B4新品回収なし初?2018年03月05日 20:01

B4新品回収なし初?
B4新品回収なし初?


(SpaceX Falcon 9 launch scheduled for Tuesday)
http://www.palmbeachpost.com/news/national/spacex-falcon-launch-scheduled-for-tuesday/2LlTrfa0SUzIYFLKYBZsYP/

「The company said it will not attempt a landing of the Falcon 9 first stage during this launch.」(同社は、この打ち上げ中にファルコン9の第1ステージの着陸を試みないと語った。:自動翻訳のまま:以下同じ)

(List of Falcon 9 and Falcon Heavy launches)
https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_Falcon_9_and_Falcon_Heavy_launches

ブロック4(以下、B4)は、2017年8月14日に初登場してから、回収されなかったことは、一度もない。

「Flight №:Date and time (UTC):Version,Booster:Launch site:Payload:Payload mass:Orbit Customer:Launch outcome:Landing outcome:
・39:August 14, 2017, 16:31:F9 B4,B1039.1:KSC LC-39A:SpaceX CRS-12:3,310 kg(7,300 lb):LEO:NASA (CRS):Success:Success(ground pad)
・41:September 7, 2017, 14:00:F9 B4,B1040.1:KSC LC-39A:Boeing X-37B OTV-5:4,990 kg(11,000 lb) + unknown payload:LEO:U.S. Air Force:Success:Success(ground pad)
・42:October 9, 2017, 12:37:F9 B4,B1041.1:VAFB SLC-4E:Iridium NEXT 21–30:9,600 kg(21,200 lb):LEO:Iridium Communications:Success:Success(drone ship)
・44:October 30, 2017, 19:34:F9 B4,B1042.1:KSC LC-39A:Koreasat 5A:3,500 kg(7,700 lb):GTO:KT Corporation:Success:Success(drone ship)
・47:January 8, 2018, 01:00:F9 B4,B1043.1:CCAFS SLC-40(after static fire on KSC LC-39A)
:Zuma:Classified LEO:Northrop Grumman:Success(payload status unclear):Success(ground pad)」

もう一つ言えば、回収されたB4が、再使用されたことも一度もないけど。

LEOへの打ち上げが多く、軽い衛星を1個、GTOに上げただけ。

今月末には、イリジウムネクストの打ち上げに、初めてB4の再使用品が使われる予定だ。

まあいい。

フルスラスト(FT:ブロック3)に比べて、再使用に適した改良を行ったといわれているが、なんで再使用していないのかは分からない。

会社の方針だからな。

再使用されているのは、全てFTだ(つーか、B4以外で回収に成功したのはFTだけだからな)。

再使用して打ち上げたのも見ておく。

「Flight №:Date and time (UTC):Version,Booster:Launch site:Payload:Payload mass:Orbit Customer:Launch outcome:Landing outcome:
・32:March 30, 2017, 22:27:F9 FT,B1021.2:KSC LC-39A:SES-10:5,300 kg(11,700 lb):GTO:SES:Success:Success(drone ship)
・36:June 23, 2017, 19:10:F9 FT,B1029.2:KSC LC-39A:BulgariaSat-1:3,669 kg(8,089 lb):GTO:Bulsatcom:Success:Success(drone ship)
・43:October 11, 2017, 22:53:F9 FT,B1031.2:KSC LC-39A:SES-11 / EchoStar 105:5,200 kg(11,500 lb):GTO:SES EchoStar:Success:Success(drone ship)
・45:December 15, 2017, 15:36:F9 FT,B1035.2:CCAFS SLC-40:SpaceX CRS-13:2,205 kg(4,861 lb):LEO:NASA (CRS):Success:Success(ground pad)
・46:December 23, 2017, 01:27:F9 FT,B1036.2:VAFB SLC-4E:Iridium NEXT 31–40:9,600 kg(21,200 lb):LEO:Iridium Communications:Success:Success(ocean)
・48:January 31, 2018, 21:25:F9 FT,B1032.2:CCAFS SLC-40:GovSat-1 / SES-16:4,230 kg(9,330 lb):GTO:SES:Success:Success(ocean)
・49:February 22, 2018 14:17:F9 FT,B1038.2:VAFB SLC-4E:Paz(with AIS receiver and ROHP experiment) Tintin A & B:2,150 kg(4,740 lb):SSO:Hisdesat exactEarth SpaceX:Success:No attempt」

