911GT1 ― 2013年06月19日 20:16
911GT1
RACING PORSCHE SUPER BIBLEの24ページに、それは忽然と姿を現した!。
(RACING PORSCHE SUPER BIBLE(レーシング ポルシェ スーパーバイブル))
https://www.911days.com/books/superbible/racingporsche/
この本をゲットしようと、リンドバーグ本店に電話したら、なんと!、蔦屋の自動車コーナーが出てきた!!。
店畳んで、こっちでやってたんだと!。
で、速攻でゲットする。
パラパラとめくっていくと、真っ白いボディのカッコイイクルマが目に飛び込んできた。
(ポルシェ・911 GT1)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BB911_GT1
白い美しいボディを纏った98年型というのは、実は97年型なのだ。
このクルマ、只者ではない。
なんと、930・964のスピードスターのフロアパンを使って、996のエンジン(もちろん、水冷:3.4リットルNA)を搭載し、ロードバージョンがデリバリーされる。
さらに、殆んど同時に97年バージョンも走り始めたのだ。こちらのエンジンは、3,164ccのターボエンジン。
えーとですね、このクルマが目に止まったのは、03ボクスターと同じく、ヘッドライトが、涙目だったから。
しかも、開発の経緯を読むと、ひょっとしたら、ボクスターベースで出てきたかもしれないという、危ない話も・・・。
3500円の価値は、この記事だけで、十二分にあったわけだな。
実際にレースに投入された98年型は、カーボンモノコックボディの純レース仕様。ホモロゲ取るために1台は作ったらしいが、市販はされなかったようだ。
さて、この後、ポルシェは水平対向6気筒に見切りをつけ(!)、V10エンジンの開発に方向転換するが、数奇な運命をたどり、カレラGTの68度狭角エンジンとして日の目を見ることになった。
今や、ポルシェのミッドシップは、みんなカレラGTの真似っこばっかしてるが、どうせやるならV10エンジン積んでインボードサスにして、前後ダブルウィッシュボーンにして欲しいもんだ。
この記事に続いて、中谷明彦(なつかしーい!)の記事が出ている。この911GT1を試乗している。ルマンに優勝したヤツだな。98年の優勝マシンそのものである。
そして、ポルシェは、ルマンのトップカテゴリーから去った・・・。
そうなんですよ、レーシングポルシェの世界では、既に、空冷だろうが水冷だろうが、ターボだろうがNAだろうが、ボクサーシックスの命脈は尽きていたということ。
15年も前に・・・。
そう、来年のルマンに、トップカテゴリーで復帰するポルシェが、どんなエンジンを引っさげて登場するのか。
(1年の攻防)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/06/15/6865696
(ポルシェ、2014年にWECとル・マン24時間レースに参戦する新型LMP1マシンを公開!)
http://jp.autoblog.com/2013/06/13/successful-rollout-for-new-porsche-lmp1-sports-prototype/
「今回、初めてヴァイザッハのテストコースに登場したポルシェのLMP1マシンは、今のところ正式名称やエンジンのシリンダー数およびレイアウトなどのスペックについて一切未公表。ガソリン・エンジンを搭載するとのことなので、規定により排気量は自然吸気であれば3.4リッター、過給式なら2.0リッター以下であるはずだ。そしてアウディやトヨタ同様、何らかのハイブリッド技術が採用されているものと見られる。」とある。
ここで、我々は、RSスパイダーのV8エンジンとそれを搭載した918のハイブリッドエンジンを想起しなければならない。
浮沈子は、NA3.4リットルV8エンジンに、リチウムイオンバッテリーか、キャパシタを積んだ構成と見ている。今後、911をV8エンジンにしていくためにも、このアプローチは絶対必要なのだ(4リットルのフラットシックスは、1気筒当りの排気量が大きすぎるし、気筒休止もやり辛い)。
そんでもって、ケイマン、ボクスターは、V10になるわけだ!(しつこい?)。
まあいい。
レーシングバージョンの開発と、市販車の開発が、つる草のように絡まって、密接な連携を取りながら進められている姿の一端を垣間見ることが出来た。
V8のポルシェかあ!。フェラーリとガチンコだなあ!。
ダウンサイジングとの兼ね合いもあり、V10エンジンの展開はカイエンとかパナメーラの世界だろう。
レーシングポルシェの世界を見ていると、未来のロードカーのネタがゴロゴロしていて面白い!。
