🐱キャップストーン:スピンから復旧 ― 2022年10月08日 22:54
キャップストーン:スピンから復旧
(CAPSTONEチームが宇宙船のスピンを止め、回復へのハードルをクリア)
https://blogs.nasa.gov/artemis/2022/10/07/capstone-team-stops-spacecraft-spin-clearing-hurdle-to-recovery/
「宇宙船の 8 つのスラスターの 1 つのバルブ関連の問題であることを示唆しています。バルブが部分的に開いているということは、推進システムが加圧されるたびにスラスターが推力を生み出すことを意味していました。」
なんてこった!。
「復旧コマンドは金曜日の朝に実行されました。CAPSTONE からの最初のテレメトリと観測データは、宇宙船がスピンを停止し、完全な 3 軸姿勢制御を取り戻した」
「ソーラー アレイを太陽に向け、アンテナの向きを調整して、地球へのより良いデータ接続を提供」
リンク先の運用チームのページも見てみる。
(CAPSTONE ミッション オペレーション アップデート: 初期復旧成功)
https://advancedspace.com/capstone-mission-recovery-success-update/
「ミッション チームは車両に対して複数のテストを実施し、広範なテレメトリとシミュレーション データを評価してから、車両の完全な 3 軸制御の回復を試みるための計画を作成」
「この回復シーケンスは、昨日 (木曜日) に宇宙船にアップロードされ、今朝 (10/7 金曜日) に実行されました。」
「今後数日間、宇宙船の状態が監視され、チームは宇宙船の操作手順に対するその後の変更を評価して、バルブが部分的に開いたままになっている可能性がある場合でも、今後の重要なイベントを実施できるようにします。並行して、ミッションチームは、将来の推進操作のリスクをさらに軽減するために、このバルブ関連の問題の可能な修正を設計するために作業します。」
バルブの(部分的)解放が修正されたかどうか、その間に失われた燃料はどのくらいなのか。
今後予定されている複数回の軌道修正は、予定通り滞りなく行われるのか。
最終的な軌道投入(11月13日予定)、その後の軌道維持に必要な燃料は残っているのか。
太陽電池による充電と高利得アンテナによる通信が復旧したとあるが、それ以外の探査機の状態は大丈夫なのか(バルブがイカレテることは分かってるけど)。
つまり、今回のように、軌道修正の度に次々とバルブの不良が発生し、同じ様に想定外のスピンが起こり、その度に搭載燃料が失われ、軌道変更の再設計と不良バルブを使わずに姿勢制御を回復する手順を構築したり、運を天に委ねるような復旧をしなくていいのかどうかなわけだ。
バルブの解放が起こった原因は不明だ。
もちろん、前回の軌道修正の際に開いた時に、閉じるべきバルブが完全に閉じなかったからだろう(テキトーです)。
ひょっとしたら、開くべきでないバルブが開いちまったとか(そんなあ!)。
修正が上手くいったことは喜ばしいが、状況はそれ以上でもそれ以下でもない。
首筋をなでながらの、ヒヤヒヤもんのミッションは続く。
もう、満身創痍どころか、飛んでいるのが不思議な状態だな(そうなのかあ?)。
予定では、10月中旬(もうすぐです!)に、次の軌道修正が行われるはずだ。
一応、オンコースということだったが、バルブの解放による加速が加わったことで、軌道もビミョーにズレているに違いない(未確認)。
まあ、どうでもいいんですが。
今回のトラブルとその復旧によるダメージ(復旧の際にも、余分な燃料を使ってるからな)が評価されたとしても、その全てが公開されるとは限らない。
キャップストーンが飛んでいる軌道は、安上がりに月軌道に物資を送る際の美味しい軌道なわけだ。
時間は掛かるが、重量物を運ぶ際にはお得な船便のようなもんか。
そのルートを独占できれば、一儲けできるかもしれない。
詳細は明かされない可能性もある。
100トンの物資を送り込むと豪語しているスターシップにしても、そのためには地球低軌道で8回も給油しなければならないわけで、月軌道にものを送るのは一筋縄ではないのだ。
うーん、なんか、生臭い話になってきたな・・・。
