モーター専用駆動乗用車 ― 2016年12月07日 00:27
モーター専用駆動乗用車
ガソリンエンジン回して充電したり、ある時はガソリン、ある時はモーターと使い分けたり、両方一度に回したり、充電するのに燃料電池使ったりするややっこしいクルマが出たり・・・。
ノートeパワーをうまく括れる基準はないものか。
混乱を極めている浮沈子にとって、分かりやすい記事があった。
(電気自動車のメーカー別一覧)
http://blog.evsmart.net/electric-vehicles/ev-phev-list/
もちろん、この中に、ノートが入る余地はない。
フィットハイブリッドもなければ、アクアもない。
充電できないプリウスもない。
しかし、国内販売されている電気自動車というのは分かる。
駆動システムから、エンジンを除外しているものを選ぶ。
一覧表が載っているが、この中でエンジンによる充電ができるのは、BMWのⅰ3(エクステンダー付き)だけ。
「メーカー:車種:タイプ:EV走行(JC08):EV走行(EPA):バッテリー容量:急速充電
・BMW:i3:BEV:229:129:21.8:○
・BMW:i3+REX:PHEV:229:115:21.8:○
・メルセデス:smart fortwo electric drive:BEV:181:108:17.6:×
・三菱自動車:i-MiEV X:BEV:180:99:16:○
・三菱自動車:i-MiEV M:BEV:120:66(未公表):10.5:○
・日産:リーフ(2016):BEV:280:171:30:○
・テスラ:モデルS 90kWh:BEV:(未公表):432:90:○
・テスラ:モデルX 90kWh:BEV:(未公表):411:90:○」
新型が出ているのは、それだけ載せた。
これに、ノートとミライを加えると、電動モーターだけで駆動されるクルマのリストが出来る。
リースしかしていない車種は、もちろん外してある。
未完成なクルマ(?)には、用はない。
記事にあるように、UP!の電気自動車などは、我が国では販売されない。
売ってないものは買えないので、考えても仕方ない。
こうしてみると、みんな、いわゆる電気自動車というやつだな。
プラグインハイブリッドは山ほどあるが、エンジンを駆動力に使わないというのは、レンジエクステンダー付きのⅰ3とノートだけだ(ミライには、エンジンないしな)。
ノートは、バッテリーを少ししか積まず(リーフの5パーセント)、充電もできないという欠陥電気自動車とみることもできる(ミライも充電できません)。
充電を我慢することが嫌いな、電気自動車オタクが乗る、ヘンタイ車ということになる。
充電なんて、死んでもするか!。
選択肢は2つだけだ。
ミライを買うか、ノートを買うか。
ミライは、しかし、高いしな。
ノートなら、半額以下で買える。
両方とも、充電しないで済むし、モーターだけで走る。
ノートがエンジンを駆動力に使わないと決めた経緯は分からないが、浮沈子は使っても良かったんじゃないかと思っている。
システムが複雑になるとか、コストが掛かるとかあっても、それは合理的な手法だ。
その参考になるのが、アウトランダーやフィットハイブリッドのシステム。
ホンダアコードとかもそうかもしれない。
定常運転で走るときは、一度電気に変換してからモーターを回すんじゃあ、効率が悪いに決まっている。
重量の増加、システムの複雑化、コストの増加を嫌ったんだろう。
結果として、今までどこのメーカーも手を出さなかった駆動方式になった(技術的には、手を出しにくい感じだしな)。
限られた用途に最適化して、商品としては、それでいいという割り切りをしている。
考えてみれば、自動車なんて、みんなそんなもんだ。
大は小を兼ねるといっても、燃費はそうはいかない。
重く大きいクルマを走らせれば、それだけ燃料は食う。
そこんところを、いろいろ工夫して、総合燃費を抑えるようにしてきたわけだ。
エンジンが得意なところはエンジンが回り、モーターが得意なところはモーターが回る。
そうして普及してきたのが、ハイブリッドだ。
電気自動車を成立させるには、高性能な電池が必要で、20世紀のうちは、なかなかできなかった。
21世紀になって、ようやく実用になる車種が出てきたけど、充電の問題がネックになって、普及には時間がかかる。
つーか、2台持ちできないと、事実上無理だ。
で、結局、妥協の産物として、プラグインハイブリッドでお茶を濁すことになる。
近くは電気で、遠くはガソリンで。
そんでもって、それらを1台で済ませる。
2台持ちするのに比べれば、経済的だしな。