再使用は1回だけ。

2度目の再使用はしていない。

今後も、しないかもしれない。

FT以降、着水を含めた回収は、ほとんどの打ち上げで試みていたが、重い衛星上げた時とかはしていない。

「Flight №:Date and time (UTC):Version,Booster:Launch site:Payload:Payload mass:Orbit Customer:Launch outcome:Landing outcome:
・31:March 16, 2017, 06:00:F9 FT,B1030:KSC LC-39A:EchoStar 23:5,600 kg(12,300 lb):GTO:EchoStar:Success:No attempt
・34:May 15, 2017, 23:21:F9 FT,B1034:KSC LC-39A:Inmarsat-5 F4:6,070 kg(13,380 lb):GTO:Inmarsat:Success:No attempt
・38:July 5, 2017 23:38:F9 FT,B1037:KSC LC-39A:Intelsat 35e:6,761 kg(14,905 lb):GTO:Intelsat:Success:No attempt
・49:February 22, 2018 14:17:F9 FT,B1038.2:VAFB SLC-4E:Paz(with AIS receiver and ROHP experiment) Tintin A & B:2,150 kg(4,740 lb):SSO:Hisdesat exactEarth SpaceX:Success:No attempt」

回収を試みたGTO衛星の中で、最も重いのは32回目(5,300 kg:成功)ということになっている(発射台で爆発した22回目の衛星(5,500 kg)は除く)。

6トンを超えるGTOへの打ち上げでは、一度も回収を試みていない。

今回のペイロードが6,092 kgとあるので、回収チャレンジなしということになったのかもしれない。

B4にとっては、ギリギリなのかもしれないし、ひょっとするとGTOといっても、ビミョーな違いがあるのかもしれない。

ブロック5(B5)になれば、このくらいは楽勝で上がるようになるのかもしれないけどな(未確認)。

そんだったら、新品のB4じゃなくても、中古(!)のFTでいいんじゃないかと思うんだが、クライアントがごねたのかもしれない。

新品じゃなきゃ、いやだとかな。

今後はFTは、新品中古を問わず、飛ばさないようだ(49回目の飛行のところにも、そう書いてある)。

両方とも、会社の方針だからな。

いいことにしよう。

今後は、B4の新品か中古になる。

しばらくすれば、B5の運用が始まるんだろうが、そこまでのつなぎになる。

B5は、有人打ち上げ用ということで、エンジンから見直しが入っていて、なかなかリリースされない。

テスト飛行も延び延びになっている。

ドラゴン2が足を引っ張っているのかもしれない(未確認)。

いずれにしても、今年中くらいには上がるだろう。

明日、予定されている打ち上げは、NASAの気象衛星の打ち上げと重なったことも延期の原因の一つだといわれている。

(SpaceX launch with Spanish satellite planned for early Tuesday)
https://spaceflightnow.com/2018/03/03/spacex-launch-with-spanish-satellite-planned-for-early-tuesday/

「But ULA and NASA officials, which had responsibility for launching the NOAA weather satellite, were concerned the Atlas 5 rocket and sensitive optics on its GOES-S meteorological payload would be exposed to the Falcon 9’s exhaust plume as it fired into space.」(しかし、NOAA気象衛星の打ち上げ責任者だったULAとNASAの関係者は、GOES-S気象搭載物のアトラス5ロケットと敏感な光学系はFalcon 9の排気プルームに曝されることに懸念を抱いていた。)

「Officials were also studying whether the Atlas 5 and the GOES-S weather satellite might be endangered by a potential mishap during the Falcon 9 launch.」(当局者はまた、アトラス5とGOES-S気象衛星が、ファルコン9打ち上げ中の潜在的な事故によって危険にさらされるかどうかを検討していました。)

