スービック・ベイ ― 2016年12月27日 01:18
スービック・ベイ
(スービック湾)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%83%E3%82%AF%E6%B9%BE
「スービック湾(Subic Bay)はフィリピン・ルソン島中西部にある湾。マニラ湾より約100km北に位置し、南シナ海に面する。」
実際に、その場所に着くまで、浮沈子はそれがルソン島にあるということくらいしか知らなかった。
マニラ空港から4時間もかけてたどり着いた場所は、整然と区画された街区の、フィリピンとは、とても思えない(失礼!)綺麗な町だ。
自動車も、バイクも、一時停止の停止線の手前で、完全に止まる!。
浮沈子の棲息する、どこかの極東の島国の首都とは、大違いだな。
ここは、どこの国なんだあ?。
(スービック経済特別区)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%83%E3%82%AF%E7%B5%8C%E6%B8%88%E7%89%B9%E5%88%A5%E5%8C%BA
「1991年にアメリカ海軍のスービック海軍基地が返還された後、経済特別区と指定され、大統領直轄のスービック湾都市開発庁(SBMA)の管轄下に置かれている。 自由貿易港(フリーポート)をはじめ、スービック・ベイ国際空港、ホテル、ゴルフ場、ショッピングセンター、免税店、病院などがある。」
そう、巨大なショッピングモールがあって、それより小ぶりなスーパーもあって、セブンイレブンより3割がた安く買える。
物価はざっと日本の半分くらいか。
ミネラルウォーターが、1リットル50円くらいからある。
浮沈子は、余り買い物はしなかった。
出発前、近くの海で、米軍の怪しげな潜水ロボットを中国海軍が捕獲した話があった。
(中国、無人潜水機を返還…米の抗議に応じる)
http://www.yomiuri.co.jp/world/20161220-OYT1T50062.html
「米国防総省は19日、中国海軍が南シナ海で持ち去った米海軍の無人潜水機を返還したと発表した。」
おっと、ぎりぎりで返したわけだな。
その日、浮沈子はスービック入りしている。
「潜水機持ち去りは、フィリピン・スービック湾から北西約90キロ・メートルの海域で発生。同省によると、潜水機を持ち去った中国海軍の潜水艦救難艦が現場付近で米側に返還した。」
ことがこじれれば、一触即発の事態になったかもしれず(そおかあ?)、場合によっては、ダイビングどころではなかったかもしれない。
(スービック海軍基地)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%83%E3%82%AF%E6%B5%B7%E8%BB%8D%E5%9F%BA%E5%9C%B0
「スービック湾に存在した軍事基地。アジア最大のアメリカ海軍基地であった」
現在は、数隻のフィリピン海軍の艦艇が泊まっている程度で、軍事基地の面影はない。
「2015年の発表で南シナ海での中華人民共和国による環礁埋め立て強行に対応する為、新たに導入したFA-50戦闘機と数隻のフリゲート艦を、スービック地域に再配備すると発表した。」
空港から飛び立っていたのは、セスナとかショボイのばっかで、FAー50なんてのは見なかったな。
フリゲート艦も、2隻しか入ってなかったしな。
港としては、ショボい港だ。
山から吹き下ろす風の影響を受けやすく、湾内だからといって油断するわけにはいかない。
ヨットとか、そういう類の船にはうってつけかもしれないな。
ただし、舟遊びの船は見当たらず、ダイビングボートが数隻、浜に泊まっている程度だ(グーグルアースで見ると、右手奥の方にハーバーがあって、ヨットやクルーザーが泊まっているのが見える)。
バンカータイプのヤツも1隻見たけど、平底の船外機(1基掛け)のスピードボートタイプが多い。
それ程混み合っていることはなく、ブイに共掛けしたのは1隻程度。
ポイントも、ダイビングサービスの案内図を見る限り、それ程多いわけではない。
(Dive Site:ボードウォークダイブセンターのページ)
http://www.boardwalkdivecentre.com/dive-site-subic-bay
リストと図面が対応してないとか、日本的突っ込みをしてはならない。
何てったって、フィリピンなんだからさあ・・・。
陸上は、本当にフィリピン離れしている感じで、巨大ショッピングモールは、浮沈子が今まで見た中で最大規模だったな。
