草履を懐で温める木下藤吉郎は電気自動車の夢を見るか2019年03月11日 05:50

草履を懐で温める木下藤吉郎は電気自動車の夢を見るか


(米テスラがEVの充電時間「半減」に成功! その秘策は充電開始前にあった?)
https://clicccar.com/2019/03/10/716671/

「充電開始前に車両側のバッテリーを最適な温度に予熱しておくことで、「モデル3」の充電時間をわずか15分に短縮することに成功したそうです。」

「同社ではEVの普及を加速させるためには充電時間短縮が不可欠としており、「モデル3 ロングレンジ」の場合、5分の充電で約120km走行可能となる模様。」

この記事を読んで思い出したのがこの話。

((19)お草履は手前のご主人 藤吉郎時代の秀吉)
http://www.takamori.info/book/hikari/19zouri.html

「こやつ、主人のはきものに腰をかけておったな」

「人は、大阪城に天下を睥睨する太閤秀吉を知っても、厳冬の軒下に犬のようにうずくまっていた藤吉郎を忘れがちである。」

充電前にバッテリーを予熱すると充電時間が半分になるというのはアイデアだな。

そのシステムが木下藤吉郎と名付けられるかどうかは知らない(サルの方がいいかも)。

まあ、どうでもいいんですが。

温度は分子の振動だから、何か物理的な現象に影響を与えるというのはありそうな話だ。

どのくらいの温度にすればいいのか、一定に保つのがいいのか動的に変化させるのがいいのか、充電中はほったらかしでいいのか(逆に、上がり過ぎると問題が出そうだがな)。

ノウハウの塊なのかもしれない。

現代人の充電といえば、スマホの充電だろうな。

スマホはみんな持ってるからな。

充電する時は、懐で温めてから充電するのがよろしい(ホントかあ?)。

最近、電動バイクを買い求めた浮沈子は、そのバッテリーの充電に毎日勤しんでいる。

別に、バッテリーウォーマーとか買ってきて周りに巻いたりしているわけではない。

充電器は屋内仕様だから、車体から外して暖かい部屋の中で充電しているだけだ。

そんなに急いで充電する必要もない。

計画では、1日1回でいいのだ。

最寄り駅の駐輪場に自転車を停め、電車で大井町に行くと、往復でおよそ400円ちょっと掛かる。

18万円の電動バイクの購入費を取り戻すには、450回乗らなければならない(1回10円にもならない電気代を除く)。

乗れば乗るほど、お得な電動バイク(そう思わないと、モチベーションが維持できないからな)。

温めて充電時間を減らす必要もない。

自動車で遠乗りするのとは違うからな。

電気で動く乗り物という点では同じだが、運用を限定すれば十分実用になる。

移動手段としてのコスパは、自転車にはかなわない。

坂がきつければ、電動アシストをフルに効かせればいいだけだ。

バッテリーは消耗品だから、使用頻度などにもよるが、一定期間で交換しなければならない。

充電前に温めた場合、バッテリーの持ちとかは大丈夫なんだろうか?。

なんとも気になる記事だな・・・。

ミールに見えてしまう深宇宙ゲートウェイ2019年03月11日 07:40

ミールに見えてしまう深宇宙ゲートウェイ
ミールに見えてしまう深宇宙ゲートウェイ


かつて、ソ連が運用していた宇宙ステーションミール。

(ミール)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%AB

「ソビエト連邦によって1986年2月19日に打ち上げられ、2001年3月23日まで使われた宇宙ステーションである。」

「宇宙飛行士の往復には主に有人宇宙船ソユーズ(ソユーズT、ソユーズTM)が使用され、補給品の輸送には無人貨物宇宙船プログレス(初代およびプログレスM、プログレスM1)も使用された。またスペースシャトルも8回のドッキングを行った。」

