雨のち筋肉痛のちブロック5 ― 2018年03月09日 23:15
雨のち筋肉痛のちブロック5
昨日からの雨がようやく上がって、筋肉痛の身体を引きずりながら昼飯を食いに出かけた。
体がだるくて重い。
食欲だけは、しっかりあるので大丈夫だろう。
4月5日に打ち上げ予定の、ファルコン9ブロック5の記事を読む。
(「ファルコン9」のアップデート「ブロック5」、スペースXによる燃焼テストにむけ準備中)
http://sorae.info/030201/2018_03_09_x.html
(First Falcon 9 Block 5 booster readying for static fire at McGregor; paving way for rapid reuse
written by Ian Atkinson February 27, 2018:元記事)
https://www.nasaspaceflight.com/2018/02/first-falcon-9-block-5-readying-static-fire-mcgregor-rapid-reuse/
元記事の日付を見ると、10日も前の記事だ。
うーん・・・。
まあいい。
今月は、ファルコン9は2本しか上がらないからな。
少ない(決して、そんなことはないんですが)。
「初めて製造されるファルコン9のブロック5は、2018年4月の「SLC-40」ミッションでの使用が予定されています。」
「The Block 5 booster awaiting testing at McGregor – core 1046 – is currently expected to be used to launch the Bangabandhu-1 mission, currently scheduled for launch in April 2018 from SLC-40 at Cape Canaveral Air Force Station.」(元記事より)
発射台については、39Aだという記事もあるが、どっちにしても4月2日に予定されているISSへの打ち上げとの兼ね合いになるだろう。
浮沈子は、できたばかりの40をぶっ壊すわけにはいかないから、最初のブロック5は39Aから上げると思ってるんだがな。
まあ、どうでもいいんですが。
画像的には、着陸脚がどう変わっているのか、エンジンのカバーはどうなったのかが気になる。
推力の増強といっても、見てる分には分からないからな。
パワードランディングのコントロールにも改善が施されるといわれているが、これも、見てて分かる話じゃないだろう。
グリッドフィンは、既にブロック4で採用されたチタン合金のやつが引き続き使われる様だ。
ブロック2から、延々と行われてきたパワードランディングによる回収は、結局、スペースXの試験として行われてきたわけで、商業的に再使用を前面に出してきたわけではない。
ブロック3(FT)以降の再使用についても、顧客との調整を行って採用してきたわけで、再使用を前提とした契約ありきではなかったようだ。
今後、ブロック5が安定して上がるようになれば、ほとんどの打ち上げは、再使用という事になり、それがいやなら他のロケットで上げるか、新品の順番を待つことになる。
仮に10回の再使用が予定されているなら、新品で上がるのは9パーセントに過ぎないということになるからな。
ロケット(少なくとも1段目)は、再使用が当たり前の時代になる。
今後、開発が行われる大型ロケットは、再使用を前提としたものが主流になる。
もちろん、使い捨てロケットは健在だ。
SLSをはじめ、アリアンも、アンガラも、長征も、我が国の基幹ロケットであるH3も含めて、全て使い捨てだ。
しかし、それらは、特殊用途か傍流でしかない。
なぜなら、再使用ロケットほどの頻度を確保できないからな。
衛星打ち上げロケットは、価格だけじゃないしな。
国家の威信がかかっている。
が、まあ、価格には勝てない。
打ち上げ機会が十分に確保されるという意味でも、再使用ロケットの普及は脅威だ。
今までは、打ち上げ機会が少なかったから、小型衛星を上げたいと思っても、相乗りの機会が少なく、好きな時に上げられなかった。
軌道要素の問題はあるが、小型衛星は概ね低軌道だからな。
しこたま上げなければならないインターネット衛星に相乗りすれば、毎週のように上げることができるだろう。
そううまくいけば、の話だけど。
ゲームのルールを変える打ち上げロケットの再使用化は、コストだけの問題じゃなさそうだな。
もちろん、細かい需要の全てを満たすことができるかどうかは別だ。
小型衛星専用の小型ロケットの需要は、消えてなくなるわけではない。
随時、好きな時に好きな軌道に上げたいという需要は、軍事を中心にして存在するだろうしな。
しかし、打ち上げ数全体から見れば、そういうのは例外になっていくんだろう。
宇宙旅行や低軌道衛星の打ち上げがメインだ。
健全な宇宙開発への一里塚。
再使用を前提とした商業ロケットのデビューが近づいている。
そして、いうまでもなく、このロケットは有人での打ち上げを前提とした設計になっている。
ISSに宇宙飛行士を送らなくてはならんからな。
NASAとの間では、揉めに揉めているようだが(そうなのかあ?)、話が付けばテスト飛行に移ることができるだろう(8月に延期されてる)。
4月の打ち上げは、その先ぶれという感じだ。
転んでもただでは起きない。
数多くの変更を伴い、全く異なるロケットといってもいいほどのブロック5が、浮沈子のひそかな期待に応えてくれるかどうかは分からない。
4月のは、貨物飛行だからな。
遠慮なく、ドカンといってもらいたいもんだな・・・。
