kfujitoの徒然（ｂｙ浮沈子）

ケネディ暗殺の謎


（ケネディ暗殺事件 大量の資料公開認める 米大統領）
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171022/k10011185691000.html

「アメリカのトランプ大統領は、半世紀以上前のケネディ元大統領暗殺事件に関する大量の捜査資料が、近く公開の期日を迎えることについて、公開を拒否する権限を行使しない考え」

「まだ公開されていない捜査資料を含む大量の文書は、１９９２年の法律で２５年後の今月２６日までに公開すると定められており、大統領だけが公開を拒否する権限を持っている」

どーせ、あれだな、民主党に都合が悪い情報が、いっぱいあるんだろう。

当事者が生きているうちは、さすがに公開できない話もあるのかもしれないが、１９６３年１１月２２日と言えば、もうすぐ５４年になる。

陰謀であれ、単独犯であれ、歴史の一部になっているわけだからな。

隠しておく必要もない。

（ケネディ大統領暗殺事件）
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%8D%E3%83%87%E3%82%A3%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E6%9A%97%E6%AE%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6

そもそも、米国の歴史は暗殺の歴史だからな。

（引きつった笑い）
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2017/02/02/8347866

まあ、どうでもいいんですが。

新たな資料の公開で、全てが明らかになるかどうかは分からない。

しかし、米国がスゴイと思うのは、５４年前の資料が残っていることだな。

我が国だったら、とっくに廃棄されてしまうに違いない。

そもそも、ありませんとか・・・。

まあいい。

歴史の浅い国で、歴史的な資料が大切にされるというのは、分かる気がする。

何度か書いているような気がするけど、中国にはこんな話がある。

（崔杼）
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B4%94%E6%9D%BC

「太史が『崔杼、其の君を弑す』と事実を史書に書いたので、崔杼はこれを殺した。後をついだ太史の弟も同じことを書いたので、二人目も殺された。しかし彼らの弟はまた同じことを書き、とうとうこれを舍(ゆる)した。太史兄弟が殺されたことを聞いた別の史官は『崔杼其の君を弑す』と書いた竹簡を持って駆けつけたが、すでに事実が記録されたと聞いて帰った」

浮沈子は、この話が美談として語り継がれるのを、別の目で見ている。

つまり、史実はそれ程改ざんされてきたということだ。

それは、たぶん、現代においても変わらないだろう。

公開される資料が、本物であるかどうかは、何の保証もない。

そして、それを元に記述されるであろう米国の現代史が、正しいとは限らないのだ。

真実は一つ。

ケネディは、殺された。

まあな、計画的な自殺という説もあるけどな・・・。