🐱減量ネタ:63kgの壁:停滞 ― 2023年09月06日 18:45
減量ネタ:63kgの壁:停滞
本日の計量(先月の値):
体重:62.4kg(62.7kg)↓
体脂肪率:15.9%(17.6%)↓
脂肪量:9.9kg(11.0kg)↓
推定骨量:2.7kg(2.7kg)→
筋肉量:49.8kg(49kg)↑
体水分量:11.7kg(11.5kg)↑
BMI:21.8(22.0)↓
基礎代謝量は1389kcalから1410kcalに増え、内臓脂肪レベルは「やや過剰」ではあるが11から10に下がり、アスリート指数も「スタンダード」ながら2コマ増えた(5コマから7コマへ)。
体形的には、「平均的」内ではあるが、「標準・低位」を維持している。
右足の脂肪量が1ポイント(200g)増加した以外に、マイナスの要素はない。
体重はほぼ維持できているし、健康的に問題はないと思うんだが、今日、久しぶりにクロストレーナーをこいだら疲れが出てしまった。
持久力に問題ありだな。
タイム 体重 変化
9月 6, 2023(心を入れ替えて減量!?)
17:35 61.8 kg 0.8 kg ↓
05:59 62.6 kg 0.4 kg ↓
9月 5, 2023(大島ツアー帰宅:爆睡)
19:28 63.0 kg 0.5 kg ↑
9月 3, 2023(大島ツアー出発・フィットネスサボリ)
09:06 62.5 kg 0.2 kg ↓
07:22 62.7 kg 0.6 kg ↓
01:48 63.3 kg 0.2 kg ↓
9月 2, 2023(会食)
04:11 63.5 kg 0.3 kg ↑
9月 1, 2023(國富プールでサイドマウントトレーニング)
21:04 63.2 kg 0.5 kg ↓
18:07 63.7 kg 0.8 kg ↓
02:28 64.5 kg 1.6 kg ↑↑
8月 31, 2023(整形外科受診・完全休養)
05:57 62.9 kg 0.2 kg ?
ちょっと変動の範囲が大きいけど、概ね63kgの壁の下を維持している。
大島ツアーは、体重の増減にはそれほど影響はなかった(2日で0.5kg増加:爆食したしな!)。
國富プールでのトレーニングダイブも、ポパイ(はす向かいの中華屋)のランチメニューで食い倒れするほどでもない(中日で1.6kg(!)増えたけど、2日で戻せた:たぶん、前日が脱水したからか)。
夏場で脱水になりがちなので、無理な減量を控えている中では、無難な結果で済んでいる。
「スポーツの秋」になれば、涼しい気候の中で思い切り身体を動かせるんだが、「食欲の秋」で元も子もなくなるかもな(そんなあ!)。
「読書の秋」や「芸術の秋」でもあるけど、そっちの方は減量とはあまり関係ないような気がしている。
まあ、どうでもいいんですが。
減量した体重を維持するコツも分かってきた。
リバウンドの兆候が現れたら、間髪を置かずに、直ちに対応することだな。
明日にしようとか、来週からとか言わずに、今、計量したこの瞬間から対応する。
糖質制限、軽度の運動の継続、筋トレ、爆食・間食の停止。
今日はいささか疲れが残っていたんだが、水泳教室の後に、500mだけ泳いだ。
雨が降り出す前に帰れればいいので、プールで粘った。
で、帰宅後の片足上げた計量で62kgを切れたので、これから爆食する(そんなあ!)。
いつになったら、目標体重(58kg:自宅での計量で)を達成できるんだろうな・・・。
本日の計量(先月の値):
体重:62.4kg(62.7kg)↓
体脂肪率:15.9%(17.6%)↓
脂肪量:9.9kg(11.0kg)↓
推定骨量:2.7kg(2.7kg)→
筋肉量:49.8kg(49kg)↑
体水分量:11.7kg(11.5kg)↑
BMI:21.8(22.0)↓
基礎代謝量は1389kcalから1410kcalに増え、内臓脂肪レベルは「やや過剰」ではあるが11から10に下がり、アスリート指数も「スタンダード」ながら2コマ増えた(5コマから7コマへ)。
体形的には、「平均的」内ではあるが、「標準・低位」を維持している。
右足の脂肪量が1ポイント(200g)増加した以外に、マイナスの要素はない。
体重はほぼ維持できているし、健康的に問題はないと思うんだが、今日、久しぶりにクロストレーナーをこいだら疲れが出てしまった。
持久力に問題ありだな。
タイム 体重 変化
9月 6, 2023(心を入れ替えて減量!?)
17:35 61.8 kg 0.8 kg ↓
05:59 62.6 kg 0.4 kg ↓
9月 5, 2023(大島ツアー帰宅:爆睡)
19:28 63.0 kg 0.5 kg ↑
9月 3, 2023(大島ツアー出発・フィットネスサボリ)
09:06 62.5 kg 0.2 kg ↓
07:22 62.7 kg 0.6 kg ↓
01:48 63.3 kg 0.2 kg ↓
9月 2, 2023(会食)
04:11 63.5 kg 0.3 kg ↑
9月 1, 2023(國富プールでサイドマウントトレーニング)
21:04 63.2 kg 0.5 kg ↓
18:07 63.7 kg 0.8 kg ↓
02:28 64.5 kg 1.6 kg ↑↑
8月 31, 2023(整形外科受診・完全休養)
05:57 62.9 kg 0.2 kg ?
ちょっと変動の範囲が大きいけど、概ね63kgの壁の下を維持している。
大島ツアーは、体重の増減にはそれほど影響はなかった(2日で0.5kg増加:爆食したしな!)。
國富プールでのトレーニングダイブも、ポパイ(はす向かいの中華屋)のランチメニューで食い倒れするほどでもない(中日で1.6kg(!)増えたけど、2日で戻せた:たぶん、前日が脱水したからか)。
夏場で脱水になりがちなので、無理な減量を控えている中では、無難な結果で済んでいる。
「スポーツの秋」になれば、涼しい気候の中で思い切り身体を動かせるんだが、「食欲の秋」で元も子もなくなるかもな(そんなあ!)。
「読書の秋」や「芸術の秋」でもあるけど、そっちの方は減量とはあまり関係ないような気がしている。
まあ、どうでもいいんですが。
減量した体重を維持するコツも分かってきた。
リバウンドの兆候が現れたら、間髪を置かずに、直ちに対応することだな。
明日にしようとか、来週からとか言わずに、今、計量したこの瞬間から対応する。
糖質制限、軽度の運動の継続、筋トレ、爆食・間食の停止。
今日はいささか疲れが残っていたんだが、水泳教室の後に、500mだけ泳いだ。
雨が降り出す前に帰れればいいので、プールで粘った。
で、帰宅後の片足上げた計量で62kgを切れたので、これから爆食する(そんなあ!)。
いつになったら、目標体重(58kg:自宅での計量で)を達成できるんだろうな・・・。
🐱スターシップ:2回目の試験発射準備完了:動的燃焼試験か ― 2023年09月07日 02:38
スターシップ:2回目の試験発射準備完了:動的燃焼試験か
(スターシップは積み重ねられ、2回目の打ち上げを試みる準備ができています)
https://arstechnica.com/space/2023/09/starship-is-stacked-and-ready-to-make-its-second-launch-attempt/
「ここ数週間で、SpaceX はロケット Booster 9 の 2 つの高温燃焼試験と、Starship 上段の Ship 25 の試験も完了しました。ハードウェアはこれらの試験にほぼ合格しました。」
「今後の試験飛行中、スターシップはペイロードを搭載せず、代わりにブースターの33基のラプターロケットエンジンの性能、ステージの分離、スターシップの6基のエンジンの点火を実証しようとする。名目上の飛行では、スターシップは地球の周りの軌道のほぼ4分の3を周回してから、ハワイのカウアイ島の北の太平洋に着水します。」
まあ、ムリポだろうな。
エンジンはラプター2のままだし、改良されたという話は聞かない。
むしろ、今のエンジンのままの小改良に見切りをつけ、ラプター3の開発に着手している。
2回目の打ち上げは、6秒間の間に2基のエンジンが停止しちまった静的「着火」試験の後の、動的「燃焼」試験の位置づけだろう。
このスーパーヘビーブースターの規定燃焼時間(2分半くらいか)を地上でテストできる設備はない。
メキシコ湾西部が、丸ごとテストステージと見るべきで、運が良ければホットステージングまで持ち込むことができるかも知れないが、通常予想される結末は、前回同様、1段目の燃焼中に次々とエンジンが故障し、空中爆発によって終焉するというものだ。
前回は、最大8基のエンジンの停止(途中で復帰したものを含む)が確認されているが、今回は4基くらいに減るかもしれない(浮沈子は、不具合の原因が燃焼室の設計にあると見ているので、大甘な予想だけどな)。
燃料マニフォールドの改良や、ジンバルの電動化、エンジン隔壁の改良が報じられているから、隣接するエンジンの不具合が波及する影響は抑制される。
で、ざっくり半分。
が、スーパーヘビーブースターの軌道到達ミッションで故障が許容されているのは、最大3基までだ。
つまり、浮沈子的健全な予想では、今回もまた、前回に引き続き、爆発炎上木っ端微塵となってメキシコ湾の露と消えることになる。
まあ、どうでもいいんですが。
ラプターエンジンが根本的に改良されて(ラプター100くらいか)、信頼性を向上させて投入されるのは数年先だろう(未確認)。
軌道試験はそれまではお預けだな。
「スターシップは打ち上げの準備ができており、FAAのライセンス承認を待っている」
それは間違いないが、成功の確率は低い。
地上システムや、管制、誘導、燃焼継続のままの段間分離(ホットステージング)では成果が期待できるが、分離まで持ち込めるかどうかが最大の焦点だ。
上記の理由で、浮沈子は、ムリポと見ている。
が、S社は強引にそこに持ち込む可能性がある(大いにあり得るな)。
つまりだな、1段目の燃焼で次々とエンジンが停止していく中で、まだ本来の分離条件が整わないうちに、強引に2段目に点火して分離しようとする可能性がある。
ホットステージングへの分離方式の変更は、そのための布石かも知れない。
FAAがNASAからのプレッシャーに屈して、いい加減なゴーサインを出し、年内の再打ち上げが実現したとしても、状況が大きく変わることはないだろう。
それは、仮に、強引な分離に成功し、弾道軌道で2段目の着火に成功したとしてもだ。
その先の再突入試験に運よく持ち込めたとしても、安定的に打ち上げられる保証はない。
2段目の軌道についても、社内で色々検討しているに違いない。
どの段階で分離したら、どの辺に落ちそうだとかな。
計画ではハワイの北の海域ということになっているが、そこまで届くかどうかも分からない。
どこか途中で、不制御落下する危険もある。
中国の長征5Bの二の舞だろう。
そんなリスクがある中で、FAAが早期打ち上げを許可するんだろうか?。
よーっく考えて、腹を括って決断してほしいもんだな。
米国上空に落ちなければそれでいいという、一国主義だけは勘弁してもらいたいもんだな・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
(マスク氏、スターシップはスタッキング後の2回目の試験飛行の準備ができていると宣言)
https://spaceflightnow.com/2023/09/06/musk-declares-starship-is-ready-for-its-second-test-flight-following-stacking/
「最近の実験とさらなる打ち上げの可能性に関する限り、私たちはそのような活動が国家環境政策法と絶滅危惧種法に違反していると考えています。これらの法律はどちらも上記のように補足分析を必要とし、補足分析が行われている間はそのような活動を妨げます」
「したがって、適用されるすべての環境法が遵守されるまでは今後の打ち上げは許可されないということをFAAが明確にしていないことに、我々は依然として非常に懸念を抱いている。」
そっちの方がどうかかわってくるのかについて、浮沈子は知らない。
が、FAAは関係政府機関と調整を行って打ち上げ許可を出しているわけだからな。
環境関係の訴訟とは関係なく、FAAが定めた打ち上げ条件を満たせば許可が出ると考えるのが妥当だろう。
「FAAがスターシップの2回目の試験飛行前に訴訟の解決を求めるかどうかは不明」
訴訟の完全解決が打ち上げ許可の前提となった場合、2度目の打ち上げは最低でも数年先になる。
状況によっては、許可は永遠に出ないかもしれない。
アルテミスは崩壊し、今後、米国からのロケットの打ち上げさえ完全に中止されかねない。
ありえねー・・・。
メキシコ湾の自然が破壊されようが何しようが、スターシップは上がるだろう。
年内かどうかはともかく、少なくとも来年中には上がる。
環境保護のための、追加の見せかけだけの対策が取られ、それを当局が承認する形で手打ちだ。
三方一両損が落としどころというのは、洋の東西を問わず同じだからな。
今月中はあり得ないし、来月も怪しい。
年内はムリポというのが妥当だが、それは健全な判断が行われることが前提だ。
動的燃焼試験と言えども、想定される危険は除去されなければならない。
最悪の事態は、制御を失ったスターシップが、燃料満載のまま都市部に落下することなわけだ。
それさえ防げれば、その確信が得られれば、FAAは許可するだろう。
前回の打ち上げでは、指令破壊に対して速やかに自爆が行われなかったことが最大の問題になった。
テストの成功とは関係なく、2回目の打ち上げ許可は、そこにポイントが絞られている。
砂が巻き上がろうが、コンクリートの破片が飛び散ろうが(今回はないかもしれませんが)、それは大した話じゃない。
ダラス辺りに、突っ込まなければそれでいい(そうなのかあ?)。
この話は、ボカチカの打ち上げ施設に限られた話じゃない。
大陸間弾道旅客ロケットが跋扈する2030年代には、世界のあちこちで同じ話が起こる。
リスクを許容したところだけに、最大の恩恵が施される。
ふつーの航空機が離発着する空港でさえ、付近の住民にとっては迷惑施設以外の何物でもない。
毎回、墜落激突爆発炎上木っ端微塵が想定されるロケット打ち上げ施設(スターシップの場合は、着陸もあるしな)ではなおさらだ。
この話は、普天間飛行場や辺野古問題と、密接につながっている。
我が国にとっても他人ごとじゃないはずだ。
ロケットは、未成熟な技術で、毎回の打ち上げが一か八かの要素を抱えている(そうなのかあ?)。
少なくとも、旅客機の発着とは異なる。
今後、10年余りで、あのロケットに人間が乗ることを考えると、首筋に冷たいものが走る気がする・・・。
(スターシップは積み重ねられ、2回目の打ち上げを試みる準備ができています)
https://arstechnica.com/space/2023/09/starship-is-stacked-and-ready-to-make-its-second-launch-attempt/
「ここ数週間で、SpaceX はロケット Booster 9 の 2 つの高温燃焼試験と、Starship 上段の Ship 25 の試験も完了しました。ハードウェアはこれらの試験にほぼ合格しました。」
「今後の試験飛行中、スターシップはペイロードを搭載せず、代わりにブースターの33基のラプターロケットエンジンの性能、ステージの分離、スターシップの6基のエンジンの点火を実証しようとする。名目上の飛行では、スターシップは地球の周りの軌道のほぼ4分の3を周回してから、ハワイのカウアイ島の北の太平洋に着水します。」
まあ、ムリポだろうな。
エンジンはラプター2のままだし、改良されたという話は聞かない。
むしろ、今のエンジンのままの小改良に見切りをつけ、ラプター3の開発に着手している。
2回目の打ち上げは、6秒間の間に2基のエンジンが停止しちまった静的「着火」試験の後の、動的「燃焼」試験の位置づけだろう。
このスーパーヘビーブースターの規定燃焼時間(2分半くらいか)を地上でテストできる設備はない。
メキシコ湾西部が、丸ごとテストステージと見るべきで、運が良ければホットステージングまで持ち込むことができるかも知れないが、通常予想される結末は、前回同様、1段目の燃焼中に次々とエンジンが故障し、空中爆発によって終焉するというものだ。
前回は、最大8基のエンジンの停止(途中で復帰したものを含む)が確認されているが、今回は4基くらいに減るかもしれない(浮沈子は、不具合の原因が燃焼室の設計にあると見ているので、大甘な予想だけどな)。
燃料マニフォールドの改良や、ジンバルの電動化、エンジン隔壁の改良が報じられているから、隣接するエンジンの不具合が波及する影響は抑制される。
で、ざっくり半分。
が、スーパーヘビーブースターの軌道到達ミッションで故障が許容されているのは、最大3基までだ。
つまり、浮沈子的健全な予想では、今回もまた、前回に引き続き、爆発炎上木っ端微塵となってメキシコ湾の露と消えることになる。
まあ、どうでもいいんですが。
ラプターエンジンが根本的に改良されて(ラプター100くらいか)、信頼性を向上させて投入されるのは数年先だろう(未確認)。
軌道試験はそれまではお預けだな。
「スターシップは打ち上げの準備ができており、FAAのライセンス承認を待っている」
それは間違いないが、成功の確率は低い。
地上システムや、管制、誘導、燃焼継続のままの段間分離(ホットステージング)では成果が期待できるが、分離まで持ち込めるかどうかが最大の焦点だ。
上記の理由で、浮沈子は、ムリポと見ている。
が、S社は強引にそこに持ち込む可能性がある(大いにあり得るな)。
つまりだな、1段目の燃焼で次々とエンジンが停止していく中で、まだ本来の分離条件が整わないうちに、強引に2段目に点火して分離しようとする可能性がある。
