世界大戦2016年02月13日 06:49

世界大戦


何かというと、ブッ放すとか、殲滅するとか、そういうセリフを吐くヤツがいる。

しかし、世界大戦というのは、お坊ちゃま君もびっくりかもしれない。

(シリアへのアラブ地上部隊派遣は「世界大戦の引き金」、露首相)
http://www.afpbb.com/articles/-/3076677

「アラブ諸国の地上部隊がシリア内戦に介入すれば「新たな世界大戦」を引き起こしかねないと警告した。」

ドイツの経済紙のインタビューだが、穏やかな表現ではない。

ところで、なんで、メドベージェフがドイツなんかにいるんだあ?。

(ミュンヘン安保会議
IS対応や難民流入問題テーマに開幕)
http://mainichi.jp/articles/20160213/k00/00m/030/134000c

「世界の首脳や外交担当閣僚らが意見交換する国際シンポジウム「ミュンヘン安全保障会議」が12日午後(日本時間同夜)、ドイツ南部ミュンヘンで始まった。」

「13日にはロシアのメドベージェフ首相が登壇する。」

ははあ、その景気付け(?)だったわけだな。

ロシアは、余程追い詰められているんだろう。

米国にも助けを求めているといわれる。

(ロシアがシリアに関する話し合いが失敗すれば第3次世界大戦を警告 (ヨーロッパプレス))
http://www.pressdigitaljapan.es/texto-diario/mostrar/404520/3

「2月11日にロシア外務省のセルゲイ・ラブロフ大臣は、ワシントンに対し停戦の申し出を行ったことを認めたが、まだ返事はないと発表している。」

ワシントンは、じらしにじらすだろうな。

アサド政権を倒す、千載一遇の好機かも知れない。

(地上軍派遣なら「世界戦争に」=シリア内戦でサウジに警告—ロシア首相)
http://news.biglobe.ne.jp/international/0212/jj_160212_9574850632.html

「いかなる地上作戦も戦争を恒久化する。アフガニスタンなどで起きたことを見てほしい」

浮沈子は、ロシア(当時のソ連)が、アフガニスタンに侵攻し、その後撤退したことを覚えている。

(アフガニスタン紛争 (1978年-1989年))
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%95%E3%82%AC%E3%83%8B%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E7%B4%9B%E4%BA%89_(1978%E5%B9%B4-1989%E5%B9%B4)

「ソ連側は1万4000人を超える兵士が戦死し、アフガン側はその数倍の戦死者を出す結果となった。」

まあ、どうでもいいんですが。

現在のロシアは、シリアへの介入を止めるわけにはいかない。

国内を引き締めるための紛争を、どこかで行っていなければならないのだ。

まあ、米国と同じパターンだな。

しかし、まあ、よりによって、第三次世界大戦が勃発するかのような発言は、ロシアの常套手段として割り引いても、ちっと過激だな。

「シリア内戦で反体制派を支援するサウジアラビアなどが地上部隊派遣の用意を表明」

長期の消耗戦になれば、ロシアはますます苦しくなる。

「外国を巻き込んだ本格的な地上戦に発展すれば、戦争は「数年から10年間続く」恐れがあると訴えた。」

アフガン侵攻が、ちょうどその位だしな。

そして、ソ連の撤退で終わった。

ロシアとしては、それは避けたいところだ。

短期的に戦力を投入して、いい感じになった現在のところで和平に持ち込みたいらしいが、米国は知らん顔だな。

この地域での紛争は、もう、世界は織り込み済みで、いまさら世界大戦とかいわれても、大した迫力はない。

戦術核くらいは、使うかもしれないくらいに考えている。

(黄川田外務大臣政務官の第52回ミュンヘン安全保障会議出席)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_002950.html

「黄川田政務官は,「中国と国際秩序」を議論するパネル・ディスカッション等に参加する予定です。」

なんか、ずれてるよなあ・・・。

「2月13日(土曜日)未明:羽田発
午前:ミュンヘン着
ミュンヘン安全保障会議出席(各国関係者との意見交換)」

この日程だと、メドベージェフの歴史に残る、第三次世界大戦の宣戦布告演説は聞けないかもしれないな。

せっかくさっき羽田から飛んだばっかなのにな。

「大惨事」世界大戦にならないことを、切に祈ろう。

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