ダブルウィッシュボーン ― 2016年12月03日 21:23
ダブルウィッシュボーン
(ダブルウィッシュボーン式サスペンション)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%B3%E5%BC%8F%E3%82%B5%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3
「上下一対のアームでタイヤを支持するもので、レーシングカーや高級スポーツカーに多用されている。」
そのうち、月面車というのも、多用車種に入るかもしれない。
アポロの月面車は、ポルシェの設計によるといわれる(未確認)。
このページに、取説が出ている。
(Apollo 17 LRV Technical Information)
http://www.hq.nasa.gov/alsj/a17/A17_LunarRover2.pdf
よく見ると、前後輪ダブルウィッシュボーン式サスペンションであるのみならず、4輪操舵システムであることも分かる。
インホイールモーター式の電気自動車で、銀亜鉛電池(シルバー・ジンク・バッテリーズとある)で回す。
電動ステアリングだが、ブレーキはドラム式だ(資料ページの9ページ最後に記述あり)。
この資料、夢中になって読んでしまった。
さらに詳細な資料は、このページで見ることが出来る。
(Lunar Roving Vehicle Systems Handbook: Apollo 17, LRV-3, MSC Flight Control Division, MSC 06474, 2 October 1972)
http://www.hq.nasa.gov/alsj/alsj-LRVdocs.html
サスペンションの詳細、ブレーキシステム、ステアリングシステムについても、設計図が出ている。
4輪操舵システムは、なかなか凝った仕掛けになっている(内輪差とかも、ちゃんと考慮している)。
こっちは、後で、ちゃんと読もう。
で、気になった記事はこれ。
(アウディの月面探査ローバー、打ち上げを前に最終テストに臨む)
http://jp.autoblog.com/2016/12/02/audi-lunar-rover-nearly-ready-for-moon/
「ついに探査ローバー「ルナ・クワトロ」の開発が完了」
画像を見ると、片持ちハブが付いているサスペンションは、ダブルウィッシュボーンだ。
こんな落ちも付いている。
「このミッションが成功すれば、探査車が撮影した「3Dで360度のパノラマ画像」が届くことになり、1972年にアポロ17号が月面に到着した際に使用し、現在も月面に放置されている探査車の様子が明らかになるだろう。なぜならコンテストで指定されている着地点は、このアポロ17号が到着した地点に程近い場所だからだ。」
まあ、クワトロシステムであることは言うまでもないだろうが、たぶん、電気モーターだろうな。
「電気を動力とする4輪駆動で、これをアウディは自社の技術に準え「e-tron」と「クワトロ」と呼んでいる。」
笑っちゃうぜ!。
「アウディが支援するパートタイム・サイエンティストのチームは、「ALINA(アリナ)」と呼ばれるランディング・モジュール(着陸船)に2台のルナ・クワトロを載せ、月面に到着させる予定だ。」
2台体制というのが、なかなか狙ってる感じだ。
ボーイングの下請けで、44年も前に月面車を送り込んでいたポルシェにしてみれば、今さら何だという感じだろうな。
(Audi Mission to the Moon – Mission Statement:動画出ます)
https://www.youtube.com/watch?v=vBsV2PAaHRo
いくつか動画は上がっている。
月面車といっても、ちっこいプラモデルのようなクルマだ。
アポロの時は、宇宙飛行士2人も乗せて、資料採集も行うというミッションだった。
民間企業が、宣伝と賞金目当てでチャレンジする時代だ。
国家の威信をかけて、湯水の如く金をつぎ込んだ時代とは違う。
世界は変わり、平和の中で宇宙競争が行われるようになった。
結構な話だ。
グーグルで検索し、ぽちっと押すと、そのコストのいくばくかが、アウディの月面車に化ける時代だ。
(Google Lunar X Prize)
https://ja.wikipedia.org/wiki/Google_Lunar_X_Prize
「Xプライズ財団は民間が開発した無人探査機で月面を探査することを提案し2007年9月にアメリカでコンテストがスタートした。」