ホットステージングへの分離方式の変更は、そのための布石かも知れない。
FAAがNASAからのプレッシャーに屈して、いい加減なゴーサインを出し、年内の再打ち上げが実現したとしても、状況が大きく変わることはないだろう。
それは、仮に、強引な分離に成功し、弾道軌道で2段目の着火に成功したとしてもだ。
その先の再突入試験に運よく持ち込めたとしても、安定的に打ち上げられる保証はない。
2段目の軌道についても、社内で色々検討しているに違いない。
どの段階で分離したら、どの辺に落ちそうだとかな。
計画ではハワイの北の海域ということになっているが、そこまで届くかどうかも分からない。
どこか途中で、不制御落下する危険もある。
中国の長征5Bの二の舞だろう。
そんなリスクがある中で、FAAが早期打ち上げを許可するんだろうか?。
よーっく考えて、腹を括って決断してほしいもんだな。
米国上空に落ちなければそれでいいという、一国主義だけは勘弁してもらいたいもんだな・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
(マスク氏、スターシップはスタッキング後の2回目の試験飛行の準備ができていると宣言)
https://spaceflightnow.com/2023/09/06/musk-declares-starship-is-ready-for-its-second-test-flight-following-stacking/
「最近の実験とさらなる打ち上げの可能性に関する限り、私たちはそのような活動が国家環境政策法と絶滅危惧種法に違反していると考えています。これらの法律はどちらも上記のように補足分析を必要とし、補足分析が行われている間はそのような活動を妨げます」
「したがって、適用されるすべての環境法が遵守されるまでは今後の打ち上げは許可されないということをFAAが明確にしていないことに、我々は依然として非常に懸念を抱いている。」
そっちの方がどうかかわってくるのかについて、浮沈子は知らない。
が、FAAは関係政府機関と調整を行って打ち上げ許可を出しているわけだからな。
環境関係の訴訟とは関係なく、FAAが定めた打ち上げ条件を満たせば許可が出ると考えるのが妥当だろう。
「FAAがスターシップの2回目の試験飛行前に訴訟の解決を求めるかどうかは不明」
訴訟の完全解決が打ち上げ許可の前提となった場合、2度目の打ち上げは最低でも数年先になる。
状況によっては、許可は永遠に出ないかもしれない。
アルテミスは崩壊し、今後、米国からのロケットの打ち上げさえ完全に中止されかねない。
ありえねー・・・。
メキシコ湾の自然が破壊されようが何しようが、スターシップは上がるだろう。
年内かどうかはともかく、少なくとも来年中には上がる。
環境保護のための、追加の見せかけだけの対策が取られ、それを当局が承認する形で手打ちだ。
三方一両損が落としどころというのは、洋の東西を問わず同じだからな。
今月中はあり得ないし、来月も怪しい。
年内はムリポというのが妥当だが、それは健全な判断が行われることが前提だ。
動的燃焼試験と言えども、想定される危険は除去されなければならない。
最悪の事態は、制御を失ったスターシップが、燃料満載のまま都市部に落下することなわけだ。
それさえ防げれば、その確信が得られれば、FAAは許可するだろう。
前回の打ち上げでは、指令破壊に対して速やかに自爆が行われなかったことが最大の問題になった。
テストの成功とは関係なく、2回目の打ち上げ許可は、そこにポイントが絞られている。
砂が巻き上がろうが、コンクリートの破片が飛び散ろうが(今回はないかもしれませんが)、それは大した話じゃない。
ダラス辺りに、突っ込まなければそれでいい(そうなのかあ?)。
この話は、ボカチカの打ち上げ施設に限られた話じゃない。
大陸間弾道旅客ロケットが跋扈する2030年代には、世界のあちこちで同じ話が起こる。
リスクを許容したところだけに、最大の恩恵が施される。
ふつーの航空機が離発着する空港でさえ、付近の住民にとっては迷惑施設以外の何物でもない。
毎回、墜落激突爆発炎上木っ端微塵が想定されるロケット打ち上げ施設(スターシップの場合は、着陸もあるしな)ではなおさらだ。
この話は、普天間飛行場や辺野古問題と、密接につながっている。
我が国にとっても他人ごとじゃないはずだ。
ロケットは、未成熟な技術で、毎回の打ち上げが一か八かの要素を抱えている(そうなのかあ?)。
少なくとも、旅客機の発着とは異なる。
今後、10年余りで、あのロケットに人間が乗ることを考えると、首筋に冷たいものが走る気がする・・・。
🐱変異種:第9波:ピークアウト:唯一の懸念 ― 2023年09月07日 13:55
変異種:第9波:ピークアウト:唯一の懸念
(新型コロナ・季節性インフルエンザ リアルタイム流行・疫学情報)
https://moderna-epi-report.jp/
全国の推定感染者数、東京都の推定感染者数はいずれも減少に転じている。
全国の陽性率も、本日時点では48パーセントと高い水準だが、ピーク値の56パーセントから一貫して下がってきている。
殆どの指標は、第9波がピークアウトしたことを示しているが、唯一懸念されるのは19歳以下の推定感染者数だ(画像参照)。
この年齢層は、昨年夏の第7波では8月22日にピークアウトしているが、今年の夏はお盆明け以後も増加が続いている。
これだけが唯一気になるところだ。
もうしばらく様子を見てみないと何とも言えないが、感染者のベースラインが下がってきたことは間違いない。
つーことは、あれだな、厚労省が言っていた「波じゃない」という見解は、誤りだったということなわけだ。
19歳以下の年齢階層が、どれ程の期間、どの程度増加を続けるかが問題だが、全体として下降してくれば、やがて感染の連鎖は途切れるに違いない(学校での感染は、繰り返し波が来るからな)。
まあ、どうでもいいんですが。
学級閉鎖とかしてくれると助かるんだがな・・・。
一気に終息に持ち込むことができる。
マスコミは、若年者はワクチンうつべきじゃないというキャンペーンを張っているし、このままだと中途半端に終息して、高いベースラインから冬の第10波に突入することになりかねない。
勘弁してくれえ!。
が、それも我々の社会の選択だ。
ワクチンうたずに、自然感染で免疫を得る。
後遺症とか、重症化しないまでもつらい思いはするだろうが、めったなことで死にはしないし、罹患するのは自業自得だから誰のせいにもできない。
ワクチンうって痛い思いや辛い思いをして、副反応が残ったり、最悪死んじまったりすれば、当局はフォローしなけりゃならないからな。
そんな面倒くさいことになるくらいなら、うたずに罹ってくれた方が安上がりだ。
日本医師会も、ワクチンうたずに罹患することを勧めている(そうなのかあ?)。
学術団体にあるまじき行為だと思うが、我が国の臨床医学のレベルはこんなもんだ。
逆に言えば、令和5年秋開始接種で用いられるワクチンの感染予防効果はその程度だということなわけだ。
ワクチンうっても、感染を防ぐことはできない。
顕著に発症しなくても、後遺症に罹る可能性もある(未確認)。
最近、倦怠感とブレインフォグに悩まされている浮沈子だが(最近だけかあ?)、ひょっとすると、いつの間にか感染して、重症化せずに快癒し、後遺症だけが残っているのではないか(未確認)。
まあいい。
今月には最速の7回目接種を受ける(さっき、接種券届きました)。
これだけ流行が続き、感染予防策が撤廃されている中で、死ぬまで感染せずに済むというのは幻想に過ぎない。
高齢者だろうが何だろうが、罹患することを前提に生活しなければならない。
罹患した時に、ワクチンうってて良かったと思うか、しまった(!)と後悔するか。
ワクチンうたずに罹患して、やっぱ自然感染の方が副反応より楽だと思うかどうかだな。
罹患した周囲の人の話を聞くと、発熱(38度以上)とのどの痛み、筋肉痛や倦怠感は一様にあるようだ。
話を聞いた限りでは、やはり通常の副反応よりは重篤な感じだ。
アナフィラキシーなどに比べれば軽微ともいえるが、あれはロシアンルーレットだからな。
うつかうたないかは、あくまで個人の判断だし、それは今までも、これからも変わらない。
健康な若年者(64歳以下)は、一切推奨されていないし、我が国を代表する医療系の「学術団体」からも推奨されていない(一部、例えば日本小児科学会は、小児に対するワクチン接種を推奨しています:<さらに追加>参照)。
世の中は、反ワクチンキャンペーンで溢れかえっている。
んなもん、うつくらいなら、みんなでマスク外して大騒ぎして罹患しよう!(そうなのかあ?)。
高齢者で持病持ちの浮沈子に、ワクチンをうたないという選択肢はない。
来年からは、有料化されるんだろうが、金を払っても死ぬまでうち続けるしかない。
因果な話だが、それが宿命だ。
もちろん、インフルもうたなきゃならない。
同じ感染予防策を取っていても、罹患の度合いは桁違いだからな。
昨年の冬は、インフルは軽微な流行に留まったが、新型コロナは過去最大の死者数を計上している。
感染力強く、致死率も高いままだ。
免疫弱者にとって、5類になって何かいいことがあったわけではない。
どころか、若年者からの感染リスクが増大しただけの話だ。
世の中は若年者が回しているから、愚痴を言っても始まらない。
ジジババは、つべこべ言わずに、黙って罹患して早く逝ってくれ!。
やれやれ・・・。
昨年の第6波から、浮沈子は罹患を覚悟している。
だからこそ、重症化を回避するためのワクチンをうち続けているし、今でも感染予防策を継続している(可能な限り、ソーシャルディスタンスも取っている)。
2m・・・、だったっけえ?。
怪しいけどな。
マスク手洗い密回避も守っている。
ピークアウトしたとはいえ、東京都では毎日1万4千人以上の新規感染者が出ている(14812人:本日時点の推定値)。
全人口の1000人に一人だ。
感染後、10日間は他者に感染させ得るから、周りを見渡せば100人に一人はウイルス持ちと見ていい。
人混みに行けば、そして、何の感染予防策もしなければ、罹患するのが当たり前だ。
そんな状況が、もう、1か月近くも続いている。
浮沈子が5月11日に打ったノババックスの超型落ちワクチンには、現在巷で流行しているXBB系統や、新たなBA.2.86に対する感染予防効果は皆無だからな(重症化予防効果も、既に切れてるに決まってるし!)。
やれやれ・・・。
軽微な副反応を取るか、キッチリ、感染予防効果も見定めてうつかだな。
今回は、最速の接種ということでファイザーの選択になったが、キッツーイ副反応を覚悟してうつことになる。
肩の痛み、発熱、倦怠感、時によって頭痛。
今まで、出なかったことはない。
モデルナが一番きついけど、ファイザーだって負けてない(頼むから負けてくれ!)。
ワクチンメーカーは、副反応の改善には真面目に取り組んでいないのではないか。
既に初期の開発(2020年)から、足掛け4年が経とうとしているのに、未だに改善されない。
ウイルスの変異に対応するのは当然だが、そっちの方も努力してもらいたいもんだな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(東京都の新型コロナ患者報告数は17.01人 5類移行後で最多を更新)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/275500
「東京都は7日、直近1週間(8月28日~9月3日)の新型コロナウイルスの定点医療機関当たりの患者報告数を17.01人と発表した。」
(コロナ定点把握 感染者数の前週比 東京 神奈川 埼玉 千葉~9月3日)
https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20230907c.html
「これは前の週の14.53人の1.17倍で、3週連続で増えました。」
前の週が14.53人だからな。
17パーセントの増加ということになる。
前々週から前週の増加率が33パーセントだったから、増加の伸びは鈍化していて、来週辺りにピークアウトを計上することになるだろう。
都の担当者も、ほっと胸をなでおろしているに違いない。
が、ブログ本文でも指摘した通り、どこまで下がるかが問題なわけだ。
感染予防策の撤廃で、ベースラインは確実に上がっている。
呼吸器系感染症は冬場が勝負だからな。
どのくらいの流行のベースラインで、第10波に突入するかが問題だ。
その際に注目されるのが陽性率の反転だが、東京都では独自の数字は出していない(たぶん)。
モデルナが公表している全国ベースが頼りということになる。
やれやれ・・・。
19歳以下の推定感染者の増加が、第10波に突入する際のベースラインを決める。
どーせ、ワクチンなんて誰もうたないだろうしな(日本全国、反ワクチンキャンペーン中だ!)。
今日は、浮沈子が棲息する東京都大田区の区報が、全戸投げ込み(ポスティング)で配達された(新聞取ってないので)。
駅広報スタンド、区施設、公衆浴場、セブン・イレブンでも配布している。
接種の予約は都庁で受けるということで済ませている(大田区は、9月12日からでないと受け付けない)。
昨年の秋、冬の流行が始まったのは10月12日だ(東京都で感染者が底打ちした日は10月11日)。
一昨年は、オミクロンの登場が11月末だったからな(命名日は11月26日)。
東京都で感染者が50人を超えたのが12月の28日になっている。
(東京都の新型コロナデータ)
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/data/pref/tokyo.html
東京都の感染者数(全数把握)2023年5月8日更新終了:感染者数のグラフを参照
今年の冬場の流行は、おそらく昨年のパターンに近いだろう(テキトーです)。
それまでに、どれだけ下がり切るかが問題だ。
第7波のピークアウトは、7日間移動平均で見ると、昨年8月3日だからな。
今年より1か月ほど早い。
つーことは、今年は11月12日前後に反転攻勢が始まるわけだ(そうなのかあ?)。
昨年は7日間移動平均で2626人くらいから増え始めて、12月26日に17423人でピークアウトしている。
今年はこんなもんじゃ済まないだろうし、インフルの流行も本格的に重なるからな。
ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
推計値ベースで2万人超えは固いところだ。
第7波(報告日毎のピークは7月28日の40406人)に迫るか、超えてくる可能性もある。
一つだけ確かなのは、少なくともどの医療機関でも診察可能になっているということだからな。
正当な理由なくして、診療拒否はできない。
まあ、医療機関に受診して、院内感染で罹患しちまうリスクもあるから、いいことばかりではないけどな。
浮沈子的関心は、既に秋開始接種の状況と、冬場の第10波に移っている。
第9波は終わった(と信じたい!)。
19歳以下の増加が、減少に転じれば気が休まるんだがな・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
あんまテキトーなことばかり書いていると、このブログの価値を毀損する恐れがあるので少しだけ調べた(少しだけかあ?)。
(小児への新型コロナワクチン接種に対する考え方(2023.6追補))
http://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=507
「国内小児に対するCOVID-19の脅威は依然として存在することから、これを予防する手段としてのワクチン接種については、日本小児科学会としての推奨は変わらず、生後6か月~17歳のすべての小児に新型コロナワクチン接種(初回シリーズおよび適切な時期の追加接種)を推奨します」
「今後、感染対策が緩和される中、多くの小児感染者が発生することが予想され、重症化を予防する手段としてワクチン接種は引き続き重要と考えます。接種に伴う利益は副反応等の不利益を上回ると現時点では考えられ、引き続き小児への接種を推奨します。」
接種を推奨する理由や、メリットデメリットの評価については当該ページを参照されたい。
(高齢者等以外への接種「無理に勧める状況ではなくなってくる」、日医)
https://www.m3.com/news/open/iryoishin/1154840
「65歳以上の高齢者や基礎疾患がある人に対しては、積極的に接種を勧める方針が適切だとした一方、それ以外の方については「無理に勧める状況では徐々になくなってくるのではないか」との考えを示した。」
「発症予防や重症化予防には効果があるとの報告があり、65歳以上や基礎疾患を持つ人には積極的に接種を勧めていく方針が適切だろうと思う。一方、それ以外の方については、これまで新型コロナのワクチン接種後に体調を崩して、辛い思いをなさったという方に無理に勧める状況では、徐々になくなってくるのではないかと考えている」
「全体の感染を抑えるために無理をして予防接種をしていただくよりも、それぞれの個人防衛の視点から予防接種をするかどうかを選択していただく時期に入ったのだと思う」
一方、日本医師会のサイトには、集団免疫をほのめかす記述も残っている。
(2023年8月30日
新型コロナウイルス感染症の予防接種について(医療機関、医師会向けページ))
https://www.med.or.jp/doctor/kansen/novel_corona/009822.html
「【日本医師会作成資料】:
新型コロナウイルス感染症の予防接種を安心して受けるために」
「Q2:ワクチンを接種した方が良いですか?