電池は、徐々に劣化していって、どこかで交換しなければならず、その費用は、完全な電気自動車では、新車価格の半分以上になる(つまり、電気自動車の価格の半分以上は電池代)。
20年所有し続けるとして(欧州車の平均)、どっちが経済的かはビミョーなところだ。
たぶん、10年は持たないだろうから(徐々に、走行距離が落ちてくる)、最低2回は交換することになる。
買い替える以上のコストが掛かり、経済的とは言えない。
ノートは、その点では、駆動用バッテリーの搭載量が少ないので(20分の1)、あまり交換コストとかは考えなくてもいいかもしれない。
ふつーのガソリン車として、乗ることが出来る。
それじゃあ、エコでも何でもないんだが、そんなことを考えるようじゃあ、このクルマに乗る資格はない。
ガソリンは湯水のごとく使ってもいいから(そうは言いませんが)、モーターだけで走りたい、充電なんかしたくないという、割り切ったオーナーのためのクルマだ。
コウモリのようなクルマだな。
電気自動車の仲間にも入れてもらえないし、エンジン駆動車の仲間にも入れない。
鳥でもなければ、獣でもない(コウモリは、れっきとした哺乳類です)。
電気自動車というのは、バッテリーに充電できるクルマのようだ。
FCVは、充電はできない(バッテリー積む余裕もないしな)。
だから、その意味では電気自動車じゃない。
水素燃料モーター駆動自動車とでもカテゴライズすべきクルマだ。
その水素をどうやって作ったかとか、ガソリン車に比べて、どれだけ環境負荷が少ないかとか、そういう話はクルマ単体としては関係ない。
そもそも、水素充填するところがないから、全体として殆ど走ることはできない。
その意味では、環境負荷は少ない(台数走れないから)。
我が国では、石油をバンバン燃やして電気作っているから、電池式電気自動車でも、余り環境負荷は下がらないかもしれない。
もっとも、航続距離短いから、その分、環境負荷は少ないともいえる。
台数も、あまり出ていないしな。
こうしてみると、ノートは、ミライと似たクルマに見える(似てねーよ!)。
充電できず、燃料を入れてモーターだけで走るクルマだ。
維持費だって、同じくらいだろう。
走行時の環境負荷は段違いだし、所有の満足感は雲泥の差だ(ドラビリも違うだろうしな)。
そう、ノートは、ビンボーニンのミライなのかもしれない。
200まんえんで、その満足が買える。
その気になれる。
未来(ミライではなく)に乗れる。
月販首位に躍り出た理由は、その辺りにあるのかもしれない。
浮沈子は、このクルマのことが気になって仕方ない。
だって、技術的には、絶対成立しないと思っていたクルマが世に出て、あろうことか月販首位だという。
実際乗ってみても、悪い感じはしない。
同じセグメントのクルマと比べれば、ドラビリは雲泥の差だ(乗り方にもよるけどな)。
今後、いろいろ試乗記が出てきてにぎやかになるだろう。
(日産 ノート e-POWER 試乗レポート ハイブリッド車と違うドライブ感覚が新鮮)
http://car.autoprove.net/2016/11/36390/
「高速道路での追い越し加速といったシーンではエンジン回転は5000rpmを超える状態となる。」
「こうした高速での追い越しなどでは、アクセルの踏み込み具合と連動してエンジン回転が高まり、あたかもエンジンで走っているような錯覚を感じる。」
「ちなみに最高速はエンジンによる発電と駆動モーターの消費電力がバランスするポイント、145km/hだという。」
「また、モーターの特性として発進加速時の大トルクの加速感とは異なり、高速域ではトルクの頭打ちにより伸び感がなくなってくるのもこのクルマの特徴だ。」
結構、バランスがいい記事だな。
(ノートe-POWERに試乗!他社ハイブリッド車と徹底比較)
https://allabout.co.jp/gm/gc/466553/
国沢氏のチョイノリだ。
「素直な加速感」
一言で片付けている。
難しいことを言わなければ、そういうことになる。
クルマって、0-5kmの加速感が大事だと思っている浮沈子は、ちょっと拘り過ぎかもしれない。
50kmからのフル加速なんて、このセグメントに期待してはならないだろう。
流れに乗れれば十分だし、どれに乗っても、その程度の加速はある。
足車として考えた時、高速をブッ飛ばす頻度が多い浮沈子は、やはり、そこが気になる。
「高速巡航してしまえば燃費が徐々に厳しくなっていく。90km/h巡航でアクアやフィットHVの10%落ち程度のイメージ。したがって高速巡航ばかりしているような使い方だと、ライバルに燃費で届かない。」
(【公道試乗】ノートe-POWERの実燃費はクラス最高のアクア越えなるか!?)
