70万年の時間(とき) ― 2018年10月15日 23:50
70万年の時間(とき)
龍泉洞に行った際、国道455号線を延々と走った。
中ごろ(盛岡寄り)に、岩洞湖(がんどうこ)というダム湖がある。
(岩洞ダム:岩洞湖)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A9%E6%B4%9E%E3%83%80%E3%83%A0#%E5%B2%A9%E6%B4%9E%E6%B9%96
「岩洞湖は全国のダム湖の中で堆砂の進行が最も遅いダムの一つで、試算では無策で放置した場合約70万年経たないと、堆砂容量が満杯にならないと見込まれている。」
地図を見ると、確かに周りに高い山があるわけでもなく、高原地帯に広がった湖という感じで、堆積物で埋まるまでには相当時間がかかりそうな感じだ。
それにしても、70万年というのは長いな。
遡れば人類史における旧石器時代(前期石器時代:ほぼ火の使用の開始時期)に相当する。
未来のことは分からないが、そのくらい掛ければ、恒星間宇宙船を飛ばして他の恒星系に辿り着くことも可能だ。
ケンタウルス座のアルファ星へは、ボイジャー1号の速度でも8万年ほどで到着すると言われている(そっちめがけて飛んでるわけじゃないので、単なる距離換算ですが)。
現在の人類は、やっと原子力を手にした段階で、そのトラブルに手を焼き、四苦八苦しているが、70万年くらいたてば、まあ、現代人がポケットに入れたライターでタバコに火を点けるのと同じくらい簡単に使いこなせるようになるかもしれない(そうなのかあ?)。
ダイビングで使うバンジーの端をほつれ防止で焼いたりするのに、原子力ライター(仮称)をポケットから取り出してチリチリするわけだ(分かる人だけ、分かってください)。
何年使えんだよ・・・。
ちなみに、某テクニカルダイビング団体では、喫煙はご法度だからな。
原子力ライターの使い道は、他にはないかもな。
まあ、どうでもいいんですが。
長い間、積もりに積もった堆積物で、岩洞湖が埋まる頃、人類がどうなっているかは分からない。
ちなみに、見学してきた龍泉洞のようなところに形成される石灰洞の鍾乳石(上から垂れ下がっているやつ)は、1cm延びるのに数十年かかると言われる(龍泉洞の場合は50年くらい?)。
石筍(下から成長するやつ)の場合は、もっとゆっくり(100年以上)だそうだ。
もちろん、様々な条件で変わってくるに違いない。
しかし、70万年も経てば、巨大な石柱(上下が繋がって、柱のようになったやつ)が形成さるるだろう。
仮に100年掛かって1cm延びたとして、1万年で1mだから、10万年では10mということになる。
それだけの期間、洞窟の環境が変わらないとしての話だからな。
気が遠くなるような時間・・・。
その長い長い時間を、ゆっくりと姿を変えながら山や川は存在してきた。
北上山地を巡っては、今、熱い話題が、しかし静かに繰り広げられている。
(ILC、年内にも検討委結論 見直し案で委員長意向)
https://www.iwate-np.co.jp/article/2018/10/2/24706
「委員の意見がそろっていれば徐々にまとめに入っていきたい。今後の議論次第だが、個人的な希望としては年内にはまとめたいと思っている」
ILCについては、このブログでも取り上げている。
(無駄飯食い)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/08/23/6956293
(こんなもん、いらない!)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2015/08/24/7746355
「そんな優良な地盤があるなら、核廃棄物の貯蔵庫にすればいい。」
浮沈子は、どちらかといえば、あまり好意的ではない。
岩手日報には、反対派(?)についての記事も上がっていた。
(ILC誘致に反対意見書 一関の市民団体、学術会議へ提出)
https://www.iwate-np.co.jp/article/2018/8/14/20535