A:できるだけ多くの方が予防接種することで、感染の拡大を防ぐことができます。予防接種には、「個人を守ること」と「社会を守ること」の二つの役割があります。」
内容的には、2021年春とか、その辺の話だな。
常任理事の発言は、もう、そういう時代じゃないということなわけだ。
矛盾してるなあ・・・。
ワクチンが変異に対して更新され、発症予防効果が増加するなら、広範な接種の意義は高まるはずだ。
なのに、なぜ、高齢者等だけが推奨されるのかが分からない。
誰かがウソを言っている。
厄介ごとを抱えたくないお役所と結託して、専門的な評価を下せない怪しげな学術団体なわけだ(そうなのかあ?)。
日本小児科学会との差が際立つ。
話は違うが、最近のニュースはジャニーズ事務所のスキャンダル絡みばっかしだ。
そこのタレントを使ってきたテレビ局(N社含む)は、当然、何十年も見て見ぬふりをし続けてきたわけで、その罪は重い。
新型コロナウイルスのワクチンについて、浮沈子は同じ臭いを嗅いでいる気がする。
効き目があるならうつし、効き目がないならうたない。
効き目があると言いながら、それを推奨しないというのは不誠実だろう。
(ワクチン有効性強調も“副反応強く出た人は慎重に”日本医師会)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230802/k10014150951000.html
「「効果に対する信頼性は揺るぎないものがある」として有効性を強調」
「すべての年齢の方に対して有効性は直近のエビデンスでもしっかり積み上がってきている。効果に対する信頼性は揺るぎないものがある」
じゃあ、前言を撤回して、健康な若年者に勧奨しないとしている政府の方針を専門的な見地から批判すべきではないのか。
日本小児科学会はしているからな(そうなのかあ?)。
うーん、そう言い切れるかどうかはビミョーかもしれない。
「過去の接種で副反応が非常に強く出た方については、その経緯も踏まえワクチンを接種するかどうか慎重に選択していただきたい」
アナフィラキシーショック、心筋炎、心膜炎、特異な血栓症などは、確かに考慮すべきだが、一般的な発熱や倦怠感は避け難い副反応だ。
N社は、そこのところを明確にすることなく、そういう発言があった「事実」を垂れ流している。
ワクチンは、基本的に健康な人に接種する予防策の一つだ。
万に一つも、重篤な副反応がないのが理想だが、現実はそうではない。
国家は、一人一人の健康よりも、社会全体のことを考えて政策を進めがちだからな(副反応で1000人殺しても、1億人が助かれば、それは正義だ)。
そのギャップを何らかの形で埋めていかなければ、様々な軋轢が生じることになる。
副反応に対する補償や、治療もその一つだ。
副反応の治療を押し付けられている医師会として、それを強調する気持ちが分からないではないが、そこには丁寧な説明が必要だろう。
ワクチンうつしか選択肢がない浮沈子は、それを承知で、毎回命がけでうつ。
接種後の待機時間は気が気じゃない。
それでも、死ぬまで打ち続けるしかないのだ。
ったく・・・。
<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー
(コロナ新変異株BA.2.86 少数の感染者が発生しただけで世界中が注目する理由)
https://news.yahoo.co.jp/articles/25c5128152720b093cd0a254abdfd8bc62906e24
かなりわかりやすい解説なので載せた。
「なお、日本国内でBA.2.86の感染者は見つかっていません」
これについては、別報道で検出が確認されている。
(【速報】新型コロナの新たな変異株「BA.2.86系統」を国内で初確認 東京都)
https://news.yahoo.co.jp/articles/2dfe3d9f5b49bab0b6df6823a21283647d179e6f
「東京都は新型コロナウイルスオミクロン株の新たな変異株「BA.2.86系統」が国内で初めて確認されたと発表しました。」
オミクロン登場前夜、浮沈子は新型コロナは終息したの勘違いして、メキシコ行きの準備に勤しんでいた。
2021年の晩秋、世界は現在の状況を見通せなかった。
この変異種に対する対応を誤れば、再び新型コロナの惨禍に晒されることになる。
感染力や病原性については十分な情報がない。
世界は、その登場に怯えているだけだ・・・。
(新型コロナ・季節性インフルエンザ リアルタイム流行・疫学情報)
https://moderna-epi-report.jp/
全国の推定感染者数、東京都の推定感染者数はいずれも減少に転じている。
全国の陽性率も、本日時点では48パーセントと高い水準だが、ピーク値の56パーセントから一貫して下がってきている。
殆どの指標は、第9波がピークアウトしたことを示しているが、唯一懸念されるのは19歳以下の推定感染者数だ(画像参照)。
この年齢層は、昨年夏の第7波では8月22日にピークアウトしているが、今年の夏はお盆明け以後も増加が続いている。
これだけが唯一気になるところだ。
もうしばらく様子を見てみないと何とも言えないが、感染者のベースラインが下がってきたことは間違いない。
つーことは、あれだな、厚労省が言っていた「波じゃない」という見解は、誤りだったということなわけだ。
19歳以下の年齢階層が、どれ程の期間、どの程度増加を続けるかが問題だが、全体として下降してくれば、やがて感染の連鎖は途切れるに違いない(学校での感染は、繰り返し波が来るからな)。
まあ、どうでもいいんですが。
学級閉鎖とかしてくれると助かるんだがな・・・。
一気に終息に持ち込むことができる。
マスコミは、若年者はワクチンうつべきじゃないというキャンペーンを張っているし、このままだと中途半端に終息して、高いベースラインから冬の第10波に突入することになりかねない。
勘弁してくれえ!。
が、それも我々の社会の選択だ。
ワクチンうたずに、自然感染で免疫を得る。
後遺症とか、重症化しないまでもつらい思いはするだろうが、めったなことで死にはしないし、罹患するのは自業自得だから誰のせいにもできない。
ワクチンうって痛い思いや辛い思いをして、副反応が残ったり、最悪死んじまったりすれば、当局はフォローしなけりゃならないからな。
そんな面倒くさいことになるくらいなら、うたずに罹ってくれた方が安上がりだ。
日本医師会も、ワクチンうたずに罹患することを勧めている(そうなのかあ?)。
学術団体にあるまじき行為だと思うが、我が国の臨床医学のレベルはこんなもんだ。
逆に言えば、令和5年秋開始接種で用いられるワクチンの感染予防効果はその程度だということなわけだ。
ワクチンうっても、感染を防ぐことはできない。
顕著に発症しなくても、後遺症に罹る可能性もある(未確認)。
最近、倦怠感とブレインフォグに悩まされている浮沈子だが(最近だけかあ?)、ひょっとすると、いつの間にか感染して、重症化せずに快癒し、後遺症だけが残っているのではないか(未確認)。
まあいい。
今月には最速の7回目接種を受ける(さっき、接種券届きました)。
これだけ流行が続き、感染予防策が撤廃されている中で、死ぬまで感染せずに済むというのは幻想に過ぎない。
高齢者だろうが何だろうが、罹患することを前提に生活しなければならない。
罹患した時に、ワクチンうってて良かったと思うか、しまった(!)と後悔するか。
ワクチンうたずに罹患して、やっぱ自然感染の方が副反応より楽だと思うかどうかだな。
罹患した周囲の人の話を聞くと、発熱(38度以上)とのどの痛み、筋肉痛や倦怠感は一様にあるようだ。
話を聞いた限りでは、やはり通常の副反応よりは重篤な感じだ。
アナフィラキシーなどに比べれば軽微ともいえるが、あれはロシアンルーレットだからな。
うつかうたないかは、あくまで個人の判断だし、それは今までも、これからも変わらない。
健康な若年者(64歳以下)は、一切推奨されていないし、我が国を代表する医療系の「学術団体」からも推奨されていない(一部、例えば日本小児科学会は、小児に対するワクチン接種を推奨しています:<さらに追加>参照)。
世の中は、反ワクチンキャンペーンで溢れかえっている。
んなもん、うつくらいなら、みんなでマスク外して大騒ぎして罹患しよう!(そうなのかあ?)。
高齢者で持病持ちの浮沈子に、ワクチンをうたないという選択肢はない。
来年からは、有料化されるんだろうが、金を払っても死ぬまでうち続けるしかない。
因果な話だが、それが宿命だ。
もちろん、インフルもうたなきゃならない。
同じ感染予防策を取っていても、罹患の度合いは桁違いだからな。
昨年の冬は、インフルは軽微な流行に留まったが、新型コロナは過去最大の死者数を計上している。
感染力強く、致死率も高いままだ。
免疫弱者にとって、5類になって何かいいことがあったわけではない。
どころか、若年者からの感染リスクが増大しただけの話だ。
世の中は若年者が回しているから、愚痴を言っても始まらない。
ジジババは、つべこべ言わずに、黙って罹患して早く逝ってくれ!。
やれやれ・・・。
昨年の第6波から、浮沈子は罹患を覚悟している。
だからこそ、重症化を回避するためのワクチンをうち続けているし、今でも感染予防策を継続している(可能な限り、ソーシャルディスタンスも取っている)。
2m・・・、だったっけえ?。
怪しいけどな。
マスク手洗い密回避も守っている。
ピークアウトしたとはいえ、東京都では毎日1万4千人以上の新規感染者が出ている(14812人:本日時点の推定値)。
全人口の1000人に一人だ。
感染後、10日間は他者に感染させ得るから、周りを見渡せば100人に一人はウイルス持ちと見ていい。
人混みに行けば、そして、何の感染予防策もしなければ、罹患するのが当たり前だ。
そんな状況が、もう、1か月近くも続いている。
浮沈子が5月11日に打ったノババックスの超型落ちワクチンには、現在巷で流行しているXBB系統や、新たなBA.2.86に対する感染予防効果は皆無だからな(重症化予防効果も、既に切れてるに決まってるし!)。
やれやれ・・・。
軽微な副反応を取るか、キッチリ、感染予防効果も見定めてうつかだな。
今回は、最速の接種ということでファイザーの選択になったが、キッツーイ副反応を覚悟してうつことになる。
肩の痛み、発熱、倦怠感、時によって頭痛。
今まで、出なかったことはない。
モデルナが一番きついけど、ファイザーだって負けてない(頼むから負けてくれ!)。
ワクチンメーカーは、副反応の改善には真面目に取り組んでいないのではないか。
既に初期の開発(2020年)から、足掛け4年が経とうとしているのに、未だに改善されない。
ウイルスの変異に対応するのは当然だが、そっちの方も努力してもらいたいもんだな・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(東京都の新型コロナ患者報告数は17.01人 5類移行後で最多を更新)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/275500
「東京都は7日、直近1週間(8月28日~9月3日)の新型コロナウイルスの定点医療機関当たりの患者報告数を17.01人と発表した。」
(コロナ定点把握 感染者数の前週比 東京 神奈川 埼玉 千葉~9月3日)
https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20230907c.html
「これは前の週の14.53人の1.17倍で、3週連続で増えました。」
前の週が14.53人だからな。
17パーセントの増加ということになる。
前々週から前週の増加率が33パーセントだったから、増加の伸びは鈍化していて、来週辺りにピークアウトを計上することになるだろう。
都の担当者も、ほっと胸をなでおろしているに違いない。
が、ブログ本文でも指摘した通り、どこまで下がるかが問題なわけだ。
感染予防策の撤廃で、ベースラインは確実に上がっている。
呼吸器系感染症は冬場が勝負だからな。
どのくらいの流行のベースラインで、第10波に突入するかが問題だ。
その際に注目されるのが陽性率の反転だが、東京都では独自の数字は出していない(たぶん)。
モデルナが公表している全国ベースが頼りということになる。
やれやれ・・・。
19歳以下の推定感染者の増加が、第10波に突入する際のベースラインを決める。
どーせ、ワクチンなんて誰もうたないだろうしな(日本全国、反ワクチンキャンペーン中だ!)。
今日は、浮沈子が棲息する東京都大田区の区報が、全戸投げ込み(ポスティング)で配達された(新聞取ってないので)。
駅広報スタンド、区施設、公衆浴場、セブン・イレブンでも配布している。
接種の予約は都庁で受けるということで済ませている(大田区は、9月12日からでないと受け付けない)。
昨年の秋、冬の流行が始まったのは10月12日だ(東京都で感染者が底打ちした日は10月11日)。
一昨年は、オミクロンの登場が11月末だったからな(命名日は11月26日)。
東京都で感染者が50人を超えたのが12月の28日になっている。
(東京都の新型コロナデータ)
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/data/pref/tokyo.html
東京都の感染者数(全数把握)2023年5月8日更新終了:感染者数のグラフを参照
今年の冬場の流行は、おそらく昨年のパターンに近いだろう(テキトーです)。
それまでに、どれだけ下がり切るかが問題だ。
第7波のピークアウトは、7日間移動平均で見ると、昨年8月3日だからな。
今年より1か月ほど早い。
つーことは、今年は11月12日前後に反転攻勢が始まるわけだ(そうなのかあ?)。
昨年は7日間移動平均で2626人くらいから増え始めて、12月26日に17423人でピークアウトしている。
今年はこんなもんじゃ済まないだろうし、インフルの流行も本格的に重なるからな。
ヤバいな・・・。
ヤバ過ぎ!。
推計値ベースで2万人超えは固いところだ。
第7波(報告日毎のピークは7月28日の40406人)に迫るか、超えてくる可能性もある。
一つだけ確かなのは、少なくともどの医療機関でも診察可能になっているということだからな。
正当な理由なくして、診療拒否はできない。
まあ、医療機関に受診して、院内感染で罹患しちまうリスクもあるから、いいことばかりではないけどな。
浮沈子的関心は、既に秋開始接種の状況と、冬場の第10波に移っている。
第9波は終わった(と信じたい!)。
19歳以下の増加が、減少に転じれば気が休まるんだがな・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
あんまテキトーなことばかり書いていると、このブログの価値を毀損する恐れがあるので少しだけ調べた(少しだけかあ?)。
(小児への新型コロナワクチン接種に対する考え方(2023.6追補))
http://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=507
「国内小児に対するCOVID-19の脅威は依然として存在することから、これを予防する手段としてのワクチン接種については、日本小児科学会としての推奨は変わらず、生後6か月~17歳のすべての小児に新型コロナワクチン接種(初回シリーズおよび適切な時期の追加接種)を推奨します」
「今後、感染対策が緩和される中、多くの小児感染者が発生することが予想され、重症化を予防する手段としてワクチン接種は引き続き重要と考えます。接種に伴う利益は副反応等の不利益を上回ると現時点では考えられ、引き続き小児への接種を推奨します。」
接種を推奨する理由や、メリットデメリットの評価については当該ページを参照されたい。
(高齢者等以外への接種「無理に勧める状況ではなくなってくる」、日医)
https://www.m3.com/news/open/iryoishin/1154840
「65歳以上の高齢者や基礎疾患がある人に対しては、積極的に接種を勧める方針が適切だとした一方、それ以外の方については「無理に勧める状況では徐々になくなってくるのではないか」との考えを示した。」
「発症予防や重症化予防には効果があるとの報告があり、65歳以上や基礎疾患を持つ人には積極的に接種を勧めていく方針が適切だろうと思う。一方、それ以外の方については、これまで新型コロナのワクチン接種後に体調を崩して、辛い思いをなさったという方に無理に勧める状況では、徐々になくなってくるのではないかと考えている」
「全体の感染を抑えるために無理をして予防接種をしていただくよりも、それぞれの個人防衛の視点から予防接種をするかどうかを選択していただく時期に入ったのだと思う」
一方、日本医師会のサイトには、集団免疫をほのめかす記述も残っている。
(2023年8月30日
新型コロナウイルス感染症の予防接種について(医療機関、医師会向けページ))
https://www.med.or.jp/doctor/kansen/novel_corona/009822.html
「【日本医師会作成資料】:
新型コロナウイルス感染症の予防接種を安心して受けるために」
「Q2:ワクチンを接種した方が良いですか?