昨日からの雨がようやく上がって、筋肉痛の身体を引きずりながら昼飯を食いに出かけた。
体がだるくて重い。
食欲だけは、しっかりあるので大丈夫だろう。
4月5日に打ち上げ予定の、ファルコン9ブロック5の記事を読む。
(「ファルコン9」のアップデート「ブロック5」、スペースXによる燃焼テストにむけ準備中)
http://sorae.info/030201/2018_03_09_x.html
(First Falcon 9 Block 5 booster readying for static fire at McGregor; paving way for rapid reuse
written by Ian Atkinson February 27, 2018:元記事)
https://www.nasaspaceflight.com/2018/02/first-falcon-9-block-5-readying-static-fire-mcgregor-rapid-reuse/
元記事の日付を見ると、10日も前の記事だ。
うーん・・・。
まあいい。
今月は、ファルコン9は2本しか上がらないからな。
少ない(決して、そんなことはないんですが)。
「初めて製造されるファルコン9のブロック5は、2018年4月の「SLC-40」ミッションでの使用が予定されています。」
「The Block 5 booster awaiting testing at McGregor – core 1046 – is currently expected to be used to launch the Bangabandhu-1 mission, currently scheduled for launch in April 2018 from SLC-40 at Cape Canaveral Air Force Station.」(元記事より)
発射台については、39Aだという記事もあるが、どっちにしても4月2日に予定されているISSへの打ち上げとの兼ね合いになるだろう。
浮沈子は、できたばかりの40をぶっ壊すわけにはいかないから、最初のブロック5は39Aから上げると思ってるんだがな。
まあ、どうでもいいんですが。
画像的には、着陸脚がどう変わっているのか、エンジンのカバーはどうなったのかが気になる。
推力の増強といっても、見てる分には分からないからな。
パワードランディングのコントロールにも改善が施されるといわれているが、これも、見てて分かる話じゃないだろう。
グリッドフィンは、既にブロック4で採用されたチタン合金のやつが引き続き使われる様だ。
ブロック2から、延々と行われてきたパワードランディングによる回収は、結局、スペースXの試験として行われてきたわけで、商業的に再使用を前面に出してきたわけではない。
ブロック3(FT)以降の再使用についても、顧客との調整を行って採用してきたわけで、再使用を前提とした契約ありきではなかったようだ。
今後、ブロック5が安定して上がるようになれば、ほとんどの打ち上げは、再使用という事になり、それがいやなら他のロケットで上げるか、新品の順番を待つことになる。
仮に10回の再使用が予定されているなら、新品で上がるのは9パーセントに過ぎないということになるからな。
ロケット(少なくとも1段目)は、再使用が当たり前の時代になる。
今後、開発が行われる大型ロケットは、再使用を前提としたものが主流になる。
もちろん、使い捨てロケットは健在だ。
SLSをはじめ、アリアンも、アンガラも、長征も、我が国の基幹ロケットであるH3も含めて、全て使い捨てだ。
しかし、それらは、特殊用途か傍流でしかない。
なぜなら、再使用ロケットほどの頻度を確保できないからな。
衛星打ち上げロケットは、価格だけじゃないしな。
国家の威信がかかっている。
が、まあ、価格には勝てない。
打ち上げ機会が十分に確保されるという意味でも、再使用ロケットの普及は脅威だ。
今までは、打ち上げ機会が少なかったから、小型衛星を上げたいと思っても、相乗りの機会が少なく、好きな時に上げられなかった。
軌道要素の問題はあるが、小型衛星は概ね低軌道だからな。
しこたま上げなければならないインターネット衛星に相乗りすれば、毎週のように上げることができるだろう。
そううまくいけば、の話だけど。
ゲームのルールを変える打ち上げロケットの再使用化は、コストだけの問題じゃなさそうだな。
もちろん、細かい需要の全てを満たすことができるかどうかは別だ。
小型衛星専用の小型ロケットの需要は、消えてなくなるわけではない。
随時、好きな時に好きな軌道に上げたいという需要は、軍事を中心にして存在するだろうしな。
しかし、打ち上げ数全体から見れば、そういうのは例外になっていくんだろう。
宇宙旅行や低軌道衛星の打ち上げがメインだ。
健全な宇宙開発への一里塚。
再使用を前提とした商業ロケットのデビューが近づいている。
そして、いうまでもなく、このロケットは有人での打ち上げを前提とした設計になっている。
ISSに宇宙飛行士を送らなくてはならんからな。
NASAとの間では、揉めに揉めているようだが(そうなのかあ?)、話が付けばテスト飛行に移ることができるだろう(8月に延期されてる)。
4月の打ち上げは、その先ぶれという感じだ。
転んでもただでは起きない。
数多くの変更を伴い、全く異なるロケットといってもいいほどのブロック5が、浮沈子のひそかな期待に応えてくれるかどうかは分からない。
4月のは、貨物飛行だからな。
遠慮なく、ドカンといってもらいたいもんだな・・・。
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