🐱水泳ネタ:三途の川で鬼が笑う ― 2022年10月20日 09:03
水泳ネタ:三途の川で鬼が笑う
昨日は水曜日で、水泳教室+筋トレ+バタフライベーシック×2+平泳ぎインターと、盛りだくさんのフィットネス。
今月の初級教室の泳法はバタフライ。
つーか、3か月連続(10月から12月)でバタフライを泳ぎ、次の3か月(1月から3月)はクロールということになっている(もう、来年の話をしても鬼が笑うことはないだろう:大井町の駅前では、街路樹に冬のライトアップの飾りつけをしてたしな)。
寒い時期、足の攣りを予防するための選択だそうだ(えーと、浮沈子はクロールでも足攣るんですけど)。
平泳ぎと背泳ぎでは、足が攣りやすいからということらしい(そうなのかあ?)。
で、そのバタフライの練習では、第一キックを2回やってから手を回してリカバリーまでするというのをやった(リカバリーした後は、さらに第一キックを入れて続けてもいい:できませんでしたけど・・・)。
第一キックの度に、どんどん深く潜っていく浮沈子にとっては、正真正銘の地獄だ。
まさに、浮かばれない話なわけだ(そういう意味かあ?)。
第一+第二、第一+第二&腕のかきなら、まだいいけど。
地獄の特訓で溺れそうになった水泳教室を終えて、ジムで筋トレをしているふりをして時間を潰し(そういうことでいいのかあ?)、午後からは、テクニカルプログラムのバタフライベーシックに出る。
ここまでの間に、自主練習で1000m泳いでいる。
指導者は同じ山本センセだし、生徒のレベルも大差ないんだが、やることは異なる。
両方出ると、その違いに気づいて面白い(両方出ているのは浮沈子だけ)。
バタフライベーシックでは、あまりコンビネーションにはこだわらない。
キックによってうねりを作るとか、腕のかきだけを歩きながらして、腕の軌道やフィニッシュの感覚、エントリーの位置などを確認したりする。
要素要素を分解して、そこを細かく突っつく。
生徒は、自分のレベルに応じて、そこから普段の練習のヒントを掴んでいくわけだ。
そう、水泳教室参加者は、教室参加だけの方がいるからな。
とにかく、片手バタフライであったとしても、バタフライで泳げたという気分を味わうことが重要だ(ある程度の達成感を与えないと、続けてもらえないしな)。
テクニカルプログラムは、参加者全員が会員(そういう決まり)だから、普段、プールでいくらでも練習できる。
その際のヒントを与えることが重要なわけだ。
そこが違う(今更ながら納得)。
もっとも、浮沈子は、バタフライと背泳ぎは講習の時しか泳がないけどな。
水泳教室では、生徒さんの一人が、いつまでたってもバタフライが泳げないと嘆いていた。
それを聞いていた別の生徒さん(振り替えで参加されていた方)曰く・・・。
「三途の川をバタフライで渡るつもりで、気長にやりましょうよ!」
ジジババ中心の水泳教室ならではの、毒気たっぷりのギャグに爆笑!。
まあいい。
一度、帰宅して、夜の部のバタフライベーシックにも参加(1日3回のバタフライ教室!!!)。
針山センセはお休みで、久しぶりに大塚センセの親身の指導。
彼の指導は一味違う。
前に進むための泳ぎ。
第一キックに重要なヒントを頂く。
股関節を使って膝を曲げて蹴る(つーか、曲げた膝と股関節を伸ばす)。
そうすると、膝から下だけを曲げて蹴るよりも、抵抗少なく脚全体(下半身も含めて)で水を押すことが出来る。
さらに、その状態の時には、上半身はやや下向きになっている必要がある。
上半身の向きを整えてから第一キックを蹴る。
そうすれば、その方向に身体は進む。
下向き過ぎると潜り過ぎるし、上を向いていると潜れない。
理屈は通っている。
終わった後、浮沈子の潜り具合についてコメントを求めたところ、それ程深くは潜っていないということだった。
手の掻きでも、言われてみれば当たり前の指摘があった。
プッシュは後ろ向きに行う(呼吸するために身体を上げようとして、下向きに押さないこと!:あるある・・・)。
ご一緒した生徒さんの泳ぎも参考になる(フィニッシュの勢いで、綺麗なリカバリーをされていた)。
この時間帯の生徒さんは、一応、全員バタフライが出来るからな。
テクニカルダイビング本来の目的に沿っている(ふだんの練習のヒントを貰う)。
その泳法が出来ない人を出来るようにするのは、水泳教室の役目だろう。
両方参加しみて、しかも、異なる指導者のベーシックプログラムに同じ日に出てみて、そのことが良ーくわかった気がする。