A:できるだけ多くの方が予防接種することで、感染の拡大を防ぐことができます。予防接種には、「個人を守ること」と「社会を守ること」の二つの役割があります。」
内容的には、2021年春とか、その辺の話だな。
常任理事の発言は、もう、そういう時代じゃないということなわけだ。
矛盾してるなあ・・・。
ワクチンが変異に対して更新され、発症予防効果が増加するなら、広範な接種の意義は高まるはずだ。
なのに、なぜ、高齢者等だけが推奨されるのかが分からない。
誰かがウソを言っている。
厄介ごとを抱えたくないお役所と結託して、専門的な評価を下せない怪しげな学術団体なわけだ(そうなのかあ?)。
日本小児科学会との差が際立つ。
話は違うが、最近のニュースはジャニーズ事務所のスキャンダル絡みばっかしだ。
そこのタレントを使ってきたテレビ局(N社含む)は、当然、何十年も見て見ぬふりをし続けてきたわけで、その罪は重い。
新型コロナウイルスのワクチンについて、浮沈子は同じ臭いを嗅いでいる気がする。
効き目があるならうつし、効き目がないならうたない。
効き目があると言いながら、それを推奨しないというのは不誠実だろう。
(ワクチン有効性強調も“副反応強く出た人は慎重に”日本医師会)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230802/k10014150951000.html
「「効果に対する信頼性は揺るぎないものがある」として有効性を強調」
「すべての年齢の方に対して有効性は直近のエビデンスでもしっかり積み上がってきている。効果に対する信頼性は揺るぎないものがある」
じゃあ、前言を撤回して、健康な若年者に勧奨しないとしている政府の方針を専門的な見地から批判すべきではないのか。
日本小児科学会はしているからな(そうなのかあ?)。
うーん、そう言い切れるかどうかはビミョーかもしれない。
「過去の接種で副反応が非常に強く出た方については、その経緯も踏まえワクチンを接種するかどうか慎重に選択していただきたい」
アナフィラキシーショック、心筋炎、心膜炎、特異な血栓症などは、確かに考慮すべきだが、一般的な発熱や倦怠感は避け難い副反応だ。
N社は、そこのところを明確にすることなく、そういう発言があった「事実」を垂れ流している。
ワクチンは、基本的に健康な人に接種する予防策の一つだ。
万に一つも、重篤な副反応がないのが理想だが、現実はそうではない。
国家は、一人一人の健康よりも、社会全体のことを考えて政策を進めがちだからな(副反応で1000人殺しても、1億人が助かれば、それは正義だ)。
そのギャップを何らかの形で埋めていかなければ、様々な軋轢が生じることになる。
副反応に対する補償や、治療もその一つだ。
副反応の治療を押し付けられている医師会として、それを強調する気持ちが分からないではないが、そこには丁寧な説明が必要だろう。
ワクチンうつしか選択肢がない浮沈子は、それを承知で、毎回命がけでうつ。
接種後の待機時間は気が気じゃない。
それでも、死ぬまで打ち続けるしかないのだ。
ったく・・・。
<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー
(コロナ新変異株BA.2.86 少数の感染者が発生しただけで世界中が注目する理由)
https://news.yahoo.co.jp/articles/25c5128152720b093cd0a254abdfd8bc62906e24
かなりわかりやすい解説なので載せた。
「なお、日本国内でBA.2.86の感染者は見つかっていません」
これについては、別報道で検出が確認されている。
(【速報】新型コロナの新たな変異株「BA.2.86系統」を国内で初確認 東京都)
https://news.yahoo.co.jp/articles/2dfe3d9f5b49bab0b6df6823a21283647d179e6f
「東京都は新型コロナウイルスオミクロン株の新たな変異株「BA.2.86系統」が国内で初めて確認されたと発表しました。」
オミクロン登場前夜、浮沈子は新型コロナは終息したの勘違いして、メキシコ行きの準備に勤しんでいた。
2021年の晩秋、世界は現在の状況を見通せなかった。
この変異種に対する対応を誤れば、再び新型コロナの惨禍に晒されることになる。
感染力や病原性については十分な情報がない。
世界は、その登場に怯えているだけだ・・・。
🐱欧州の蹉跌:アリアンの遅れとウクライナ紛争 ― 2023年09月08日 11:55
欧州の蹉跌:アリアンの遅れとウクライナ紛争
(アリアン6デビューに関する欧州関係者「現時点では憶測は控えさせてください」)
https://arstechnica.com/space/2023/09/no-firm-date-on-ariane-6s-debut-and-no-public-talk-on-prices-either/
「こうした遅れと、ウクライナ戦争勃発後のロシアのソユーズロケットへのアクセス喪失により、アリアン6の開発は危機に瀕している。」
「アシュバッハー氏は、2014年に開発が開始された新しい中型ロケットの打ち上げ目標の特定を拒否したが、その開発は当初2020年にデビューする予定だった。」
ロシアがクリミアを併合した際にも、欧州はソユーズを使い続けた。
このことは、欧州がクリミア併合を、暗に容認していたことを示している(そうなのかあ?)。
本当は、2022年春のウクライナ侵攻だって認めていたかもしれない。
ウクライナが独立後に親ロシア政権になっていた時代、欧州は平和そのものだったからな。
アリアン6は、前任のアリアン5に対して価格優位性を謳って開発された。
インフレの話とかもあるが、目論見通りなら、確かに価格は下がったかもしれない。
別に、ファルコン9を意識して開発が決まったわけではないのだ。
「宇宙へのアクセスの保証は欧州にとって必須であり、それが我々がアリアン6発射機の開発に全力を注いだ理由だ」
開発は大詰めを迎えているが、欧州は慎重なスタンスを維持している。
ファルコン9が利用できるなら、そっちで飛ばした方が欧州にとっても有利だからな(そうなのかあ?)。
必要なのは、「宇宙へのアクセスの保証」であって、欧州の需要全てを欧州で賄うことではない。
「今後数年間は西側のロケットで唯一余力があるため、ファルコン9の2回のミッションで4基の衛星が打ち上げられる可能性が最も高いと思われる。」
仮に、アリアン6が予定通り2024年に飛んだとしても、今後の打ち上げのいくつかはファルコンで上がることになるだろう。
ソユーズの不使用は、中規模の打ち上げ能力を依存していた欧州にとって痛手なことは確かだが、アリアン6の開発とは無縁だ(もちろん、財政的な影響はあるでしょうが)。
少なくとも、2014年から2022年までの遅れの説明にはならない(ソユーズ飛ばしてたからな)。
アリアンは、ロケット開発につきものの様々な理由から、遅れるべくして遅れているだけだ。
想定外の理由があるとすれば、新型コロナの流行に伴う様々な開発上の制約が生じたことが大きいかもしれない。
2020年から2022年の3年間は、そのために失われた可能性がある。
が、そもそも2020年に飛ぶはずだったわけで、遅れの理由としては遅れた話だ(そうなのかあ?)。
ロケット開発の遅れで、他国の打ち上げに頼る話は、米国にもあったからな。
ISSへの宇宙飛行士の運送は、10年間、ロシアのソユーズ宇宙船に完全に依存していた。
しかも、ウクライナ紛争ぼっ発後についても、相互依存は続いている。
欧州の打ち上げが、米国のロケットに依存するのは大した話じゃないし、未来永劫続くわけでもない。
が、ファルコンの後継機であるスターシップが飛べば、業界の秩序は崩壊する。
他の全てのロケットが競合できない桁違いのコストパフォーマンスと打ち上げ頻度、安定性(今は怪しいけど)。
何より、分割不能な大型で超重量のペイロードを上げることが可能だ。
人工衛星は、このロケットに合わせて超巨大化していくだろう。
んな、アリアン6やソユーズロケットの代わりにファルコンズで上げてるレベルの話じゃなくなる。
現在は、その「部屋の中のゾウ」登場以前の、前振りな時代に過ぎない。
しかし、それがいつになるかという点については、大きな疑問符が残る。
安定した長秒燃焼が可能なラプター3が、いつ完成するかだな。
来年か、その次か、それとも10年後か。
エンジンに対する要求条件を変更するか、ロケットの設計を変えるか、あるいは両方なのか。
ファルコン9自体が、登場以来改良を重ね、全く別物のロケットに化けた経緯を考えると、小さく生んで大きく育てる手法が求められている気がするけどな。
まあ、それにしても、全長120mは決して小さくはないけれど・・・。
確認しておこう。
直接的には、アリアン6の開発の遅れは、ロシアの軍事侵攻とは無関係だ。
開発の遅れから、前任のロケットの運用の間に穴が空き、他国のロケットに依存する話はこれまでにもあったし、多分これからもあるだろう。
それもこれも、スターシップが登場するまでの間の前奏曲に過ぎない。
巨大完全再使用ロケットが飛べば、業界の秩序は崩壊する。
が、経済的に引合わなくても、欧州が独自のロケットを持ちたがることは変わらないだろう(<さらに追加>参照)。
「これは基本的なことです。」(This is fundamental.)
そうであるなら、一時的に、あるいは相当長期に渡って、他国のロケットに全部、または部分的に依存することは恒常化する可能性もある。
全てのペイロードを、欧州産のロケットで飛ばす必要はないからな。
中規模のペイロードの打ち上げに、ロシアのソユーズロケットを調達していたことも、その表れだ。
欧州は柔軟だ。
その柔軟さが仇となる時もあるが、長い歴史が培った知恵でもある。
再使用ロケットを求める声もあるが、その対応に慌てているわけではない。
現在は、各国のロケットの更新時期が重なるという特殊事情がある。
ビミョーにずらしてはいたんだろうが、新型コロナや技術的問題から、遅れが重なって、同じ時期に集中してしまった。
また、前任のロケットの重複運用期間を超過して遅延しているところも出てきている(アリアン6やバルカン)。
我が国のH3は、余剰の打ち上げ能力がないことから、重複運用期間で打ち上げスケジュールを塩梅することができない体たらくだ。
H2Aの47号機が無事に上がったのは喜ばしいが、まあ、それは当然ともいえる。
開発の遅れは、打ち上げスケジュールの遅れに直結している。
やれやれ・・・。
もっとも、過剰な打ち上げ能力を有し、他社の需要を吸収できるのは中国とインドとS社くらいしかない。
中国は、世界中から総スカンを食らっているし、インドは激安だが成功率が低く、ギャンブルなところがあるからな。
供給能力の谷間を凌ぐのにS社を使うのは無難な選択だし、エリックバーガーが欧州アレルギーだからといって、大騒ぎするほどのことではない。
数年後になれば、打ち上げロケットの更新も一段落して、供給過剰な状態が生まれる。
競争が激化するかどうかはともかく、キャリアを選べる状況になる。
有利な条件を提示できるところから埋まり、不利な条件しか提示できないところは消えていくか、先細りの官需に頼ることになる。
アリアン6は、それでいいのだ。
最低、欧州の官需を賄うことができる、米国に対するカウンターパートを維持できればいい。
商業ベースでの打ち上げロケットの開発競争は、スターシップの登場で終わる。
少なくとも、数十年は停滞する。
面白いのは、今だけか・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(SpaceXが年間打ち上げ回数の記録を更新)
https://arstechnica.com/space/2023/09/spacex-broke-its-record-for-number-of-launches-in-a-year/
「SpaceXは、過去12か月間で83回のFalcon 9またはFalcon Heavyミッションを打ち上げました。」
「今年末までに月に10回のファルコン飛行を目指し、来年には月に12回の飛行を目指す」
「スペースXは2023年上半期に約447トンの貨物を軌道上に輸送したが、これは世界中で軌道上に打ち上げられた全物質の約80%に相当する。」
「来年には世界の総ペイロード質量の約90%を軌道上に打ち上げる予定」
つーことは、あれだな、2025年には、100パーセントの打ち上げを目指すわけだ(ありえねー・・・)。
まあ、どうでもいいんですが。
各国の打ち上げロケットの更新が停滞しているとはいえ、S社依存がこれほどまでとは思わなかったな。
打ち上げ回数については、年間100回はムリポと見ていたけど、カリフォルニアが頑張っているので、可能性は残っている。
つーか、月に10回打ち上げれば、楽勝でクリアーできるしな。
スターシップの打ち上げ頻度が劇的に上がっていることの影響が大きい。
V2ミニに完全に置き換わっていることも影響しているだろう。
打ち上げごとのスループットは、V1.5の1.5倍だが、機数自体は3分の1近くに減少しているからな(56機→22機)。
まだ、残存率も低いだろう(未確認)。
それにしても、全世界のペイロードの80パーセントというのはべらぼーな数字だ。
これが、スターシップが完成した暁にどれほどになるかを考えると、背筋が寒くなる気がする(95パーセント超え確実!?)。
そんなに、依存しちまって大丈夫なのかあ?。
打ち上げロケット=スペースエクスプラレーション社のスターシップのことになるわけだ。
その他大勢は、例外扱い・・・。
少なくとも、貨物打ち上げについて、第一選択になることは間違いない。
有人化は、最低でも10年先になるだろうが、そうなれば、既存の有人カプセルをことごとく歴史の彼方に追いやるだろう。
地球低軌道で100人・・・。
まあいい。
大陸間弾道旅客ロケットが実用化されれば、毎日のように(1日10回以上?)有人弾道飛行が行われることになる。
メキシコ行くのも簡単だな(毎週、セノーテに潜れるかも!)。
S社は、そこで稼いだ金を使って、火星移民を行うんだろう。
べらぼーめ・・・。
浮沈子は、地球教の信者だからな(銀河英雄伝説とは関係ありませんが)。
地球外生命は存在せず、人類は、多惑星種になることなく、この地球と共に滅びるべき存在だと信じている。
簡単に宇宙に出られる日が来れば、過去の遺物を見做されるに決まってるな。
レールガンや宇宙エレベーターなどではなく、コンサバな化学燃料ロケットでそれが実現されようとしていることは意外だ。
地球の重力井戸は、それほど深く、強力だ。
もっと軽い惑星だったり、月が近くを回っていれば、別の考えに至ったかもしれない。
まあ、そういう環境で生命が誕生するかどうかという別の問題もあるけどな。
まあ、どうでもいいんですが。
浮沈子的には、大陸間弾道旅客ロケットで稼いだ金は、きっちり地元の地球に落としてもらいたい。
ICBMではMIRVという多弾頭ミサイルも開発されているからな。
目的地近くで小型着陸機を射出し、ホテルの屋上にでも着陸してくれると、大いに助かるんだがなあ・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
(SpaceX と Falcon ロケットに関する神話、パート 4: SpaceX がすべての注文を引き受けるほど、競争相手は無能なのでしょうか?)
