I have not yet begun to fight! ― 2016年03月04日 13:00
I have not yet begun to fight!
(大陸海軍)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%99%B8%E6%B5%B7%E8%BB%8D
「アメリカ独立戦争中の1775年に創設されたアメリカ13植民地の海軍である。」
「大陸海軍は行ったほとんどの戦闘で敗北を経験した。一時期なりと大陸海軍に関わった65隻の艦船(新造、転換、借上げ、貸与および捕獲による)の中で、わずか11隻を除いて破壊され、沈められ、捕獲された。大陸海軍はイギリス海軍の優位を揺り動かすことはなく、戦争全体の進展にはあまり影響を与えられなかった」
ショボかった、この米国海軍の前身の中で、精彩を放っていたのはこの人。
(ジョン・ポール・ジョーンズ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%BA_(%E8%BB%8D%E4%BA%BA)
「1777年にはジョン・ポール・ジョーンズは新造のスループ、レンジャーの艦長となり」
「1778年4月10日、ジョーンズはイギリス本土に奇襲を加えることを目的として、ブレストを出撃した。」
「ジョーンズが直率する隊は港の船舶を焼き払って回ったが、別の一隊はパブに押し入ると、そのまま飲み始めてしまったため、この奇襲は大した戦果を挙げることはできなかった。」
ったく、何やってんだか・・・。
「しかし、ジョーンズの目論見通りイギリス世論は英蘭戦争以来の本土攻撃に大きな衝撃を受けた。」
「この翌日の24日、レンジャーはベルファスト沖のノース海峡で、イギリス海軍のスループドレークと遭遇した(ノース海峡の海戦)。激しい戦いの後、レンジャーはドレークを降伏させた。イギリス海域でイギリス軍艦が敵艦に降伏したというのも、イギリス世論にとって衝撃であった。」
「ジョーンズはレンジャーの指揮権を他に譲り、しばらくパリで時を過ごしていたが、1779年8月、新たな指揮艦ボノム・リシャールを得て、イギリス艦攻撃のためにロリアンを出撃した。」
「9月23日、艦隊はフランボロー(現在のヨークシャー州西部)の沖合でバルト海からやってきたイギリスの船団に遭遇する。船団はフリゲイトのセラピスおよび、スループのカウンテス・オブ・スカボローに護衛されていた。」
「ボノム・リシャールはセラピスと一騎打ちを繰り広げることとなった。セラピスはボノム・リシャールより有力な艦であり、またボノム・リシャールは船体・装備とも万全な状況ではなかったため、舷舷相摩す戦闘はセラピス優勢で推移していた。」
「自らの優勢を見て取ったセラピスの艦長がジョーンズに降伏を勧告すると、ジョーンズは一言、"I have not yet begun to fight!" (こっちはまだ戦いを始めてもいないんだ!)と答えてこれを拒否したという」
この故事にちなんで、佐世保を母港とする米国海軍の強襲揚陸艦ボノム・リシャールのモットーには、標記に掲げたこのセリフが採用されている。
ちなみに、ジョーンズが乗っていた初代の艦は、この時に沈没してしまったので、あながち縁起がいいとは言えなんじゃね?。
(ボノム・リシャール (強襲揚陸艦))
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%8E%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AB_(%E5%BC%B7%E8%A5%B2%E6%8F%9A%E9%99%B8%E8%89%A6)
写真を見ると、まるで空母だな。
(ワスプ級強襲揚陸艦)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%82%B9%E3%83%97%E7%B4%9A%E5%BC%B7%E8%A5%B2%E6%8F%9A%E9%99%B8%E8%89%A6
「それまでの貨物揚陸艦(LKA)、ドック型揚陸艦(LPD)、ヘリコプター揚陸艦(LPH)、揚陸指揮艦(LCC)の各艦の機能を併せ持つものとして設計されている。そのため、全通甲板を装備しているほか、艦の後部にはウェルドックがある。改良点として、V/STOL機の運用能力強化とLCACの搭載隻数増大が図られている」
(LCAC-1級エア・クッション型揚陸艇)
https://ja.wikipedia.org/wiki/LCAC-1%E7%B4%9A%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E5%9E%8B%E6%8F%9A%E9%99%B8%E8%89%87
ボノム・リシャールには、こんなの積んでんのか・・・(画像参照)。
佐世保に、こんなヤバイ艦船がいたとは知らなかったな。
この船は、攻撃型原子力潜水艦よりヤバイ。
戦域における、陸上攻撃の要となる艦船だ。
空母で爆撃しても、陸上部隊が進出しなければ占領は出来ない。
その橋頭保を確保し、大規模な陸上部隊の侵攻を行うための一番槍である。
切り込み隊長!。
そのヤバいのが、韓国に行ったという。