で、最後は平泳ぎインター(指導は同じ大塚センセ)。
インターというのは、ベーシックよりもさらに上級の泳ぎを目指す方向けのプログラム(浮沈子の平泳ぎはベーシックレベルですけど、平泳ぎベーシックのコースがなくなっちまったので、仕方なく参加)。
もちろん、平泳ぎで25m以上泳げることが大前提。
ウィップキックの練習から始まり、コンパクトな腕のかき、キックとのタイミングのズレ(頭突っ込んで、腕を伸ばしてから蹴ること!:上半身の姿勢を作ってから蹴るという点では、バタフライの第一キックと同じだ)、呼吸する際に前を見ない(水面を見て呼吸するというのもバタフライと同じ)など、中級者向けのポイントを押さえた指導を受ける。
これも、前に進むための泳ぎだな。
浮沈子的に参考になったのは、意図的にうねりを作ろうとしなくても自然にそうなるので意識しない方がいいかも知れないという点だった。
呼吸するために顔を上げれば、その後は自然に沈むし、キックが終わってグライドしながら伸びていれば、自然に浮いてくるから、いやでも全体としてうねる感じになる。
うねりを作ろうとして、呼吸の後の手の突っ込みを「前」ではなく「斜め下」にすると、その後のキックの推進力は潜る方に取られてしまい、前方に進む力のベクトルがその分小さくなるという解説は納得だった。
しかしなあ、いくら呼吸を速くすると言っても、顔面を水面に叩きつける意識でというのは、いささか過激だ(浮沈子の場合、これやると水呑むし:まだ吸い終わる前に、顔面が水中に・・・)。
まあ、どうでもいいんですが。
水泳教室で泳ぎの基礎を学び、ベーシックでもインターでも、テクニカルプログラムで練習する上でのヒントをもらいながら、日頃の水泳を楽しむというのは、なかなか理想的に思える。
実際は、半世紀前にスイミングスクールに通っていた頃の泳ぎの癖が抜けず、その改善に四苦八苦しているというありさまだけど。
クロールの息継ぎはできず、背泳ぎは足が落ちて蛇行し、平泳ぎの膝は開き、バタフライはその場で上下する。
やれやれ・・・。
どの泳法で渡っても、三途の川の向こう岸で、地獄の鬼に追い返されそうな感じだな・・・。
昨日は水曜日で、水泳教室+筋トレ+バタフライベーシック×2+平泳ぎインターと、盛りだくさんのフィットネス。
今月の初級教室の泳法はバタフライ。
つーか、3か月連続(10月から12月)でバタフライを泳ぎ、次の3か月(1月から3月)はクロールということになっている(もう、来年の話をしても鬼が笑うことはないだろう:大井町の駅前では、街路樹に冬のライトアップの飾りつけをしてたしな)。
寒い時期、足の攣りを予防するための選択だそうだ(えーと、浮沈子はクロールでも足攣るんですけど)。
平泳ぎと背泳ぎでは、足が攣りやすいからということらしい(そうなのかあ?)。
で、そのバタフライの練習では、第一キックを2回やってから手を回してリカバリーまでするというのをやった(リカバリーした後は、さらに第一キックを入れて続けてもいい:できませんでしたけど・・・)。
第一キックの度に、どんどん深く潜っていく浮沈子にとっては、正真正銘の地獄だ。
まさに、浮かばれない話なわけだ(そういう意味かあ?)。
第一+第二、第一+第二&腕のかきなら、まだいいけど。
地獄の特訓で溺れそうになった水泳教室を終えて、ジムで筋トレをしているふりをして時間を潰し(そういうことでいいのかあ?)、午後からは、テクニカルプログラムのバタフライベーシックに出る。
ここまでの間に、自主練習で1000m泳いでいる。
指導者は同じ山本センセだし、生徒のレベルも大差ないんだが、やることは異なる。
両方出ると、その違いに気づいて面白い(両方出ているのは浮沈子だけ)。
バタフライベーシックでは、あまりコンビネーションにはこだわらない。
キックによってうねりを作るとか、腕のかきだけを歩きながらして、腕の軌道やフィニッシュの感覚、エントリーの位置などを確認したりする。
要素要素を分解して、そこを細かく突っつく。
生徒は、自分のレベルに応じて、そこから普段の練習のヒントを掴んでいくわけだ。
そう、水泳教室参加者は、教室参加だけの方がいるからな。
とにかく、片手バタフライであったとしても、バタフライで泳げたという気分を味わうことが重要だ(ある程度の達成感を与えないと、続けてもらえないしな)。
