さらば現実122016年03月02日 08:55

さらば現実12


ようこそ、VRの世界へ。

今日は、素晴らしいサイトを見つけたので紹介。

(VRの「いま」を掘りだすニュースメディア:Mogura VR)
http://www.moguravr.com/

このページ、VRだらけだ。

浮沈子のブログを読むより、VRのことが分かることは間違いない。

最新情報がたっぷりある。

オススメなのが、VRイベントカレンダーのページだ。

浮沈子のところには、案内なんて来ないので(当たり前です!)、このカレンダーを見ながらイベントの記事に期待するわけだな(自分で行くのは、面倒くさいので・・・)。

そのうち、VRで報道されるようになるんだろう。

「MoguraVRとは:
Oculus Riftを装着してみると、目の前に広がるのは現実ではないVRの世界です。それはゲームの中の世界だったり、はたまた世界のどこか遠い別の場所だったり、仮想の映画館だったり。頭を動かして後ろを向いてもそこにはVRの世界が広がります。まるでその中にいるような没入感を感じることができる、それがVRです。」

1年前に立ち上がったメディアだが、今後の展開に期待だな。

情熱2016年03月02日 10:05

情熱
情熱


機械は、機械であり、それ以上のものではない。

分かってるって!。

しかし、そこに何か、特別なものを感じて、感情移入してしまうことはある。

生まれた時からベンツやポルシェとかに乗っていて、自動車というのはこういうものだと思っている方は別として、浮沈子のように、初めて買った新車が軽自動車(ダイハツのミラ)だったりすると、長じて乗ることになったベンツやポルシェは、目から鱗のクルマだった。

同じ自動車という呼び方をしていいのか?。

これは、なんか別の乗り物なのではないのか?。

数あるベンツの神話の中でも、浮沈子が極め付けだと思っている話がある。

「我々は、自動車を作っているが、他のメーカーは、自動車「のようなもの」を作っている」

最近は、どうか知らないが、一応、自動車を発明し、商業的にも成功させたメーカーならではのセリフだな。

最善か、無かという、良く知られたコピーもある。

乗れば分かる。

もちろん、最近の新車は、遥かに高性能になっているかも知れないし、安全性も高い。

20年、30年経ったときに、そうであるかどうかは、また別の話だ。

耐久消費財としての自動車は、やがて買い替えられ、スクラップとなり、機械としての役割を終える。

その時代に華やかなデビューを果たしたとしても、その栄光を纏っていられる時間は、限られているのだ。

しかし、中には、そんな過去の栄光を、2番出汁、3番出汁のように、何度も使いまわすということもある。

(ポルシェ、“GT3 RS”のエンジンを受け継いだ新型「911 R」を991台限定発売)
http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20160301_746273.html

「1967年にレース向けのホモロゲーションモデルとして誕生した初代「911R」の伝統を受け継ぐ」

おそらく、ハードウェアとしては、何の関係もない。

名前だけ・・・。

それでも、そこに込められたメッセージは、きっと顧客に届くんだろう。

NA500馬力というのは、とんでもない話だ。

最新のテクノロジーをふんだんに使い、RRの宿痾(しゅくあ)を感じさせない走りをするに違いない。

クルマは機械だ。

しかし、人間が運転し、人間には到底及ばない性能を発揮するとき、その全能感と共に、もっと速く走らせたいという情熱を引き出さずにはおかない(法定速度はまもりましょう!)。

クルマは、情熱に火をつける機械だ。

が、しかし、それは乗り手に情熱が宿っている場合に限られる。

燃えカスに、いくら火を点けようとしても、それは不可能である。

浮沈子は、燃えカスなんだろうか?(そもそも、燃えたことがない?)。

このところ、風邪をこじらせて引き籠っていると、何かそんなろくでもないことを考えるようになる。

3月になり、少しは暖かくなってもよさそうな気がするんだがな。

そうしたら、また、エンジンに火を入れて、地球温暖化に貢献しなければならないだろう・・・。

スマトラ島2016年03月02日 23:05

スマトラ島
スマトラ島


(スマトラ島)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%88%E3%83%A9%E5%B3%B6

さっき、M8.1の地震が起きたらしい(朝日新聞号外)。

「この地方はインド・オーストラリアプレートとユーラシアプレートがぶつかり合うスンダ海溝(ジャワ海溝)がある為、度々大きな地震が発生している。特にマグニチュード (Mw) 9.1を記録した2004年12月26日のスマトラ島沖地震とそれに伴う津波では、北部アチェ州を中心に10万人以上が死亡した。」