https://www.elonx.cz/myty-o-spacex-a-raketach-falcon-4-cast-je-konkurence-tak-neschopna-ze-spacex-prevezme-vsechny-zakazky/
「誰にとっても、安いことが常に最良の選択肢であるとは限りません。」
「しかし、同様の状況はすでに少なくとも一度発生しています。電気通信技術の開発の初期には、このサービス提供分野において米国が世界的に独占するという現実のリスクがありました。」
「当時、米国とソ連の両方の宇宙大国が検討されましたが、政治的理由により、米国のトールデルタ空母を優先することが決定されました。」
「米国との交渉は容易ではなく、最終的に交渉された条項は次のようなものでした。フランス政府は打ち上げられた衛星の実験的性質にコミットし、特定のサービスを商業目的で使用しないことを明確に確認する必要があります。そうでなければ、NASA が貨物を引き取って宇宙に輸送することはありません。」
衛生の名を取って、「シンフォニー事件」とも呼ばれるこの件は、欧州が独自の打ち上げ手段を持つきっかけとなった。
イーロンXの記事は、自動翻訳の関係からやや読みにくいが、この事件に関しては鳥嶋さんが記事を上げている。
(俺の屍を越えてゆけ - 欧州初の共同開発ロケット「ヨーロッパ」)
https://news.mynavi.jp/techplus/article/spacetechnology-6/
「シンフォニー事件:」
「NASAは、打ち上げを引き受ける条件として「シンフォニーを商業目的で使わないこと」という要求を出した。」
「米国は、インテルサットが唯一無二の衛星通信システムであリ続けることを狙っていた」
「最終的に欧州はこの条件を飲み、1974年と1975年に1機ずつ、2機のシンフォニーが米国のロケットによって打ち上げられた。」
「この米国への遺恨と、ヨーロッパ・ロケットへの後悔は、欧州にとって「シンフォニー事件」として深く刻み込まれることになった。」
経済的に引合わなくても、欧州が独自の打ち上げ手段を持ち続けようとする姿勢は変わらない。
が、もちろん、全ての衛星を欧州のロケットで上げる必要はない。
現在は、1970年代ではないのだ。
全世界の重量ベースのペイロードの8割を、一社独占で上げている状況が好ましいとは思わないけど、それが2020年代の現実だ。
「巨象」スターシップが「部屋」から解き放たれれば、世界の衛星打ち上げ秩序は崩壊する。
浮沈子は、ブルーオリジンのニューグレンに期待していたんだが、いつになっても影も形も出てこない。
その他大勢の中から、対抗しうるロケットが出る兆しはない。
いずれも、プランだけだったり、開発意向だけに留まっている。
最低でも、21世紀前半に対抗馬が登場することはない(断定的!)。
米国が国策から、他国のペイロードの打ち上げを差し止めた時に、最低限打ち上げ可能なロケットだけが維持されるし、それらはせいぜい部分的再使用に留まるだろう。
ガチでスターシップと競争なんてできるわけはないのだ。
残るのは、落穂拾いのように、任意の軌道に軽量衛星を打ち上げる小型ロケットだが、市場が広がるとは思えないしな。
既に、小型衛星をまとめて打ち上げるサービスは定着している。
欧州は、確信犯だ。
商売として、本気でアリアンを続けるつもりはないだろう。
そりゃあ、アリアン100くらいになれば、完全再使用ロケットになっているかもしれないけど、その頃の人類は、みーんな火星に住んでるかもしれないしな。
打ち上げは、ギアナからじゃなくて、火星から行われているかもしれない。
地球教の未来も、怪しいかもな・・・。
(アリアン6デビューに関する欧州関係者「現時点では憶測は控えさせてください」)
https://arstechnica.com/space/2023/09/no-firm-date-on-ariane-6s-debut-and-no-public-talk-on-prices-either/
「こうした遅れと、ウクライナ戦争勃発後のロシアのソユーズロケットへのアクセス喪失により、アリアン6の開発は危機に瀕している。」
「アシュバッハー氏は、2014年に開発が開始された新しい中型ロケットの打ち上げ目標の特定を拒否したが、その開発は当初2020年にデビューする予定だった。」
ロシアがクリミアを併合した際にも、欧州はソユーズを使い続けた。
このことは、欧州がクリミア併合を、暗に容認していたことを示している(そうなのかあ?)。
本当は、2022年春のウクライナ侵攻だって認めていたかもしれない。
ウクライナが独立後に親ロシア政権になっていた時代、欧州は平和そのものだったからな。
アリアン6は、前任のアリアン5に対して価格優位性を謳って開発された。
インフレの話とかもあるが、目論見通りなら、確かに価格は下がったかもしれない。
別に、ファルコン9を意識して開発が決まったわけではないのだ。
「宇宙へのアクセスの保証は欧州にとって必須であり、それが我々がアリアン6発射機の開発に全力を注いだ理由だ」
開発は大詰めを迎えているが、欧州は慎重なスタンスを維持している。
ファルコン9が利用できるなら、そっちで飛ばした方が欧州にとっても有利だからな(そうなのかあ?)。
必要なのは、「宇宙へのアクセスの保証」であって、欧州の需要全てを欧州で賄うことではない。
「今後数年間は西側のロケットで唯一余力があるため、ファルコン9の2回のミッションで4基の衛星が打ち上げられる可能性が最も高いと思われる。」
仮に、アリアン6が予定通り2024年に飛んだとしても、今後の打ち上げのいくつかはファルコンで上がることになるだろう。
ソユーズの不使用は、中規模の打ち上げ能力を依存していた欧州にとって痛手なことは確かだが、アリアン6の開発とは無縁だ(もちろん、財政的な影響はあるでしょうが)。
少なくとも、2014年から2022年までの遅れの説明にはならない(ソユーズ飛ばしてたからな)。
アリアンは、ロケット開発につきものの様々な理由から、遅れるべくして遅れているだけだ。
想定外の理由があるとすれば、新型コロナの流行に伴う様々な開発上の制約が生じたことが大きいかもしれない。
2020年から2022年の3年間は、そのために失われた可能性がある。
が、そもそも2020年に飛ぶはずだったわけで、遅れの理由としては遅れた話だ(そうなのかあ?)。
ロケット開発の遅れで、他国の打ち上げに頼る話は、米国にもあったからな。
ISSへの宇宙飛行士の運送は、10年間、ロシアのソユーズ宇宙船に完全に依存していた。
しかも、ウクライナ紛争ぼっ発後についても、相互依存は続いている。
欧州の打ち上げが、米国のロケットに依存するのは大した話じゃないし、未来永劫続くわけでもない。
が、ファルコンの後継機であるスターシップが飛べば、業界の秩序は崩壊する。
他の全てのロケットが競合できない桁違いのコストパフォーマンスと打ち上げ頻度、安定性(今は怪しいけど)。
何より、分割不能な大型で超重量のペイロードを上げることが可能だ。
人工衛星は、このロケットに合わせて超巨大化していくだろう。
んな、アリアン6やソユーズロケットの代わりにファルコンズで上げてるレベルの話じゃなくなる。
現在は、その「部屋の中のゾウ」登場以前の、前振りな時代に過ぎない。
しかし、それがいつになるかという点については、大きな疑問符が残る。
安定した長秒燃焼が可能なラプター3が、いつ完成するかだな。
来年か、その次か、それとも10年後か。
エンジンに対する要求条件を変更するか、ロケットの設計を変えるか、あるいは両方なのか。
ファルコン9自体が、登場以来改良を重ね、全く別物のロケットに化けた経緯を考えると、小さく生んで大きく育てる手法が求められている気がするけどな。
まあ、それにしても、全長120mは決して小さくはないけれど・・・。
確認しておこう。
直接的には、アリアン6の開発の遅れは、ロシアの軍事侵攻とは無関係だ。
開発の遅れから、前任のロケットの運用の間に穴が空き、他国のロケットに依存する話はこれまでにもあったし、多分これからもあるだろう。
それもこれも、スターシップが登場するまでの間の前奏曲に過ぎない。
巨大完全再使用ロケットが飛べば、業界の秩序は崩壊する。
が、経済的に引合わなくても、欧州が独自のロケットを持ちたがることは変わらないだろう(<さらに追加>参照)。
「これは基本的なことです。」(This is fundamental.)
そうであるなら、一時的に、あるいは相当長期に渡って、他国のロケットに全部、または部分的に依存することは恒常化する可能性もある。
全てのペイロードを、欧州産のロケットで飛ばす必要はないからな。
中規模のペイロードの打ち上げに、ロシアのソユーズロケットを調達していたことも、その表れだ。
欧州は柔軟だ。
その柔軟さが仇となる時もあるが、長い歴史が培った知恵でもある。
再使用ロケットを求める声もあるが、その対応に慌てているわけではない。
現在は、各国のロケットの更新時期が重なるという特殊事情がある。
ビミョーにずらしてはいたんだろうが、新型コロナや技術的問題から、遅れが重なって、同じ時期に集中してしまった。
また、前任のロケットの重複運用期間を超過して遅延しているところも出てきている(アリアン6やバルカン)。
我が国のH3は、余剰の打ち上げ能力がないことから、重複運用期間で打ち上げスケジュールを塩梅することができない体たらくだ。
H2Aの47号機が無事に上がったのは喜ばしいが、まあ、それは当然ともいえる。
開発の遅れは、打ち上げスケジュールの遅れに直結している。
やれやれ・・・。
もっとも、過剰な打ち上げ能力を有し、他社の需要を吸収できるのは中国とインドとS社くらいしかない。
中国は、世界中から総スカンを食らっているし、インドは激安だが成功率が低く、ギャンブルなところがあるからな。
供給能力の谷間を凌ぐのにS社を使うのは無難な選択だし、エリックバーガーが欧州アレルギーだからといって、大騒ぎするほどのことではない。
数年後になれば、打ち上げロケットの更新も一段落して、供給過剰な状態が生まれる。
競争が激化するかどうかはともかく、キャリアを選べる状況になる。
有利な条件を提示できるところから埋まり、不利な条件しか提示できないところは消えていくか、先細りの官需に頼ることになる。
アリアン6は、それでいいのだ。
最低、欧州の官需を賄うことができる、米国に対するカウンターパートを維持できればいい。
商業ベースでの打ち上げロケットの開発競争は、スターシップの登場で終わる。
少なくとも、数十年は停滞する。
面白いのは、今だけか・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(SpaceXが年間打ち上げ回数の記録を更新)
https://arstechnica.com/space/2023/09/spacex-broke-its-record-for-number-of-launches-in-a-year/
「SpaceXは、過去12か月間で83回のFalcon 9またはFalcon Heavyミッションを打ち上げました。」
「今年末までに月に10回のファルコン飛行を目指し、来年には月に12回の飛行を目指す」
「スペースXは2023年上半期に約447トンの貨物を軌道上に輸送したが、これは世界中で軌道上に打ち上げられた全物質の約80%に相当する。」
「来年には世界の総ペイロード質量の約90%を軌道上に打ち上げる予定」
つーことは、あれだな、2025年には、100パーセントの打ち上げを目指すわけだ(ありえねー・・・)。
まあ、どうでもいいんですが。
各国の打ち上げロケットの更新が停滞しているとはいえ、S社依存がこれほどまでとは思わなかったな。
打ち上げ回数については、年間100回はムリポと見ていたけど、カリフォルニアが頑張っているので、可能性は残っている。
つーか、月に10回打ち上げれば、楽勝でクリアーできるしな。
スターシップの打ち上げ頻度が劇的に上がっていることの影響が大きい。
V2ミニに完全に置き換わっていることも影響しているだろう。
打ち上げごとのスループットは、V1.5の1.5倍だが、機数自体は3分の1近くに減少しているからな(56機→22機)。
まだ、残存率も低いだろう(未確認)。
それにしても、全世界のペイロードの80パーセントというのはべらぼーな数字だ。
これが、スターシップが完成した暁にどれほどになるかを考えると、背筋が寒くなる気がする(95パーセント超え確実!?)。
そんなに、依存しちまって大丈夫なのかあ?。
打ち上げロケット=スペースエクスプラレーション社のスターシップのことになるわけだ。
その他大勢は、例外扱い・・・。
少なくとも、貨物打ち上げについて、第一選択になることは間違いない。
有人化は、最低でも10年先になるだろうが、そうなれば、既存の有人カプセルをことごとく歴史の彼方に追いやるだろう。
地球低軌道で100人・・・。
まあいい。
大陸間弾道旅客ロケットが実用化されれば、毎日のように(1日10回以上?)有人弾道飛行が行われることになる。
メキシコ行くのも簡単だな(毎週、セノーテに潜れるかも!)。
S社は、そこで稼いだ金を使って、火星移民を行うんだろう。
べらぼーめ・・・。
浮沈子は、地球教の信者だからな(銀河英雄伝説とは関係ありませんが)。
地球外生命は存在せず、人類は、多惑星種になることなく、この地球と共に滅びるべき存在だと信じている。
簡単に宇宙に出られる日が来れば、過去の遺物を見做されるに決まってるな。
レールガンや宇宙エレベーターなどではなく、コンサバな化学燃料ロケットでそれが実現されようとしていることは意外だ。
地球の重力井戸は、それほど深く、強力だ。
もっと軽い惑星だったり、月が近くを回っていれば、別の考えに至ったかもしれない。
まあ、そういう環境で生命が誕生するかどうかという別の問題もあるけどな。
まあ、どうでもいいんですが。
浮沈子的には、大陸間弾道旅客ロケットで稼いだ金は、きっちり地元の地球に落としてもらいたい。
ICBMではMIRVという多弾頭ミサイルも開発されているからな。
目的地近くで小型着陸機を射出し、ホテルの屋上にでも着陸してくれると、大いに助かるんだがなあ・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
(SpaceX と Falcon ロケットに関する神話、パート 4: SpaceX がすべての注文を引き受けるほど、競争相手は無能なのでしょうか?)