ISSに先立って、宇宙ステーションの基本運用を確立した意義は大きい。

深宇宙ゲートウェイは、この真似をしているように見える。

ちっと遠いけどな(380km対380000km:1000倍かあ・・・)。

直線的に結合したモジュールの開発は、各国の宇宙機関が分担するような構成になっている。

もちろん、NASA(=ボーイング?)主導だけどな。

(月探査、JAXAは居住棟や補給船開発 日米欧など構想)
https://www.asahi.com/articles/ASM382BWNM38UHBI008.html

「ISSの運営は24年以降は未定だが、米トランプ政権は民間に任せる方針で、ISSへの直接予算を打ち切り、月探査に重点を置く考えだ。」

「ゲートウェーは、地球や月面を結ぶほか、火星探査の中継点にも使うことを見込んでいる。22年から建設を始め、26年ごろに完成予定」

「4人が30日間滞在できる。」

絵面を見ると、各国の分担が分かる。

・電気推進部:米国
・補助棟:欧州
・居住棟:日欧
・居住棟:米国
・多目的棟:ロシア
・ロボットアーム:カナダ
・補給船:日米
・有人宇宙船オリオン:米欧

オリオン宇宙船の機械船部分はESAだからな。

直線的にモジュールを繋げ、必要に応じて主軸に直交する円周上にモジュール(乃至は補給船等)を接続するというのは、ミールの設計手法と同じだ。

ISSの基本構造は、主軸に直交するビームに太陽電池や放熱板を配置するクロス(十字架)形状だからな。

滞在可能な宇宙飛行士の人数や、滞在可能日数も異なる。

ここでは、無重力実験などは行わないだろうから(そういうのはISSでやる)、宇宙探査ミッションに特化した作業が行われるだろう。

月面長期滞在支援、火星探査宇宙船のテスト支援等々。

まあ、本当にこんなもんが必要なのかは知らない。

民間に払い下げになるISSの代わりに、B社に金を流す仕掛けが必要なだけなのかもな(未確認)。

今後、有人深宇宙活動に使われるということになれば、長期の運用が想定される。

いい金づるだ・・・。

今年は、アポロ11号の月面着陸からちょうど半世紀になる。

社会の中核を担っている人々は、その頃に生まれたわけだ。

つーか、人類が月から撤退した後に生まれたといっていい。

宇宙開発は、後退し続けたと思われても仕方ない。

事実、そうだしな。

地球低軌道と月とでは、その距離に1000倍の開きがある。

もう一度月へ行くというのは、現代の悲願なのに違いない。

浮沈子は、維持の困難さから、月面基地やこの深宇宙ゲートウェイの寿命は短いと考えている。

火星に行くのに、月軌道を経由する意味があるとすれば、月から燃料その他を供給できるという前提が必要だからな。

それが出来ないなら、地球から直接行くのがいいに決まっている。

単なる月軌道ステーションに意味はない。

B社の思惑通りに事が運ぶかどうかは、人類の選択だからな。

しかしなあ、地球から直接深宇宙に宇宙船を飛ばそうとしているのが、あのスペースXだからなあ。

眉唾度(意味不明?)でいえば、引けを取らないからな。

火星移民だってえ?。

ジョーダンじゃねえ!。

人類は、地球表面にへばりついて、狭い土地を争いながら生きていくのが丁度いいように出来ている。

宇宙放射線が降り注ぎ、無重力や低重力で骨がボロボロになり、筋肉がヘナヘナになるような環境に合わせて生きるようにはできていない。

遺伝子改変までしてそういう環境で生きていけるようにしたとしても、そこで繁殖し、増え続けられるかどうかは分からない。

もちろん、人類が生き続けていくためには、自給自足の環境丸ごと持っていかなければならないからな。

全ての生態系が、宇宙放射線や異なる重力環境に適合しなければならない。

移民なんて、出来っこないのだ。

まあ、どうでもいいんですが。

浮沈子的には、地球低軌道だろうが月軌道だろうが、宇宙ステーションなどという代物は必要ないと考えている。

