🐱生命は100億年前の宇宙で生まれた ― 2023年10月13日 07:47
生命は100億年前の宇宙で生まれた
(宇宙で生命はいかにして誕生したのか?)
https://gigazine.net/news/20231011-ancient-life-old-universe/
「ゲノムは平均して約3億5000万年ごとに2倍の長さになってきた」
「これはまるで進化が指数関数的な内部時計に従っているかのよう」
「地球上に誕生した最初の微生物は、たとえ単純に見えたとしても、「かなり長く複雑なゲノムをすでに持っていたらしい」ということです。」
まあ、この話自体が、ゲノムの長さを基準とした進化の内部時計という仮定の上に立っている。
「指数関数の時計を過去にさかのぼって、考えられる最も単純な生命体、つまり数文字のゲノムを持つ生命体を外挿する」
開き直って、その内部時計仮説が正しいと仮定した場合、逆算するとどうなるのかという話だ。
分子進化のプロセスを丁寧に解き明かしたのではなく、ゲノムの数だけを数学的に帰納させたに過ぎない。
が、100歩譲って、そのアプローチにもう少し付き合うことにしよう。
「しかし、この方法だと生命の起源は100億年も前までさかのぼることになります。」
生命の材料が、宇宙空間にあるというのは当然の話だ(地球も宇宙の一部だしな)。
重い元素が、超新星爆発の際に生まれたというのも、現代の常識だからな。
それらが、宇宙空間で結合して、シンプルな分子を作っていたとしても不思議な話じゃない。
また、それらは宇宙空間に漂う分子雲として、実際に観測されいる。
仮に計算通り100億年前に数個のゲノムが偶然生まれたとして、じゃあ、それらがどうやって複雑になったのかという説明は必要だろう。
そこの辺りが、今一つはっきりしない。
だいたい、スタートの時点での話がテキトー過ぎる!。
「太古の昔の宇宙はほとんどすべてのエリアがゴルディロックゾーンだったタイミングがあります。」
「ビッグバンから約1000万年から1700万年が経過したタイミングでは、宇宙は現在の1000倍も若く、0度から100度の間、つまり水が液体である温度を保っていました。」
それって138億年前だからな。
計算とは、38億年も離れている。
「しかし、ビッグバン直後の宇宙に星は存在したのでしょうか。物質が特に濃い宇宙の領域では、存在した可能性があります。もしもそのような恒星が存在したなら、質量は非常に大きく、わずか300万年で超新星となり、塵・小惑星・惑星・生命の材料を形成するのに必要な化学元素を宇宙に播いた可能性があります。」
これも、かなりあやふやな仮定の話だ。
ファーストスターの直径が、かなり大きかったのではないかという話は聞いたことがある。
デカい星の寿命は短い。
短期間のうちに、超新星爆発を繰り返して重い元素をばら撒いた可能性はある。
だが、それが出来た時期と、宇宙の温度が最適だった時期には、大きなずれがある。
しかも、水の存在については、それが必要かもしれないとしながら、どのように形成されたのかの説明はない。
さらには、その仮定がしづらいとなると、液体なら何でもいいとばかりにアンモニアやメタンを持ち出す始末だ。
「もしかしたら、生命の最初の祖先はもっとエキゾチックで、水すら必要とせず、アンモニアやエタンのような、0度をはるかに下回る温度で液体状態を維持できる物質で繁栄していたとも考えられます。」
やれやれ・・・。
この辺りからは、もう、めちゃくちゃだな。
「このアイデアの真骨頂は、現在の宇宙が生命にとって極めて過酷な環境であるのに対して、当時の宇宙は生命が誕生するための条件が基本的にどこにでも揃っていたかもしれないという点にある」
論外だ・・・。
そして、最後には、馬脚を現すことになる。
「火星の乾いた川底や、エンケラドゥスやエウロパの暖かい地下の海で、生命が見つかる可能性があります。」
「タイタンで生命を発見することができれば、宇宙でどのようにして生命が誕生したのかに関する理論を実証することにも近づく」
やれやれ・・・。
