20202011年12月01日 21:54

2020年東京五輪招致ロゴ
2020年東京五輪招致ロゴ


今日12月1日、2020年東京オリンピック招致に関するニュースが舞った。曰く、

(テレビ朝日)
2020年東京五輪招致へロゴ発表 「桜」モチーフに

(スポニチアネックス)
東京五輪ゴルフ会場に“ゴミ埋め立てた”「夢の島」浮上

(毎日新聞)
20年夏季五輪:東京招致求め決議--特別区長会など

(読売新聞)
20年五輪の都招致、超党派の議員連盟設立

IOCのページにもちゃんと載っていた(9月に決まってたんですね)。

http://www.olympic.org/content/press-release/six-applicant-cities-for-the-2020-olympic-games/

全部で6都市が出揃った。

Baku (Azerbaijan)
Doha (Qatar)
Istanbul (Turkey)
Madrid (Spain)
Rome (Italy)
Tokyo (Japan)

ちなみに、バクー、ドーハ、マドリードと東京は2016年のリベンジになる。今からこんなことを書くと何かと問題になりかねないが、前回2位だったマドリードは強そうだ。ドーハは金に糸目は付けないだろうし、ヨーロッパ勢としてのローマも侮りがたい。バクーとイスタンブールはちょっと厳しいかもしれない。

で、東京なのだが、なんとなくまた3番手のような気がする。パッとアピールする要素がない。震災復興というが、仙台あたりならまだしも、東京は関係ないんじゃない?。

それでも、いいじゃないか。五輪招致活動をイベントとして楽しめれば。だから、電通への支払いを踏み倒したり、招致委員会の赤字をそのままに放置した(10年で返すらしい)前回の轍は踏まないように、明るく健全に進めてもらいたいものだ。

(招致の問題)
http://ja.wikipedia.org/wiki/2016%E5%B9%B4%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%83%E3%82%AF%E6%A7%8B%E6%83%B3#.E6.8B.9B.E8.87.B4.E3.81.AE.E5.95.8F.E9.A1.8C

(赤字10年で返済)
http://www.47news.jp/CN/201003/CN2010032901001108.html

(ご寄付のお願い)
http://www.tokyo-sc.or.jp/donation/index.html

オリンピックが政治とカネにまみれたスポーツショーに成り下がり、参加選手が国家の代表としてよりも個人の利益(?)を追求する風潮が広まったりしても、やっぱりオリンピックには華がある。

どこの国や地域で開催されたとしても、どんなに商業化が進んだとしても、開催都市には全力で取り組んでもらいたいし、参加する選手にしても、動機はともあれ全力で競技してもらいたい。それこそがオリンピックの真髄であり、世界のスポーツの祭典として認められる理由なのだから。

もしも、東京で開かれることになったらボランティアでもやろうかな。

CCRと潜水艦(その2)2011年12月02日 14:49

アトランティスV号
アトランティスV号


久しぶりにCCRネタを書こうと思ってネットを徘徊していたら、こんなページを見つけた。

http://diving-commu.jp/divingspirit/item_6136.html

コメント欄にもあるように、CCRの二酸化炭素除去には水酸化カルシウムが使用されている。水酸化リチウムを使用する潜水艦とか宇宙服とは異なる。何故違うのかはよく知らない。持続時間とか吸収効率とかが異なるのだろうか。

CCRと潜水艦については既に触れた。

http://kfujito2.asablo.jp/blog/2011/09/28/6116579

今読むと、バカバカしいことばかり書いている。「徒然」なるままに書くのがこのブログなので、それはそれでいいのだが。

例によって潜水艦についてはこのページに出ている。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BD%9C%E6%B0%B4%E8%89%A6

なにげなく使っていたが、潜水艦と言えば軍艦のことになるらしい。民間船は潜水艇、潜水船となるようだ。ただ、このページには小型軍用潜水船を潜水艇と呼ぶと書いてある。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BD%9C%E6%B0%B4%E8%89%87

なんかわけわからんが、潜水艇には民間と軍用がある、という理解でいいのだろう。私は観光用の潜水艇にも乗ったことがない。普通の船の船底がガラス張りになったやつくらいしか経験がない。もっとも、潜水艦(軍用)には、水中を眺める窓なんかないし、深海で水中観察をする潜水艇は一部を除いて一般の人は乗れないようだ。いつか(グアムででも)観光用潜水艇に乗ってみたいものだ。

http://www.atlantis-guam.com/

79ドルで水中世界を楽しめる(深度45m)。CCRで潜るより、断然お得ではないか!。しかもウーロン茶付きである(どうでもいいですが)。グアムでダイビングしたときに、潜水艇が近寄ってきたことがあるが、これのことだったんだな。スクリューのキュルキュルする音が、やけに大きく聞こえていた記憶がある。

