリンクの打ち上げに終わりはない。
未来永劫続く。
スターシップが出来上がれば、搭載機数が増加することによって打ち上げ頻度が下がるのではなく、打ち上げる衛星の総数が増えることになる(最終的には4万2千機だそうです)。
べらぼーめ・・・。
完全再使用が実現すれば、さらにコンステレーションが拡大し、スターリンク衛星同士の間隔はどんどん狭まっていくに違いない・・・。
で、妄想の果てに辿り着いたのは、スペースレーザーなんて使わずに、衛星が数珠つなぎになって地球を周回する姿だ(そんなあ!)。
真空中では、光ファイバー中より光が進む速度が2割くらい速いというのが売りだったような記憶がある。
各衛星の中継に係る時間的ロスもあるだろうしな(未確認)。
手を伸ばせば届きそうな距離を、レーザーで繋ぐよりは、巻取り式の光ファイバーを使って、物理的につないでしまえば話は早い(そうなのかあ?)。
衛星の寿命が来て、コンステレーションを離脱する時だけ、一時的にレーザー通信で補う。
本当は、今でもそうしているんじゃないのかあ?。
クロスリンクの不具合は、巻取り装置の故障かもしれない(撚りが入っちゃったとか)・・・。
ああ、妄想は果てしなく膨らむ。
我が国には、釣り糸を巻き取る高性能の巻取り装置があるからな。
ひょっとしたら、もう問い合わせが入っているかもしれない(ああ、もう止まらないな・・・)。
クリスマスを控え、メディアは既に休暇突入態勢だ。
S社は、このドサクサに紛れて、4日間で3回の打ち上げを予定している。
軌道傾斜角の変更が、何故行われたのかは、うやむやになるかも知れない。
証拠は宇宙の彼方だし、5年経てば完全に消滅する。
完全犯罪だな(犯罪なのかあ?)。
ケネディ暗殺の秘密さえ、ついに公開された。
(ジョン・F・ケネディ暗殺文書の未公開分がついにネットで公開され誰でもダウンロード可能に)
https://gigazine.net/news/20211216-john-f-kennedy-assassination-records-2021/
「2021年10月、予定されていたジョン・F・ケネディ元大統領の暗殺に関する機密文書の全面公開が延期されたのですが、現地時間の2021年12月15日、暗殺に関する機密文書の未公開だった一部が公開されることとなりました。」
なんだ、一部か・・・。
そのうち、スターリンク衛星に搭載して、期限が来れば燃え尽きるようになるかもしれない(そうなのかあ?)。
「今回公開された文書から学ぶことはほとんどない」
「何も変更されていないデータすらある」
「実際、今回公開された文書について、国家安全保障局は公開差し止めを求めていませんでした。」
「残る「編集された文書」「完全に公開が停止された文書」は520件だとのことです。」
国家が秘密を抱え込んでから60年近くが経つ(暗殺自体は1963年)。
当時、衛星中継で、我が国でも即座に報じられた。
(ケネディ大統領暗殺事件)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%8D%E3%83%87%E3%82%A3%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E6%9A%97%E6%AE%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6
「日本でも、折しも当日実施されていた通信衛星による初の日米間の衛星中継(当時は宇宙中継と呼ばれた)によるテレビ伝送実験において、即座に事件の詳細が伝えられ、視聴者に大きな衝撃を与えた」
「日米宇宙中継という輝かしい試みの電波に乗せて、悲しいニュースをお伝えしなければならない事を残念に思います。アメリカ合衆国第35代ジョン・F・ケネディ大統領は11月22日、日本時間11月23日午前4時、テキサス州ダラス市において銃弾に撃たれ死亡しました。」
なんで、スターリンクの軌道変更が、ケネディ暗殺の話になったんだろうな(宇宙中継だから、宇宙繋がり?)。
秘密を抱えたまま、スターリンク衛星52機は今夜上がる。
謎の軌道変更を受け、その軌道を廻ることになる。
5年間宇宙を飛び続け、その後、流れ星となって消える運命だ。
半世紀たっても、真の理由は明かされないかもしれないな・・・。