http://www.kodansha-bc.com/bc/archives/16995
「2.高速道路35.2km:
・ノート:27.3km/L
・アクア:28.5km/L」
「比較的スピードが遅かった2.の高速道路はエンジンの効率がいいところで充電できたせいかアクアの燃費に近づいた。」
「3.高速道路&市街地77.6km:
・ノート:25.5km/L
・アクア:29.1km/L」
「3.の高速道路&市街地では、高速道路の流れが速かったこともあり、ノートは空気抵抗の大きさが不利に働いた。」
アクアの燃費は驚異的だが、ノートの方も、この試乗では健闘している。
「合計129.6km走行実燃費:
・ノート:26.okm/L
・アクア:29.1km/L」
走り方ひとつでどうにでもなる程度だな。
浮沈子が同じルートを辿ったら、1割から2割は悪くなるだろう。
ネガな記事もあったので、是非読んでおくべきだ。
(日産ノートe-powerは、三菱病が転移した車。)
http://ameblo.jp/nissan-ev/entry-12221333912.html
「ノートe-powerに乗り込みスタート、最初はムスーズで滑らかでパワフルな走りだったが、2~3分後、エンジン始動。問題はこのエンジン!」
「発電専用のノートe-powerのエンジン。精度が悪くとにかく、滑らかに回らない、どことなく「カサカサ」擦れてるような感じ。エンジンノイズも大きく、振動もあきらかに伝わってくる。」
この点は、浮沈子も同感だな。
「トヨタアクアとノートe-powerを迷われている方は私は、走りの上質、燃費を考えれば、アクアをおすすめします。」
この辺りは、人によって違うかもしれない。
初代アクアに試乗したときは、ちょっとこれはないんじゃないと思ったが、先日、マイナーチェンジした最新のアクアに乗ったら、意外なほどスムーズだったのに驚いた。
燃費を優先させて考えるなら、アクアではなく、プリウスの方がいいかもしれない。
高速使う頻度が高いとどうなるのかな。
ドラビリについては、確かに、発電用エンジンの音や振動は高級感を削ぐ。
このクラスに、そういった高級感を求めていいのかとも思うし、アクアにそれがあるかといわれれば、ちょっと首をかしげる(まあ、プリウスだって同じですが)。
クルマの選択は、営業トークや宣伝とのかい離ではなく、クルマそのもので判断すべきだと思うんだがな(だから、浮沈子は、いろいろ試乗もしてみました)。
営業さんも、いきさつからして、客じゃないと見切ってるみたいだ。
不幸な関係だな・・・。
4人乗せて、荷物もそれなりに積み込んだら、燃費はさらに悪化するだろう。
それで高速ブッ飛ばしたら、リッター20km切りは確実かも知れない。
それだって、浮沈子が乗っているどのクルマの燃費より、倍以上いいのだ。
どっちにしても羨ましい話だ。
リッター17.8kmで、何が不足なんだろう?・・・。
ガソリンエンジン回して充電したり、ある時はガソリン、ある時はモーターと使い分けたり、両方一度に回したり、充電するのに燃料電池使ったりするややっこしいクルマが出たり・・・。
ノートeパワーをうまく括れる基準はないものか。
混乱を極めている浮沈子にとって、分かりやすい記事があった。
(電気自動車のメーカー別一覧)
http://blog.evsmart.net/electric-vehicles/ev-phev-list/
もちろん、この中に、ノートが入る余地はない。
フィットハイブリッドもなければ、アクアもない。
充電できないプリウスもない。
しかし、国内販売されている電気自動車というのは分かる。
駆動システムから、エンジンを除外しているものを選ぶ。
一覧表が載っているが、この中でエンジンによる充電ができるのは、BMWのⅰ3(エクステンダー付き)だけ。
「メーカー:車種:タイプ:EV走行(JC08):EV走行(EPA):バッテリー容量:急速充電
・BMW:i3:BEV:229:129:21.8:○
・BMW:i3+REX:PHEV:229:115:21.8:○