https://www.elonx.cz/myty-o-spacex-a-raketach-falcon-4-cast-je-konkurence-tak-neschopna-ze-spacex-prevezme-vsechny-zakazky/
「誰にとっても、安いことが常に最良の選択肢であるとは限りません。」
「しかし、同様の状況はすでに少なくとも一度発生しています。電気通信技術の開発の初期には、このサービス提供分野において米国が世界的に独占するという現実のリスクがありました。」
「当時、米国とソ連の両方の宇宙大国が検討されましたが、政治的理由により、米国のトールデルタ空母を優先することが決定されました。」
「米国との交渉は容易ではなく、最終的に交渉された条項は次のようなものでした。フランス政府は打ち上げられた衛星の実験的性質にコミットし、特定のサービスを商業目的で使用しないことを明確に確認する必要があります。そうでなければ、NASA が貨物を引き取って宇宙に輸送することはありません。」
衛生の名を取って、「シンフォニー事件」とも呼ばれるこの件は、欧州が独自の打ち上げ手段を持つきっかけとなった。
イーロンXの記事は、自動翻訳の関係からやや読みにくいが、この事件に関しては鳥嶋さんが記事を上げている。
(俺の屍を越えてゆけ - 欧州初の共同開発ロケット「ヨーロッパ」)
https://news.mynavi.jp/techplus/article/spacetechnology-6/
「シンフォニー事件:」
「NASAは、打ち上げを引き受ける条件として「シンフォニーを商業目的で使わないこと」という要求を出した。」
「米国は、インテルサットが唯一無二の衛星通信システムであリ続けることを狙っていた」
「最終的に欧州はこの条件を飲み、1974年と1975年に1機ずつ、2機のシンフォニーが米国のロケットによって打ち上げられた。」
「この米国への遺恨と、ヨーロッパ・ロケットへの後悔は、欧州にとって「シンフォニー事件」として深く刻み込まれることになった。」
経済的に引合わなくても、欧州が独自の打ち上げ手段を持ち続けようとする姿勢は変わらない。
が、もちろん、全ての衛星を欧州のロケットで上げる必要はない。
現在は、1970年代ではないのだ。
全世界の重量ベースのペイロードの8割を、一社独占で上げている状況が好ましいとは思わないけど、それが2020年代の現実だ。
「巨象」スターシップが「部屋」から解き放たれれば、世界の衛星打ち上げ秩序は崩壊する。
浮沈子は、ブルーオリジンのニューグレンに期待していたんだが、いつになっても影も形も出てこない。
その他大勢の中から、対抗しうるロケットが出る兆しはない。
いずれも、プランだけだったり、開発意向だけに留まっている。
最低でも、21世紀前半に対抗馬が登場することはない(断定的!)。
米国が国策から、他国のペイロードの打ち上げを差し止めた時に、最低限打ち上げ可能なロケットだけが維持されるし、それらはせいぜい部分的再使用に留まるだろう。
ガチでスターシップと競争なんてできるわけはないのだ。
残るのは、落穂拾いのように、任意の軌道に軽量衛星を打ち上げる小型ロケットだが、市場が広がるとは思えないしな。
既に、小型衛星をまとめて打ち上げるサービスは定着している。
欧州は、確信犯だ。
商売として、本気でアリアンを続けるつもりはないだろう。
そりゃあ、アリアン100くらいになれば、完全再使用ロケットになっているかもしれないけど、その頃の人類は、みーんな火星に住んでるかもしれないしな。
打ち上げは、ギアナからじゃなくて、火星から行われているかもしれない。
地球教の未来も、怪しいかもな・・・。
🐱変異種:EG.5が増加中:BA.2.86亜系統も ― 2023年09月08日 19:17
変異種:EG.5が増加中:BA.2.86亜系統も
(変異株について)
https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/kansen/corona_portal/henikabu/screening.html
(ゲノム解析結果の推移(週別)
(令和5年9月7日12時時点))
https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/kansen/corona_portal/henikabu/screening.files/genomu0509071.pdf
グラフを見ると、EG.5が増加傾向なことが分かる。
XBB.1.6を置き換えつつあるようにも見えるが、何とも言えない。
両者を合わせると過半数な状況が続いている。
その他、XBB亜系統の割合に大きな変化はなく、注目されているBA.2.86は、統計にはまだ乗ってこない(1例が検出されたばかり)。
重症化率が小さいということは、医療資源を圧迫することなく、限られた治療体制で凌いで行けることを意味する。
流行の増加率についても同じだ。
新型コロナは、今ではほとんどの場合、治療可能な病気だからな。
それでも高齢者などは重症化するし、死に至る病であることに変わりはない。
罹患せずに済めば何よりだし、ワクチンうって重症化が防げるならうつのがいいに決まっている。
ファイザーか・・・。
最速の7回目接種を選択したんだが、10月4日からのモデルナでも良かったかもな(いずれも、副反応はキツイ!)。
この間、ダイビングが2つほどつぶれている(あーあ、久々のダブルタンクだったのに・・・)。
密を回避する観点から、キャンプ絡みのイベントもパスした。
メキシコ行きのためのトレーニングに絞って、必要最小限の行動しかとれない。
10月に入れば、稲取合宿(たぶん一人)も再開する。
蹴って蹴って蹴りまくり、暴れて暴れて暴れまくる。
自分の手足の延長として、無意識に器材を扱えるようになるまで繰り返し行う。
座学の予習もしておかないとな(まだ半分しか読んでない)。
浮沈子は、厳密には生徒じゃないけど、同じように参加する。
ファンダイブ兼トレーニングダイブ兼講習再受講だ。
まあいい。
メキシコで、そのとき何が流行しているかは分からない。
プラヤデルカルメンは、米国の裏庭みたいなもんだからな。
米国で流行している変異種が、そのまま蔓延しているんだろう。
もちろん、旅行者は誰もマスクなんてしていないし。
やれやれ・・・。
2年前の晩秋、オミクロン流行前夜、まさに命名された11月26日に、浮沈子は成田から初のメキシコ行きの便に乗った(ANAのメキシコシティー行き)。
メキシコ行きと、新たな変異種の登場との怪しい関係・・・。
今、業界で注目を集めているBA.2.86は、オミクロン同様、多くの変異を遂げて、静かに流行のタイミングを計りながら潜伏している。
アルファの流行の際も、多くの変異が蓄積されていたという。
一般に、高病原性のウイルスは、広く流行することは少ない。
だって、宿主が死んじまったら元も子もないからな。
上手く共存するためには、あんまガンガン増殖したり、宿主の資源を食いつぶしたりせずに、大人しくしているのが有利といわれている。
しかし、2014年に西アフリカで流行したエボラは、高病原性の感染症が航空機によって、全世界に広がるリスクを明らかにした(致死率は30パーセント超)。
現在、そのリスクはさらに高まっている。
新型コロナが未来永劫、高病原性に変異することはないとか、万が一そうなっても、宿主の死亡などで流行が抑制されるから心配には及ばないなどということは、誰にも言えない。
ヒトの免疫を回避する能力を研ぎ澄まし、新たな流行のチャンスをうかがっている。
もちろん、ウイルスにそんな戦略はない。
人類と同じだけ、この地上で進化し続けた生物として(生物なのかあ?)共存しているだけだ。
変異こそ、新型コロナウイルスの真骨頂だ。
その変異のペース、感染速度、増殖能力、病原性、エトセエトセが、現代の人類の生活様式(都市生活者の増加や航空機移動を含む)にぴったりとマッチした結果が、世界的な大流行を生む。
浮沈子的には、無症候性キャリアからの感染割合の多さも気になるところだ。
WHOは、緊急事態宣言を解除したが、警戒を解いたわけではない。
国立感染症研究所が、BA.2.86系統について本日レポートをリリースしている。
(新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の変異株 BA.2.86系統について)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2551-cepr/12240-sars-cov-2-ba-2-86.html
「2023年9月7日までに67件(イスラエル3件、デンマーク12件、米国7件、英国8件、南アフリカ16件、ポルトガル2件、スウェーデン5件、カナダ2件、フランス6件、スペイン3件、オーストラリア1件、韓国1件、日本1件)の患者から分離」
「国内では9月7日に東京都からGISAIDに登録されたBA.2.86.1系統1件のみが確認されている。東京都から報告された1件については、8月24日に都内医療機関で採取された検体であることが公表されている」
「BA.2.86系統は、スパイクタンパク質にBA.2系統と比較して30以上、XBB.1.5系統と比較して35以上のアミノ酸の違いがあることから、ワクチンや感染による中和抗体による免疫から逃避する可能性が生じている。」
「現時点で、重症度の変化や感染性に関する疫学的、臨床的知見はない。」
「検査への影響に関して、国立感染症研究所ではBA.2.86系統のゲノム解析結果から感染研PCR法におけるプライマー、プローブ配列に変異がないことを確認している」
「秋以降に接種が実施されるXBB.1.5系統対応1価ワクチンを生産、販売しているファイザー社、モデルナ社はいずれも現在準備中のワクチンにおいて、BA.2.86系統に対する中和活性を確認した」
「CDCは複数の米国政府機関の専門家で構成されるSARS-CoV-2 Interagency Group (SIG)の意見として、 BA.2.86系統の有するアミノ酸変異からは、ニルマトレルビル・リトナビル、レムデシビル、モルヌピラビルなどの現在使用可能なCOVID-19に対する抗ウイルス薬はBA.2.86系統に対しても有効性が示唆されるとしている」
うーん、今のところ、具体に大騒ぎしなければならない状況にはないようだな。
「検出数は少ないものの、既存の変異株と比較したアミノ酸の違いが多いことから、WHOは8月17日に、欧州疾病予防管理センター(ECDC)は8月24日にBA.2.86系統を監視下の変異株(VUM:Variants Under Monitoring)に指定した」
こいつが大化けするとか、似たようなのが出てきて流行が加速するようなことになれば、全世界的に感染対策を放棄している現状は、ウイルスにとっては天国そのものだからな。
あっという間に広がるだろう。
まあ、広がっても分からないということもある(検査してないし)。
もちろん、流行しない方がいいし、病原性が上がらない方がいいに決まっている。
浮沈子は、高齢者で持病持ちだ。
ダイビングなどという、それでなくてもリスキーな趣味を持ち、それを続けるために、感染のリスクが高いフィットネスに通っている(今日は台風でサボりましたが)。
周囲は、感染経験者だらけになっているし、いつ罹患してもおかしくはない。
新型コロナに関して、何か知識を得たからといって、行動に大きな変化を与えることはない。
脳を発達させた動物としては失格だな。
リスクを回避し、生存確率を上げる行動に繋がらなければ、獲得した情報を有効に活用しているとは言えない。
いつものように爆食し、いつものように爆睡する。
結果、リバウンドして青くなり、慌てて冷房の効いたフィットネスで運動して汗をかく(矛盾してね?)。
まあ、どうでもいいんですが。
ワクチン接種の日程を優先させて、ダブルタンクのトレーニングダイブをパスしたことと、密回避を理由に高所ダイビングをパスした程度だ。
フィットネスをさぼるのもカウントしてもいいかもしれない(そんなあ!)。
確認しておこう。
東京都の第9波はピークアウトし、流行中の変異種はEG.5系統が増加している。
本日現在、全国の19歳以下の推定感染者数の増加は続いている。
ウクライナ紛争は続いているが、世界は概ね安泰だ。
新型コロナでは、3年余りの間に、全世界で数百万人が死んじまったが、ウクライナでは、1年半でせいぜい数十万人の死傷者だ。
人類を最も殺しているのが疫病であることは変わらない。
我々は、それを宿命として受け入れざるを得ない。
新型コロナで逝くヤツぁ逝ってよし!。
ジジババ中心の重症化なわけだから、世間の関心は低い。
社会不安の心配は消えた。
が、それは一時の話だけかもしれない。
一寸先は闇の新型コロナ。
その未来を照らす、ハンドヘルドライトは、どこにも売っていないのだ・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(コロナ死者増加の米国、次期ワクチンを8日にも承認へ)
https://forbesjapan.com/articles/detail/65859
米国の感染状況をレポートした記事が上がっていたのでリンクしておく。
「次期ワクチンは、米国では初めて接種が無料化されないコロナワクチンとなる。ファイザーとモデルナの両社は、新ワクチンの接種費用を1回110~130ドル(約1万6000~1万9000円)と見積もっている。ただし、保険会社の多くが接種費用を負担する見込みで、無保険者に対してはCDCが費用を負担するプログラムを今秋開始する。」
米国では、既にワクチンは有料化だ。
金の切れ目が命の切れ目・・・。
「コロナ関連の死者と入院は初夏から増加しており、秋から冬にかけても増加すると予想されている。CDCの最新データによると、死者は7月8日~8月26日に約18%増加し、入院は7月28日から8月26日の間に約16%増加した。」
我が国では、死者数の統計を放棄したからな(明らかになるのは、5か月後だ)。
「米国で現在主流となっているのは、XBB系統の1つである「EG.5」(通称エリス)で、8月20日~9月2日の全症例の約22%を占めていた。FDAによると、XBB系統は6月の時点で米国内の感染の95%を占めていた。」
ほほう、東京都の方がEG.5の割合が高いわけだ(36パーセント:8月14日~20日)。
「CDCが1月に発表した研究結果によると、既存の2価ブースターワクチンは、一般的な成人ではXBB系統に対して約50%の予防効果、65歳以上では約33%の予防効果がある。」
うーん、33パーセントというのは、WHOがワクチンとして承認するギリギリの数値だ(予防効果(通常は発症予防効果を指す)といえるかどうかだな)。
「米国ではまた、BA系統の一種である新変異株「BA.2.86」(通称ピロラ)が広まり始めている。今のところ、CDCの変異株トラッカーに現れるほどの症例数はないが、世界保健機関(WHO)はピロラを監視中の変異株のリストに加えた。ピロラの変異の数は、米国で今年初めに主流となったXBB.1.5よりも36多く、BA.2よりも34多い。」
頭が悪いヤツが多い米国では(そうなのかあ?)、変異週にあだ名をつけて、エリスとかピロラとか呼んでいるが、余計に混乱しそうな気がする。
「ピロラはXBB系統ではないため、新ブースターが効かない可能性も懸念されるが、モデルナは6日、新ブースターは臨床試験(治験)でピロラに対する中和抗体を8.7倍増加させることが確認されたと発表した。」
この辺の情報は、感染研でも補足している。
感染研によれば、ファイザーのピロラ絡みのレポートも出てるようだが、この記事では、現状、ノババックスは動物試験止まりで、下手をすると今期のワクチンは出ないかもしれない(未確認)。
まあいい。
実際の流行の中で、疫学的に判定しなけりゃ本当のところは分からない。
東京都の第9波が、どこまで落ちてくれるかが、当面の関心事だ。
米国は、夏の増加を引きずりながらワクチン投与に突入する。
どーせ、もう、ワクチンなんて流行らないだろうから、みーんな自然感染しちまうに違いない(そうなのかあ?)。
高齢者がアットーテキに重症化しやすいというのは、洋の東西を問わず同じだ。
新型コロナで逝くヤツぁ逝ってよし!。
米国辺りじゃ、徹底してるんだろうな・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
(ファイザーは、最新の新型コロナウイルスワクチンがマウスの新たな変異種に対して強い反応を引き起こしたと発表)
https://www.reuters.com/business/healthcare-pharmaceuticals/pfizer-says-updated-covid-shot-generated-strong-reaction-vs-new-variant-mice-2023-09-06/
感染研のレポートにリンクされていた元記事を当った。
「今秋使用が予定されているファイザー・ビオンテック(22UAy.DE)の新型コロナウイルスワクチンが、高度に変異したBA.2.86に対する強力な抗体反応を誘発したと発表した。マウスの前臨床研究におけるコロナウイルスの亜変異体。」
「モデルナ(MRNA.O)は水曜日初め、ヒトを対象とした臨床試験データにより、最新のワクチンがBA.2.86亜種に対して有効である可能性が高いことが示されたと発表した。」
