龍泉洞の中2018年10月16日 05:58

龍泉洞の中
龍泉洞の中


印象的なのは、やはり豊かな湧き水か。

毎秒1.5トンともいわれる。

百間廊下と呼ばれる天井の高い通路やドラゴンブルーの水をたたえる地底湖も、パンフレットにある通りだ。

中目黒で盛り上がってた連中は、こんなところで潜ってるんだ・・・。

水温9度・・・。

ありえねー・・・。

帰りは、ちゃんと階段上り下りして、ハアハアしながら帰ってきた。

えーと、鍾乳石がビーナスに見えて興奮してハアハアしたわけではない(子供は、分かんなくていいです)。

なんか、どこかにそんな解説が書いてあったような気もする。

床にハートのマークがある所もあったが、何のことやら分からなかったな(そこから見ると、洞窟がハート形に見えるらしい:グアムのブルーホールのノリか?)。

龍泉洞をデートスポットにでもしたいんだろうか?。

「お願い
洞内の水中にコインなどを
投げ入れないようにお願いします。
Please don't throw coins.
龍泉洞事務所」

その割には、守り獅子のとこには、しっかり賽銭箱が置いてあったりする。

まあ、水中に物を投げ入れられたら、取りに行くにも大変だからな。

第三地底湖は、水深98mといわれている。

見学は、新洞の方から見た。

係の人がメモ紙に入洞時刻を書いてくれて、これを券を買う時に出すように言われる。

何か意味があるんだろうが、別に割引があったりするわけではない。

新洞は、撮影は一切禁じられている。

本洞の方は、撮影はOK。

これもワケワカだな。

まあ、どうでもいいんですが。

鍾乳洞は、奥多摩の日原や石垣島でも見たからな。

何か目新しいものがあるわけではない。

初めに書いたように、豊かな湧き水、高い天井、幻想的な地底湖が特徴的だ。

東北を旅することがあれば、足を伸ばして訪ねる価値はあるだろうが、それだけを見にわざわざ行くというのは、物好き、ヘンタイ、洞窟マニアの類だろう。

浮沈子は、N-VANの走行性能や特性を確認するために、長距離のロングドライブがしたかったからだが、いささか遠すぎたな。

それだって、十分、物好き、ヘンタイの類であることは間違いない。

帰りの階段の途中には、ワイン蔵の看板が掛かっていた。

「山ぶどうワイン
宇霊羅貯蔵庫」

(数量限定】【送料込】プレミアム山ぶどうワイン宇霊羅2014)
http://www.ryusendo-water.com/?pid=95070250

「販売価格:8,000円(税込)」

いい値段だな。

ふつーの甘口とか辛口もあるようだ。

銀座にある岩手のアンテナショップでの扱いはない。

浮沈子は、帰りに寄った道の駅で、缶コーヒーだけ飲んで帰ってきた。

龍泉洞か・・・。

行って良かったな。

話のタネにはなる。

遠いけどな・・・。

初回点検は1765km2018年10月16日 16:00

初回点検は1765km
初回点検は1765km


計算上(リッター当たり18.9km)、93リッター余りのガソリン(レギュラーですが)を燃やし尽くして走った距離。

160円として、1万5千円くらいか。

まあ、こんなもんかな。

点検項目は以下の通り。

・ブレーキの液漏れ
・駐車ブレーキの引きしろ
・ブレーキペダルの遊び
・ブレーキのきき具合
・タイヤの空気圧
・点火時期
・バッテリー液の量
・低速、加速の状態
・エンジン・オイル汚れ、量
・燃料漏れ
・冷却水の量
・灯火装置、方向指示器作用
・その他