・メルセデス:smart fortwo electric drive:BEV:181:108:17.6:×
・三菱自動車:i-MiEV X:BEV:180:99:16:○
・三菱自動車:i-MiEV M:BEV:120:66(未公表):10.5:○
・日産:リーフ(2016):BEV:280:171:30:○
・テスラ:モデルS 90kWh:BEV:(未公表):432:90:○
・テスラ:モデルX 90kWh:BEV:(未公表):411:90:○」
新型が出ているのは、それだけ載せた。
これに、ノートとミライを加えると、電動モーターだけで駆動されるクルマのリストが出来る。
リースしかしていない車種は、もちろん外してある。
未完成なクルマ(?)には、用はない。
記事にあるように、UP!の電気自動車などは、我が国では販売されない。
売ってないものは買えないので、考えても仕方ない。
こうしてみると、みんな、いわゆる電気自動車というやつだな。
プラグインハイブリッドは山ほどあるが、エンジンを駆動力に使わないというのは、レンジエクステンダー付きのⅰ3とノートだけだ(ミライには、エンジンないしな)。
ノートは、バッテリーを少ししか積まず(リーフの5パーセント)、充電もできないという欠陥電気自動車とみることもできる(ミライも充電できません)。
充電を我慢することが嫌いな、電気自動車オタクが乗る、ヘンタイ車ということになる。
充電なんて、死んでもするか!。
選択肢は2つだけだ。
ミライを買うか、ノートを買うか。
ミライは、しかし、高いしな。
ノートなら、半額以下で買える。
両方とも、充電しないで済むし、モーターだけで走る。
ノートがエンジンを駆動力に使わないと決めた経緯は分からないが、浮沈子は使っても良かったんじゃないかと思っている。
システムが複雑になるとか、コストが掛かるとかあっても、それは合理的な手法だ。
その参考になるのが、アウトランダーやフィットハイブリッドのシステム。
ホンダアコードとかもそうかもしれない。
定常運転で走るときは、一度電気に変換してからモーターを回すんじゃあ、効率が悪いに決まっている。
重量の増加、システムの複雑化、コストの増加を嫌ったんだろう。
結果として、今までどこのメーカーも手を出さなかった駆動方式になった(技術的には、手を出しにくい感じだしな)。
限られた用途に最適化して、商品としては、それでいいという割り切りをしている。
考えてみれば、自動車なんて、みんなそんなもんだ。
大は小を兼ねるといっても、燃費はそうはいかない。
重く大きいクルマを走らせれば、それだけ燃料は食う。
そこんところを、いろいろ工夫して、総合燃費を抑えるようにしてきたわけだ。
エンジンが得意なところはエンジンが回り、モーターが得意なところはモーターが回る。
そうして普及してきたのが、ハイブリッドだ。
電気自動車を成立させるには、高性能な電池が必要で、20世紀のうちは、なかなかできなかった。
21世紀になって、ようやく実用になる車種が出てきたけど、充電の問題がネックになって、普及には時間がかかる。
つーか、2台持ちできないと、事実上無理だ。
で、結局、妥協の産物として、プラグインハイブリッドでお茶を濁すことになる。
近くは電気で、遠くはガソリンで。
そんでもって、それらを1台で済ませる。
2台持ちするのに比べれば、経済的だしな。
電池は、徐々に劣化していって、どこかで交換しなければならず、その費用は、完全な電気自動車では、新車価格の半分以上になる(つまり、電気自動車の価格の半分以上は電池代)。
20年所有し続けるとして(欧州車の平均)、どっちが経済的かはビミョーなところだ。
たぶん、10年は持たないだろうから(徐々に、走行距離が落ちてくる)、最低2回は交換することになる。
買い替える以上のコストが掛かり、経済的とは言えない。
ノートは、その点では、駆動用バッテリーの搭載量が少ないので(20分の1)、あまり交換コストとかは考えなくてもいいかもしれない。
ふつーのガソリン車として、乗ることが出来る。
