光線銃2016年02月10日 14:32

光線銃
光線銃


ちょっとF-35について調べていたら、こんな記事がヒットして焦った。

(米空軍戦闘機にレーザー装備へ)
http://jp.sputniknews.com/us/20160209/1579510.html

「米空軍研究所は、敵が発射したミサイルを撃墜するため、超音速航空機に中出力のレーザーを搭載する計画」

「レーザーの出力は数十キロボルト」(←たぶん、キロワットの誤り)

戦闘機への搭載というから、小型化が進んでいるということだな。

まだ計画の段階で、本格的な実験は2021年というからしばらく先だが、レーザー兵器自体は現実のものだ。

(1発70円レーザー兵器、米海軍が運用開始 戦闘に革命、照射はゲーム感覚)
http://www.sankei.com/world/news/141213/wor1412130019-n1.html

「米海軍は、ペルシャ湾に展開する輸送揚陸艦「ポンス」に新開発の「LaWS(レーザー・ウエポン・システム)」を配備し初の運用を開始」

「米海軍は十分とはいえない破壊力を高め、2020年までに本格配備する計画」

運用は開始され、実際の兵器として使われている。

レーザー兵器は、弾道ミサイルの打ち上げ時に対応する兵器として注目されていたが、その目的での開発は中断している。

(10の驚くべきリアル世界のレーザー兵器)
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52126046.html

「10.ボーイング YAL-1空挺レーザー」

「YAL-1航空機搭載レーザーは、ミサイル防衛のために設計されたメガワット級の酸素ヨウ素化学レーザー(COIL)兵器。レーザーは弾道ミサイルの加速度がピークに達する前に破壊することができる。」

「この計画は2011年に中止された。」

金がかかり過ぎるということらしい。

しかし、中出力レーザーについては、価格も下がっているようで、艦船搭載型は、一発発射で1ドル以下になっているといわれる。

打ちまくりだな。

SFの世界の話だと思っていたら、いつの間にか現実の兵器として配備されてたとはな。

効率化と、小型化、大出力化が進めば、少なくとも近接戦闘においては威力を発揮するだろう。

なんたって、避けられないもんな。

回避不能・・・。

究極の兵器だ。

しかし、そういうものは独占は出来ない。

敵も当然装備してくる。

戦闘は、一瞬でケリが着くようになる。

さらに小型化が進めば、自動小銃の大きさになって、更には拳銃だって光線銃になるに決まっている。

マトリックスでも避けられまい・・・。

避けられんのかな?。

まあいい。

兵器の革命、戦術レベルでの用兵の変革を迫ることは間違いない。

効率よく反射したりする防御兵器とか、そういう話はないのか?。

鏡のように、反射すれば撃ったヤツに当たるとか。

しかも、エネルギー足して、倍返しにするとか。

そのうち、そういう兵器が出てくるかもしれないな。

SFの中で登場するレーザー兵器として、浮沈子の記憶に残るのが、衛星に搭載して、地上を攻撃するというヤツだ。

(ソル:物体の名前)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%AB#.E7.89.A9.E4.BD.93.E3.81.AE.E5.90.8D.E5.89.8D

「大友克洋の漫画作品『AKIRA』には、ソルと呼ばれる静止衛星型のレーザー兵器が登場するが、これは「Satellite in Orbital Laser-weapon」の頭文字を取ってSOLとしたものとされている。」

あんなもんが現実になったら、世界の軍事バランスは崩壊する。

(世界の軍事バランスを劇的に変える新技術)
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/42138

「ポーランドで遠距離到達も可能な極めて高出力のレーザー衝撃波を生成することを可能にする技術突破がなされた。」

この記事の副題は、「核兵器を無力化できる可能性、中国の侵略を低コストで防衛」となっている。

逆に、中国が開発して配備したらどーする?。

いや、北朝鮮が光明星100号(架空の衛星)に搭載して、お坊ちゃま君が好き放題打ちまくったらどーする?。

えーと、今日はどの都市を破壊しようかな・・・。

もう、そうしたら、28号(←アキラのナンバー:鉄人ではありません)にお出ましいただくしかあるまい・・・。

(AKIRA (漫画))
https://ja.wikipedia.org/wiki/AKIRA_(%E6%BC%AB%E7%94%BB)

「メインキャラクターの名前のいくつかは鉄人28号のオマージュであることが明らかにされている。」

まあ、どうでもいいんですが。

水爆に匹敵する超能力だが、物語の中では、鉄雄がその超能力で月の一部を破壊する。

・・・。

もう、どうにでもしてくれえ。

兵器は人を殺さない。

人が人を殺す。

AI兵器の開発で、その原則すら変わろうとしている現代、そこに登場する高エネルギー兵器。

ドローンが空を飛び、ピンポイントで殺戮を繰り返す。

SFのような話が、どんどん現実になっていく。

それが、21世紀なんだろうか。

(F-35は問題機なのか)
http://www.zaikei.co.jp/article/20160210/292687.html

「米国防省の試験評価局が2月1日に提出した報告書でF-35の開発が遅れていると判断された。」

「射出座席だが、体重61.7〜74.8kgの操縦士しか飛行できないと制限されており、さらにその条件でも死亡率は23%」

「離陸前に気温が32.2度を超える状況で10分以上ウェポンベイを閉じておいたり、高度7.6キロ以下で高速飛行を行う場合、機体の温度が上がりすぎる」

「燃料満タンだと3.8G以上は出せず、少なくとも45%以上の燃料タンクが空いていなければ7G以上がかかる加速/減速ができない」

「燃料タンクの構造に問題があり、一定以上のGが掛かると故障する可能性がある」

「自己診断システムALIS(兵站支援情報システム)が「まったく使い物にならず」「警報の8割が誤報で」「最初から無い方がまし」」

「F-35が2発しかウェポンベイに装備できないAIM-120 AMRAAMミサイルを改良型のF-15は14発装備できる」

ああ、なんか、こういう記事読むと、逆にほっとするな・・・。

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