言えてる・・・。

この記事では、B4の回収が行われそうな感じで書いているが、たぶんしないんだろう。

B4は、B5までのつなぎだからな。

在庫は持ちたくないだろう。

回収した中古のB4の在庫もある。

B5の開発具合にもよるが、無理して再使用の在庫を溜め込まなくてもいいんだろう。

今回は、リスクを取らずに、使い捨てにするのが順当かも知れない。

その一方で、フェアリングについては引き続き回収へのトライが行われるかもしれない。

フロリダの天気は良さそうだしな。

そっちで頑張ってくれればいいか・・・。

(SpaceX ready to try again with Spanish satellite launch:追加)
http://www.orlandosentinel.com/news/space/os-spacex-spanish-satellite-20180303-story.html

「The company expects to try to land the rocket on its “Of Course I Still Love You” droneship in the Atlantic Ocean.」(同社は、ロケットを大西洋の「Of Course I Still Love You」ドローン船に着陸させようとしています。)

(SpaceX targets early Tuesday launch from Cape Canaveral:追加)
https://www.clickorlando.com/news/space-news/spacex-targeting-tuesday-morning-falcon-9-launch-from-cape-canaveral

「SpaceX will boost the heavy satellite to a geostationary transfer orbit, resulting in a limited leftover fuel supply for the Falcon 9 booster to attempt an automated landing. The Of Course I Still Love You drone ship is expected to host the attempt and return to Port Canaveral with the 162-foot-tall booster several days later.」(SpaceXは重い衛星を静止軌道に昇降させ、Falcon 9ブースターが自動着陸を試みるための燃料供給を制限します。「もちろん私はまだあなたを愛している」ドローン船は数日後に162フィートの背の高いブースターでポートカナベラルに戻り、帰る予定です。)

これらの記事では、回収を試みるとある。

どっちなんだあ?。

(Include a SpaceX Falcon 9 launch in your late Monday night plans:追加)
https://www.theverge.com/2018/3/5/17045656/spacex-falcon-9-hispasat-30w-6-satellite-launch-watch-live

「For this attempt, the drone ship is back at the port, so it doesn’t look like we’ll get a landing this time.」(この試みのために、無人機船が港に戻っているので、今回は着陸するようには見えません。)

どうやら、延期前は回収するつもりだったようだが、土壇場になって回収を諦めた感じもするな・・・。

(Hispasat 30W-6 Mission:追加)
http://www.spacex.com/sites/spacex/files/hispasat30w6_presskit.pdf

「SpaceX will not attempt to land Falcon 9’s first stage after launch due to unfavorable weather conditions in the recovery area off of Florida’s Atlantic Coast.」(SpaceXは、フロリダ州の大西洋沿岸からの復興地域で不利な天候のために、ファルコン9の打ち上げ後の最初の段階に着陸しようとしません。)