それじゃあ、エコでも何でもないんだが、そんなことを考えるようじゃあ、このクルマに乗る資格はない。
ガソリンは湯水のごとく使ってもいいから(そうは言いませんが)、モーターだけで走りたい、充電なんかしたくないという、割り切ったオーナーのためのクルマだ。
コウモリのようなクルマだな。
電気自動車の仲間にも入れてもらえないし、エンジン駆動車の仲間にも入れない。
鳥でもなければ、獣でもない(コウモリは、れっきとした哺乳類です)。
電気自動車というのは、バッテリーに充電できるクルマのようだ。
FCVは、充電はできない(バッテリー積む余裕もないしな)。
だから、その意味では電気自動車じゃない。
水素燃料モーター駆動自動車とでもカテゴライズすべきクルマだ。
その水素をどうやって作ったかとか、ガソリン車に比べて、どれだけ環境負荷が少ないかとか、そういう話はクルマ単体としては関係ない。
そもそも、水素充填するところがないから、全体として殆ど走ることはできない。
その意味では、環境負荷は少ない(台数走れないから)。
我が国では、石油をバンバン燃やして電気作っているから、電池式電気自動車でも、余り環境負荷は下がらないかもしれない。
もっとも、航続距離短いから、その分、環境負荷は少ないともいえる。
台数も、あまり出ていないしな。
こうしてみると、ノートは、ミライと似たクルマに見える(似てねーよ!)。
充電できず、燃料を入れてモーターだけで走るクルマだ。
維持費だって、同じくらいだろう。
走行時の環境負荷は段違いだし、所有の満足感は雲泥の差だ(ドラビリも違うだろうしな)。
そう、ノートは、ビンボーニンのミライなのかもしれない。
200まんえんで、その満足が買える。
その気になれる。
未来(ミライではなく)に乗れる。
月販首位に躍り出た理由は、その辺りにあるのかもしれない。
浮沈子は、このクルマのことが気になって仕方ない。
だって、技術的には、絶対成立しないと思っていたクルマが世に出て、あろうことか月販首位だという。
実際乗ってみても、悪い感じはしない。
同じセグメントのクルマと比べれば、ドラビリは雲泥の差だ(乗り方にもよるけどな)。
今後、いろいろ試乗記が出てきてにぎやかになるだろう。
(日産 ノート e-POWER 試乗レポート ハイブリッド車と違うドライブ感覚が新鮮)
http://car.autoprove.net/2016/11/36390/
「高速道路での追い越し加速といったシーンではエンジン回転は5000rpmを超える状態となる。」
「こうした高速での追い越しなどでは、アクセルの踏み込み具合と連動してエンジン回転が高まり、あたかもエンジンで走っているような錯覚を感じる。」
「ちなみに最高速はエンジンによる発電と駆動モーターの消費電力がバランスするポイント、145km/hだという。」
「また、モーターの特性として発進加速時の大トルクの加速感とは異なり、高速域ではトルクの頭打ちにより伸び感がなくなってくるのもこのクルマの特徴だ。」
結構、バランスがいい記事だな。
(ノートe-POWERに試乗!他社ハイブリッド車と徹底比較)
https://allabout.co.jp/gm/gc/466553/
国沢氏のチョイノリだ。
「素直な加速感」
一言で片付けている。
難しいことを言わなければ、そういうことになる。
クルマって、0-5kmの加速感が大事だと思っている浮沈子は、ちょっと拘り過ぎかもしれない。
50kmからのフル加速なんて、このセグメントに期待してはならないだろう。
流れに乗れれば十分だし、どれに乗っても、その程度の加速はある。
足車として考えた時、高速をブッ飛ばす頻度が多い浮沈子は、やはり、そこが気になる。
「高速巡航してしまえば燃費が徐々に厳しくなっていく。90km/h巡航でアクアやフィットHVの10%落ち程度のイメージ。したがって高速巡航ばかりしているような使い方だと、ライバルに燃費で届かない。」
(【公道試乗】ノートe-POWERの実燃費はクラス最高のアクア越えなるか!?)