「一関市の市民団体「ILC誘致を考える会」の会員有志は13日、国際リニアコライダー(ILC)計画を審議する日本学術会議に対し、誘致に反対する意見書を出したと発表した。」
その意見書。
(ILC誘致を考える会2018年9月8日~日本学術会議へ意見書を提出)
https://senmaya.at.webry.info/201809/article_7.html
「住民が問題と考えている点:
1.住民に対して、情報が伝えられていないこと。
2.実験の過程と生成物の安全性についての不安が説明されていないこと。
3.震災復興途上の岩手県にILC計画を実行に移す財政的余力があるとは思えないこと。
4.膨大な電力供給は原発再稼働の口実になることの不安。
5.自然環境破壊と実験終了後の利用形態への不安。
6.現ILC計画は、巨額予算を費やしても遂行するに値する国家的学術的意義があるのでしょうか。」
浮沈子的には、跡地利用に対する以下のくだりに注目だな。
「実験終了後に残される20㎞のトンネルは、高レベル放射性廃棄物の最終処分場の通路などに転用される危険性を否定できません。」
地元でも、そういう不安を感じている人たちがいるということなわけだ。
こんな記事もあった。
(ILC と「トリチウム」のこと(2018.9.24一関ILC解説セミナーから))
https://senmaya.at.webry.info/201809/article_14.html
「先日(2018年9月24日)岩手県一関市で行われたILCリスク説明会の際に成田 岩手大学教授はJ-PARC(茨城県那珂郡東海村)でもILC(岩手県の北上高地への誘致を進める国際リニアコライダー)で発生すると想定される程度の猛毒の放射性物質トリチウム(100兆ベクレル)が発生していると漏らしました。」
トリチウムは水素の同位体で、分離するのが困難と言われている。
福一でも、処分に困っているやつだな。
(東京電力「トリチウム水海洋放出問題」は何がまずいのか? その論点を整理する)
https://hbol.jp/174094
「8月23日に河北新報により、8月27日にフリーランスライターの木野龍逸氏により「トリチウム水」には、基準を超えるヨウ素129などの放射性核種が含まれていることが報じられました。」
東電得意の隠し技(!)を繰り出したわけだ(生データは公表しているので、隠してはいませんてかあ?)。
「トリチウム以外に告知濃度限度を超えるヨウ素129、ルテニウム106、テクネチウム99、ストロンチウム90が過半数の測定で検出されていました。東電はそのことを認識していましたが、生データを公開していたものの、事実を説明していませんでした。生データは膨大であり、精査しなければわかりません。そうした上で、東電はこれまで、「測定している62種類の放射性物質は、他核種除去装置によって告知濃度限度以下まで除去でき、残るはトリチウムだけである」と説明してきたのです。」
やれやれ・・・。
「トリチウムは放射性核種で、半減期は約12年です。非常に低いエネルギーのβ線を出して安定元素のヘリウム3に変わります。」
「しばしばトリチウムは「遺伝子を破壊する悪魔の放射能」などと呼ばれますが、実際には生物濃縮せず、水として体内に摂取した場合の生物学的半減期は約10日、有機物として摂取した場合は40日で、多くは水として取り込まれますので、「体に取り込みやすく出て行きやすい」放射性物質です。また水ですので、体の特定の部位に集まって滞留すると言うことは起こりにくいです。」
「従って、大量のトリチウムを摂取する、常時微量のトリチウムに晒されるといったことがない限り、大きな害は起こりにくいです。」
「一方で、長年の原子力施設からの放射能漏れにより定常的にトリチウムに晒された結果、周辺住民に大きな健康被害が出たとしていまだに争われているNY州ロングアイランドのような事例もあります。」
ILCが出来たら出来たで、この手の話がボロボロ出てきそうな感じだな。
(東北に、宇宙誕生の謎解き明かす「7000億円の実験装置」は実現するか?)