マグニチュードからいえば、30分の1程度だが、津波の方は心配だな。

時事通信では、M7.9といっている。

(インドネシアでM7.9=津波警報、被害情報なし)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160302-00000147-jij-asia

「米地質調査所(USGS)によると、インドネシア・スマトラ島の南西沖で日本時間2日午後9時49分ごろ、マグニチュード(M)7.9の強い地震が起きた。」

「震源地はスマトラ島パダン西南西808キロで、震源の深さは約10キロ。地震の規模は当初M8.2ないしM8.1と伝えられたが、その後、下方修正された。」

浅いな。

(スマトラ島周辺で起こる地震の概要)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%88%E3%83%A9%E5%B3%B6%E6%B2%96%E5%9C%B0%E9%9C%87#.E3.82.B9.E3.83.9E.E3.83.88.E3.83.A9.E5.B3.B6.E5.91.A8.E8.BE.BA.E3.81.A7.E8.B5.B7.E3.81.93.E3.82.8B.E5.9C.B0.E9.9C.87.E3.81.AE.E6.A6.82.E8.A6.81

「巨大地震の頻発により、トバカルデラ(画像参照)における破局噴火に繋がる可能性も懸念されている」

津波だけではなく、火山の噴火も懸念される。

まあ、確認されている噴火は、84万年前、50万年前、7万4千年前なので、まだしばらく(30万年位?)は大丈夫かも知れない。

しかし、ひとたびここで噴火すると、大変なことになる。

(3度のトバカルデラの噴火)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%90%E6%B9%96#3.E5.BA.A6.E3.81.AE.E3.83.88.E3.83.90.E3.82.AB.E3.83.AB.E3.83.87.E3.83.A9.E3.81.AE.E5.99.B4.E7.81.AB

「スマトラ断層はトバ湖周辺で南側が膨れた形で湾曲しているが、この湾曲部に複数の横ずれ断層が並行するプルアパート部が存在すると推定されている。」

「プルアパート部は並行する断層間に巨大な空間を作ることができ、ここに非常に大量のマグマを安定して(頻繁に噴火することなく)蓄積することができる。」

「トバ湖はこの特殊な構造により、噴火間隔は長いが一旦噴火すると他のカルデラ火山に比べて大規模な噴火を起こす火山であると考えられている」

「74,000年前に起きた最新の超巨大噴火は、200万年前に起こったイエローストーンのハックルベリーリッジ・タフを噴出した超巨大噴火(マグマ噴出量2,500 DRE km3)と並び世界最大級の噴火であった。」

「この噴火と同時期に、ヒトDNAの多様性が著しく減少する「ボトルネック(遺伝子多様性減少)」が見られることから、この噴火で当時の人類の大半が死滅したという説もある」

かんべんしてくれえ!。

(トバ・カタストロフ理論)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%90%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%95%E7%90%86%E8%AB%96

「トバ・カタストロフ理論によれば、大気中に巻き上げられた大量の火山灰が日光を遮断し、地球の気温は平均5℃も低下したという。劇的な寒冷化はおよそ6000年間続いたとされる。」

「現世人類も、トバ事変の気候変動によって総人口が1万人にまで激減したという。」

まあ、たかだか数万年で、この1万人が70億人になったんだから、人類の繁殖能力は捨てたもんじゃない。

「現在、人類の総人口は70億人にも達するが、遺伝学的に見て、現世人類の個体数のわりに遺伝的特徴が均質である」

「遺伝子変化の平均速度から推定された人口の極小時期はトバ事変の時期と一致する。」

いずれにしても、今回の地震が火山活動を誘発するかどうかは不明だ。

(インドネシアでM7.9の地震 津波への警戒呼びかけ)
http://www.asahi.com/articles/ASJ327DKVJ32UHBI03B.html?iref=comtop_6_01

「マグニチュード(M)7・9の地震が発生」

やっぱ、M7.9か。

津波の被害がないといいんだがな。

(インドネシア スマトラ島沖でM7.8の地震:追加)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160302/k10010429141000.html

ということは、当初のM8.1の半分以下ということだな。

「震源の深さは24キロと推定」

「「横ずれ」の地震は、岩盤が上下にずれ動くタイプの地震よりも大きな津波が起きにくいとされています。」

(スマトラ島沖でM7.8の地震、津波の心配なし:追加)
http://jp.reuters.com/article/sumatra-earthquake-tsunami-idJPKCN0W41PS