(米強襲揚陸艦、釜山入港…合同上陸訓練に参加へ)
http://www.yomiuri.co.jp/world/20160304-OYT1T50041.html
2日(日本時間の3日未明)には、国連の制裁決議が行われ、ロシアが実務的な修正を加えたのみで、ほぼ原案通り可決した。
北朝鮮は、その数時間後に、日本海に向かって数発のミサイルを発射!。
その後出た声明に、浮沈子は度肝を抜かれた。
(「核弾頭を準備」北朝鮮 制裁などに強く反発)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160304/k10010430831000.html
「情勢はこれ以上傍観していられない険悪な状況に達した。敵に対する軍事的な対応を先制攻撃できるようにすべて転換させる」
「今後も核武力をより一層強化して国家防衛のために実戦配備した核弾頭をいつでも撃てるように準備しなければならない」
制裁の効果なんて、全然ないんじゃね?。
お坊ちゃま君の言うことがホントなら、核弾頭は既に実戦配備されていて、準備が整えばいつでも撃てるということになる。
「アメリカ国防総省の当局者は「核兵器を小型化し、弾道ミサイルの弾頭に載せる能力が立証されたという証拠はない」と述べて、現時点で北朝鮮が小型化に成功したという証拠はないという見方を示しました。」
立証されてからじゃあ、遅過ぎるような気もするんだがな。
まあいい。
核攻撃に晒された米国やその同盟国(もちろん、我が国も)、ぐちゃぐちゃうるさい中国にだって落としかねないところだが、そういう事態にならないと強襲揚陸艦の出番はないんだろうか?。
それはないだろう?。
やるなら、さっさとやる方がいい。
イラクに対しては、大量破壊兵器の情報をでっちあげて、2度にわたる侵攻を行った米国のことだ。
いつ何が起こったって、不思議はない(北朝鮮には、石油ないけどな)。
何かの間違いで、トランプ大統領が就任するようなことがあれば、朝鮮半島が火の海になることは明らかだしな(マジヤバ!)。
あと3日で、5015演習が始まる。
どの段階で、どういう動きになるかは予断を許さない。
自衛隊が、どの程度関与することになるのか、今のところ不明だが、どーせ、裏ではいろいろやってるに違いない。
我が国に火の粉が飛んでこなければ、静観したいところだが、米軍基地がウヨウヨあるので、先制攻撃を受けた時には避けようがないだろう。
そんな時でも、我が国は専守防衛とか、夢みたいなこと言ってるんだろうか?。
「I have not yet begun to fight!」
そういうタイミングで、吐くセリフじゃないような気がするんだがな・・・。
(大陸海軍)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%99%B8%E6%B5%B7%E8%BB%8D
「アメリカ独立戦争中の1775年に創設されたアメリカ13植民地の海軍である。」
「大陸海軍は行ったほとんどの戦闘で敗北を経験した。一時期なりと大陸海軍に関わった65隻の艦船(新造、転換、借上げ、貸与および捕獲による)の中で、わずか11隻を除いて破壊され、沈められ、捕獲された。大陸海軍はイギリス海軍の優位を揺り動かすことはなく、戦争全体の進展にはあまり影響を与えられなかった」
ショボかった、この米国海軍の前身の中で、精彩を放っていたのはこの人。
(ジョン・ポール・ジョーンズ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%BA_(%E8%BB%8D%E4%BA%BA)
「1777年にはジョン・ポール・ジョーンズは新造のスループ、レンジャーの艦長となり」
「1778年4月10日、ジョーンズはイギリス本土に奇襲を加えることを目的として、ブレストを出撃した。」
「ジョーンズが直率する隊は港の船舶を焼き払って回ったが、別の一隊はパブに押し入ると、そのまま飲み始めてしまったため、この奇襲は大した戦果を挙げることはできなかった。」
ったく、何やってんだか・・・。
「しかし、ジョーンズの目論見通りイギリス世論は英蘭戦争以来の本土攻撃に大きな衝撃を受けた。」
「この翌日の24日、レンジャーはベルファスト沖のノース海峡で、イギリス海軍のスループドレークと遭遇した(ノース海峡の海戦)。激しい戦いの後、レンジャーはドレークを降伏させた。イギリス海域でイギリス軍艦が敵艦に降伏したというのも、イギリス世論にとって衝撃であった。」
「ジョーンズはレンジャーの指揮権を他に譲り、しばらくパリで時を過ごしていたが、1779年8月、新たな指揮艦ボノム・リシャールを得て、イギリス艦攻撃のためにロリアンを出撃した。」
「9月23日、艦隊はフランボロー(現在のヨークシャー州西部)の沖合でバルト海からやってきたイギリスの船団に遭遇する。船団はフリゲイトのセラピスおよび、スループのカウンテス・オブ・スカボローに護衛されていた。」
「ボノム・リシャールはセラピスと一騎打ちを繰り広げることとなった。セラピスはボノム・リシャールより有力な艦であり、またボノム・リシャールは船体・装備とも万全な状況ではなかったため、舷舷相摩す戦闘はセラピス優勢で推移していた。」
