死者1万人2015年03月13日 08:43

死者1万人
死者1万人


(エボラ熱死者1万人超す 終息見通し立たず)
https://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=106935

「世界保健機関(WHO)は12日、エボラ出血熱の感染が深刻な西アフリカのリベリア、シエラレオネ、ギニアの3カ国での感染者(疑い例を含む)が10日までの時点で2万4350人に上り、うち死者が1万4人に達したと発表した。米国やナイジェリアなどで死亡した15人を加えると、死者は1万19人となる。」

(Situation summary
Data published on 12 March 2015:元記事)
http://apps.who.int/gho/data/view.ebola-sitrep.ebola-summary-20150312?lang=en

WHOは、こんな情報も流している。

(エボラ「今年半ばまでの感染停止可能」WHO幹部見通し)
http://www.asahi.com/articles/ASH3C56M8H3CUHBI027.html

「エイルワード事務局長補は11日に会見を開き、「今年半ばまでに感染を止めることは可能なはずだ」との見通しを明らかにした。」

リベリアに於いて確定患者の増加が止まったことを根拠にしているが、そもそも、そのこと自体が疑わしい。

理由はカンタン!。

リベリアですから(過去に、千人以上のの集計訂正をやってるし!)。

まあ、もう少し、様子を見よう。

もちろん、疑い例や、可能性例は増え続けていて、むしろ勢いを増している。

また、ギニアは新たな感染増加を止められない(画像参照)し、シエラレオネも押さえ込みに苦労している。

ここ数日は、この2か国も、若干増加傾向にある。

今回報道された、死者1万人という数字自体には、何の意味もない。

集計自体が怪しいし、実際にはもっと多くの患者が亡くなっているだろう。

数倍の可能性もある。

しかし、各国の公式の報告に頼るしかないというのも実情だ。

来月には、現地では雨季が到来する。

感染を広める人の移動が抑制されるというポジティブな面もあるが、トレースなどが行いにくくなるというネガティブな面もある。

昨年は、もちろん雨季になってから感染者の爆発的な増加が起こった。

1年以上続くエボラの流行。

「感染拡大のペースは以前に比べ鈍化しているものの、依然として死者、感染者ともに増加しており、終息の見通しは立っていない。」

共同通信の記者の見立てに、浮沈子は1票を投じよう。

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