惑星ダイナミズム2016年03月04日 00:55

惑星ダイナミズム
惑星ダイナミズム


インドネシアの地震をきっかけに、トバカルデラについて、初めて知った。

数十万年に一度、巨大な噴火を起こして、地球上の生命を脅かす。

この超ド級の火山に匹敵するのが、北アメリカ大陸のイエローストーンだ。

(イエローストーン国立公園)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B3%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E5%85%AC%E5%9C%92

「イエローストーン地区は北アメリカ大陸最大の火山地帯である。巨大カルデラの形成を伴う超巨大な噴火が約210万年前、約130万年前、約64万年前の計3回起こり」

「現在でも地下には非常に大量のマグマが溜まっており、近い将来(数十万年以内)にまた破局噴火を起こす可能性が高いとされている。」

最近も、隆起が観測されるなど、目が離せない状況らしい。

といっても、何十万年もの時間スケールだからな。

観測も大変だ・・・。

世界には、巨大噴火を起こす火山地域がいくつかあるらしい。

(破局噴火)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A0%B4%E5%B1%80%E5%99%B4%E7%81%AB

「地下のマグマが一気に地上に噴出する壊滅的な噴火形式で、しばしば地球規模の環境変化や大量絶滅の原因となる」

こんなのもある。

(洪水玄武岩)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B4%AA%E6%B0%B4%E7%8E%84%E6%AD%A6%E5%B2%A9

「大陸地域で非常に膨大な量の玄武岩質溶岩が噴出しできたと考えられている玄武岩の巨大な岩体のこと。」

玄武岩といえば、海洋性の地殻だと思ってたら、陸上に噴き出すこともあるんですねえ。

「洪水玄武岩を形成した溶岩は地殻の下にあるマントルからもたらされたと考えられている。通常マントルが地表に露出することは極めて稀であり、洪水玄武岩の噴出は大陸の分裂など、地殻が引き裂かれて発生した亀裂などに由来すると考えられている。」

「最大規模のシベリア台地玄武岩の噴火時期は、史上最大規模の大量絶滅が起こったP-T境界と一致しており、この時期の大量絶滅の原因の一つと考えられている。」

(シベリア・トラップ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%99%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%97

「ロシアのウラル山脈の東に、中央シベリア高原を中心として広がる洪水玄武岩である。緯度50 - 75度、経度60 - 120度にわたる面積2,000,000km2は、西ヨーロッパの面積に匹敵する。」

「2億5100万年前のP-T境界頃に200万年以上続いたと考えられる大規模な火山活動で、マントルプルームがシベリア・クラトンを貫いて噴出したもの。凝灰岩や火砕岩が分布し、珪長質である流紋岩やかんらん岩を伴うことから、爆発的噴火があったことが分かる。」

(プトラナ台地)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%8A%E5%8F%B0%E5%9C%B0

「ロシア連邦にある玄武岩質の溶岩台地で、中央シベリア高原北西端の山岳地帯に広がっている。台地を形成しているのはシベリア・トラップで、最高峰は標高およそ1,700メートル (5,600 ft)のカーメン山である」

しかしだ、現在知られている限りの、この地球史上最大の噴火も、太陽系全体で見れば、大したことはない。

(火星の激変、超巨大火山噴火が原因か 研究)
http://www.afpbb.com/articles/-/3079098

「35億年前の火星で、フランス国土の半分ほどの大きさの火山が膨大な量の溶岩を噴出したため、その重さで火星の地殻とマントルの位置にずれが生じたとの研究結果が2日、発表された。」

「数億年間続いた火山性の隆起によって、火星表面が20~25度傾いたという。」

「火山から噴出した溶岩流は、広さ5000平方キロ、高さ12キロ以上に及ぶ「タルシス(Tharsis)ドーム」と呼ばれる溶岩台地を、直径が地球の約半分の火星上に形成した。」

まずは、このページの地図(画像参照)を見てみよう。

(火星の地形)
http://rikanet2.jst.go.jp/contents/cp0320a/contents/taiyoukei/kasei/kasei_02.html