「自らの優勢を見て取ったセラピスの艦長がジョーンズに降伏を勧告すると、ジョーンズは一言、"I have not yet begun to fight!" (こっちはまだ戦いを始めてもいないんだ!)と答えてこれを拒否したという」
この故事にちなんで、佐世保を母港とする米国海軍の強襲揚陸艦ボノム・リシャールのモットーには、標記に掲げたこのセリフが採用されている。
ちなみに、ジョーンズが乗っていた初代の艦は、この時に沈没してしまったので、あながち縁起がいいとは言えなんじゃね?。
(ボノム・リシャール (強襲揚陸艦))
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%8E%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AB_(%E5%BC%B7%E8%A5%B2%E6%8F%9A%E9%99%B8%E8%89%A6)
写真を見ると、まるで空母だな。
(ワスプ級強襲揚陸艦)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%82%B9%E3%83%97%E7%B4%9A%E5%BC%B7%E8%A5%B2%E6%8F%9A%E9%99%B8%E8%89%A6
「それまでの貨物揚陸艦(LKA)、ドック型揚陸艦(LPD)、ヘリコプター揚陸艦(LPH)、揚陸指揮艦(LCC)の各艦の機能を併せ持つものとして設計されている。そのため、全通甲板を装備しているほか、艦の後部にはウェルドックがある。改良点として、V/STOL機の運用能力強化とLCACの搭載隻数増大が図られている」
(LCAC-1級エア・クッション型揚陸艇)
https://ja.wikipedia.org/wiki/LCAC-1%E7%B4%9A%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E5%9E%8B%E6%8F%9A%E9%99%B8%E8%89%87
ボノム・リシャールには、こんなの積んでんのか・・・(画像参照)。
佐世保に、こんなヤバイ艦船がいたとは知らなかったな。
この船は、攻撃型原子力潜水艦よりヤバイ。
戦域における、陸上攻撃の要となる艦船だ。
空母で爆撃しても、陸上部隊が進出しなければ占領は出来ない。
その橋頭保を確保し、大規模な陸上部隊の侵攻を行うための一番槍である。
切り込み隊長!。
そのヤバいのが、韓国に行ったという。
(米強襲揚陸艦、釜山入港…合同上陸訓練に参加へ)
http://www.yomiuri.co.jp/world/20160304-OYT1T50041.html
2日(日本時間の3日未明)には、国連の制裁決議が行われ、ロシアが実務的な修正を加えたのみで、ほぼ原案通り可決した。
北朝鮮は、その数時間後に、日本海に向かって数発のミサイルを発射!。
その後出た声明に、浮沈子は度肝を抜かれた。
(「核弾頭を準備」北朝鮮 制裁などに強く反発)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160304/k10010430831000.html
「情勢はこれ以上傍観していられない険悪な状況に達した。敵に対する軍事的な対応を先制攻撃できるようにすべて転換させる」
「今後も核武力をより一層強化して国家防衛のために実戦配備した核弾頭をいつでも撃てるように準備しなければならない」
制裁の効果なんて、全然ないんじゃね?。
お坊ちゃま君の言うことがホントなら、核弾頭は既に実戦配備されていて、準備が整えばいつでも撃てるということになる。
「アメリカ国防総省の当局者は「核兵器を小型化し、弾道ミサイルの弾頭に載せる能力が立証されたという証拠はない」と述べて、現時点で北朝鮮が小型化に成功したという証拠はないという見方を示しました。」
立証されてからじゃあ、遅過ぎるような気もするんだがな。
まあいい。
核攻撃に晒された米国やその同盟国(もちろん、我が国も)、ぐちゃぐちゃうるさい中国にだって落としかねないところだが、そういう事態にならないと強襲揚陸艦の出番はないんだろうか?。
それはないだろう?。
やるなら、さっさとやる方がいい。
イラクに対しては、大量破壊兵器の情報をでっちあげて、2度にわたる侵攻を行った米国のことだ。
いつ何が起こったって、不思議はない(北朝鮮には、石油ないけどな)。
何かの間違いで、トランプ大統領が就任するようなことがあれば、朝鮮半島が火の海になることは明らかだしな(マジヤバ!)。
あと3日で、5015演習が始まる。
どの段階で、どういう動きになるかは予断を許さない。
自衛隊が、どの程度関与することになるのか、今のところ不明だが、どーせ、裏ではいろいろやってるに違いない。
我が国に火の粉が飛んでこなければ、静観したいところだが、米軍基地がウヨウヨあるので、先制攻撃を受けた時には避けようがないだろう。
そんな時でも、我が国は専守防衛とか、夢みたいなこと言ってるんだろうか?。
「I have not yet begun to fight!」
そういうタイミングで、吐くセリフじゃないような気がするんだがな・・・。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。