RACING PORSCHE SUPER BIBLEの24ページに、それは忽然と姿を現した!。
(RACING PORSCHE SUPER BIBLE(レーシング ポルシェ スーパーバイブル))
https://www.911days.com/books/superbible/racingporsche/
この本をゲットしようと、リンドバーグ本店に電話したら、なんと!、蔦屋の自動車コーナーが出てきた!!。
店畳んで、こっちでやってたんだと!。
で、速攻でゲットする。
パラパラとめくっていくと、真っ白いボディのカッコイイクルマが目に飛び込んできた。
(ポルシェ・911 GT1)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BB911_GT1
白い美しいボディを纏った98年型というのは、実は97年型なのだ。
このクルマ、只者ではない。
なんと、930・964のスピードスターのフロアパンを使って、996のエンジン(もちろん、水冷:3.4リットルNA)を搭載し、ロードバージョンがデリバリーされる。
さらに、殆んど同時に97年バージョンも走り始めたのだ。こちらのエンジンは、3,164ccのターボエンジン。
えーとですね、このクルマが目に止まったのは、03ボクスターと同じく、ヘッドライトが、涙目だったから。
しかも、開発の経緯を読むと、ひょっとしたら、ボクスターベースで出てきたかもしれないという、危ない話も・・・。
3500円の価値は、この記事だけで、十二分にあったわけだな。
実際にレースに投入された98年型は、カーボンモノコックボディの純レース仕様。ホモロゲ取るために1台は作ったらしいが、市販はされなかったようだ。
さて、この後、ポルシェは水平対向6気筒に見切りをつけ(!)、V10エンジンの開発に方向転換するが、数奇な運命をたどり、カレラGTの68度狭角エンジンとして日の目を見ることになった。
今や、ポルシェのミッドシップは、みんなカレラGTの真似っこばっかしてるが、どうせやるならV10エンジン積んでインボードサスにして、前後ダブルウィッシュボーンにして欲しいもんだ。
この記事に続いて、中谷明彦(なつかしーい!)の記事が出ている。この911GT1を試乗している。ルマンに優勝したヤツだな。98年の優勝マシンそのものである。
そして、ポルシェは、ルマンのトップカテゴリーから去った・・・。
そうなんですよ、レーシングポルシェの世界では、既に、空冷だろうが水冷だろうが、ターボだろうがNAだろうが、ボクサーシックスの命脈は尽きていたということ。
15年も前に・・・。
そう、来年のルマンに、トップカテゴリーで復帰するポルシェが、どんなエンジンを引っさげて登場するのか。
(1年の攻防)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/06/15/6865696
(ポルシェ、2014年にWECとル・マン24時間レースに参戦する新型LMP1マシンを公開!)
http://jp.autoblog.com/2013/06/13/successful-rollout-for-new-porsche-lmp1-sports-prototype/
「今回、初めてヴァイザッハのテストコースに登場したポルシェのLMP1マシンは、今のところ正式名称やエンジンのシリンダー数およびレイアウトなどのスペックについて一切未公表。ガソリン・エンジンを搭載するとのことなので、規定により排気量は自然吸気であれば3.4リッター、過給式なら2.0リッター以下であるはずだ。そしてアウディやトヨタ同様、何らかのハイブリッド技術が採用されているものと見られる。」とある。
ここで、我々は、RSスパイダーのV8エンジンとそれを搭載した918のハイブリッドエンジンを想起しなければならない。
浮沈子は、NA3.4リットルV8エンジンに、リチウムイオンバッテリーか、キャパシタを積んだ構成と見ている。今後、911をV8エンジンにしていくためにも、このアプローチは絶対必要なのだ(4リットルのフラットシックスは、1気筒当りの排気量が大きすぎるし、気筒休止もやり辛い)。
そんでもって、ケイマン、ボクスターは、V10になるわけだ!(しつこい?)。
まあいい。
レーシングバージョンの開発と、市販車の開発が、つる草のように絡まって、密接な連携を取りながら進められている姿の一端を垣間見ることが出来た。
V8のポルシェかあ!。フェラーリとガチンコだなあ!。
ダウンサイジングとの兼ね合いもあり、V10エンジンの展開はカイエンとかパナメーラの世界だろう。
レーシングポルシェの世界を見ていると、未来のロードカーのネタがゴロゴロしていて面白い!。
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