それよりも、地球軌道上へ、安価に大量に物資を運ぶ手段を得ることの方が重要だな。

どこか遠くへ行きたいならば、そうして打ち上げられた宇宙船で、直接行くのがいい。

そうできない理由があるなら、教えて欲しいもんだな・・・。

忘れられない日、忘れてはならない日は、筋肉痛と共に2019年03月11日 23:02

忘れられない日、忘れてはならない日は、筋肉痛と共に


東日本大震災から8年。

メディアでは、様々な報道がなされる。

そういう、共有された情報とは別に、個人個人には忘れられない記憶が刻み付けられている。

消えることのない記憶。

忘れようとしても忘れられない記憶。

日々の雑事に紛れて、少し脇に置かれることはあっても、あの日からの生活は、それまでの生活とは異なる。

一見、何も変わっていないような日常を送りながら、心の深いところで諸行無常を実感する。

確かなものなど何もない。

全て日常的と思われるものや出来事は、それが日常であるから日常的なのだという当たり前のことに気付く。

ひとたび、非日常の中に置かれれば、全ては非日常的になる。

その日々が、8年間続いた。

そしてこれからも続いていく。

非日常を日常に呑み込みながら。

忘れられない日であり、忘れてはならない日である。

災害は、忘れたころにやってくるという。

そうではない。

非日常が日常の中に埋没し、それが日常と化して記憶の中に沈殿しているだけだ。

忘れるということとは異なる。

分かっちゃいるのだ。

だからこそ、始末に負えない。

膠着した記憶からは、何も生まれないところが問題なだけだ。

常に記憶を新たにし、教訓を学び続けなければならない。

そのきっかけになるのが、記念日だとしたら、今日は新たな学びの日だ。

まあいい。

ちょっと疲れが溜まっている。

フィットネスに行っても、筋トレ後のクロストレーナーはいつもの半分だし、水泳は二日続けて250mしか泳いでいない。

土曜日には、しこたま泳いだからな。

右肩を痛めてしまって、関節痛に悩んでいる。

プールの後のお風呂を長めにしたり、ストレッチを十分にやったりしているが、無理はできない。

筋トレに支障はないけど、ウエイトを増やしたりする冒険はできないな。

しばらく様子を見よう。

明日明後日は、連続して水泳教室。

その日は筋トレはやらない。

水泳教室では、500mとか泳ぐからな。

少し休めなければならない。

とかいいながら、木曜日には名古屋へ行く。

一泊して、金曜日に富戸へ。

土曜日にIDCサポートして帰ってくる。

日曜日も別口からお誘いがあったが、さすがに続かないので今回はパスした。

少し休まなければならない。

ストレスを感じている。

原因は不明だが、眠れない日々が続いている。

身体が疲れて横にはなるけど、うつらうつらして目が覚める。

今月は、色々予定が入ってきて、忙しくなってしまった。

来月も月初めは予定で埋まった。

筋肉痛の原因の一つが、おそらくは電動バイクかも知れない。

片道30分程度の道のりだが、降りる時に身体をほぐさないと片付けに掛れない。

えーと、身体の負担を軽減するために、電動アシスト自転車(フェラーリ号)から電動バイク(名称未定:ランボルギーニ号かマクラーレン号にする予定:どっちもピンとこないんだがな)にしたんじゃなかったっけえ?。

まあ、どうでもいいんですが。

フィットネスでの活動量は、最近減っているからな。

楽してることには違いないんだがな。

雨が上がって、今日は快適な日になった。

気温も17.8度まで上昇。

八重桜は満開。

季節は、花粉の飛散と共に、春全開になってきた。

花粉症の方には気の毒な日々だな。

浮沈子は、今のところ難を免れている。

そんな中、ボーイング737マックスの墜落の報が続く。

(ボーイングやエアバスの最新ハイテク航空機、悲惨な墜落事故が多発している理由)
https://biz-journal.jp/2019/02/post_26854.html