なんだ、天候のせいか・・・。

年寄りの冷や水2018年03月06日 21:23

年寄りの冷や水
年寄りの冷や水


活動的な1日を過ごした。

朝は、例によって、電動アシストママチャリ(自称フェラーリ号)で大井町へ。

大井町の吉野家の前で、いきなり柏崎さんと出くわす。

これから区役所に行くんだという。

経営者は大変だな・・・。

まあいい。

浮沈子は、当然(!)、朝から牛丼を食う。

活動的な1日のためには、エネルギーが必要だ。

で、まずは、フィットネスで1週間ぶりのウエイトトレーニングをキッチリこなす。

更に、ボイラーの調子が悪く、激寒の水温のプールへ。

冷たい。

しかし、そんなことに負けてはいられない。

必死に泳げば、発熱してプールの水温も上がるに違いない(なわけ、ねーじゃん!)。

とにかく、途中3回、プールサイドのジャグジーで暖を取りつつ、目標の1000mを泳いで、風呂場で長湯をして上がる。

この湯船も、ぬるい・・・。

ったく、どうなってるんだか。

モビーズで扱い始めるというDUIの情報を仕入れに、スキューバプロショップへ。

TLS350以上の、高額モデルしか扱わない感じだからな。

どーしよーか・・・。

更に情報を収集すべく、神田方面に進出する。

その前に、秋葉原で散髪。

更に、アイテンドーで追加のモバイルバッテリーケースを仕入れる(税抜き199円:ビミョーに異なる2種類の製品が混じっていた:在庫僅少)。

もう一軒は、火曜と水曜が休みだったので、次回に繰り越しだ。

(モバイルプラザ店舗のご案内)
http://ikeshop.net/user_data/mobileplaza.php

「【営業時間】
11:00~20:00(月~土曜)
11:00~19:00(日曜・祝日)
定休日:火曜・水曜」

ちゃんと書いてあんじゃん!?。

そのまま、徒歩で神田に向かう。

素足で、サンダル履いて行ったのは、間違いだったな・・・。

歩数を稼ぐのも楽じゃない。

この1週間、さぼりにさぼった運動を、一気に取り返すべく、動く動く・・・。

だからさあ、運動は貯金できないって・・・。

神田のお店では、シェルドライの情報を改めて確認して、勘違いしていたところを修正する。

CF200がとりあえずのターゲットだな(そうなのかあ?)。

(CF200X DRYSUIT)
https://www.divedui.com/products/cf200x-drysuit?variant=37615121089

それで正解なのかどうかは分からない。

ネオプレーンを圧縮した生地で、丈夫らしいが、重くて、ピンホールで空いた穴の位置を特定することが難しいらしい。

これをベースに、また、少し比較してみよう。

とりあえず、季節的には急ぐことはない。

もう少しすれば、ウエットスーツの季節がやってくるしな(相当先ですが)。

今日は情報収集だけで引き上げる。

いつも、こんな感じだ。

缶コーヒーのお土産もって、話だけして帰ってくる。

腹巻式のブラダーが付いた、サイドマウントハーネスを勧められているんだが、サイドマウント用のBCなら3つもあるしな。

まあ、もう一つくらいあってもいいか・・・。

暮れに受講したTDIのイントロテックが、ダイバー(雑誌)の記事になっていると聞いて、大井町に電話したら在庫があるというので帰りに寄って購入した。

某指導団体のインストラクターのくせに、他団体のコースを受講して、媒体に実名で出るというのは如何なものか。

まあ、どうでもいいんですが。

記事の中には、インストラクターとは書いていないからいいか。

指導団体は、業界全体の発展のために仲良くしなくちゃな。

あんま、変なトリムの写真は使ってなかった(ホッとひと安心)。

浮沈子のフィンが、頭より高くなってたりしたが、ぱっと見では分からないからいいことにしよう。

さて、大井町からママチャリで帰ってきてから、そういえば今日はファルコン9の打ち上げがあったはずだと思い出し(すっかり忘れてた!)、動画をチェック。

(スペースX「ファルコン9」打ち上げ実施 通信衛星「Hispasat 30W-6」搭載)
http://sorae.info/030201/2018_03_06_x.html

「記事執筆時点では、ロケット第2段エンジンの1回目のカットオフ(燃焼停止)まで順調に実施されています。」

まあ、50回目(発射台で炎上したのも含む)という以外に、話題性のないつまらん打ち上げだからな。

衛星の投入も無事に済んだようで何よりだ。

神田でだべっている時に、フィットネスから電話があって、明日の水泳教室はボイラー故障のため中止になったという。

本日も、午後3時からプール営業はお休みにしたそうだ。

やれやれ・・・。

お湯の温度が上がらなければ、明日のプール営業はお休み。

シャワーも冷たいかもしれないという。

筋トレしたりするジムの方は営業予定だそうだが、朝、確認してから出かけた方がよさそうだ。

せっかく、運動しようという意欲が出てきた矢先に、文字通り、冷や水を浴びせかけられた格好だ。

つーか、年寄りの冷や水か。

(年寄りの冷や水)
http://kotowaza-allguide.com/to/toshiyorinohiyamizu.html

「年寄りが、強がって冷たい水を浴びたり飲んだりして、無理をする言動をいう。」

冷水を飲むのも、強がりなのかあ?。

「言」動かどうかは、やや疑問があるしな。

類似の言い回しには、「年寄りの夜歩き」というのもあるそうだ(徘徊老人?)。

最近、近所の夜歩きが多いからな。

気を付けよう・・・。

3mmのバリカン入れて、すっかり涼しくなった頭を抱えて、今夜は早めに寝るに限るな。

活動的な1日を送ったので、ぐっすりと眠れそうだ・・・。

想定外かあ?2018年03月07日 01:09

想定外かあ?
想定外かあ?