CCRダイビングも、いつかできなくなる日が来るだろう。そうなれば、水中世界へのアプローチはこいつに頼るほかはない。今のところ、年齢制限はないようだし・・・。

スパイダー2011年12月03日 00:47

スパイダー
スパイダー


今日は、医者のハシゴである。1日に3軒もまわった。医療費もバカにならない。3件目の歯医者は少し間があったので、一旦家に戻ってボクスターで出かけた。帰りの首都高速では、例によって、ここにはちょっと書けないスピードで、その圧倒的なハンドリングの妙を味わう。

コーナーが楽しい。この車はコーナーを走り抜けるために作られているのだと、つくづく思ってしまう。側壁と仲良くなる前に、この快感を卒業しないとヤバイかもしれない。

ところで、ボクスタースパイダーにお乗りの方の素敵なブログを見つけた。このブログを読んだり写真を眺めていると、とても幸せな気分になる。

http://porschewbs.exblog.jp/

こんなブログが書けたらいいなあ・・・。

例によって、ボクスタースパイダーについては、このページに出ている。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC#.E3.83.9C.E3.82.AF.E3.82.B9.E3.82.BF.E3.83.BC.E3.82.B9.E3.83.91.E3.82.A4.E3.83.80.E3.83.BC

(ポルシェのページ)
http://www.porsche.com/japan/jp/models/boxster/boxster-spyder/

新車じゃあ、ちょっと手がでませんな。カーセンサーで中古を探したら、796万円であった。あんま変わんないね。どのみち高嶺(高値?)の花である。

で、冒頭に紹介したホームページに、こんな記事があった。

(スタビリティ)
http://porschewbs.exblog.jp/16510016/

「・・・911は、最後にとっておくか」という、この感じがなんとも言えない。やはり911は別物で、ミッドシップポルシェにはない、「何か」があるのだ。私の経験は、カレラ4にちょこっと試乗した際のがっしりした印象と、怒涛のパワーの記憶だけなのだが・・・。

まあ、「今目の前のこの車をいかに乗りこなせるかが全て」とはいえ、やはり隣の芝生は青い。どーせ買えやしないけど、「911はとっておく」ということにしよう。

左ハンドル2011年12月03日 22:02

左ハンドル
左ハンドル


最近(といっても半年ほど前だが)知ったことの一つに、輸入車における右ハンドルの普及がある。ボクスターを購入した際に、オープンカー各社のディーラーを回って比較試乗した際に知った。

BMW(Z4)の営業さんは、今どきの輸入車はみんな右ハンドルだという。へーっ?、と思ってアウディ(TTロードスター)に乗ったら、やはり右ハンドルだった。ベンツ(SLK)のハンドルはどっちだったか覚えていない。

で、ポルシェは左。なぜか、左ハンドルが多い。右ハンドルのボクスターも展示していたが、営業さんの話では、ペダルのオフセットがあるとのこと。

私の場合、乗用車のベンツも左ハンドルなので、あまり気にはならないが、一時期はマツダのロードスターと2台持ちだった(しかもマニュアル車)。それでも、それほど気になったことはない。むしろ、初めてベンツに乗ったときには、心身症になるんじゃないかと思うほど違和感があった。

まあ、慣れてしまえばどちらも運転できるようになるというだけのことだ。

例によって、左ハンドルについて書いてあるのはこのページ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BC%B8%E5%85%A5%E8%BB%8A_(%E6%97%A5%E6%9C%AC)#.E3.83.8F.E3.83.B3.E3.83.89.E3.83.AB.E3.81.AE.E4.BD.8D.E7.BD.AE

ここで気になったのが、ウインカーレバーの位置。日本車は右にあるのだが、ISOでは左に決まっているのだそうだ。知らなかった。

(ウインカースイッチ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B9%E5%90%91%E6%8C%87%E7%A4%BA%E5%99%A8#.E6.93.8D.E4.BD.9C.E9.83.A8

日本車などを試乗するときに、よくワイパーを動かしてしまったりすることがある。ロータスのエヴォーラを試乗したときにもやってしまった。やはり、操作系は統一してもらいたいものだ。