https://www.businessinsider.jp/post-173792
「米欧各国からの「2018年末までに、日本政府として意思を示してほしい」とのプレッシャーもあり、日本側の研究者や東北の経済界は、政府への働きかけやPR活動を強めている。」
「莫大な金がかかるという事実は否定できない。しかし、人間は赤ん坊として生まれ、子どものときから、世界が、自然が、どのようにつくられているのか知りたいという好奇心に満ちている。これこそが、プロジェクトを推進する最大の理由だ」
そんだけかあ?。
やっぱ、公金が落ちるのを期待してるというのが本音なのではないか。
核廃棄物貯蔵庫というのは、半ば冗談にせよ、長大なトンネルの建設と加速器設備の導入、継続する運用コストは馬鹿にならない。
「建設が決まれば少なくとも10年間、毎年400億円規模の支出が見込まれる。」
この記事では、年間400億円というが、これは、ISS(きぼうユニット)の運用に支出している金額と同額だ。
(きぼう:費用)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8D%E3%81%BC%E3%81%86#%E8%B2%BB%E7%94%A8
「2011年以後の1年毎の日本の国際宇宙ステーション計画費用は約400億円で、その内訳は、運用費(管制・保全・宇宙飛行士訓練など)に約90億円、利用費(実験関連費)に約40億円、物資輸送費(H-IIBによるHTV打ち上げ)に約250億円である」
下世話な話になった。
ISSに冷淡な浮沈子は、こっちもさっさと落としてしまうのがいいと思っている。
米国で民営化するなら、きぼうを引き取ってもらって、ホテルの部屋に改装してもらった方がいいかもな。
その浮いた金で、ILCでも作るのがよろしい。
両方やめちまうのが、一番いいけどな。
70万年後、結局作っちまったILCのトンネルに仕舞った核廃棄物は、とっくに忘れられて、でも、十分分裂して無害になってるか、地下水に溶け出して環境中に拡散しちまってるだろうなあ。
トンネルの中にも、つらら石や石筍ができたり、立派な石柱が形成されて、さながら天然の洞窟のようになっているかもしれない。
その頃になったら、洞窟探検家(そんなもんが、まだいるとして)に再発見されて、大々的に発表されたりするんだろうな。
世界最大、50kmの直線状洞窟発見!、とかいってな・・・。
龍泉洞に行った際、国道455号線を延々と走った。
中ごろ(盛岡寄り)に、岩洞湖(がんどうこ)というダム湖がある。
(岩洞ダム:岩洞湖)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A9%E6%B4%9E%E3%83%80%E3%83%A0#%E5%B2%A9%E6%B4%9E%E6%B9%96
「岩洞湖は全国のダム湖の中で堆砂の進行が最も遅いダムの一つで、試算では無策で放置した場合約70万年経たないと、堆砂容量が満杯にならないと見込まれている。」
地図を見ると、確かに周りに高い山があるわけでもなく、高原地帯に広がった湖という感じで、堆積物で埋まるまでには相当時間がかかりそうな感じだ。
それにしても、70万年というのは長いな。
遡れば人類史における旧石器時代(前期石器時代:ほぼ火の使用の開始時期)に相当する。
未来のことは分からないが、そのくらい掛ければ、恒星間宇宙船を飛ばして他の恒星系に辿り着くことも可能だ。
ケンタウルス座のアルファ星へは、ボイジャー1号の速度でも8万年ほどで到着すると言われている(そっちめがけて飛んでるわけじゃないので、単なる距離換算ですが)。
現在の人類は、やっと原子力を手にした段階で、そのトラブルに手を焼き、四苦八苦しているが、70万年くらいたてば、まあ、現代人がポケットに入れたライターでタバコに火を点けるのと同じくらい簡単に使いこなせるようになるかもしれない(そうなのかあ?)。
ダイビングで使うバンジーの端をほつれ防止で焼いたりするのに、原子力ライター(仮称)をポケットから取り出してチリチリするわけだ(分かる人だけ、分かってください)。
何年使えんだよ・・・。
ちなみに、某テクニカルダイビング団体では、喫煙はご法度だからな。
原子力ライターの使い道は、他にはないかもな。
まあ、どうでもいいんですが。