http://www.kodansha-bc.com/bc/archives/16995
「2.高速道路35.2km:
・ノート:27.3km/L
・アクア:28.5km/L」
「比較的スピードが遅かった2.の高速道路はエンジンの効率がいいところで充電できたせいかアクアの燃費に近づいた。」
「3.高速道路&市街地77.6km:
・ノート:25.5km/L
・アクア:29.1km/L」
「3.の高速道路&市街地では、高速道路の流れが速かったこともあり、ノートは空気抵抗の大きさが不利に働いた。」
アクアの燃費は驚異的だが、ノートの方も、この試乗では健闘している。
「合計129.6km走行実燃費:
・ノート:26.okm/L
・アクア:29.1km/L」
走り方ひとつでどうにでもなる程度だな。
浮沈子が同じルートを辿ったら、1割から2割は悪くなるだろう。
ネガな記事もあったので、是非読んでおくべきだ。
(日産ノートe-powerは、三菱病が転移した車。)
http://ameblo.jp/nissan-ev/entry-12221333912.html
「ノートe-powerに乗り込みスタート、最初はムスーズで滑らかでパワフルな走りだったが、2~3分後、エンジン始動。問題はこのエンジン!」
「発電専用のノートe-powerのエンジン。精度が悪くとにかく、滑らかに回らない、どことなく「カサカサ」擦れてるような感じ。エンジンノイズも大きく、振動もあきらかに伝わってくる。」
この点は、浮沈子も同感だな。
「トヨタアクアとノートe-powerを迷われている方は私は、走りの上質、燃費を考えれば、アクアをおすすめします。」
この辺りは、人によって違うかもしれない。
初代アクアに試乗したときは、ちょっとこれはないんじゃないと思ったが、先日、マイナーチェンジした最新のアクアに乗ったら、意外なほどスムーズだったのに驚いた。
燃費を優先させて考えるなら、アクアではなく、プリウスの方がいいかもしれない。
高速使う頻度が高いとどうなるのかな。
ドラビリについては、確かに、発電用エンジンの音や振動は高級感を削ぐ。
このクラスに、そういった高級感を求めていいのかとも思うし、アクアにそれがあるかといわれれば、ちょっと首をかしげる(まあ、プリウスだって同じですが)。
クルマの選択は、営業トークや宣伝とのかい離ではなく、クルマそのもので判断すべきだと思うんだがな(だから、浮沈子は、いろいろ試乗もしてみました)。
営業さんも、いきさつからして、客じゃないと見切ってるみたいだ。
不幸な関係だな・・・。
4人乗せて、荷物もそれなりに積み込んだら、燃費はさらに悪化するだろう。
それで高速ブッ飛ばしたら、リッター20km切りは確実かも知れない。
それだって、浮沈子が乗っているどのクルマの燃費より、倍以上いいのだ。
どっちにしても羨ましい話だ。
リッター17.8kmで、何が不足なんだろう?・・・。
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