このアイデアの真骨頂は、業界の利益と直結した、地球外生命探査のプロジェクトに予算を付けるために、人々を惑わすことにある(そうなのかあ?)。
そもそも、ゲノムの数(長さ)が進化の指標だというところに無理があるしな。
ミミズが進化して魚になったわけじゃないし、魚が進化して人間になったわけでもない。
3万個のゲノムしか持たない新型コロナウイルスだって、30億個のゲノムを持つ人間だって、1100億個(ヒトゲノムの35倍)持つ肺魚の仲間だって、進化の頂点にいることに違いはない。
が、この仮説は、地球外生命の存在可能性という視点で見た時に、抗い難い魅力があることも確かだ。
100億年前の宇宙が、既に生命にとってキビシー環境であったことを除けばな。
生命の材料が、宇宙空間に漂っていたことは認めていい(アミノ酸も発見されているし)。
それらが、生命の誕生に適した環境で分子進化し、地球生命につながったことは分かっている。
そのプロセスには、ミッシングリンクがあるけどな。
物質と生命を分ける高い高い塀を、どうやって乗り越えたのか。
生命の誕生について、人類は多くを解明してきた。
遺伝子の本体が核酸(DNAやRNA)であること、それらがタンパク質をコードしていて、生命の実体を作り上げていること、遺伝子自体の複製が、生命の自己複製の根幹であることが分かったのは、人類の歴史の中ではつい最近の話だ。
しかし、無生物から生物が誕生する詳細な切れ目のないプロセスの解明には至っていない。
既存の生命を模倣して、人工的な遺伝子を持つ生物を作ることは出来ても、スクラッチから設計した生命を誕生させることは出来ていない。
どんな単純なものであれ、生命としての機能を持つためには、かなりな試行錯誤が必要だ。
運と奇跡の助けもいるかも知れない。
その確率は限りなく低い。
宇宙がもっと広ければ、多くの惑星で試行錯誤できたかもしれないという話はあった。
実際の宇宙が、観測可能な範囲を超えて広がっていると考えれば、地球外生命だって誕生したかもしれない(我々には観測できないけどな)。
「生命の起源に関するほとんどの理論は、前生物的分子からなる原始的なスープが、自己複製する最初の生命体を効率的に生み出したと理論化することで、そのギャップを説明しようとしています。しかし、それが具体的にどのように機能したのかはわかっていません。」
化学進化のプロセスを丁寧に解明し、どのような条件が整えばどういうプロセスを通って生命の誕生に至ったのかを、こつこつと解き明かしていくしかないだろう。
怪しげな仮説で近道するのではなく、王道を行くしかないのだ。
そして、人類がたどり着ける範囲で、生命の痕跡が確認できないという事実が積み上げられていき、我々が、幸運にも、この宇宙で唯一の知的生命であることに気付くことになるのだ(たぶん)。
浮沈子は、地球外生命の存在に懐疑的だ。
生命という、物質の形態は確かに存在している(浮沈子も生物だし)。
それが、この地球では普遍的でも、一歩宇宙空間に出れば、極めて稀であろうことは、うすうす分かってきている。
哲学的に、不存在を証明することはできないらしいから、際限のない探査が続くかもしれないが、どこかで諦めることになるだろう。
人類の文明だって、未来永劫続くわけではない。
結局、生命誕生のプロセスも、分からずじまいになるかもしれない。
宇宙にとって不都合なことは何もない。
知的探求のプロセスに価値を見出し、その過程で生み出される新たな知見に驚き、日々の生活を豊かにすることで満足しよう。
生命は、100億年前に宇宙で生まれた(地球、まだ、ないしな)。
それで説明がつくなら、それでも構わない。
だが、そこから、宇宙のどこにでも生命がいるとするには、かなり無理がある気がする。
そもそも、月にも、小惑星にも、生命の種といわれるものはなかった(サンプルリターンしている限りですが)。
宇宙に生命の種が満ち満ちているのなら、その辺りに無数に漂っていてもよさそうなものだ。
やはり、宇宙空間では、かなり基礎的なレベルの分子進化しかしていなかったと見るのが妥当だろう。