現在も、期限を延長して行われているんだろう。
我が国からも参加があるようだ(詳しくは知りません)。
(HAKUTO)
https://team-hakuto.jp/index.html
こっちは、ダブルウィッシュボーンじゃないしな。
まあいい。
来年には、実機が上がるらしい。
月にウサギが行くのが先か、ダブルウィッシュボーンが行くのか。
浮沈子は、どう見ても、アウディの勝ちのような気がするんだがな。
リジッドサスじゃあ、月面はきついんじゃないのかあ?。
アポロの月面車の資料は、とても44年前とは思えない。
電気自動車だしな。
もちろん、現代の電気自動車は、はるかに複雑な制御をしているんだろうが、この時代に、月着陸船にコンパクトに収納するところまで考えて、ち密に作られている。
宇宙飛行士が、動きづらい宇宙服を着て操縦できるように、インターフェイスも考えられている。
いや、ブレーキ以外は・・・。
レバー引くだけ・・・。
ワイヤー駆動式ドラムブレーキ(回生なし:たぶん:浮沈子の自転車の後輪とおんなじ)・・・。
ショボ・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
3台の月面車は、今もそのまま置き去りにされている。
その重量分の月の石や砂と引き換えに。
電池も放電し、レゴリスのほこりをかぶって放置車両になっている。
米国の歴史的遺産だ。
今後しばらくは、NASAが、月面に降り立つことはないだろう。
地球ー月のL2で、小惑星をぐりぐりするくらいだ。
中国やインドは、月面目指すかもしれない。
無人探査くらいはやるだろうな。
我が国も、後を追いかけるんだろう。
米国は、火星有人探査で忙しいからな。
もう、月なんか行っても、誰も驚かないし、有難味もない。
月面で、無人探査車のレースとか、企画したら面白いだろうな。
先に行って500m動くんじゃなくて、速く走る、文字通りのレースだ。
おう、アウディとか、真っ先に乗ってきそうだな。
本家のポルシェも、出てくるかもしれない(VWが、待った掛けるかもな)。
米国からは、テスラとかな。
日産も、出てこないかな。
ホンダは、出ないかもな(電気自動車ないし)。
えっ?、サスペンション?。
もちろん、ダブルウィッシュボーンに決まってんじゃん・・・。
(ダブルウィッシュボーン式サスペンション)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%B3%E5%BC%8F%E3%82%B5%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3
「上下一対のアームでタイヤを支持するもので、レーシングカーや高級スポーツカーに多用されている。」
そのうち、月面車というのも、多用車種に入るかもしれない。
アポロの月面車は、ポルシェの設計によるといわれる(未確認)。
このページに、取説が出ている。
(Apollo 17 LRV Technical Information)
http://www.hq.nasa.gov/alsj/a17/A17_LunarRover2.pdf
よく見ると、前後輪ダブルウィッシュボーン式サスペンションであるのみならず、4輪操舵システムであることも分かる。
インホイールモーター式の電気自動車で、銀亜鉛電池(シルバー・ジンク・バッテリーズとある)で回す。
電動ステアリングだが、ブレーキはドラム式だ(資料ページの9ページ最後に記述あり)。
この資料、夢中になって読んでしまった。
さらに詳細な資料は、このページで見ることが出来る。
(Lunar Roving Vehicle Systems Handbook: Apollo 17, LRV-3, MSC Flight Control Division, MSC 06474, 2 October 1972)
http://www.hq.nasa.gov/alsj/alsj-LRVdocs.html
サスペンションの詳細、ブレーキシステム、ステアリングシステムについても、設計図が出ている。
4輪操舵システムは、なかなか凝った仕掛けになっている(内輪差とかも、ちゃんと考慮している)。
こっちは、後で、ちゃんと読もう。
で、気になった記事はこれ。
(アウディの月面探査ローバー、打ち上げを前に最終テストに臨む)
http://jp.autoblog.com/2016/12/02/audi-lunar-rover-nearly-ready-for-moon/
「ついに探査ローバー「ルナ・クワトロ」の開発が完了」