「火星表面の高度分布をあらわした図です。緑色が火星表面の基準面の高度です。赤くなるほど高度が高く、青紫色になるほど高度が低くなります。」

「・タルシス山地
火星の赤道のあたりには、大規模な火山活動によってつくられたタルシス山地があります。タルシス山地は2つの山塊からなっています。南の山塊には3つの巨大火山、アスクレウス、パボニス、アルシアが直線状にならんでいます。北の山塊は南の山塊ほど大きくはありません。」

「タルシス山地は約3000万平方kmの面積をもち、平均の高さは10kmです。したがって、3億立方kmのマグマの上昇によって形成されたことになります。」

この地域が、とんでもない量の物質を火星表面にぶちまけたことが分かる。

AFPの記事によれば、そのせいで地軸が傾いたとある。

地軸が傾くとくれば、浮沈子的に思い出すのはこれだな・・・。

(セカンドインパクト)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%AF%E3%83%88

「2000年9月13日、南極大陸のマーカム山に10センチメートルに満たない極小の隕石が、光速の95%のスピードで落下。その質量は4.02×1020トンに達し、洪水、津波、海水面上昇、噴火、地殻変動、地軸の変動などの環境激変をきたし、初期に南半球で約20億人の死者が出た。」

というのは、ゼーレの情報操作による虚偽の報道で、真実は異なるとされる。

まあ、どーせフィクションなので、どーでもいーんですが。

「この「災害」により南極大陸は消滅し、バクテリアさえ存在しない死の世界となった。さらに、それにともなう海水面上昇により多くの沿岸都市が海中に沈んだ。また、地軸の移動によって緯度が変わり、日本では四季がなくなり夏の気候になっている。」

実際、火星では、これに匹敵する事象が起こっていたわけだ。

まあ、35億年前の話だからな。

知ったこっちゃないしな。

地球だって、月の形成の原因になったジャイアントインパクトあったしな(23.4度の地軸の傾きは、この時に決まったそうです)。

負けねーぜ!。

まあいい。

金星なんて、自転が逆転するくらいのインパクト食らってるし、天王星は地軸が横向いちゃってるし。

他の惑星も、楽じゃないってことかあ?。

地球なんて、生命が蔓延るくらい、平穏な環境が続いてきたわけで、他の惑星に比べれば、穏やかな時期が続いているといえるんだろう。

少なくとも、2度の全球凍結とかもあったけどな。

大気も、水もふんだんにあるし。

地磁気のおかげで、太陽風からも守られてるしな。

世の中には、人類は宇宙に進出する運命だとか、火星に行くのは知的生命体としての義務だとか、世迷言を抜かす手合いがいるらしいが、浮沈子に言わせれば愚の骨頂である。

地球を一歩でも出た宇宙空間の過酷な環境に耐えられるのは、機械とか一部のバクテリアなどに限られる。

人類などという、複雑でデリケートな生物が、他の環境の中で集団として棲息することなどあり得ない。

早急に夢から覚めて、この地上での生活の改善を第一に考えるべきだな。

もちろん、何十億年か先には、太陽の死と共にこの恒星系の生命の死が訪れるだろうが、それは仕方ない。

生命という化学反応系が、無限に続くという保証はないのだ。

宇宙コロニー造るとか、他の恒星系に播種して生き延びるとか、セコイこと考えずに、ドーンと構えて地球と運命を共にするのがよろしい。

そんなに長く待たなくても、どーせ数十万年経てば、再度、トバクライシスが起こって、人類は、再び1万人位からやり直すことになるのだ。

ひょっとしたら、その前にイエローストーンで大噴火が起こるかもしれないしな(時期的には、たぶんこっちの方が早いし)。

それは、人類にはどうしようもないし、何の手立ても打てない。

隕石とかよりも確実で、避けようのない運命ということになる。

地球は、生命のゆりかごであることに違いはないが、たまに揺すり過ぎて、籠の中の卵をぶち壊しにすることもあるわけだ。

P-T境界(ペルム期と三畳紀の境目)みたいな、プルームの上昇による大噴火が起これば、人類はおろか、生命の存続すらも危うい。

(P-T境界)
https://ja.wikipedia.org/wiki/P-T%E5%A2%83%E7%95%8C

「古生物学上では史上最大級の大量絶滅が発生したことで知られている。」

大量絶滅で生き延びてきたのは、単なる偶然のような気もする。

結果的に生き延びられたから、浮沈子がヨタブログを書いているに過ぎない。

拡張を続けてきた大西洋が、消えてなくなるという話もある。

(2億年後に大西洋消滅の可能性)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/8086/?ST=news