そこから、生命の誕生というイベントに至るまでには、かなり特殊な環境が必要だったと考えるのが自然な気がする。
生命という物質の存在形態と、地球という環境は、実は一体不可分で、宇宙には地球以外に生命はいないと考えるのが、浮沈子的には腑に落ちる気がする。
火星にも、エウロパにも、エンケラドゥスにも、タイタンにも、太陽系外の全ての恒星系にも、自由浮遊惑星にも、この宇宙のどこを探しても、生命という物質の存在形態はないに違いない。
分子進化の飛躍の解決方法を、宇宙空間における時間の長さに求めるというのは、一見合理的な気がするけど、それは最近の40億年という地球環境における分子進化(生命の進化)を、そのまま過去の宇宙環境での分子進化に延長するという、かなり無茶苦茶な話でもあるのだ。
最初の数個のゲノムでさえ、宇宙空間では見つかっていないしな。
そもそも、そこへ至るまでのプロセスの解明が難しいわけだ。
作り方が分かっていれば、現代では化学合成して作ることができるかも知れないけど、まっさらな状態から、どの反応経路で出来るかというところが問題だしな。
地球誕生(46億年)から、生命の誕生(40億年くらい?)までは、確かにかなり短い時間な気もする(数億年しかない)。
そのプロセスの説明が難しいから、怪しげなゲノム時計を持ち出して、宇宙空間に起源を持ち込む(持ち出す)というのは、新手のパンスピルミア説に他ならない。
生命が、宇宙にありふれた材料から作られているというのは当然と言えば当然だ。
そのことと、生命自体が宇宙にありふれた存在だとすることとの間には、無限の距離がある。
宇宙の長大な時間と数(広大さ)の問題に逃げ込んで、ちゃんとしたプロセスを示さない議論は、浮沈子には全てまやかしに見える。
まして、それが業界の予算獲得につながるなどという話は、最初から仕組まれた陰謀にも等しい(そうなのかあ?)。
様々なアプローチがあっていいとは思うけど、科学とSFとの区別は付けてもらいたいもんだな・・・。
(宇宙で生命はいかにして誕生したのか?)
https://gigazine.net/news/20231011-ancient-life-old-universe/
「ゲノムは平均して約3億5000万年ごとに2倍の長さになってきた」
「これはまるで進化が指数関数的な内部時計に従っているかのよう」
「地球上に誕生した最初の微生物は、たとえ単純に見えたとしても、「かなり長く複雑なゲノムをすでに持っていたらしい」ということです。」
まあ、この話自体が、ゲノムの長さを基準とした進化の内部時計という仮定の上に立っている。
「指数関数の時計を過去にさかのぼって、考えられる最も単純な生命体、つまり数文字のゲノムを持つ生命体を外挿する」
開き直って、その内部時計仮説が正しいと仮定した場合、逆算するとどうなるのかという話だ。
分子進化のプロセスを丁寧に解き明かしたのではなく、ゲノムの数だけを数学的に帰納させたに過ぎない。
が、100歩譲って、そのアプローチにもう少し付き合うことにしよう。
「しかし、この方法だと生命の起源は100億年も前までさかのぼることになります。」
生命の材料が、宇宙空間にあるというのは当然の話だ(地球も宇宙の一部だしな)。
重い元素が、超新星爆発の際に生まれたというのも、現代の常識だからな。
それらが、宇宙空間で結合して、シンプルな分子を作っていたとしても不思議な話じゃない。
また、それらは宇宙空間に漂う分子雲として、実際に観測されいる。
仮に計算通り100億年前に数個のゲノムが偶然生まれたとして、じゃあ、それらがどうやって複雑になったのかという説明は必要だろう。
そこの辺りが、今一つはっきりしない。
だいたい、スタートの時点での話がテキトー過ぎる!。
「太古の昔の宇宙はほとんどすべてのエリアがゴルディロックゾーンだったタイミングがあります。」
「ビッグバンから約1000万年から1700万年が経過したタイミングでは、宇宙は現在の1000倍も若く、0度から100度の間、つまり水が液体である温度を保っていました。」