ファイザーはマウスで確認し、モデルナはヒトを対象に確認している。
記事には、気になる記述もある。
「米国疾病管理予防センターは以前、BA.2.86が以前に新型コロナウイルスに感染したことのある人、または以前にワクチン接種を受けた人に感染を引き起こす可能性が高い可能性があることを示唆していました。」
まあ、単純に変異箇所が多いことからの推測だろうけど、ブレイクスルー感染や、再感染が日常的になるかもな。
だから、新しいワクチンをうちましょうというのが、米国CDCの文脈なことは見えている。
が、我笛吹けど汝ら踊らず、縁なき衆生ばっかしの米国じゃあ、ムリポだろう。
我が国は、世界に先駆けてワクチンを承認した。
全人口の2割程度しか調達しないけどな(重症化率が高い高齢者の全数にも足りない)。
やれやれ・・・。
仮に、ピロラ(BA.2.86)が、第二のオミクロンだったりしたら、爆発的流行は間違いない。
米国の死者統計を見る限り、XBB亜系統でも、死者の増加は観測されている。
病原性が落ちたという話も聞かない。
ピロラの病原性についての情報はないけど、XBBと同程度なら、悲惨な結果になるだろうな。
10億人の感染と1千万人の死者だ(かなり控えめな予想・・・)。
オミクロン登場前夜の、あの解放感は最早ない(ワクチンで、デルタ根絶したしな:東京都における新規感染者数は、一桁まで落ちた!)。
ちなみに、東京都における昨日の新規推定感染者数は、減少傾向にあるとはいえ、14569人だ。
べらぼーめ・・・。
数千倍のベースラインからの、未曽有の大流行が待っているのか。
それとも、例によって、浮沈子の杞憂に終わるのか。
その答えは、やがて分かる。
分かった時には、すでに手遅れだったりするんだがな・・・。
<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー
(新たな変異株「ピロラ」拡大、欧州当局が警告-コロナ感染者が増加)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-09-08/S0MZGOT1UM0W01
「欧州疾病予防管理センター(ECDC)は、大きく変異した新型コロナウイルスの新たな変異株「ピロラ」が欧州大陸で広がっており、コロナ感染者増加の背景にあるかもしれないと警告した。」
欧州よ、おまえもか・・・。
「ECDCは声明で、正式名称「BA.2.86」のこの変異株は8月に散発的に確認されたとし、最近の顕著な感染拡大の要因となっている可能性に言及した。」
あくまでも可能性を指摘しただけで、明確なエビデンスがあるわけじゃない。
「ECDCのアモン所長は声明で、新たな変異株が重症化やワクチンの効果低減と関連している証拠はないと指摘した。」
が、当局が、ピロラを山車にして、ワクチン接種や感染対策を推進しようとしていることは明白だな。
「北半球で秋と冬が近づく中で、欧州などの当局は各国に対し、重症化リスクのある人を中心にワクチン接種を進める取り組みの強化を呼びかけている。」
反ワクチンキャンペーンを展開してきたマスコミが、どう反応するかが見ものだ。
我が国の政府は、従来、9割以上が接種している高齢者の全数にも満たない調達しかかけていない。
つまり、全くやる気がないことを最初から大っぴらにしているわけだ。
もちろん、追加調達があることを前提とした初回調達というエクスキューズはあるけど、接種対象は1億人以上だからな(調達数は2500万)。
米国や欧州が、どれ程の調達を掛けているのかは知らない。
浮沈子は、以前から自然感染による免疫獲得を前提とした政策だと非難しているけど、全世界的にそういう傾向にあるのかもしれない。
ワクチンが効かないわけではないけれど、うったからといって罹患しないというわけでもない。
感染予防効果、発症予防効果は、あっても極僅かで、重症化予防効果にしても、経時的減弱が激しく、持って半年、それを期待するしかない高齢者に至っては、3か月がいいところだろう(未確認:重症化予防効果については、年齢階層別の差はないという話も)。
そんなワクチンでも、ないよりはマシだ。
ピロラを山車に使う手は、どこも同じだ。
つーか、使えるものは何でも使う。
脳を発達させた動物としては、情報によって行動を変容させなければ失格だからな・・・。
<また追加>ーーーーーーーーーー
(コロナワクチン、国費での無料接種終了へ 65歳未満は原則自己負担)
https://mainichi.jp/articles/20230907/k00/00m/100/298000c
「65歳以上の高齢者など重症化リスクが高い人の場合、季節性インフルエンザワクチンと同じで、費用の一部を国の交付金でまかなう「定期接種」に位置づけ、秋冬に1回実施する方向で調整している。」
ははあ、それで第9波じゃないって言ってたのかあ・・・。
が、その論理は通用しないだろうな。
第6波を超える規模で流行し、死者も相当数出ているに違いない。
ワクチンというのは、流行に先立って接種し、流行そのものを抑えることによって、感染、発症、重症化を予防するためのもんだ。
明らかな夏季の流行が認められるにもかかわらず、ワクチン接種をしない理由をどう説明するつもりなのか。
エビデンスに基づく政策ではなく、行政的都合でテキトーにでっち上げて、丸め込もうとしている。
まあいい。
我が国は熱帯化しつつあるからな。
そのうち、インフルも夏季に流行するようになるかもしれない(そうなのかあ?:<またまた追加>参照)。
そうなれば、年2回のワクチン接種というのが常態になる可能性もある。
重症化予防の観点からも、年1回というのは難しいだろう。
経時的減弱が激しい新型コロナワクチンの場合、冬季だけでも持つかどうかが怪しいくらいだ。
浮沈子は、今月うつけど、せいぜい年内くらいしか効き目はないと見ている。
来年になったら、バンバン罹患するかもな。
やれやれ・・・。
今期の流行で、罹患せずに済むとは思えない。
年末以降は思い切り引き籠る予定だけど、流行状況によっては避けられないだろう。
1シーズンも持たないワクチンをうっておいて、それで年間引っ張ろうというのは無理がある。
流行を抑えようという気はさらさらないし、いったいどういうつもりなんだろうか。
やっぱ、自然感染してくれというのが本音だと思わざるを得ない。
2500万件しかワクチン調達しないで、よく言うよ・・・。
<またまた追加>ーーーーーーーーーー
(インフルエンザの流行続く 収束せず次のシーズン入りは99年以降初)
https://news.yahoo.co.jp/articles/074e04f59c832fda0d10680ec7eff2c56460280b
「全国約5千カ所の定点医療機関から報告された最新1週間(8月28日~9月3日)の季節性インフルエンザの患者数が、1医療機関あたり「2・56人(速報値)」だった。「1人」を超すと「流行」とされ、昨年12月19~25日に流行期入りしたあと、これまで一度も下回っていない。」
「流行が収束しないまま次のシーズンに突入するのは、現在の方法になった1999年以来、初めてという。」
やれやれ・・・。
「流行が続いている背景として、3年間インフルの流行がなかったことや、昨年のワクチン接種から時間がたったことで、1人が感染すると周囲に広がりやすい状況があると指摘する。また、新型コロナの5類移行で感染対策が緩んだこともあるという。」
何か、目に見えないところで、静かに大きく変わっていることがあるんだろう。
感染症の流行や免疫の低下は、その大きな動きが表面化した一部分なのに違いない。
我が国のように、平和で静穏な状況でなければ、その他のノイズにかき消されてしまう程度の微妙な変化。
個人のレベルでは、なんとなくいつもと違う程度にしか感じられない、ごくわずかの違い。
やっぱ、地磁気異常とか、異星人の攻撃とか、マトリックスのバグとか、そういうワケワカな話になるんだろうか?(それはそれで、嫌いじゃないんですけど)。
(地磁気は人体に影響しますか?)
https://www.isee.nagoya-u.ac.jp/50naze/chijiki/46.html
「東洋医学では、磁気も健康に影響を及ぼす「気」の一種とみなされています。 しかし、自然科学の立場から言えば、地磁気が人の健康に直接影響することはないと考えられます。 このことは、地磁気が人を含む生命の健康状態と無関係であるという意味ではありません。」
うーん、禅問答のような回答だな。
「例えば、地磁気が弱くなれば宇宙船の照射が増え、人の健康に甚大な影響を及ぼすことになると予想されます」
つまり、「直接的な影響」はないけど、「間接的な影響」はあるということか。
2001年宇宙の度では、チコクレーターの地磁気異常から、モノリスを発見してしまうという筋書きだった記憶がある。
(モノリス(2001年宇宙の旅))
https://dic.pixiv.net/a/%E3%83%A2%E3%83%8E%E3%83%AA%E3%82%B9%282001%E5%B9%B4%E5%AE%87%E5%AE%99%E3%81%AE%E6%97%85%29
「TMA-1
月面のチコクレーター付近で発見された磁気異常の正体「チコ磁気異常(Tycho Magnetic Anomaly)」として、月の地下から発掘された物体。」
まあ、どうでもいいんですが。
(地磁気:地磁気の変動の地球環境への影響)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%A3%81%E6%B0%97#%E5%9C%B0%E7%A3%81%E6%B0%97%E3%81%AE%E5%A4%89%E5%8B%95%E3%81%AE%E5%9C%B0%E7%90%83%E7%92%B0%E5%A2%83%E3%81%B8%E3%81%AE%E5%BD%B1%E9%9F%BF
「地磁気が弱まる事により、大気圏内への宇宙線の入射量が増大することにより、大気中の過冷却水蒸気が宇宙線の飛跡を核として凝結するため、雲の量が増加して日射量に影響を与える。また、地表に到達する宇宙線の増加により、生物のデオキシリボ核酸が損傷する確率が高まるため、突然変異の増加する一因とも考えられる。」
そろそろ地磁気反転がおこるのではないかとか、地磁気の減弱が続いているとかいう話はよく聞く。
「関連する映像作品:
ドキュメンタリー『サイエンス・ワールド』シリーズ 第6回『地球の見えざる盾』(ナショナル・ジオグラフィック)」
録画して、何度も見返しているんだが、だいぶ洗脳されちまってるのかもしれない。
いずれにしても、今年の夏の暑さは異常だった。
免疫が低下するくらいは、想定の範囲内だろうな・・・。
(変異株について)
https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/kansen/corona_portal/henikabu/screening.html
(ゲノム解析結果の推移(週別)
(令和5年9月7日12時時点))
https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/kansen/corona_portal/henikabu/screening.files/genomu0509071.pdf
グラフを見ると、EG.5が増加傾向なことが分かる。
XBB.1.6を置き換えつつあるようにも見えるが、何とも言えない。
両者を合わせると過半数な状況が続いている。
その他、XBB亜系統の割合に大きな変化はなく、注目されているBA.2.86は、統計にはまだ乗ってこない(1例が検出されたばかり)。
重症化率が小さいということは、医療資源を圧迫することなく、限られた治療体制で凌いで行けることを意味する。
流行の増加率についても同じだ。
新型コロナは、今ではほとんどの場合、治療可能な病気だからな。
それでも高齢者などは重症化するし、死に至る病であることに変わりはない。
罹患せずに済めば何よりだし、ワクチンうって重症化が防げるならうつのがいいに決まっている。
ファイザーか・・・。
最速の7回目接種を選択したんだが、10月4日からのモデルナでも良かったかもな(いずれも、副反応はキツイ!)。
この間、ダイビングが2つほどつぶれている(あーあ、久々のダブルタンクだったのに・・・)。
密を回避する観点から、キャンプ絡みのイベントもパスした。
メキシコ行きのためのトレーニングに絞って、必要最小限の行動しかとれない。
10月に入れば、稲取合宿(たぶん一人)も再開する。
蹴って蹴って蹴りまくり、暴れて暴れて暴れまくる。
自分の手足の延長として、無意識に器材を扱えるようになるまで繰り返し行う。
座学の予習もしておかないとな(まだ半分しか読んでない)。
浮沈子は、厳密には生徒じゃないけど、同じように参加する。
ファンダイブ兼トレーニングダイブ兼講習再受講だ。
まあいい。
メキシコで、そのとき何が流行しているかは分からない。
プラヤデルカルメンは、米国の裏庭みたいなもんだからな。
米国で流行している変異種が、そのまま蔓延しているんだろう。
もちろん、旅行者は誰もマスクなんてしていないし。
やれやれ・・・。
2年前の晩秋、オミクロン流行前夜、まさに命名された11月26日に、浮沈子は成田から初のメキシコ行きの便に乗った(ANAのメキシコシティー行き)。
メキシコ行きと、新たな変異種の登場との怪しい関係・・・。
今、業界で注目を集めているBA.2.86は、オミクロン同様、多くの変異を遂げて、静かに流行のタイミングを計りながら潜伏している。
アルファの流行の際も、多くの変異が蓄積されていたという。
一般に、高病原性のウイルスは、広く流行することは少ない。
だって、宿主が死んじまったら元も子もないからな。
上手く共存するためには、あんまガンガン増殖したり、宿主の資源を食いつぶしたりせずに、大人しくしているのが有利といわれている。
しかし、2014年に西アフリカで流行したエボラは、高病原性の感染症が航空機によって、全世界に広がるリスクを明らかにした(致死率は30パーセント超)。
現在、そのリスクはさらに高まっている。
新型コロナが未来永劫、高病原性に変異することはないとか、万が一そうなっても、宿主の死亡などで流行が抑制されるから心配には及ばないなどということは、誰にも言えない。
ヒトの免疫を回避する能力を研ぎ澄まし、新たな流行のチャンスをうかがっている。
もちろん、ウイルスにそんな戦略はない。
人類と同じだけ、この地上で進化し続けた生物として(生物なのかあ?)共存しているだけだ。
変異こそ、新型コロナウイルスの真骨頂だ。
その変異のペース、感染速度、増殖能力、病原性、エトセエトセが、現代の人類の生活様式(都市生活者の増加や航空機移動を含む)にぴったりとマッチした結果が、世界的な大流行を生む。
浮沈子的には、無症候性キャリアからの感染割合の多さも気になるところだ。
WHOは、緊急事態宣言を解除したが、警戒を解いたわけではない。
国立感染症研究所が、BA.2.86系統について本日レポートをリリースしている。
(新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の変異株 BA.2.86系統について)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2551-cepr/12240-sars-cov-2-ba-2-86.html
「2023年9月7日までに67件(イスラエル3件、デンマーク12件、米国7件、英国8件、南アフリカ16件、ポルトガル2件、スウェーデン5件、カナダ2件、フランス6件、スペイン3件、オーストラリア1件、韓国1件、日本1件)の患者から分離」
「国内では9月7日に東京都からGISAIDに登録されたBA.2.86.1系統1件のみが確認されている。東京都から報告された1件については、8月24日に都内医療機関で採取された検体であることが公表されている」
「BA.2.86系統は、スパイクタンパク質にBA.2系統と比較して30以上、XBB.1.5系統と比較して35以上のアミノ酸の違いがあることから、ワクチンや感染による中和抗体による免疫から逃避する可能性が生じている。」
「現時点で、重症度の変化や感染性に関する疫学的、臨床的知見はない。」
「検査への影響に関して、国立感染症研究所ではBA.2.86系統のゲノム解析結果から感染研PCR法におけるプライマー、プローブ配列に変異がないことを確認している」
「秋以降に接種が実施されるXBB.1.5系統対応1価ワクチンを生産、販売しているファイザー社、モデルナ社はいずれも現在準備中のワクチンにおいて、BA.2.86系統に対する中和活性を確認した」
「CDCは複数の米国政府機関の専門家で構成されるSARS-CoV-2 Interagency Group (SIG)の意見として、 BA.2.86系統の有するアミノ酸変異からは、ニルマトレルビル・リトナビル、レムデシビル、モルヌピラビルなどの現在使用可能なCOVID-19に対する抗ウイルス薬はBA.2.86系統に対しても有効性が示唆されるとしている」
うーん、今のところ、具体に大騒ぎしなければならない状況にはないようだな。
「検出数は少ないものの、既存の変異株と比較したアミノ酸の違いが多いことから、WHOは8月17日に、欧州疾病予防管理センター(ECDC)は8月24日にBA.2.86系統を監視下の変異株(VUM:Variants Under Monitoring)に指定した」