火星移民だとか、トンデモ発言がぶっ飛んでいるイーロンマスクが率いているとはいえ、スペースエクスプロレーションテクノロジーズコーポレーションは、健全な企業だ。
経営は堅実で、手法は手堅く、技術的背景も確かで、財務管理もしっかりしている(マスクは、破産するかもしれないと言ってるけど、それは世界経済が崩壊した後の話だろう)。
CEOの浮世離れしたビジョンを実現するために、大胆な投資やユニークな開発手法を取ることが多く、傍目からは危うげに見える(CEOのキャラの問題もあるしな)。
しかし、浮沈子的には、かなり保守的な面があり、石橋をたたきながら渡っている気もする。
今回の話がそうかどうかは分からないけどな。
(SpaceXは、週末の連続打ち上げで新しい会社の記録を樹立します)
https://spaceflightnow.com/2021/12/17/spacex-to-set-new-company-records-with-back-to-back-weekend-launches/
「ヴァンデンバーグ空軍基地から土曜日の午前4時24分(太平洋標準時午前1時24分; 0924 GMT)に予定されている爆発で始まり、スペースXのスターリンクインターネットネットワークの軌道にさらに52個の衛星を運びます。」
気象条件は絶好だから、技術的問題が生じなければ、日本時間の今夜10時前には上がる。
打ち上げ後、15分余りで、低軌道で衛星をぶん投げて放出する(文字通り)。
通常の、ばねなどを用いたデプロイと異なり、遠心力で放り投げるわけだ。
始めて見た時には仰天した。
が、最近はもう慣れてしまって、不思議とも何とも思わなくなった。
それでも、そんな衛星投入方法をしているのはS社だけだからな。
問題なのは、その投入(ぶん投げ?)軌道の方だ。
「もともと70度の軌道面に入る予定」
「12月中旬に利用可能な同社の西海岸打ち上げスケジュールの次のオープニングで、SpaceXは打ち上げ目標を53.2度の軌道に切り替えました。」
理由は不明のまま。
そもそも、バンデンバーグから、その傾斜角に衛星を投入するのは最善とは言えない。
「今年の後半に打ち上げを開始したスターリンク衛星はすべて、レーザー衛星間リンクを搭載しており、地上局を介して信号を中継する中間ステップなしで、ネットワークが宇宙船から宇宙船にインターネットトラフィックを通過させることもできます。」
実際の運用で、スペースレーザーというクサいネーミングのクロスリンクが、どの程度稼働しているのかは知らない。
今回の投入軌道の変更が、クロスリンクに依存することが避けられない高傾斜角(70度)の軌道ではなく、陸上の顧客に対して地上局経由の信号の中継が可能な軌道に変更されているというのも気になる。
「現在、私たちが話しているように、私たちは携帯電話の塔にいて、飛行機に乗っており、学校や病院にいます」
携帯電話のバックホールや学校、病院は、概ね地上にあるし、米国国内の航空機は、殆ど地面の上を飛んでいるからな。
「私たちは全面的に取り組んでいます。接続の必要性に欠けることはありません。」
そう、浮沈子は、何か技術的な問題が生じているのではないかと懸念しているわけだ。
肝心のスペースレーザーによるクロスリンクが、まともに機能していないのではないのか。
例によって、何の根拠もない、当てずっぽう、ヤマ勘、邪推、誹謗、中傷、当てこすりな妄想に過ぎない。
(SpaceXの次のウェストコーストスターリンクの打ち上げは、予期しない軌道に向かっています)
https://www.teslarati.com/spacex-next-starlink-launch-different-orbit/
「カリフォルニア州ヴァンデンバーグ空軍基地からの53度の打ち上げは、これまで、約56度より低い傾斜で定期的に打ち上げることができなかったため、珍しいものです。」
「ロケットは、バハカリフォルニアやメキシコの南西海岸の人口密集地域を飛び越えてしまうでしょう。明らかな理由で、米国のFAAやその他の国は、人口密集地域の上空を高速の爆発装置に相当するものを飛ばすのが好きではありません。」
まあ、仮に墜落するようなことがあっても、メキシコ南東部にあるカンクン周辺に影響はないだろう(そういうことかあ?)。
