AI兵器2016年01月24日 00:22

AI兵器


カラシニコフと通称される自動小銃が、簡単に入手でき、殺傷力も高いことから、その筋では重宝されていることについては、このブログでも以前に触れた。

(人が人を殺す)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/12/24/7151177

「もっと貫通力が大きい7.62mm弾を使用するAKー47(通称カラシニコフ)にあっては、1万円以下!!というのは、一体どういう具合になっているのか。」

(AK-47)
https://ja.wikipedia.org/wiki/AK-47

「基本設計から半世紀以上を経た今日においても、本銃とその派生型は、砂漠やジャングル、極地など、あらゆる紛争地帯における軍隊や武装勢力の兵士にとり、もっとも信頼される基本装備」

兵器におけるカローラのようなもんだな。

20世紀の兵器の中で、最も成功した兵器ということになる。

21世紀のカラシニコフは、AI兵器だという記事があった。

(「ロボット戦争」数年で現実に AI兵器開発禁止訴え、ホーキング博士ら研究者が警告)
http://www.sankei.com/life/news/150802/lif1508020014-n1.html

「AI兵器は明日の(簡単に入手でき性能も高い)カラシニコフ銃になる」と警告。さらに「核兵器と違ってAI兵器は入手困難な原料なしで大量生産できるため、普及しやすい。闇市場に流れればテロ組織の手に渡ることが懸念される。実際に配備されてからではもう遅い。」

そもそも、AI兵器って、一体なに?。

「人間の介入なしに標的の位置を特定し、攻撃できる兵器」

そう、殺人ロボットだな。

そんなもんが、テロリストの手に渡るということは、悪夢以外のなにものでもない。

人間の形をしたロボットとは限らない。

空飛ぶドローンとか、装甲車とか、ボートの形をしていたりする。

狙撃銃に、コントロールユニットを付けるだけでいいかもしれない。

普通の自動車の屋根に付けて、それを自動運転で走り回らせるだけでも、十分脅威だ。

しかし、人間の手を離れて勝手に殺戮を繰り返すそんな兵器が、兵器と呼べるんだろうか?。

(殺人AIロボット開発阻止を訴え、ダボス会議で科学者ら)
http://www.afpbb.com/articles/-/3074300

「「世界経済フォーラム(WEF)」年次総会(ダボス会議)に集った政財界の有力者や科学者、軍事専門家らが警鐘を鳴らした。」

話題になった会議が、世界の首脳が集まるダボス会議というのが注目だな。

我が国からは、何かと話題の大臣が行ったりしている。

(甘利氏「総理にご迷惑、じくじたる思い」 ダボス会議で)
http://www.asahi.com/articles/ASJ1R74N4J1RULFA007.html

まあ、どうでもいいんですが。

我が国のレベルの低さには、少々辟易するな。

「平和な時にせよ戦時にせよ、人間の営為から道徳や判断、倫理を除外してしまえば、人類はわれわれの理解を越える別のレベルに至ってしまう。」

このセリフ、世界に冠たる兵器メーカーの会長が言ってることを考えると、考えさせられるものがある。

銃は人を殺さない、人が人を殺す。

どっかの国の団体が言ってるそうだが、もう、そんな時代は終わろうとしてる。

銃が人を殺す時代だ。

人類が、別のレベルに行ってしまうのか、そうでないか。

それを決めるのは、たぶん、まだ、人類なんだろう。

いや、ひょっとしたら、もう、既に、人工知能が決めているのかもしれない。

(スカイネット)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88

「スカイネット(Skynet)は、映画『ターミネーター』をはじめとした映画『ターミネーターシリーズ』に登場する架空のコンピュータ、およびその総体である。」

「自己存続のために最高の優先順位で活動するように設定されており、自らを破壊しようとする存在=人類の殲滅を目的とする。」

かんべんしてくれ!。

ダボス会議だって、ひょっとしたらAIが牛耳ってるかもしれない。

表面に出てくる連中は、その決定に従っているだけのロボットかも知れないぞ?。

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