こいつが大化けするとか、似たようなのが出てきて流行が加速するようなことになれば、全世界的に感染対策を放棄している現状は、ウイルスにとっては天国そのものだからな。
あっという間に広がるだろう。
まあ、広がっても分からないということもある(検査してないし)。
もちろん、流行しない方がいいし、病原性が上がらない方がいいに決まっている。
浮沈子は、高齢者で持病持ちだ。
ダイビングなどという、それでなくてもリスキーな趣味を持ち、それを続けるために、感染のリスクが高いフィットネスに通っている(今日は台風でサボりましたが)。
周囲は、感染経験者だらけになっているし、いつ罹患してもおかしくはない。
新型コロナに関して、何か知識を得たからといって、行動に大きな変化を与えることはない。
脳を発達させた動物としては失格だな。
リスクを回避し、生存確率を上げる行動に繋がらなければ、獲得した情報を有効に活用しているとは言えない。
いつものように爆食し、いつものように爆睡する。
結果、リバウンドして青くなり、慌てて冷房の効いたフィットネスで運動して汗をかく(矛盾してね?)。
まあ、どうでもいいんですが。
ワクチン接種の日程を優先させて、ダブルタンクのトレーニングダイブをパスしたことと、密回避を理由に高所ダイビングをパスした程度だ。
フィットネスをさぼるのもカウントしてもいいかもしれない(そんなあ!)。
確認しておこう。
東京都の第9波はピークアウトし、流行中の変異種はEG.5系統が増加している。
本日現在、全国の19歳以下の推定感染者数の増加は続いている。
ウクライナ紛争は続いているが、世界は概ね安泰だ。
新型コロナでは、3年余りの間に、全世界で数百万人が死んじまったが、ウクライナでは、1年半でせいぜい数十万人の死傷者だ。
人類を最も殺しているのが疫病であることは変わらない。
我々は、それを宿命として受け入れざるを得ない。
新型コロナで逝くヤツぁ逝ってよし!。
ジジババ中心の重症化なわけだから、世間の関心は低い。
社会不安の心配は消えた。
が、それは一時の話だけかもしれない。
一寸先は闇の新型コロナ。
その未来を照らす、ハンドヘルドライトは、どこにも売っていないのだ・・・。
<以下追加>ーーーーーーーーーー
(コロナ死者増加の米国、次期ワクチンを8日にも承認へ)
https://forbesjapan.com/articles/detail/65859
米国の感染状況をレポートした記事が上がっていたのでリンクしておく。
「次期ワクチンは、米国では初めて接種が無料化されないコロナワクチンとなる。ファイザーとモデルナの両社は、新ワクチンの接種費用を1回110~130ドル(約1万6000~1万9000円)と見積もっている。ただし、保険会社の多くが接種費用を負担する見込みで、無保険者に対してはCDCが費用を負担するプログラムを今秋開始する。」
米国では、既にワクチンは有料化だ。
金の切れ目が命の切れ目・・・。
「コロナ関連の死者と入院は初夏から増加しており、秋から冬にかけても増加すると予想されている。CDCの最新データによると、死者は7月8日~8月26日に約18%増加し、入院は7月28日から8月26日の間に約16%増加した。」
我が国では、死者数の統計を放棄したからな(明らかになるのは、5か月後だ)。
「米国で現在主流となっているのは、XBB系統の1つである「EG.5」(通称エリス)で、8月20日~9月2日の全症例の約22%を占めていた。FDAによると、XBB系統は6月の時点で米国内の感染の95%を占めていた。」
ほほう、東京都の方がEG.5の割合が高いわけだ(36パーセント:8月14日~20日)。
「CDCが1月に発表した研究結果によると、既存の2価ブースターワクチンは、一般的な成人ではXBB系統に対して約50%の予防効果、65歳以上では約33%の予防効果がある。」
うーん、33パーセントというのは、WHOがワクチンとして承認するギリギリの数値だ(予防効果(通常は発症予防効果を指す)といえるかどうかだな)。
「米国ではまた、BA系統の一種である新変異株「BA.2.86」(通称ピロラ)が広まり始めている。今のところ、CDCの変異株トラッカーに現れるほどの症例数はないが、世界保健機関(WHO)はピロラを監視中の変異株のリストに加えた。ピロラの変異の数は、米国で今年初めに主流となったXBB.1.5よりも36多く、BA.2よりも34多い。」
頭が悪いヤツが多い米国では(そうなのかあ?)、変異週にあだ名をつけて、エリスとかピロラとか呼んでいるが、余計に混乱しそうな気がする。
「ピロラはXBB系統ではないため、新ブースターが効かない可能性も懸念されるが、モデルナは6日、新ブースターは臨床試験(治験)でピロラに対する中和抗体を8.7倍増加させることが確認されたと発表した。」
この辺の情報は、感染研でも補足している。
感染研によれば、ファイザーのピロラ絡みのレポートも出てるようだが、この記事では、現状、ノババックスは動物試験止まりで、下手をすると今期のワクチンは出ないかもしれない(未確認)。
まあいい。
実際の流行の中で、疫学的に判定しなけりゃ本当のところは分からない。
東京都の第9波が、どこまで落ちてくれるかが、当面の関心事だ。
米国は、夏の増加を引きずりながらワクチン投与に突入する。
どーせ、もう、ワクチンなんて流行らないだろうから、みーんな自然感染しちまうに違いない(そうなのかあ?)。
高齢者がアットーテキに重症化しやすいというのは、洋の東西を問わず同じだ。
新型コロナで逝くヤツぁ逝ってよし!。
米国辺りじゃ、徹底してるんだろうな・・・。
<さらに追加>ーーーーーーーーーー
(ファイザーは、最新の新型コロナウイルスワクチンがマウスの新たな変異種に対して強い反応を引き起こしたと発表)
https://www.reuters.com/business/healthcare-pharmaceuticals/pfizer-says-updated-covid-shot-generated-strong-reaction-vs-new-variant-mice-2023-09-06/
感染研のレポートにリンクされていた元記事を当った。
「今秋使用が予定されているファイザー・ビオンテック(22UAy.DE)の新型コロナウイルスワクチンが、高度に変異したBA.2.86に対する強力な抗体反応を誘発したと発表した。マウスの前臨床研究におけるコロナウイルスの亜変異体。」
「モデルナ(MRNA.O)は水曜日初め、ヒトを対象とした臨床試験データにより、最新のワクチンがBA.2.86亜種に対して有効である可能性が高いことが示されたと発表した。」
ファイザーはマウスで確認し、モデルナはヒトを対象に確認している。
記事には、気になる記述もある。
「米国疾病管理予防センターは以前、BA.2.86が以前に新型コロナウイルスに感染したことのある人、または以前にワクチン接種を受けた人に感染を引き起こす可能性が高い可能性があることを示唆していました。」
まあ、単純に変異箇所が多いことからの推測だろうけど、ブレイクスルー感染や、再感染が日常的になるかもな。
だから、新しいワクチンをうちましょうというのが、米国CDCの文脈なことは見えている。
が、我笛吹けど汝ら踊らず、縁なき衆生ばっかしの米国じゃあ、ムリポだろう。
我が国は、世界に先駆けてワクチンを承認した。
全人口の2割程度しか調達しないけどな(重症化率が高い高齢者の全数にも足りない)。
やれやれ・・・。
仮に、ピロラ(BA.2.86)が、第二のオミクロンだったりしたら、爆発的流行は間違いない。
米国の死者統計を見る限り、XBB亜系統でも、死者の増加は観測されている。
病原性が落ちたという話も聞かない。
ピロラの病原性についての情報はないけど、XBBと同程度なら、悲惨な結果になるだろうな。
10億人の感染と1千万人の死者だ(かなり控えめな予想・・・)。
オミクロン登場前夜の、あの解放感は最早ない(ワクチンで、デルタ根絶したしな:東京都における新規感染者数は、一桁まで落ちた!)。
ちなみに、東京都における昨日の新規推定感染者数は、減少傾向にあるとはいえ、14569人だ。
べらぼーめ・・・。
数千倍のベースラインからの、未曽有の大流行が待っているのか。
それとも、例によって、浮沈子の杞憂に終わるのか。
その答えは、やがて分かる。
分かった時には、すでに手遅れだったりするんだがな・・・。
<さらにさらに追加>ーーーーーーーーーー
(新たな変異株「ピロラ」拡大、欧州当局が警告-コロナ感染者が増加)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-09-08/S0MZGOT1UM0W01
「欧州疾病予防管理センター(ECDC)は、大きく変異した新型コロナウイルスの新たな変異株「ピロラ」が欧州大陸で広がっており、コロナ感染者増加の背景にあるかもしれないと警告した。」
欧州よ、おまえもか・・・。
「ECDCは声明で、正式名称「BA.2.86」のこの変異株は8月に散発的に確認されたとし、最近の顕著な感染拡大の要因となっている可能性に言及した。」
あくまでも可能性を指摘しただけで、明確なエビデンスがあるわけじゃない。
「ECDCのアモン所長は声明で、新たな変異株が重症化やワクチンの効果低減と関連している証拠はないと指摘した。」
が、当局が、ピロラを山車にして、ワクチン接種や感染対策を推進しようとしていることは明白だな。
「北半球で秋と冬が近づく中で、欧州などの当局は各国に対し、重症化リスクのある人を中心にワクチン接種を進める取り組みの強化を呼びかけている。」
反ワクチンキャンペーンを展開してきたマスコミが、どう反応するかが見ものだ。
我が国の政府は、従来、9割以上が接種している高齢者の全数にも満たない調達しかかけていない。
つまり、全くやる気がないことを最初から大っぴらにしているわけだ。
もちろん、追加調達があることを前提とした初回調達というエクスキューズはあるけど、接種対象は1億人以上だからな(調達数は2500万)。
米国や欧州が、どれ程の調達を掛けているのかは知らない。
浮沈子は、以前から自然感染による免疫獲得を前提とした政策だと非難しているけど、全世界的にそういう傾向にあるのかもしれない。
ワクチンが効かないわけではないけれど、うったからといって罹患しないというわけでもない。
感染予防効果、発症予防効果は、あっても極僅かで、重症化予防効果にしても、経時的減弱が激しく、持って半年、それを期待するしかない高齢者に至っては、3か月がいいところだろう(未確認:重症化予防効果については、年齢階層別の差はないという話も)。
そんなワクチンでも、ないよりはマシだ。
ピロラを山車に使う手は、どこも同じだ。
つーか、使えるものは何でも使う。
脳を発達させた動物としては、情報によって行動を変容させなければ失格だからな・・・。
<また追加>ーーーーーーーーーー
(コロナワクチン、国費での無料接種終了へ 65歳未満は原則自己負担)
https://mainichi.jp/articles/20230907/k00/00m/100/298000c
「65歳以上の高齢者など重症化リスクが高い人の場合、季節性インフルエンザワクチンと同じで、費用の一部を国の交付金でまかなう「定期接種」に位置づけ、秋冬に1回実施する方向で調整している。」
ははあ、それで第9波じゃないって言ってたのかあ・・・。
が、その論理は通用しないだろうな。
第6波を超える規模で流行し、死者も相当数出ているに違いない。
ワクチンというのは、流行に先立って接種し、流行そのものを抑えることによって、感染、発症、重症化を予防するためのもんだ。
明らかな夏季の流行が認められるにもかかわらず、ワクチン接種をしない理由をどう説明するつもりなのか。
エビデンスに基づく政策ではなく、行政的都合でテキトーにでっち上げて、丸め込もうとしている。
まあいい。
我が国は熱帯化しつつあるからな。
そのうち、インフルも夏季に流行するようになるかもしれない(そうなのかあ?:<またまた追加>参照)。
そうなれば、年2回のワクチン接種というのが常態になる可能性もある。
重症化予防の観点からも、年1回というのは難しいだろう。
経時的減弱が激しい新型コロナワクチンの場合、冬季だけでも持つかどうかが怪しいくらいだ。
浮沈子は、今月うつけど、せいぜい年内くらいしか効き目はないと見ている。
来年になったら、バンバン罹患するかもな。
やれやれ・・・。
今期の流行で、罹患せずに済むとは思えない。
年末以降は思い切り引き籠る予定だけど、流行状況によっては避けられないだろう。
1シーズンも持たないワクチンをうっておいて、それで年間引っ張ろうというのは無理がある。
流行を抑えようという気はさらさらないし、いったいどういうつもりなんだろうか。
やっぱ、自然感染してくれというのが本音だと思わざるを得ない。
2500万件しかワクチン調達しないで、よく言うよ・・・。
<またまた追加>ーーーーーーーーーー
(インフルエンザの流行続く 収束せず次のシーズン入りは99年以降初)
https://news.yahoo.co.jp/articles/074e04f59c832fda0d10680ec7eff2c56460280b
「全国約5千カ所の定点医療機関から報告された最新1週間(8月28日~9月3日)の季節性インフルエンザの患者数が、1医療機関あたり「2・56人(速報値)」だった。「1人」を超すと「流行」とされ、昨年12月19~25日に流行期入りしたあと、これまで一度も下回っていない。」
「流行が収束しないまま次のシーズンに突入するのは、現在の方法になった1999年以来、初めてという。」
やれやれ・・・。
「流行が続いている背景として、3年間インフルの流行がなかったことや、昨年のワクチン接種から時間がたったことで、1人が感染すると周囲に広がりやすい状況があると指摘する。また、新型コロナの5類移行で感染対策が緩んだこともあるという。」
何か、目に見えないところで、静かに大きく変わっていることがあるんだろう。
感染症の流行や免疫の低下は、その大きな動きが表面化した一部分なのに違いない。
我が国のように、平和で静穏な状況でなければ、その他のノイズにかき消されてしまう程度の微妙な変化。
個人のレベルでは、なんとなくいつもと違う程度にしか感じられない、ごくわずかの違い。
やっぱ、地磁気異常とか、異星人の攻撃とか、マトリックスのバグとか、そういうワケワカな話になるんだろうか?(それはそれで、嫌いじゃないんですけど)。
(地磁気は人体に影響しますか?)
https://www.isee.nagoya-u.ac.jp/50naze/chijiki/46.html
「東洋医学では、磁気も健康に影響を及ぼす「気」の一種とみなされています。 しかし、自然科学の立場から言えば、地磁気が人の健康に直接影響することはないと考えられます。 このことは、地磁気が人を含む生命の健康状態と無関係であるという意味ではありません。」
うーん、禅問答のような回答だな。
「例えば、地磁気が弱くなれば宇宙船の照射が増え、人の健康に甚大な影響を及ぼすことになると予想されます」
つまり、「直接的な影響」はないけど、「間接的な影響」はあるということか。
2001年宇宙の度では、チコクレーターの地磁気異常から、モノリスを発見してしまうという筋書きだった記憶がある。
(モノリス(2001年宇宙の旅))
https://dic.pixiv.net/a/%E3%83%A2%E3%83%8E%E3%83%AA%E3%82%B9%282001%E5%B9%B4%E5%AE%87%E5%AE%99%E3%81%AE%E6%97%85%29
「TMA-1
月面のチコクレーター付近で発見された磁気異常の正体「チコ磁気異常(Tycho Magnetic Anomaly)」として、月の地下から発掘された物体。」
まあ、どうでもいいんですが。
(地磁気:地磁気の変動の地球環境への影響)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%A3%81%E6%B0%97#%E5%9C%B0%E7%A3%81%E6%B0%97%E3%81%AE%E5%A4%89%E5%8B%95%E3%81%AE%E5%9C%B0%E7%90%83%E7%92%B0%E5%A2%83%E3%81%B8%E3%81%AE%E5%BD%B1%E9%9F%BF
「地磁気が弱まる事により、大気圏内への宇宙線の入射量が増大することにより、大気中の過冷却水蒸気が宇宙線の飛跡を核として凝結するため、雲の量が増加して日射量に影響を与える。また、地表に到達する宇宙線の増加により、生物のデオキシリボ核酸が損傷する確率が高まるため、突然変異の増加する一因とも考えられる。」
そろそろ地磁気反転がおこるのではないかとか、地磁気の減弱が続いているとかいう話はよく聞く。
「関連する映像作品:
ドキュメンタリー『サイエンス・ワールド』シリーズ 第6回『地球の見えざる盾』(ナショナル・ジオグラフィック)」
録画して、何度も見返しているんだが、だいぶ洗脳されちまってるのかもしれない。
いずれにしても、今年の夏の暑さは異常だった。
免疫が低下するくらいは、想定の範囲内だろうな・・・。
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