「それらについて多くの識者は“ハイテク機の落とし穴”と表現してきたが、その原因はパイロット不在の設計思想やロジックにある。」

そう、現代の設計者は、パイロットはシステムのノイズだと考えているからな。

人間などというややっこしい代物がシステムの中に介在すること自体が問題だと考えている。

「とっさの時にパイロットがどう判断して行動するのか、いわば人間の本能を予測した設計になっていないのである」

そのとおりだし、その根本的な解決方法は、パイロット不在のシステムで航空機を安全に飛ばせるようにすることだと浮沈子は考えている。

マンマシンシステムが、完全なマシンシステムに置き換わる前の不幸な時代・・・。

(ボーイング最新鋭機、半年足らずで2度目の墜落 エチオピア機事故)
http://news.livedoor.com/article/detail/16141079/

「ライオン・エアー機の墜落には、MAX8型機に導入された新しい安全システム「MCAS」が関係していた。同システムでは、データをもとに危険があると判断すると、自動的に機首が下がる。ところが同機の場合、誤ったデータに基づき同機に失速の危険があると判断して、システムが反応していた。」

今回の事故との関連については分からない。

(エチオピア航空機墜落事故、ブラックボックス2つを回収)
https://www.afpbb.com/articles/-/3215197?cx_part=topstory

「国営のエチオピア航空はツイッター(Twitter)で、「ET302便のデジタルフライトデータレコーダー(DFDR)とコックピットボイスレコーダー (CVR) が回収された」と発表した。」

ハイテク機器と人間との相性は、必ずしもいいとは言えない。

電動バイクが、ライダー不在で動くかどうかは別として、Nバンのフロントカメラが上り坂の頂上で車線を見失い、ハンドルに手を添えていても進路を逸脱しそうになって警告音が鳴る程度なら許せる。

レーダーで前車を捉えているくせに、速度を維持しようとして猛突進するのはいただけないな。

ロジックを弄ったとしても、その結果は、また別の問題を引き起こす。

名古屋空港での墜落のことにも触れていたが、人間が操縦するなら、人間がシステムに対してオーバーコールできるようにしておくのが正しい。

そうでないなら、メーカーが全責任を負って完全自動操縦にするべきだ。

その中間のグラデーションで最適解を探ろうとするのは誤っていると感じる。

最近慣れてきたので、電動バイクのオートクルーズを多用している。

その間は、速度維持を気にせず、辺りに気を配り、安全の確保に努めている(ブレーキまたはアクセル操作で解除されます)。

そういう使い方ならハイテク機器も意味があるというものだ。

ライオンエアも、エチオピア航空も、離陸直後に不具合に見舞われている。

そこに、何か共通のものを感じる。

B社もそろそろヤバいと思い始めているのではないだろうか?。

「コンピューターとパイロットが操縦をめぐって格闘しなければならない異常な光景は、もうこれで最後にしてほしいと怒りを込めて告発したい。」

エチオピア航空の事故は、この記事の後に起こっている。

最後にはならなかったわけだな。

今月末には、沖縄行くのにまた飛行機に乗る。

機材が何かは分からないが、737マックスだったら、ちょっとドキドキするかもしれない(我が国には、まだ導入されてません(ANAが2021年以降導入予定)。また、JALは導入の予定はないとしています。:追加)。

「私も当時、日本でも同型機を運航していた旧日本エアシステムのパイロットに聞いてみたが、驚きをもってメーカーのマニュアルを読み返したという。すると、マニュアルの片隅に小さく注意事項として確かに書かれているのを発見したが、よく理解していなかったようだ。」(これは、エアバスの時のこと)

お願いだから、マニュアルよく読んどいてね・・・。

(FAA、737 MAXの改修指示へ 新制御システムに異常か:追加)
https://www.aviationwire.jp/archives/168064

「FAA(米国連邦航空局)は現地時間3月11日、ボーイング737 MAX 8と737 MAX 9に対し、機体の安全性を確保するための整備や改修を指示する「耐空性改善命令(AD)」を、4月までに発行する方針を示した。」