画像を見ると、片持ちハブが付いているサスペンションは、ダブルウィッシュボーンだ。
こんな落ちも付いている。
「このミッションが成功すれば、探査車が撮影した「3Dで360度のパノラマ画像」が届くことになり、1972年にアポロ17号が月面に到着した際に使用し、現在も月面に放置されている探査車の様子が明らかになるだろう。なぜならコンテストで指定されている着地点は、このアポロ17号が到着した地点に程近い場所だからだ。」
まあ、クワトロシステムであることは言うまでもないだろうが、たぶん、電気モーターだろうな。
「電気を動力とする4輪駆動で、これをアウディは自社の技術に準え「e-tron」と「クワトロ」と呼んでいる。」
笑っちゃうぜ!。
「アウディが支援するパートタイム・サイエンティストのチームは、「ALINA(アリナ)」と呼ばれるランディング・モジュール(着陸船)に2台のルナ・クワトロを載せ、月面に到着させる予定だ。」
2台体制というのが、なかなか狙ってる感じだ。
ボーイングの下請けで、44年も前に月面車を送り込んでいたポルシェにしてみれば、今さら何だという感じだろうな。
(Audi Mission to the Moon – Mission Statement:動画出ます)
https://www.youtube.com/watch?v=vBsV2PAaHRo
いくつか動画は上がっている。
月面車といっても、ちっこいプラモデルのようなクルマだ。
アポロの時は、宇宙飛行士2人も乗せて、資料採集も行うというミッションだった。
民間企業が、宣伝と賞金目当てでチャレンジする時代だ。
国家の威信をかけて、湯水の如く金をつぎ込んだ時代とは違う。
世界は変わり、平和の中で宇宙競争が行われるようになった。
結構な話だ。
グーグルで検索し、ぽちっと押すと、そのコストのいくばくかが、アウディの月面車に化ける時代だ。
(Google Lunar X Prize)
https://ja.wikipedia.org/wiki/Google_Lunar_X_Prize
「Xプライズ財団は民間が開発した無人探査機で月面を探査することを提案し2007年9月にアメリカでコンテストがスタートした。」
現在も、期限を延長して行われているんだろう。
我が国からも参加があるようだ(詳しくは知りません)。
(HAKUTO)
https://team-hakuto.jp/index.html
こっちは、ダブルウィッシュボーンじゃないしな。
まあいい。
来年には、実機が上がるらしい。
月にウサギが行くのが先か、ダブルウィッシュボーンが行くのか。
浮沈子は、どう見ても、アウディの勝ちのような気がするんだがな。
リジッドサスじゃあ、月面はきついんじゃないのかあ?。
アポロの月面車の資料は、とても44年前とは思えない。
電気自動車だしな。
もちろん、現代の電気自動車は、はるかに複雑な制御をしているんだろうが、この時代に、月着陸船にコンパクトに収納するところまで考えて、ち密に作られている。
宇宙飛行士が、動きづらい宇宙服を着て操縦できるように、インターフェイスも考えられている。
いや、ブレーキ以外は・・・。
レバー引くだけ・・・。
ワイヤー駆動式ドラムブレーキ(回生なし:たぶん:浮沈子の自転車の後輪とおんなじ)・・・。
ショボ・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
3台の月面車は、今もそのまま置き去りにされている。
その重量分の月の石や砂と引き換えに。
電池も放電し、レゴリスのほこりをかぶって放置車両になっている。
米国の歴史的遺産だ。
今後しばらくは、NASAが、月面に降り立つことはないだろう。
地球ー月のL2で、小惑星をぐりぐりするくらいだ。
中国やインドは、月面目指すかもしれない。
無人探査くらいはやるだろうな。
我が国も、後を追いかけるんだろう。
米国は、火星有人探査で忙しいからな。
もう、月なんか行っても、誰も驚かないし、有難味もない。
月面で、無人探査車のレースとか、企画したら面白いだろうな。
先に行って500m動くんじゃなくて、速く走る、文字通りのレースだ。
おう、アウディとか、真っ先に乗ってきそうだな。
本家のポルシェも、出てくるかもしれない(VWが、待った掛けるかもな)。
米国からは、テスラとかな。
日産も、出てこないかな。
ホンダは、出ないかもな(電気自動車ないし)。
えっ?、サスペンション?。
もちろん、ダブルウィッシュボーンに決まってんじゃん・・・。
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