地球観測(偵察でもいいんですが)や、宇宙空間で通信を行う衛星は、地球上空にある薄い空気の層を避けて、数百キロメートル以上の高度で飛び回っている。

それでも、時間が経てば、空気の抵抗を受けて高度が下がり、それによって更に空気の抵抗が増してきて、やがて地球大気に落ち込んで断熱圧縮(摩擦熱じゃないそうです)により高温になって燃え尽きる運命にある。

そうならないためには、化学推進エンジンを吹かすとか、最近流行りのイオンエンジンを吹かすなどして、衛星の速度を維持し、高度を保ち続けなければならない。

しかし、そうやっていても、ある程度の時間が経てば、燃料は尽き、お約束の時がやってくる。

チーン・・・。

特に、低軌道を飛ぶような偵察衛星とかは、軌道維持のために莫大な燃料を消費するため、衛星寿命が短くなる。

(超低高度軌道衛星の真実)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2017/12/23/8753391

浮沈子が妄想に駆られて書いた記事だが、まあ、そういう見方もあるかもしれない。

もちろん、半分以上は冗談で書いている(妄想だしな)。

燃料の切れ目が、縁の切れ目・・・。

超低高度軌道衛星は、短命に終わる運命にある。

と思っていたら、こんな記事が出てきて、焦った。

(空気だけで推進力を得られる新型人工衛星用エンジンの開発に欧州宇宙機構が成功)
https://gigazine.net/news/20180306-esa-air-breathing-ion-thruster/

「欧州宇宙機構(ESA)が、世界で初めて「空気を取り入れて加速させることで推進力を得る」という仕組みを持つ空気吸入型の電気推進器の開発に成功」

燃料は、その辺に転がっている空気分子(厳密には、窒素と酸素なんでしょうが)をイオン化して、磁場の中で加速することができるようにしたものを使う(合ってますう?)。

キセノンとかの代わりに、そいつをビューンと後方に放り出して、その反作用で推力を得る。

EMドライブとかいう、怪しげな話と一緒にしてはいけない。

(EMドライブ)
https://ja.wikipedia.org/wiki/EM%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96

「既存のロケットエンジンやイオンエンジンが推進剤を噴射する反作用で加速するのとは異なり、推進剤を用いず推進力が得られるとしている」

怪しい。

実に怪しい・・・。

空気イオンエンジン(浮沈子命名の仮称)は、そういう物理の法則をひっくり返すようなヤバイ仕掛けじゃない。

(World-first firing of air-breathing electric thruster:元記事)
http://www.esa.int/Our_Activities/Space_Engineering_Technology/World-first_firing_of_air-breathing_electric_thruster

「This result means air-breathing electric propulsion is no longer simply a theory but a tangible, working concept, ready to be developed, to serve one day as the basis of a new class of missions.」(この結果は、空気呼吸電気推進はもはや単なる理論ではなく、新しいクラスのミッションの基礎として一日を奉仕するために、開発の準備ができている具体的かつ実用的な概念であることを意味する。:自動翻訳のまま)

定量的なデータが示されていないので、抗力(空気抵抗など)に対して、十分な推力が得られるのかどうかという肝心の点に対しての評価はできない。

が、まあ、話半分としても、超低高度軌道衛星の寿命を、大幅に延ばす可能性が出てきたわけだ。

せいぜい2年とか、その辺だったのを、20年とか200年とかに延ばせるかもしれない(そ、そんなに延ばせるのかあ?)。

もちろん、前にも書いたけど、衛星寿命は軌道維持の燃料だけで決まるわけではない。

特に、超低高度軌道衛星の場合は、衛星の表面が原子状酸素で強力に酸化されて、使い物にならなくなる可能性もあるし、何らかの原因で、搭載された電子機器がお釈迦になる可能性もある(未調査)。

それらのどれがネックになるかは、軌道要素や衛星の運用にもよるんだろう。

しかし、少なくとも、この空気イオンエンジンがものになれば、最適な高度で最適な推力を得て、太陽電池や日陰に入っているときに蓄える蓄電池が働いている限り、半永久的に回り続ける超低高度軌道衛星が実現することになる。