(CAPSTONEチームが宇宙船のスピンを止め、回復へのハードルをクリア)
https://blogs.nasa.gov/artemis/2022/10/07/capstone-team-stops-spacecraft-spin-clearing-hurdle-to-recovery/
「宇宙船の 8 つのスラスターの 1 つのバルブ関連の問題であることを示唆しています。バルブが部分的に開いているということは、推進システムが加圧されるたびにスラスターが推力を生み出すことを意味していました。」
なんてこった!。
「復旧コマンドは金曜日の朝に実行されました。CAPSTONE からの最初のテレメトリと観測データは、宇宙船がスピンを停止し、完全な 3 軸姿勢制御を取り戻した」
「ソーラー アレイを太陽に向け、アンテナの向きを調整して、地球へのより良いデータ接続を提供」
リンク先の運用チームのページも見てみる。
(CAPSTONE ミッション オペレーション アップデート: 初期復旧成功)
https://advancedspace.com/capstone-mission-recovery-success-update/
「ミッション チームは車両に対して複数のテストを実施し、広範なテレメトリとシミュレーション データを評価してから、車両の完全な 3 軸制御の回復を試みるための計画を作成」
「この回復シーケンスは、昨日 (木曜日) に宇宙船にアップロードされ、今朝 (10/7 金曜日) に実行されました。」
「今後数日間、宇宙船の状態が監視され、チームは宇宙船の操作手順に対するその後の変更を評価して、バルブが部分的に開いたままになっている可能性がある場合でも、今後の重要なイベントを実施できるようにします。並行して、ミッションチームは、将来の推進操作のリスクをさらに軽減するために、このバルブ関連の問題の可能な修正を設計するために作業します。」
バルブの(部分的)解放が修正されたかどうか、その間に失われた燃料はどのくらいなのか。
今後予定されている複数回の軌道修正は、予定通り滞りなく行われるのか。
最終的な軌道投入(11月13日予定)、その後の軌道維持に必要な燃料は残っているのか。
太陽電池による充電と高利得アンテナによる通信が復旧したとあるが、それ以外の探査機の状態は大丈夫なのか(バルブがイカレテることは分かってるけど)。
つまり、今回のように、軌道修正の度に次々とバルブの不良が発生し、同じ様に想定外のスピンが起こり、その度に搭載燃料が失われ、軌道変更の再設計と不良バルブを使わずに姿勢制御を回復する手順を構築したり、運を天に委ねるような復旧をしなくていいのかどうかなわけだ。
バルブの解放が起こった原因は不明だ。
もちろん、前回の軌道修正の際に開いた時に、閉じるべきバルブが完全に閉じなかったからだろう(テキトーです)。
ひょっとしたら、開くべきでないバルブが開いちまったとか(そんなあ!)。
修正が上手くいったことは喜ばしいが、状況はそれ以上でもそれ以下でもない。
首筋をなでながらの、ヒヤヒヤもんのミッションは続く。
もう、満身創痍どころか、飛んでいるのが不思議な状態だな(そうなのかあ?)。
予定では、10月中旬(もうすぐです!)に、次の軌道修正が行われるはずだ。
一応、オンコースということだったが、バルブの解放による加速が加わったことで、軌道もビミョーにズレているに違いない(未確認)。
まあ、どうでもいいんですが。
今回のトラブルとその復旧によるダメージ(復旧の際にも、余分な燃料を使ってるからな)が評価されたとしても、その全てが公開されるとは限らない。
キャップストーンが飛んでいる軌道は、安上がりに月軌道に物資を送る際の美味しい軌道なわけだ。
時間は掛かるが、重量物を運ぶ際にはお得な船便のようなもんか。
そのルートを独占できれば、一儲けできるかもしれない。
詳細は明かされない可能性もある。
100トンの物資を送り込むと豪語しているスターシップにしても、そのためには地球低軌道で8回も給油しなければならないわけで、月軌道にものを送るのは一筋縄ではないのだ。
うーん、なんか、生臭い話になってきたな・・・。
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