テクニカルプログラムは、参加者全員が会員(そういう決まり)だから、普段、プールでいくらでも練習できる。
その際のヒントを与えることが重要なわけだ。
そこが違う(今更ながら納得)。
もっとも、浮沈子は、バタフライと背泳ぎは講習の時しか泳がないけどな。
水泳教室では、生徒さんの一人が、いつまでたってもバタフライが泳げないと嘆いていた。
それを聞いていた別の生徒さん(振り替えで参加されていた方)曰く・・・。
「三途の川をバタフライで渡るつもりで、気長にやりましょうよ!」
ジジババ中心の水泳教室ならではの、毒気たっぷりのギャグに爆笑!。
まあいい。
一度、帰宅して、夜の部のバタフライベーシックにも参加(1日3回のバタフライ教室!!!)。
針山センセはお休みで、久しぶりに大塚センセの親身の指導。
彼の指導は一味違う。
前に進むための泳ぎ。
第一キックに重要なヒントを頂く。
股関節を使って膝を曲げて蹴る(つーか、曲げた膝と股関節を伸ばす)。
そうすると、膝から下だけを曲げて蹴るよりも、抵抗少なく脚全体(下半身も含めて)で水を押すことが出来る。
さらに、その状態の時には、上半身はやや下向きになっている必要がある。
上半身の向きを整えてから第一キックを蹴る。
そうすれば、その方向に身体は進む。
下向き過ぎると潜り過ぎるし、上を向いていると潜れない。
理屈は通っている。
終わった後、浮沈子の潜り具合についてコメントを求めたところ、それ程深くは潜っていないということだった。
手の掻きでも、言われてみれば当たり前の指摘があった。
プッシュは後ろ向きに行う(呼吸するために身体を上げようとして、下向きに押さないこと!:あるある・・・)。
ご一緒した生徒さんの泳ぎも参考になる(フィニッシュの勢いで、綺麗なリカバリーをされていた)。
この時間帯の生徒さんは、一応、全員バタフライが出来るからな。
テクニカルダイビング本来の目的に沿っている(ふだんの練習のヒントを貰う)。
その泳法が出来ない人を出来るようにするのは、水泳教室の役目だろう。
両方参加しみて、しかも、異なる指導者のベーシックプログラムに同じ日に出てみて、そのことが良ーくわかった気がする。
で、最後は平泳ぎインター(指導は同じ大塚センセ)。
インターというのは、ベーシックよりもさらに上級の泳ぎを目指す方向けのプログラム(浮沈子の平泳ぎはベーシックレベルですけど、平泳ぎベーシックのコースがなくなっちまったので、仕方なく参加)。
もちろん、平泳ぎで25m以上泳げることが大前提。
ウィップキックの練習から始まり、コンパクトな腕のかき、キックとのタイミングのズレ(頭突っ込んで、腕を伸ばしてから蹴ること!:上半身の姿勢を作ってから蹴るという点では、バタフライの第一キックと同じだ)、呼吸する際に前を見ない(水面を見て呼吸するというのもバタフライと同じ)など、中級者向けのポイントを押さえた指導を受ける。
これも、前に進むための泳ぎだな。
浮沈子的に参考になったのは、意図的にうねりを作ろうとしなくても自然にそうなるので意識しない方がいいかも知れないという点だった。
呼吸するために顔を上げれば、その後は自然に沈むし、キックが終わってグライドしながら伸びていれば、自然に浮いてくるから、いやでも全体としてうねる感じになる。
うねりを作ろうとして、呼吸の後の手の突っ込みを「前」ではなく「斜め下」にすると、その後のキックの推進力は潜る方に取られてしまい、前方に進む力のベクトルがその分小さくなるという解説は納得だった。
しかしなあ、いくら呼吸を速くすると言っても、顔面を水面に叩きつける意識でというのは、いささか過激だ(浮沈子の場合、これやると水呑むし:まだ吸い終わる前に、顔面が水中に・・・)。
まあ、どうでもいいんですが。
水泳教室で泳ぎの基礎を学び、ベーシックでもインターでも、テクニカルプログラムで練習する上でのヒントをもらいながら、日頃の水泳を楽しむというのは、なかなか理想的に思える。
実際は、半世紀前にスイミングスクールに通っていた頃の泳ぎの癖が抜けず、その改善に四苦八苦しているというありさまだけど。
クロールの息継ぎはできず、背泳ぎは足が落ちて蛇行し、平泳ぎの膝は開き、バタフライはその場で上下する。
やれやれ・・・。
どの泳法で渡っても、三途の川の向こう岸で、地獄の鬼に追い返されそうな感じだな・・・。
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