「イベリア半島沖の海底の地図が新たに作成され、新たな沈み込み帯が形成されつつある可能性が確認された。」

「この裂け目から、北アメリカ大陸とヨーロッパ大陸が接近していって、2億2000万年ほど後には大西洋が消滅してしまう、と専門家は予測している。」

巨大大陸が再び誕生し、ということは、またまた分裂するということでもある。

その分裂の際には、P-T境界で起こったような、大規模な噴火を伴い、今度こそ、生命が滅亡する可能性もある。

つーか、滅亡したら、未来の人類はいなくなって、ヨタブログも書けないだろうから、この辺にすっかな・・・。

カウントダウン2016年03月04日 09:16

カウントダウン
カウントダウン


スペースXによる、SES-9の打ち上げの4回目のカウントダウンが始まっている。

(SES-9 MISSION)
http://www.spacex.com/webcast

まあ、このリンクは、パーシャルなものだから、後になって見ても何の役にも立たんけどな。

何度もやり直しをしているので、ちょっと整理をしておこうかな。

・第1度目:2月24日(日本時間2月25日、以下同じ):約30分前でカウントダウン停止:液体酸素の温度が高かったため
・第2度目:2月25日(2月26日):1分41秒前でカウントダウン停止:液体酸素の注入に問題発生
・第3回目:2月28日(2月29日):1分33秒前にカウントダウン停止(第1回目):進入禁止区域にボートが入ったため
・第3度目:2月28日(2月29日):0秒前(点火直後)にカウントダウン停止(第2回目):液体酸素が温まってしまった等で、出力が上がらなかったため

(SES-9 MISSION延期:1度目)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2016/02/25/8028429

(Holding countdown.:2度目)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2016/02/26/8030451

(2度あることは・・・:3度目)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2016/02/29/8034048

打上時刻は、東部時間で夕方6時45分頃、日本時間では、朝の8時45分頃だ。

うーん、この時刻の縁起が悪いのかもしれない(んなこたぁ、ないでしょうが)。

まあいい。

3度の打ち上げ中止にいずれも絡んでいるのが液体酸素だ。

キンキンに冷やして体積を縮めて、パツンパツンに詰め込もうという仕様なので、それがダメな時にはしようがないのだ(なんちゃって!)。

フルスラスト仕様になってから、運用が定まっていないのかもしれないし、地上側の設備に問題があるのかもしれない。

3度目の2回目の中止については、ロケットに入れてから温まってしまったとのこと。

ぬるいビールじゃダメなわけだ。

入れたら、すぐに発射しないと・・・(子供は、分かんなくていいです!)。

まあ、どうでもいいんですが。

衛星の方は、それ程切羽詰まった日程で上げなくてもいいようなので、慎重に、最善のコンディションで打ち上げるのがよろしい。

(ファルコン9:打上げ記録)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%B39#.E6.89.93.E4.B8.8A.E3.81.92.E8.A8.98.E9.8C.B2

そもそも、ファルコン9による静止衛星の打ち上げというのは、7号機、8号機、11号機、12号機、16号機、18号機である。

そして、回収実験が行われたのは、6号機(着水:着陸脚なし)、9号機(着水:着陸脚:成功!)、10号機(着水:着陸脚:成功!)、13号機(着水:着陸脚なし)、14号機(着艦)、15号機(着水:成功!)、17号機(着艦)、19号機(打ち上げ失敗)、20号機(着陸:成功!)、21号機(着艦:惜しい!)で、いずれも静止衛星ではない時だ。

そう、静止衛星打ち上げで、回収試験を行うというのは、今回が初めてということになる(フルスラストでの静止衛星打ち上げも初めて)。

成功の確率は、それだけ低くなるわけで、着陸脚と回収用の余分な燃料を積んで、5.3トンの静止衛星をスーパーシンクロナス・トランスファー軌道に上げようというんだから、困難さは今までで一番かも知れない。

(スーパーシンクロナス・トランスファー軌道)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2016/02/19/8022738

「通常の静止トランスファー軌道は、遠地点高度が静止軌道と同じ約3万5800kmだが、ロケットのエンジン噴射をさらに続け、これをもっと上げ、6万kmや10万kmといった、ぐんと高い軌道に衛星を乗せる。」

さて、この困難な打ち上げが成功裏に終わるのか、発射台での大爆発に終わるのか、注目されるところだ。