タイヤの空気圧は、フロントが2.8でリアが3.8と高め(スペアタイヤは不明)。

駐車ブレーキの引きしろとあるが、500Eと同じく、ペダルを踏みこんで掛けたり解除したりするので、踏みしろがピンと来るかも。

総じて、何の問題もない。

次回は半年後または5000km点検で、有料になるという。

今回は無料だった。

そうか、次回はオイル交換するかもしれないな。

時期にもよるだろう。

浮沈子的には、1万キロくらいは乗りっぱなしでいいと思っているんだが、初めのオイル交換は早めにした方がいいだろうしな。

近所で昼飯を食っている間に終わっていたので、実際にかかった時間は分からないが、1時間以内で完了した。

今のところ、特に不具合もないしな。

タイヤは、早期に交換することを考えよう。

ノイズが少ないタイヤが正義だ。

どれにするかは、もう少し検討しよう。

初回点検は無事に合格のN-VAN。

実用一点張りの、現世利益を追求した選択だ。

全てに軽い操作系、優れた燃費性能、先進の安全機能に不満はない。

高速でのロードノイズと、雨が降った時のトタン屋根の音以外は・・・。

NGL改めオメガだってさ2018年10月16日 21:16

NGL改めオメガだってさ


(ブルー・オリジンら3社、米空軍と20億ドル規模の打上げ機契約)
https://sorae.info/030201/2018_10_15_blue.html

「今回の契約は、打上げシステムのプロトタイプを開発するというものです。」

「具体的なロケットとしてはブルー・オリジンが「ニュー・グレン」、ノースロップ・グラマンが「オメガ」、ULAが「ヴァルカン」を開発・・・」

「なお、米スペースXは今回の契約には含まれていません。」

って、スペースXは、もう出来てるからいいわけだな(そうなのかあ?)。

ニューグレンやバルカンに交じって、オメガという聞いたこともないロケットが出てきた。

それって、なーに?。

(Omega (rocket))
https://en.wikipedia.org/wiki/Omega_(rocket)

「In May 2016, Orbital ATK revealed their plans for the Next Generation Launcher, including the configuration and the intended business case.」(2016年5月、Orbital ATKは、構成と予定されているビジネスケースを含め、次世代ランチャーの計画を明らかにしました。:自動翻訳のまま:以下、同じ)

「2018年4月、Orbital ATKは、次世代ランチャーがOmegaと命名されたことを発表しました。」

ははあ、Next Generation Launcher(NGL)ってのが、オメガに名前を変えたというわけだ。

NGLって、どっかで聞いたような気がするなあ・・・。

(NGL)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2018/03/26/8812283

「2017年9月18日、ノースロップ・グラマンに負債を含め92億ドルで買収されることが発表された」

なるほどね。

ようやく話が繋がったわけだ。

本番の開発までの金づるを掴んだわけで、まずは目出度しというところかな。

ノースロップグラマンといえば、ズーマを作って打ち上げたところだ(スペースXは、とんだとばっちりだったがな)。

表向きは打ち上げに失敗したように装い、極秘にステルス衛星を運用している怪しい会社だ(そうなのかあ?)。

オービタルATKは、もちろん、老舗の固体ロケット屋だ。

ブースター、1段目、2段目までは、自前で賄い、オメガの3段目は、最新のプラットアンドホイットニーエアロダイン製RL-10C-5-1エンジンを使うことにしているようだ。