夕食は、5日目のダイビングサービスのクリパを除いて5回。
初日は米国カントリー風のグリルで、プレートに盛り合わせ。
2日目は、フィリピン料理の店(ピスタ SA バリオ・レストラン)。
3日目は、テキサス風ステーキ屋(Texas Joe's House of Ribs)。
4日目は韓国焼き肉(Golton Ne Korean Barbeque & Grill:通称:かおるちゃんの店:なんでそう呼ぶかは秘密)
最終日は、フィリピン料理の店(Gerry's Grill)。
みんな、ウォーターフロント・ロード沿いの店だ。
とにかく、食ってるか、潜ってるか、寝てるかしかない。
ああ、座学もやったけどな。
夕食帰りには、セブンイレブンで買い物。
スーパーに買い出しに行っても、ここに買いに来る(ビョーキだな・・・)。
スービックのクリスマスを、傍から眺めて過ごした。
まあ、イブまでだがな。
静かなもんだ。
爆竹もないし・・・。
天気も良く、2日ほど風に吹かれたけど、船が出せなくなるほどの風にはならなかった。
いいところだ。
ダイビングに集中できる。
他にやることもないしな。
ホテルの部屋では、シャワーを浴びて座学の予習をして、夕食後はバタンキューか、夜中に目が覚めれば、テレビ見たりして過ごした。
ホテルのネットは、よく切れるが、繋がっているときはそれなりのスピードだ。
メールのチェックには十分だが、纏まったダウンロードとかは、時間帯を選んだ方がいい。
当然、明け方が良くつながる。
今回、陸上の写真を含めて、一切撮らなかった。
フォトジェニックな感じじゃなかったしな。
でも、海上からの眺めは良かった。
ダイビング以外で来たいとは思わない。
そういうところじゃないんだな。
いわゆる観光地じゃない。
レックダイビングという、マニアックな世界では有数のメッカなんだろうが、フツーのダイビングをして楽しいところじゃないのかもしれない(良く知りません)。
そりゃあ、南の島には違いないが、カメとかサメとかマンタとかがうようよいるわけではない。
クマノミやクラゲやミノカサゴなど。
ウミウシとかもいるけど、あまりきれいじゃない。
透視度が悪い割には、魚影は薄い。
水面では、時々魚が跳ねるのが見えたから、いることはいる。
外洋の潮が入るところまで行けば、大物が出るのかもしれない。
ああ、ツバメウオのデカいのはいたな。
グアムの座布団のようなやつではないけど、ハンカチくらいの大きさのが泳いでいた。
フツーのダイバーは、潜らない海だ。
みんな、ニューヨークに潜りに来る。
潜れない時は、LSTやエルキャピタンに行く。
そういうところだ。
んで、サイドマウントとかダブルタンクで潜る。
CCRでも、面白いかもしれない。
酸素もソフノライムもある。
エアディリュエントで十分だしな。
初めてのスービック。
初めての海外でのダブルタンク。
まあ、ここで潜るなら、やっぱサイドマウントかもな。
ペネトレーションでは、アットーテキな強さを発揮する。
さて、次回はどうしよう?。
再び、ここでダブルタンクを担ぐのか(といっても、ボートの上でエントリーする時と水中だけ)。
それとも、他の海にするのか。
ペネトレーションしたくない浮沈子は、ここでサイドマウントで潜ることはないだろう。
45と50を、ここでやる分には、何の問題もない。
陸上でのストレスはないし、45、50をコンバインドしても、それ程日数は必要ないだろう。
それも、一つの選択肢ではある。
50まで終わらせておくのも、一つの区切りかも知れない。
ディープ系で、ヘリウムの手前までは行ったぞ、早くヘリウム吸わせてくれ!。
まあいい。
ケーブや、レックペネトレーションはしない。
向いてないし、したいとは思わない。
カバーンや、通り抜けすら御免だ。
これは、好みの問題なので仕方ない。
どぼどぼっと沈んで、ふわふわ泳いで、減圧しながら上がって来るのでいい。
そこに沈船があれば、なおいい。
外から見てるだけで十分だ。
沈船の中に潜りたがる、ヘンタイの中のヘンタイが目指す町。
中国が、目と鼻の先の島を占領している国境の町(そうなのかあ?)。
天気晴朗なれども、南シナ海の波は高い。
まあ、どうでもいいんですが。
スービック湾は、湾奥ならば、うねりは殆どない。
ニューヨークなんて、風波だけだろう。
台風直撃でもなければ、どこかで潜ることはできる。
夜でも、普通に歩けるし、うわさに聞くほど、空港の治安も悪くなさそうだった。
気付かないだけかもしれないが、夜、ゲートの外に出歩かなければ、ほぼ安心して過ごせる。
泊まったホテルも、変な感じはしなかったしな。
また行こうかな。
行くかもしれない・・・。