「SpaceXがヴァンデンバーグから53度まで発射できる唯一の明らかな方法は、Falcon 9が発射の数分後にドッグレッグ操作を実行し、飛行中に(わずかな)左折を効果的に行う場合です。一見単純に見えますが、わずかな数度のドッグレッグ操作でさえ、直感的に大量のdelta-Vのコストがかかる可能性があり、ロケットが特定の軌道に発射できるペイロードの量を大幅に減らす可能性があります。」
記事では、今回の場合、そのコストが打ち上げられる衛星を1機減らすだけで済んでいると言っている。
それよりも、フロリダ以外からの打ち上げで、中間軌道の衛星数を充実させることができるメリットを上げているけど、それって、後付けっぽいな(未確認)。
「結局のところ、できるだけ多くの中間傾斜のStarlink衛星をできるだけ早く配備することが、ネットワーク容量を拡張し、Starlinkサブスクライバーを追加して、収益を増やすための最速の方法である可能性があります。」
クロスリンクを多用できれば、地上局を最小限にして運用するというメリットも生まれる。
コストの削減にも繋がるわけだ。
もともと、人口密集地でない地域での展開を先行させる目的があるから、地上局の増設が必要な事態は可能な限り避けたいところではある。
船舶や国際線などの移動体通信は、クロスリンクを使わなければ実現できないし、もちろん、高緯度地方には、自然環境の厳しさから地上インフラの配置は困難だ。
移動体通信はともかく、高緯度の需要は相対的には少ない。
軍隊とか、そういう需要がなければ後回しにしたいところだしな。
中低緯度の需要を効率的に吸収するために、仮に技術的トラブルがないとしても、優先的に配置する必要はあるだろう。
じゃあ、なぜ、最初に傾斜角70度なんて言ったのかな。
そこが分からない。
外部からは、急遽変更したように見えるし、従来の打ち上げから1機減らしたわけだから、ネガは被っている。
フロリダの打ち上げは立て込んでいるし、カリフォルニアで中緯度に打ち上げるメリットがないわけではない(エリックラルフはそこを指摘しています)。
しかし、それは、最初に70度と言った理由にはならないからな。
やはり、技術的トラブルが生じているのではないかという疑いを拭いきれない。
もちろん、従来のバージョン1.0と同じく、地上局にKa帯で飛ばして中継することはできる。
クロスリンクに何か問題があったとしても、中緯度で限られた運用を続ける上での支障にはならない。
どーせ、通信状態を改善したり、多くの顧客の接続に応えるためには、現状では足りないわけだからな。
先にそっちを充実させるというのは、次善の策としては悪くない。
ソフト的に解決できる話であれば、その間に問題のトラブルシューティングを行い、クロスリンクの修正を掛けることができる可能性もある。
それができないとしても、今上がっている衛星は、全て5年後には燃え尽きる運命だ。
短期寿命の衛星を上げ続け、その間に得た技術的向上を、タイムリーに反映させ続ける。
低軌道衛星コンステレーションの面目躍如なわけだ。
一旦打ち上げたら、15年間改良のしようがない静止衛星のコンセプトとは異なる。
もちろん、衛星を制御する燃料(クリプトン)の量には限りがあるから、軌道変更を自在に行うわけにはいかないだろう。
その燃料は、他の衛星やスペースデブリの回避などにも使われる。
様々な要素を斟酌し、比較考量した挙句、当初の軌道を土壇場になって変更したわけだ。
浮沈子の妄想の中では、社内で喧々諤々の論争があったに違いない。
あーでもない、こーでもない・・・。
まあ、どーでもいーんですが。
何事もなければ、スターリンク4-4は日本時間の今夜上がる。
無理して軌道傾斜角を捻じ曲げ、これまでより少ない衛星を上げる(1機だけですが)。
バンデンバーグからの打ち上げがコンスタントに行われるようになれば、それなりのメリットはあるかも知れない。
本当の理由は明かされないかもしれない(会社の方針です)。
打ち上げは成功し、OCISLYは、1段目の回収にも成功するだろう(11回目の使用だそうです)。
新記録だが、今後も塗り替え続けられるに違いない。
スターリンクの打ち上げに終わりはない。
未来永劫続く。