それって138億年前だからな。
計算とは、38億年も離れている。
「しかし、ビッグバン直後の宇宙に星は存在したのでしょうか。物質が特に濃い宇宙の領域では、存在した可能性があります。もしもそのような恒星が存在したなら、質量は非常に大きく、わずか300万年で超新星となり、塵・小惑星・惑星・生命の材料を形成するのに必要な化学元素を宇宙に播いた可能性があります。」
これも、かなりあやふやな仮定の話だ。
ファーストスターの直径が、かなり大きかったのではないかという話は聞いたことがある。
デカい星の寿命は短い。
短期間のうちに、超新星爆発を繰り返して重い元素をばら撒いた可能性はある。
だが、それが出来た時期と、宇宙の温度が最適だった時期には、大きなずれがある。
しかも、水の存在については、それが必要かもしれないとしながら、どのように形成されたのかの説明はない。
さらには、その仮定がしづらいとなると、液体なら何でもいいとばかりにアンモニアやメタンを持ち出す始末だ。
「もしかしたら、生命の最初の祖先はもっとエキゾチックで、水すら必要とせず、アンモニアやエタンのような、0度をはるかに下回る温度で液体状態を維持できる物質で繁栄していたとも考えられます。」
やれやれ・・・。
この辺りからは、もう、めちゃくちゃだな。
「このアイデアの真骨頂は、現在の宇宙が生命にとって極めて過酷な環境であるのに対して、当時の宇宙は生命が誕生するための条件が基本的にどこにでも揃っていたかもしれないという点にある」
論外だ・・・。
そして、最後には、馬脚を現すことになる。
「火星の乾いた川底や、エンケラドゥスやエウロパの暖かい地下の海で、生命が見つかる可能性があります。」
「タイタンで生命を発見することができれば、宇宙でどのようにして生命が誕生したのかに関する理論を実証することにも近づく」
やれやれ・・・。
このアイデアの真骨頂は、業界の利益と直結した、地球外生命探査のプロジェクトに予算を付けるために、人々を惑わすことにある(そうなのかあ?)。
そもそも、ゲノムの数(長さ)が進化の指標だというところに無理があるしな。
ミミズが進化して魚になったわけじゃないし、魚が進化して人間になったわけでもない。
3万個のゲノムしか持たない新型コロナウイルスだって、30億個のゲノムを持つ人間だって、1100億個(ヒトゲノムの35倍)持つ肺魚の仲間だって、進化の頂点にいることに違いはない。
が、この仮説は、地球外生命の存在可能性という視点で見た時に、抗い難い魅力があることも確かだ。
100億年前の宇宙が、既に生命にとってキビシー環境であったことを除けばな。
生命の材料が、宇宙空間に漂っていたことは認めていい(アミノ酸も発見されているし)。
それらが、生命の誕生に適した環境で分子進化し、地球生命につながったことは分かっている。
そのプロセスには、ミッシングリンクがあるけどな。
物質と生命を分ける高い高い塀を、どうやって乗り越えたのか。
生命の誕生について、人類は多くを解明してきた。
遺伝子の本体が核酸(DNAやRNA)であること、それらがタンパク質をコードしていて、生命の実体を作り上げていること、遺伝子自体の複製が、生命の自己複製の根幹であることが分かったのは、人類の歴史の中ではつい最近の話だ。
しかし、無生物から生物が誕生する詳細な切れ目のないプロセスの解明には至っていない。
既存の生命を模倣して、人工的な遺伝子を持つ生物を作ることは出来ても、スクラッチから設計した生命を誕生させることは出来ていない。
どんな単純なものであれ、生命としての機能を持つためには、かなりな試行錯誤が必要だ。
運と奇跡の助けもいるかも知れない。
その確率は限りなく低い。
宇宙がもっと広ければ、多くの惑星で試行錯誤できたかもしれないという話はあった。
実際の宇宙が、観測可能な範囲を超えて広がっていると考えれば、地球外生命だって誕生したかもしれない(我々には観測できないけどな)。