(スービック湾)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%83%E3%82%AF%E6%B9%BE
「スービック湾(Subic Bay)はフィリピン・ルソン島中西部にある湾。マニラ湾より約100km北に位置し、南シナ海に面する。」
実際に、その場所に着くまで、浮沈子はそれがルソン島にあるということくらいしか知らなかった。
マニラ空港から4時間もかけてたどり着いた場所は、整然と区画された街区の、フィリピンとは、とても思えない(失礼!)綺麗な町だ。
自動車も、バイクも、一時停止の停止線の手前で、完全に止まる!。
浮沈子の棲息する、どこかの極東の島国の首都とは、大違いだな。
ここは、どこの国なんだあ?。
(スービック経済特別区)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%83%E3%82%AF%E7%B5%8C%E6%B8%88%E7%89%B9%E5%88%A5%E5%8C%BA
「1991年にアメリカ海軍のスービック海軍基地が返還された後、経済特別区と指定され、大統領直轄のスービック湾都市開発庁(SBMA)の管轄下に置かれている。 自由貿易港(フリーポート)をはじめ、スービック・ベイ国際空港、ホテル、ゴルフ場、ショッピングセンター、免税店、病院などがある。」
そう、巨大なショッピングモールがあって、それより小ぶりなスーパーもあって、セブンイレブンより3割がた安く買える。
物価はざっと日本の半分くらいか。
ミネラルウォーターが、1リットル50円くらいからある。
浮沈子は、余り買い物はしなかった。
出発前、近くの海で、米軍の怪しげな潜水ロボットを中国海軍が捕獲した話があった。
(中国、無人潜水機を返還…米の抗議に応じる)
http://www.yomiuri.co.jp/world/20161220-OYT1T50062.html
「米国防総省は19日、中国海軍が南シナ海で持ち去った米海軍の無人潜水機を返還したと発表した。」
おっと、ぎりぎりで返したわけだな。
その日、浮沈子はスービック入りしている。
「潜水機持ち去りは、フィリピン・スービック湾から北西約90キロ・メートルの海域で発生。同省によると、潜水機を持ち去った中国海軍の潜水艦救難艦が現場付近で米側に返還した。」
ことがこじれれば、一触即発の事態になったかもしれず(そおかあ?)、場合によっては、ダイビングどころではなかったかもしれない。
(スービック海軍基地)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%83%E3%82%AF%E6%B5%B7%E8%BB%8D%E5%9F%BA%E5%9C%B0
「スービック湾に存在した軍事基地。アジア最大のアメリカ海軍基地であった」
現在は、数隻のフィリピン海軍の艦艇が泊まっている程度で、軍事基地の面影はない。
「2015年の発表で南シナ海での中華人民共和国による環礁埋め立て強行に対応する為、新たに導入したFA-50戦闘機と数隻のフリゲート艦を、スービック地域に再配備すると発表した。」
空港から飛び立っていたのは、セスナとかショボイのばっかで、FAー50なんてのは見なかったな。
フリゲート艦も、2隻しか入ってなかったしな。
港としては、ショボい港だ。
山から吹き下ろす風の影響を受けやすく、湾内だからといって油断するわけにはいかない。
ヨットとか、そういう類の船にはうってつけかもしれないな。
ただし、舟遊びの船は見当たらず、ダイビングボートが数隻、浜に泊まっている程度だ(グーグルアースで見ると、右手奥の方にハーバーがあって、ヨットやクルーザーが泊まっているのが見える)。
バンカータイプのヤツも1隻見たけど、平底の船外機(1基掛け)のスピードボートタイプが多い。
それ程混み合っていることはなく、ブイに共掛けしたのは1隻程度。
ポイントも、ダイビングサービスの案内図を見る限り、それ程多いわけではない。
(Dive Site:ボードウォークダイブセンターのページ)
http://www.boardwalkdivecentre.com/dive-site-subic-bay
リストと図面が対応してないとか、日本的突っ込みをしてはならない。
何てったって、フィリピンなんだからさあ・・・。
陸上は、本当にフィリピン離れしている感じで、巨大ショッピングモールは、浮沈子が今まで見た中で最大規模だったな。
夕食は、5日目のダイビングサービスのクリパを除いて5回。
初日は米国カントリー風のグリルで、プレートに盛り合わせ。