スターシップが出来上がれば、搭載機数が増加することによって打ち上げ頻度が下がるのではなく、打ち上げる衛星の総数が増えることになる(最終的には4万2千機だそうです)。
べらぼーめ・・・。
完全再使用が実現すれば、さらにコンステレーションが拡大し、スターリンク衛星同士の間隔はどんどん狭まっていくに違いない・・・。
で、妄想の果てに辿り着いたのは、スペースレーザーなんて使わずに、衛星が数珠つなぎになって地球を周回する姿だ(そんなあ!)。
真空中では、光ファイバー中より光が進む速度が2割くらい速いというのが売りだったような記憶がある。
各衛星の中継に係る時間的ロスもあるだろうしな(未確認)。
手を伸ばせば届きそうな距離を、レーザーで繋ぐよりは、巻取り式の光ファイバーを使って、物理的につないでしまえば話は早い(そうなのかあ?)。
衛星の寿命が来て、コンステレーションを離脱する時だけ、一時的にレーザー通信で補う。
本当は、今でもそうしているんじゃないのかあ?。
クロスリンクの不具合は、巻取り装置の故障かもしれない(撚りが入っちゃったとか)・・・。
ああ、妄想は果てしなく膨らむ。
我が国には、釣り糸を巻き取る高性能の巻取り装置があるからな。
ひょっとしたら、もう問い合わせが入っているかもしれない(ああ、もう止まらないな・・・)。
クリスマスを控え、メディアは既に休暇突入態勢だ。
S社は、このドサクサに紛れて、4日間で3回の打ち上げを予定している。
軌道傾斜角の変更が、何故行われたのかは、うやむやになるかも知れない。
証拠は宇宙の彼方だし、5年経てば完全に消滅する。
完全犯罪だな(犯罪なのかあ?)。
ケネディ暗殺の秘密さえ、ついに公開された。
(ジョン・F・ケネディ暗殺文書の未公開分がついにネットで公開され誰でもダウンロード可能に)
https://gigazine.net/news/20211216-john-f-kennedy-assassination-records-2021/
「2021年10月、予定されていたジョン・F・ケネディ元大統領の暗殺に関する機密文書の全面公開が延期されたのですが、現地時間の2021年12月15日、暗殺に関する機密文書の未公開だった一部が公開されることとなりました。」
なんだ、一部か・・・。
そのうち、スターリンク衛星に搭載して、期限が来れば燃え尽きるようになるかもしれない(そうなのかあ?)。
「今回公開された文書から学ぶことはほとんどない」
「何も変更されていないデータすらある」
「実際、今回公開された文書について、国家安全保障局は公開差し止めを求めていませんでした。」
「残る「編集された文書」「完全に公開が停止された文書」は520件だとのことです。」
国家が秘密を抱え込んでから60年近くが経つ(暗殺自体は1963年)。
当時、衛星中継で、我が国でも即座に報じられた。
(ケネディ大統領暗殺事件)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%8D%E3%83%87%E3%82%A3%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E6%9A%97%E6%AE%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6
「日本でも、折しも当日実施されていた通信衛星による初の日米間の衛星中継(当時は宇宙中継と呼ばれた)によるテレビ伝送実験において、即座に事件の詳細が伝えられ、視聴者に大きな衝撃を与えた」
「日米宇宙中継という輝かしい試みの電波に乗せて、悲しいニュースをお伝えしなければならない事を残念に思います。アメリカ合衆国第35代ジョン・F・ケネディ大統領は11月22日、日本時間11月23日午前4時、テキサス州ダラス市において銃弾に撃たれ死亡しました。」
なんで、スターリンクの軌道変更が、ケネディ暗殺の話になったんだろうな(宇宙中継だから、宇宙繋がり?)。
秘密を抱えたまま、スターリンク衛星52機は今夜上がる。
謎の軌道変更を受け、その軌道を廻ることになる。
5年間宇宙を飛び続け、その後、流れ星となって消える運命だ。
半世紀たっても、真の理由は明かされないかもしれないな・・・。
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