まあ、まだ分かんないけどな。

ESAは、能天気に地球観測衛星の寿命延長とかをイメージしているのかもしれないが、軍事用の偵察衛星だって、あるいは、インターネット衛星のような、低けりゃ低いほどいい衛星用途はしこたまあるに違いない。

ひょっとしたら、新たな衛星用途を生み出す可能性もある。

浮沈子が真っ先に想像したのは、これだな。

(キャプテン・スカーレット:登場する主要なメカ:クラウドベース(スペクトラム基地)参照)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%97%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88#%E7%99%BB%E5%A0%B4%E3%81%99%E3%82%8B%E4%B8%BB%E8%A6%81%E3%81%AA%E3%83%A1%E3%82%AB

「高度4万フィート(12,192メートル)に浮遊する空中基地。広い甲板面は2分割され、一段高い方がエンゼルインターセプター用、低い方がその他の航空機用に使い分けられている。」

まあ、ちょっと低過ぎる気がするが、こういうのを100kmくらいの高度で飛ばし続けることができれば、宇宙や航空の世界は激変するかもしれない。

「高空に浮遊するのは、ジェリーによると「第二次大戦の英国本土防空戦で敵迎撃のため、高空に上昇するのに20分要した。最初から高空に待機すれば数分で迎撃できる」というアイデアに基づく。」

ジェリーというのは、製作者のジェリーアンダーソンのこと。

最近嵌っている謎の円盤UFOと同じ製作者だ。

まあ、どうでもいいんですが。

航空機と衛星の中間的なクラフトが出来る可能性を秘めているんじゃないか。

超高空を飛行する航空機のようなもんだからな。

しかも、燃料(?)は空気だからな。

安いもんだ。

エネルギーは、太陽電池で賄うわけだがな。

足りんのかな。

ちょっと心配だけどな。

この空気イオンエンジンの技術がモノになれば、薄い大気を持つ惑星(火星とか)でも、応用が利くかもしれない(二酸化炭素って、イオン化できたっけ?)。

まあいい。

その仕組みから、小型軽量化は難しいかもしれないな。

衛星自体を、この推進システムに合わせて設計していく必要があるだろう。

巨大な太陽電池と、空気分子の吸い込み口が付いた、ジンベイザメとかマンタみたいな衛星だ。

ちょっとカッコ悪いけど、この際、贅沢は言えないからな・・・。

筋トレ2倍2018年03月07日 23:33

筋トレ2倍


まとめてやっても貯金できないのは、筋トレも同じだ。

今日は、水泳教室がお休みで、プールも使えない。

夕方から、風呂は使えるようになり、夜からプールも復旧したようだ。

「2018年03月07日(水)

【順次復旧】3月7日(水) 25Mプール・温浴利用順次再開 15:40現在
平素、ジェクサー大井町をご利用頂きまして誠にありがとうございます。
機械不具合により25Mプール・温浴系統がご利用いただけませんでしたが、下記の通り順次復旧いたします。

3月7日(水)
16:00~より復旧
男性温浴・女性温浴

19:00より復旧
25Mプール
マッサージバス
ジャグジー 
スチームサウナ

尚、本日のプールプログラムはすべて休校となります。

ご利用の皆様には大変ご迷惑をおかけし誠に申し訳ございません。
何卒ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。」