操作系と言えば、エアバスの操作系は、機種にかかわらず同一のインターフェースであるといわれている。異なる機種を操縦する場合も転換訓練の期間を短縮できて、運用上のメリットが大きいという。乗客の安全上も好ましい。

http://www.jiji.com/jc/v2?id=20091022civil_aviation_planes_08

自動車の場合、試乗マニアでもなければ、そうしょっちゅう乗り換えることはないだろうが、それでも操作系が統一されていることのメリットはある。

ハンドルの左右については、もちろん道路事情に合わせて決められるので、統一というわけにはいかないだろうが、ジャガーのように、左ハンドルのステータス性を訴えるために、敢えて本国仕様が右ハンドルにもかかわらず、左ハンドル車を輸入しているというのは、ちょっと考え物だ。

http://juckanazawa.blog51.fc2.com/blog-entry-18.html

(ジャガーXJのページ:ステアリング位置は左右が選べる)
http://www.jaguar.com/jp/ja/all_new_xj/specification_pricing/newXJ_specif

ちなみに、ギャラリーのインテリアの写真は、全て右ハンドルになっているので、右ハンドルがメインで左も選べますよ、ということなのだろうか。

http://www.jaguar.com/jp/ja/all_new_xj/gallery

左ハンドルのステータス性については、「ガイシャ」が高級車であったころの名残なんだそうだが、私の年代でもその感覚はある。ベンツとポルシェの場合は、たまたま選んだ車が左ハンドルだったというだけ(中古車なので)だが、それぞれの本国(ドイツ)仕様でもある。

外車を乗ることは、その車の生まれた国の文化に乗るという意味もある(最近は、世界中の工場で生産しているので、その意味は薄れてきているのだろうが)。そんな憧れを象徴する意味で、左ハンドル車に乗り続けられたらいいと思う。

もったいない!2011年12月04日 19:57

もったいない!
もったいない!


「4日午前10時15分ごろ、山口県下関市小月町の中国自動車道上り線小月インターチェンジ付近で、乗用車24台が絡む事故があった。10人が病院に搬送されたが、いずれも軽傷だった。」と、朝日新聞の記事にあった。

軽傷でよかった。しかし、この事故はふつーの事故ではない。ある意味、自動車史に残る事故かもしれない。だって、「24台のうち約20台はスポーツカーで、県警に事故の届け出があった14台のうち、8台がフェラーリ、1台がランボルギーニカウンタックだったという。」ちゅうくらいだから・・・。

あーあ、もったいない!。

しかし、これだけの事故で軽傷者しかいないというのも珍しい。スーパーカーってある意味安全なのかもしれない。命さえ無事なら、フェラーリだのランボだの買える人は、きっとまた買い換えて楽しむに違いない。

で、話は変わるが、今日は夕方から2011東京モーターショーに行ってきた。結局行ってしまった。昼に秋葉原で食事してそのままボクスターで近くまで行ったのだが、駐車場がどこも満車なので車を置いて出直した。

久々の「ゆりかもめ」だったが、結構遠い。着いたときには4時ころになっていた。1500円のチケットを買う。2時間くらいしか見られないが、体力的にも限界なのでちょうどいい。

写真を撮りまくってきたのだが、すごい人だかりの中で撮影するので、手ブレとかピンボケとか多数。別に写真を撮るのが目的じゃないので、雰囲気を味わって帰ってきた。

まあ、1500円なりの展示はあった。

帰ってきて、ニュースを見たら、ベンツがマイバッハから手を引くという記事があった。

えーっ!、さっき見てきたばっかりなのに?。

自動車の世界も栄枯盛衰が激しい。2年後に今日見たメーカーの何社かは、再びこの場に現れることがないかもしれないと思うとなんとも言えない気持ちになる。

お客さんは、若いカップルや家族連れも多く、世間で言われているほど車離れしているようには見えなかったので、少しホッとした。お目当ての車はだいたい見たが、トヨタの「86」はどこにあるのかよくわからなかったので見なかった。

まあ、市販車になることが決まっているので、来年発売されてから試乗すればいいのだが。スバルのBRZはしっかり見てきた。小ぶりの日産GTーRといった感じか。

ポルシェとKOBOTのブースはしっかり見てきた。ポルシェは人だかりが多く、2回まわったが一応全車見てきた。KOBOTは、ちょうど紹介をしているところに行き合わせた。ここも、おねーさん目当てのカメラ小僧(おじさん?)が多く、なんとか写真が撮れた。この界隈では一番人が多かった。やはり、思ったとおりだった。

行こうか行くまいか悩んだ割には、行ってよかったと思っている。モーターショーは初めてだが、自動車は身近な乗り物なので、ボートショーに比べるとお客さんのバラエティがあって良い。

2年後もきっと行くことになるだろうと確信した。