長い間、積もりに積もった堆積物で、岩洞湖が埋まる頃、人類がどうなっているかは分からない。
ちなみに、見学してきた龍泉洞のようなところに形成される石灰洞の鍾乳石(上から垂れ下がっているやつ)は、1cm延びるのに数十年かかると言われる(龍泉洞の場合は50年くらい?)。
石筍(下から成長するやつ)の場合は、もっとゆっくり(100年以上)だそうだ。
もちろん、様々な条件で変わってくるに違いない。
しかし、70万年も経てば、巨大な石柱(上下が繋がって、柱のようになったやつ)が形成さるるだろう。
仮に100年掛かって1cm延びたとして、1万年で1mだから、10万年では10mということになる。
それだけの期間、洞窟の環境が変わらないとしての話だからな。
気が遠くなるような時間・・・。
その長い長い時間を、ゆっくりと姿を変えながら山や川は存在してきた。
北上山地を巡っては、今、熱い話題が、しかし静かに繰り広げられている。
(ILC、年内にも検討委結論 見直し案で委員長意向)
https://www.iwate-np.co.jp/article/2018/10/2/24706
「委員の意見がそろっていれば徐々にまとめに入っていきたい。今後の議論次第だが、個人的な希望としては年内にはまとめたいと思っている」
ILCについては、このブログでも取り上げている。
(無駄飯食い)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2013/08/23/6956293
(こんなもん、いらない!)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2015/08/24/7746355
「そんな優良な地盤があるなら、核廃棄物の貯蔵庫にすればいい。」
浮沈子は、どちらかといえば、あまり好意的ではない。
岩手日報には、反対派(?)についての記事も上がっていた。
(ILC誘致に反対意見書 一関の市民団体、学術会議へ提出)
https://www.iwate-np.co.jp/article/2018/8/14/20535
「一関市の市民団体「ILC誘致を考える会」の会員有志は13日、国際リニアコライダー(ILC)計画を審議する日本学術会議に対し、誘致に反対する意見書を出したと発表した。」
その意見書。
(ILC誘致を考える会2018年9月8日~日本学術会議へ意見書を提出)
https://senmaya.at.webry.info/201809/article_7.html
「住民が問題と考えている点:
1.住民に対して、情報が伝えられていないこと。
2.実験の過程と生成物の安全性についての不安が説明されていないこと。
3.震災復興途上の岩手県にILC計画を実行に移す財政的余力があるとは思えないこと。
4.膨大な電力供給は原発再稼働の口実になることの不安。
5.自然環境破壊と実験終了後の利用形態への不安。
6.現ILC計画は、巨額予算を費やしても遂行するに値する国家的学術的意義があるのでしょうか。」
浮沈子的には、跡地利用に対する以下のくだりに注目だな。
「実験終了後に残される20㎞のトンネルは、高レベル放射性廃棄物の最終処分場の通路などに転用される危険性を否定できません。」
地元でも、そういう不安を感じている人たちがいるということなわけだ。
こんな記事もあった。
(ILC と「トリチウム」のこと(2018.9.24一関ILC解説セミナーから))
https://senmaya.at.webry.info/201809/article_14.html
「先日(2018年9月24日)岩手県一関市で行われたILCリスク説明会の際に成田 岩手大学教授はJ-PARC(茨城県那珂郡東海村)でもILC(岩手県の北上高地への誘致を進める国際リニアコライダー)で発生すると想定される程度の猛毒の放射性物質トリチウム(100兆ベクレル)が発生していると漏らしました。」
トリチウムは水素の同位体で、分離するのが困難と言われている。
福一でも、処分に困っているやつだな。
(東京電力「トリチウム水海洋放出問題」は何がまずいのか? その論点を整理する)
https://hbol.jp/174094
「8月23日に河北新報により、8月27日にフリーランスライターの木野龍逸氏により「トリチウム水」には、基準を超えるヨウ素129などの放射性核種が含まれていることが報じられました。」