自在に組み合わせて、同一のアビオニクスを使って、使い捨てのリーズナブルなロケットに仕立て上げる。

開発コストも安くなり、枯れた技術(何たって、元々いにしえのスペースシャトルのSRBですから)で信頼性を確保する。

精密なコントロールが求められる一番難しいところは、他社の吊るしのロケットを買ってくればいい(そうなのかあ?)。

やれやれ・・・。

NDLの記事でも書いたが、空軍は、このロケットを完全な当て馬として考えてるんだろう。

「今回の契約は3タイプの国内打上げシステムの開発を促進し、2つの安全保障打上げサービスの将来的な獲得を可能にするものである」

ブルーオリジンかULAがこけた時の保険だな。

しかし、意外に本命になるかも知れない。

(BE-4)
https://ja.wikipedia.org/wiki/BE-4

「現在ではユナイテッド・ローンチ・アライアンス (ULA) 社のアトラスVの後継機であるヴァルカンにも使用が予定されている。」

このエンジンに問題が起これば、両方ともコケるわけだからな。

その時は、オメガと今回仲間外れになったスペースXが、未来の空軍の打ち上げを担うことになる。

卵は、違うバスケットの中に、ちゃんと入れてあるわけだ。

我が国のように、三菱がこけたら宇宙開発が全面的に止まるなどということはない(石播はブースターに毛が生えたロケットしか作ってないしな)。

まあ、同じブースターに毛をはやしたオメガは、しかし、イプシロンなどとは桁が違う。

目指すところは、デルタ4ヘビーを超える打ち上げ能力だからな。

偵察衛星を上げるためには、そのくらいのパワーが必要なわけだ。

海のものとも山のものともわからない、影も形もないニューグレンやバルカンに比べて、要素技術とはいえ、実績が見えているオメガに投資するのは健全だろう。

先進的なのが欲しければ、ファルコンヘビーは既に完成しているしな。

どう転んでも、開発に失敗して、ISSみたいな惨めな思いをしなくて済みそうだ。

米国の打ち上げの歴史は、ICBMを中心とした軍用ロケットの歴史だ。

NASAは、その片隅でド派手な花火(アポロやスペースシャトルのことですかあ?)を上げていたに過ぎない。

実際、ついこの間まで、そのICBMの使い古しに毛をはやしたロケットが、NASAの衛星や探査機を打ち上げてたわけだからな。

ある意味では、オメガこそ本命と言えなくもない。

次世代の軍事用衛星打ち上げロケットのメインストリームとなる可能性だって、十分にある。

まあ、ファルコンヘビーと半分こだろうな。

大量の技術者を抱え、軍部と密接に結びつき、怪しげな衛星を極秘裏に開発して、こっそりド派手にうちあげる(ワケワカ・・・)。

中規模の衛星とかは、ULAやブルーオリジンでも打ち上げられるかもしれないが、超ド級偵察衛星は限られたロケットでしか打ち上げられない。

浮沈子は、いろいろバリエーションがあるとかいうことより、デルタ4ヘビーの後継ロケットを開発するのがメインだと見ている。

低軌道に、数十トンの衛星を打ち上げられる、文字通りヘビーな奴だ。

光学技術の進歩で、もはや、そんな衛星は必要なく、高頻度に情報を得るために、莫大な数の小型衛星でコンステレーションを構成するのが昨今の流行りだと言われている。

しかし、やはり、ここ一番というところで超低軌道に降りてきて、ハッブルも顔負けな光学系を駆使して、髪の毛1本分の解像度(!)で撮影するには、どーしてもデカいの上げなきゃならんわけだ(未確認)。

オメガは、「OmegA」とAを大文字で綴るのが正しいらしい。

こいつが、本命になるか、ただの当て馬で終わるかは、ブルーオリジンの開発するBE-4エンジンがものになるかどうかにかかっている。

ULAは、さっさと決めちまったようだが、大丈夫なんだろうか?。

まあ、どうでもいいんですが。

エンジンだけ出来たって、それを積んで飛ばすロケットが出来上がる保証はない。

スペースXのBFRは、毎年のようにコンセプトイラストが変わっている。

10年以内に出来上がれば上出来だろう。

浮沈子は、2020年代には完成しないと見ているけどな。

バルカンもニューグレンも似たようなもんだろう。

その間、巨大超重量級衛星を軌道に上げるのは、ファルコンヘビーとオメガの役目になる。

米国の宇宙戦争を支える基幹ロケットだな。

月とか、火星とか、寝言を言ってないで、地球周回軌道でしっかり仕事しろよ・・・。