2日目は、フィリピン料理の店(ピスタ SA バリオ・レストラン)。
3日目は、テキサス風ステーキ屋(Texas Joe's House of Ribs)。
4日目は韓国焼き肉(Golton Ne Korean Barbeque & Grill:通称:かおるちゃんの店:なんでそう呼ぶかは秘密)
最終日は、フィリピン料理の店(Gerry's Grill)。
みんな、ウォーターフロント・ロード沿いの店だ。
とにかく、食ってるか、潜ってるか、寝てるかしかない。
ああ、座学もやったけどな。
夕食帰りには、セブンイレブンで買い物。
スーパーに買い出しに行っても、ここに買いに来る(ビョーキだな・・・)。
スービックのクリスマスを、傍から眺めて過ごした。
まあ、イブまでだがな。
静かなもんだ。
爆竹もないし・・・。
天気も良く、2日ほど風に吹かれたけど、船が出せなくなるほどの風にはならなかった。
いいところだ。
ダイビングに集中できる。
他にやることもないしな。
ホテルの部屋では、シャワーを浴びて座学の予習をして、夕食後はバタンキューか、夜中に目が覚めれば、テレビ見たりして過ごした。
ホテルのネットは、よく切れるが、繋がっているときはそれなりのスピードだ。
メールのチェックには十分だが、纏まったダウンロードとかは、時間帯を選んだ方がいい。
当然、明け方が良くつながる。
今回、陸上の写真を含めて、一切撮らなかった。
フォトジェニックな感じじゃなかったしな。
でも、海上からの眺めは良かった。
ダイビング以外で来たいとは思わない。
そういうところじゃないんだな。
いわゆる観光地じゃない。
レックダイビングという、マニアックな世界では有数のメッカなんだろうが、フツーのダイビングをして楽しいところじゃないのかもしれない(良く知りません)。
そりゃあ、南の島には違いないが、カメとかサメとかマンタとかがうようよいるわけではない。
クマノミやクラゲやミノカサゴなど。
ウミウシとかもいるけど、あまりきれいじゃない。
透視度が悪い割には、魚影は薄い。
水面では、時々魚が跳ねるのが見えたから、いることはいる。
外洋の潮が入るところまで行けば、大物が出るのかもしれない。
ああ、ツバメウオのデカいのはいたな。
グアムの座布団のようなやつではないけど、ハンカチくらいの大きさのが泳いでいた。
フツーのダイバーは、潜らない海だ。
みんな、ニューヨークに潜りに来る。
潜れない時は、LSTやエルキャピタンに行く。
そういうところだ。
んで、サイドマウントとかダブルタンクで潜る。
CCRでも、面白いかもしれない。
酸素もソフノライムもある。
エアディリュエントで十分だしな。
初めてのスービック。
初めての海外でのダブルタンク。
まあ、ここで潜るなら、やっぱサイドマウントかもな。
ペネトレーションでは、アットーテキな強さを発揮する。
さて、次回はどうしよう?。
再び、ここでダブルタンクを担ぐのか(といっても、ボートの上でエントリーする時と水中だけ)。
それとも、他の海にするのか。
ペネトレーションしたくない浮沈子は、ここでサイドマウントで潜ることはないだろう。
45と50を、ここでやる分には、何の問題もない。
陸上でのストレスはないし、45、50をコンバインドしても、それ程日数は必要ないだろう。
それも、一つの選択肢ではある。
50まで終わらせておくのも、一つの区切りかも知れない。
ディープ系で、ヘリウムの手前までは行ったぞ、早くヘリウム吸わせてくれ!。
まあいい。
ケーブや、レックペネトレーションはしない。
向いてないし、したいとは思わない。
カバーンや、通り抜けすら御免だ。
これは、好みの問題なので仕方ない。
どぼどぼっと沈んで、ふわふわ泳いで、減圧しながら上がって来るのでいい。
そこに沈船があれば、なおいい。
外から見てるだけで十分だ。
沈船の中に潜りたがる、ヘンタイの中のヘンタイが目指す町。
中国が、目と鼻の先の島を占領している国境の町(そうなのかあ?)。
天気晴朗なれども、南シナ海の波は高い。
まあ、どうでもいいんですが。
スービック湾は、湾奥ならば、うねりは殆どない。
ニューヨークなんて、風波だけだろう。
台風直撃でもなければ、どこかで潜ることはできる。
夜でも、普通に歩けるし、うわさに聞くほど、空港の治安も悪くなさそうだった。
気付かないだけかもしれないが、夜、ゲートの外に出歩かなければ、ほぼ安心して過ごせる。
泊まったホテルも、変な感じはしなかったしな。
また行こうかな。
行くかもしれない・・・。
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