東電得意の隠し技(!)を繰り出したわけだ(生データは公表しているので、隠してはいませんてかあ?)。
「トリチウム以外に告知濃度限度を超えるヨウ素129、ルテニウム106、テクネチウム99、ストロンチウム90が過半数の測定で検出されていました。東電はそのことを認識していましたが、生データを公開していたものの、事実を説明していませんでした。生データは膨大であり、精査しなければわかりません。そうした上で、東電はこれまで、「測定している62種類の放射性物質は、他核種除去装置によって告知濃度限度以下まで除去でき、残るはトリチウムだけである」と説明してきたのです。」
やれやれ・・・。
「トリチウムは放射性核種で、半減期は約12年です。非常に低いエネルギーのβ線を出して安定元素のヘリウム3に変わります。」
「しばしばトリチウムは「遺伝子を破壊する悪魔の放射能」などと呼ばれますが、実際には生物濃縮せず、水として体内に摂取した場合の生物学的半減期は約10日、有機物として摂取した場合は40日で、多くは水として取り込まれますので、「体に取り込みやすく出て行きやすい」放射性物質です。また水ですので、体の特定の部位に集まって滞留すると言うことは起こりにくいです。」
「従って、大量のトリチウムを摂取する、常時微量のトリチウムに晒されるといったことがない限り、大きな害は起こりにくいです。」
「一方で、長年の原子力施設からの放射能漏れにより定常的にトリチウムに晒された結果、周辺住民に大きな健康被害が出たとしていまだに争われているNY州ロングアイランドのような事例もあります。」
ILCが出来たら出来たで、この手の話がボロボロ出てきそうな感じだな。
(東北に、宇宙誕生の謎解き明かす「7000億円の実験装置」は実現するか?)
https://www.businessinsider.jp/post-173792
「米欧各国からの「2018年末までに、日本政府として意思を示してほしい」とのプレッシャーもあり、日本側の研究者や東北の経済界は、政府への働きかけやPR活動を強めている。」
「莫大な金がかかるという事実は否定できない。しかし、人間は赤ん坊として生まれ、子どものときから、世界が、自然が、どのようにつくられているのか知りたいという好奇心に満ちている。これこそが、プロジェクトを推進する最大の理由だ」
そんだけかあ?。
やっぱ、公金が落ちるのを期待してるというのが本音なのではないか。
核廃棄物貯蔵庫というのは、半ば冗談にせよ、長大なトンネルの建設と加速器設備の導入、継続する運用コストは馬鹿にならない。
「建設が決まれば少なくとも10年間、毎年400億円規模の支出が見込まれる。」
この記事では、年間400億円というが、これは、ISS(きぼうユニット)の運用に支出している金額と同額だ。
(きぼう:費用)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8D%E3%81%BC%E3%81%86#%E8%B2%BB%E7%94%A8
「2011年以後の1年毎の日本の国際宇宙ステーション計画費用は約400億円で、その内訳は、運用費(管制・保全・宇宙飛行士訓練など)に約90億円、利用費(実験関連費)に約40億円、物資輸送費(H-IIBによるHTV打ち上げ)に約250億円である」
下世話な話になった。
ISSに冷淡な浮沈子は、こっちもさっさと落としてしまうのがいいと思っている。
米国で民営化するなら、きぼうを引き取ってもらって、ホテルの部屋に改装してもらった方がいいかもな。
その浮いた金で、ILCでも作るのがよろしい。
両方やめちまうのが、一番いいけどな。
70万年後、結局作っちまったILCのトンネルに仕舞った核廃棄物は、とっくに忘れられて、でも、十分分裂して無害になってるか、地下水に溶け出して環境中に拡散しちまってるだろうなあ。
トンネルの中にも、つらら石や石筍ができたり、立派な石柱が形成されて、さながら天然の洞窟のようになっているかもしれない。
その頃になったら、洞窟探検家(そんなもんが、まだいるとして)に再発見されて、大々的に発表されたりするんだろうな。
世界最大、50kmの直線状洞窟発見!、とかいってな・・・。
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