ダイビングプール考2016年10月25日 21:18

ダイビングプール考



名古屋に行って、evis本店のすんばらしいダイビングプールを使わせてもらって、浮沈子は、大感激した。

特に、5mの深さのエリアは、ここにジャングルジム(サイドマウントホイホイのようなヤツ)を沈めておけば、サイドマウント的ヘンタイダイバーは、一日中遊んでいられるだろう。

惜しむらくは、トリムチェック用のミラーが、やや高い位置から貼られていて、水底近くでのトリムが確認できないのが難点だ。

浮沈子は、自分のCCRを持ち込んで、それこそ、ソフノライムの続く限り潜りっぱなしでいるだろうな。

PO2ハイポジションにして、ホバリングの練習に汗を流す(文字通り、マスクの中に汗が滴る)。

これからプールを作るんなら、是非ともこんなプールを作ってもらいたいもんだ。

広さについては申し分ないし、最大深度も練習ということなら5mで十分だ。

CCR的には、15mくらいあるといいんだがな。

中性浮力が取りやすいしな。

まあ、どうでもいいんですが。

PADI的コンファインドウォーター的にいえば、浅いところの広さはそれほどは必要ないだろう。

100人同時に講習できなくても、10人位がひしめき合ってもぐれれば上等だ。

その分、深いところへの傾斜をつけて、斜面に沿った潜降と浮上をトレーニングできるようにするとか、そんな工夫があってもいいかもしれない。

浮沈子は、どん深でもいいんだがな。

10mの深度が確保できれば、SMBの打ち上げの練習にもなる。

ずーっと、そこでジッとしてたりとか。

どっかのプールは、講習しているところが外から見えるようになっているのもあった。

それは、一長一短だろう。

浮沈子的には晒し者にはなりたくないしな。

でも、宣伝効果は抜群だな。

水質管理とかしっかりしないと、ふわふわ糸くずとか浮いてたりしたら、逆効果だもんな。

フォトジェニックな体形の女性ダイバーとかならいいが、腹が出てるオッサンが潜ってたんじゃあ、客が逃げるかもな。

器材の選定に当たって、プールで実際に使わせるということもできる。

どれにしようかとか、値段とデザインと機能を比べて、納得の器材選びが出来るしな。

フィンとかも、ある程度泳いでみなければ分からんしな。

ダイビングプールは、浮沈子にとっては、水中では最も過ごした時間が長い場所だ。

最近は、大井町の円筒形のプールの底で、「-3m」の文字と、2時間にらめっこしていたりもするしな。

もちろん、そこで何をするのかによって、最適な設計は異なってくる。

ある程度の広さが必要で、足が付かないエリアの広さも重要だ(ダイビングプールだしな)。

初心者を海に送り出すトレーニングプールという位置付けなら、それ程悩むことはない。

必要最小限の設えで十分だ。

浮沈子にうなるほど金があれば、もっと違うことを考える。

ダイビングそのものを、そのプールで完結することを目的とした設えにする。

海なんか、誰が行くかよ・・・。

まあ、それじゃあ仕方がないんだがな。

でも、世界には、そんな施設もいくつかあるようだしな。

別に、温水プールにする必要もない。

ドライスーツで、インナーしこたま着て潜ればいいだけだ。

夏は、さすがにウエットかもしれないけどな。

浅い水深なら、それこそシングルタンクでも2時間潜れる。

忙しい現代に、そんな悠長なことはやってられないというなら、サイドマウントで40cfの細いタンクを使わせればいい。

1時間潜れて、身軽で、遊泳抵抗少なく、陸上でのハンドリングも楽だ。

もちろん、そんなダイビングの中で、何か別の楽しさを味わう必要があるだろう。

バブルガンで、シューティングゲームするとかな。

基本的に競争性のないダイビングの世界に、ゲーム的要素を持ち込み、ポイントゲッターを表彰したりする。

水の中、ふわふわ漂ってるんじゃあ、糸くずと同じじゃん!?。

そういう施設を、大都会のど真ん中に作って、アーバンダイビングとして売り込むのだ。

フィットネスなんて、ジジババの道楽と変わらんじゃないかあ?。

これからは、ダイビングプールで、バブルガンぶちかまして、シューティングするのがカッコイイ!!。

しかし、まあ、好みの問題だな。

ちなみに、浮沈子は参加しないけどな。

5mのプールの水底に、じっとしているのがいい。

と、水底の小さな穴から、ガーデンイールのような、アイテムがニョキッと飛び出してくるのだ。

捕まえようとすると、引っ込んでしまう。

と、別の穴から、また、ニョキッ!。

モグラ叩きのように、これまたゲームだったりするのだ。

高得点のアイテムをゲットして、帰りに景品と交換していくなんていうのも、どっかで聞いたような話だがな。

ダイビングプールの近所には、怪しげな景品交換所か何かがあったりするわけだ・・・。

まあいい。

海でお魚見たりとかだけがダイビングではない。

都会のプールで、サイケな照明と、水中に流れるゴキゲンなミュージックに合わせて、水中ダンスしながらシェイプアップするのだ。

5mなら純酸素吸わせてもいいしな。

当局に目を付けられないように、いろいろ気配りしなければならない。

バブリーな時代なら、そういうケバイ施設にしても、お客さんは来るかもしれない。

お立ち台とか作ったりして・・・。

浮沈子は、やっぱ、何か勘違いしているんだろう。

もっと真面目に、ダイビングのトレーニング施設として考えなければならない。

初級の講習が終わった後も、様々なトレーニングの場として、ベテランやテクニカルダイビングでも飽きさせない配慮は欲しいな。

サイドマウントホイホイでもいいし。

下手に排気すると、上からパラパラと粉が降って来るような仕掛けがあってもいい。

バージンケーブのような感じだな。

茶色い粉が降って来るのは、レック仕様だ。

こっちは、タイミングが悪いと、構造材が落ちてきたりする・・・。

下敷きになって、身動き取れなくなったりして・・・。

ケーブも、蹴とばすと、崩落して埋まってしまうとか・・・。

妄想は果てしなく広がり、受けそうなアイデアは、限りなく出てくるが、当たる確率は、これまた限りなく小さい。

ビギナーが、十分なスキル練習を積むことが出来て、安心して海デビューできることが最低条件だ。

あとは、まあ、どうでもいいともいえる。

設備を作ることはたやすいが、それを活用して、本当のサービスに結び付けるのは容易ではない。

維持費の問題もあるしな。

その中で、現実の問題をクリアしながら、最適解を探し出すのは一苦労だろう。

ダイビング自体がクランチしていく中で、新たな設備を投じて何ができるかということも見極めなければならない。

集客なのか、新しいダイビングの提案なのか。

それとも・・・。

今夜は、ジュリ扇ひらひらさせながら潜っているギャルが、夢の中に出てきそうな予感がする・・・(いい夢じゃん!?:子供は、分かんなくていいです!)。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
kfujitoの徒然の筆者のペンネームは、
「○○子」です。
○○を記入してください。

コメント:

トラックバック