「生命の起源に関するほとんどの理論は、前生物的分子からなる原始的なスープが、自己複製する最初の生命体を効率的に生み出したと理論化することで、そのギャップを説明しようとしています。しかし、それが具体的にどのように機能したのかはわかっていません。」
化学進化のプロセスを丁寧に解明し、どのような条件が整えばどういうプロセスを通って生命の誕生に至ったのかを、こつこつと解き明かしていくしかないだろう。
怪しげな仮説で近道するのではなく、王道を行くしかないのだ。
そして、人類がたどり着ける範囲で、生命の痕跡が確認できないという事実が積み上げられていき、我々が、幸運にも、この宇宙で唯一の知的生命であることに気付くことになるのだ(たぶん)。
浮沈子は、地球外生命の存在に懐疑的だ。
生命という、物質の形態は確かに存在している(浮沈子も生物だし)。
それが、この地球では普遍的でも、一歩宇宙空間に出れば、極めて稀であろうことは、うすうす分かってきている。
哲学的に、不存在を証明することはできないらしいから、際限のない探査が続くかもしれないが、どこかで諦めることになるだろう。
人類の文明だって、未来永劫続くわけではない。
結局、生命誕生のプロセスも、分からずじまいになるかもしれない。
宇宙にとって不都合なことは何もない。
知的探求のプロセスに価値を見出し、その過程で生み出される新たな知見に驚き、日々の生活を豊かにすることで満足しよう。
生命は、100億年前に宇宙で生まれた(地球、まだ、ないしな)。
それで説明がつくなら、それでも構わない。
だが、そこから、宇宙のどこにでも生命がいるとするには、かなり無理がある気がする。
そもそも、月にも、小惑星にも、生命の種といわれるものはなかった(サンプルリターンしている限りですが)。
宇宙に生命の種が満ち満ちているのなら、その辺りに無数に漂っていてもよさそうなものだ。
やはり、宇宙空間では、かなり基礎的なレベルの分子進化しかしていなかったと見るのが妥当だろう。
そこから、生命の誕生というイベントに至るまでには、かなり特殊な環境が必要だったと考えるのが自然な気がする。
生命という物質の存在形態と、地球という環境は、実は一体不可分で、宇宙には地球以外に生命はいないと考えるのが、浮沈子的には腑に落ちる気がする。
火星にも、エウロパにも、エンケラドゥスにも、タイタンにも、太陽系外の全ての恒星系にも、自由浮遊惑星にも、この宇宙のどこを探しても、生命という物質の存在形態はないに違いない。
分子進化の飛躍の解決方法を、宇宙空間における時間の長さに求めるというのは、一見合理的な気がするけど、それは最近の40億年という地球環境における分子進化(生命の進化)を、そのまま過去の宇宙環境での分子進化に延長するという、かなり無茶苦茶な話でもあるのだ。
最初の数個のゲノムでさえ、宇宙空間では見つかっていないしな。
そもそも、そこへ至るまでのプロセスの解明が難しいわけだ。
作り方が分かっていれば、現代では化学合成して作ることができるかも知れないけど、まっさらな状態から、どの反応経路で出来るかというところが問題だしな。
地球誕生(46億年)から、生命の誕生(40億年くらい?)までは、確かにかなり短い時間な気もする(数億年しかない)。
そのプロセスの説明が難しいから、怪しげなゲノム時計を持ち出して、宇宙空間に起源を持ち込む(持ち出す)というのは、新手のパンスピルミア説に他ならない。
生命が、宇宙にありふれた材料から作られているというのは当然と言えば当然だ。
そのことと、生命自体が宇宙にありふれた存在だとすることとの間には、無限の距離がある。
宇宙の長大な時間と数(広大さ)の問題に逃げ込んで、ちゃんとしたプロセスを示さない議論は、浮沈子には全てまやかしに見える。
まして、それが業界の予算獲得につながるなどという話は、最初から仕組まれた陰謀にも等しい(そうなのかあ?)。
様々なアプローチがあっていいとは思うけど、科学とSFとの区別は付けてもらいたいもんだな・・・。
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