ダイビングスタイルの多様性2014年04月04日 19:48

ダイビングスタイルの多様性
ダイビングスタイルの多様性


イントラと話しているうちに、浮沈子はあることに気がつく。

柔軟なのだ。

ナイトロックスが水中では優れたガスであることは確かだが、使い方を誤れば毒ガスになる。

CCRが未来志向の潜水器であることは間違いないが、運用には手間隙掛かる。

サイドマウントにメリットがあることは、たぶん、PADIのでっちあげではないだろうが、別に従来のバックマウントに取って代わるほどのものではない。

適材適所、TPOに応じて使い分ければいいのだ。

どんなダイビングにも対応できる。

浮沈子は、自称リゾートダイバーなので、ドライスーツというのを着たことがない。

最近は、ウエットスーツも着なくなった。

海水パンツとラッシュガード、水泳帽を基本に、作業着屋で2000円で仕入れた防寒用のベスト(ネオプレーン製)とポケットパンツで潜っている。

まあ、どうでもいいんですが。

こういった格好では、潜れる海は限られてくる。

それならそれで、その海に合った器材で、自分のダイビングのバリエーションを追求してもいい。

水中生物に拘りがあるなら、その生物に会うためのダイビングを追及してもいい。

いろいろなダイビングのスタイルがあって、どれが良くて、どれがダメというのは一概には言えない。

氷の海で浮沈子のような海パン+αといのはさすがにないが・・・。

バックマウントが優れているダイビングもある。

リゾートダイブでも、低コストで多くのダイバーを捌かなければならないようなところでは、これに勝る選択はない。

水中の景観や、出会える生物が素晴らしければ、一山10円ダイブでも十分満足できる。

ダイビングの楽しさを引き出すことが出来れば、どんなスタイルで潜っても、それはそれで正しいダイビングだろう。

浮沈子は、とにかく楽チンで、ストレスのないダイビングがしたい。

冷たい水とか、速い流れとか、透視度の悪いところは遠慮したいな。

浅く明るく暖かいのが一番だ。

たまには深くてもいいけど。

そんな時には、CCRの出番になる。

余談だが、海ダイブをしてからプール講習を受けると、深度管理が甘くなっているのが分かる。

海では、1m位の誤差が出ても、実質的には影響はないから、おおらかになってしまう。

洞窟とか沈船の場合はそうもいかないだろうが、レクリエーショナルなシーンでは、シビアなコントロールはあまり必要ないかもしれない。

たまには、プール講習で、センサーと処理系をリセットしないといけないな。

まあいい。

サイドマウントに拘ると、肝心のダイビングの楽しさがスポイルされてきそうで、こっちの方もリセットしておいた方がいいようだ。

いろいろなダイビングスタイルの中から、自分に合った、あるいはそのダイビング環境に合ったスタイルを選び取ることができるように、様々なダイビングを経験し、身に着け、そのプロセス自体も楽しみながら進めていくことが出来たら幸せだ。

今のところは、流氷ダイビングとかは考えていないし、マクロとかにも興味がない(というか、水中生物自体に興味がない)。

地形派かといわれても、それほど拘りがあるわけではない。

敢えて言えば、沈船は好きだな。

チャンスがあれば、必ず行きたい。

浅く明るく暖かい海に沈潜があれば、言うことはないんだが・・・。

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