浮沈子は10時に電話して、トレーニングジムがやっていることを確認して出かけた。

自転車だったが、途中歩いたりして歩数を稼ぐ。

涙ぐましい努力だ・・・。

で、例によって大井町の吉野家に寄り、黒カレーとドリンクバーで寛いでから、フィットネスに乗り込む。

プールなしだからな。

筋トレを入念に行う。

いつものメニューを、2回こなした。

だから、意味ねーって・・・。

筋トレは、毎日やるより、間を空けて、休養を取りながらやるのが効果的なんだそうだ。

まあ、そうはいっても、筋肉付けるためにやってるわけじゃないけどな。

落とさない程度に、負荷をかけているだけ。

細身の女性の会員が使った後で、マシンのウエイトを減らしてやってるからな(そうなのかあ?)。

まあいい。

ケガをしないのが何よりの目的で、筋肉を鍛えるのは二の次だからな。

先日は、筋トレ前のストレッチをしているときに、座りなおそうとして腰をひねったとたんに、筋を伸ばしてしまった!。

ったくもう・・・。

筋トレ以前の話だ。

そんなゆるーいメニューをやったからといって、短期間に何かが変わるわけではない。

5年、10年と続けることが大事で、身体を動かし続けることで、何もしなければ失われていく何かを、引き留めようとしているわけだ。

今日は2クールやったから、明日はやらなくていいというわけじゃあない。

体調がすぐれないときは、躊躇なくさぼることにしているので、冬場はどうしても少なくなる。

暖かくなったら、少し頻度をあげよう。

久しぶりに、サウナも入った。

シャワーは使えたので、さっぱりとして上がった。

しかし・・・。

やっぱ、プールで泳がないと、物足りないな。

ボイラーが直ったので、明日はプールだけ2倍泳ごうかな(だから、運動は貯金できないって!)。

昨日は、活動的な1日を送ったので、安心してカツカレーとか食ったら、しっかりと体重が増えていた。

そっちの方は、しっかり貯金できるのにな。

おかしいな・・・。

遅い昼食後、一寝入りしてから、近所の短い散歩に出る。

筋トレと、往復の自転車、途中での歩きで、やや筋肉に張りを感じる。

プロ野球の投手なら、登板を見合わせる所だが、坂を上ったりして、しっかりと歩いて1万歩に届かせる。

夕食とかの買い出しは、それより近いのに自転車で行く。

何か矛盾を感じるんだが、散歩というのは、用を足すために歩く行為ではない。

それ自体が目的というか、無目的に歩くことで、至上の価値を得る高尚な行為だ。

本来は、健康のためでも、活動量計の歩数を稼ぐためでもない。

歩くという、人間の基本的な動作の中で、脳に刺激を与え、満足を得るためのものだからな。

特に、夜の散歩は貴重な体験だ。

視覚を制限され、音や匂いに敏感になり、皮膚感覚も研ぎ澄まされる。

その豊かな時間を味わうために歩く。

なるべく、人通りの少ない道を選んで歩く。

用心のために、ダイビングライトを点けっぱなしっでぶらさげていく。

ジジイの夜歩き(徘徊?)。

ファルコン9の打ち上げ(発射台で爆発したのを含む)が50回になったという記事をいくつか読むが、来年くらいには100回になるだろう。

テキサスの射場が完成して、毎週のようにインターネット衛星(スターリンク)の打ち上げが行われるようになれば、数年のうちに1000回だって行くかもしれない。

射点は4か所になるからな。

1か所から年に50回上げれば、5年で1000回になる。

これは、少なめの見積もりだからな。

ブロック5は、着陸後、24時間で再使用できるようになっている。

10回くらいでオーバーホールして、100回くらいは使えるようにするらしい。

そんな再使用ロケットをフル稼働させたら、1000回なんてあっという間だろう。

50回目の打ち上げなんて、何の感慨も湧かない。

ソユーズロケットは、長年の運用で、1000回以上の実績がある。

(ソユーズロケット)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88

「全系統を含めると1700回以上打ち上げられ他のロケットを大きく引き離し世界で最も利用されたロケットとなっている。」

そうだなあ、2000回目くらいになって、ソユーズを抜いて、史上最多の打ち上げでも記録すれば、少しはカンドーするかもしれないけどな。

たぶん、そうはならないかもしれない。

ファルコン9は、完全再使用ではないから、コスト的にはBFRに対して不利だ。

BFRが実用になれば、9もヘビーもお蔵入りになる。

浮沈子は、BFRが、そう簡単には実現しないと思ってるんだがな。

いくつものハードルを越えなければならず、それは9からヘビーへのハードルよりもはるかに高い。

スペースXの開発スピードをもってしても、甘く見積もって10年はかかるだろう。

10年で2000回なら行くかもしれないな。

ビミョーだ。

ソユーズが先に引退しそうな気もするしな。

追い抜くことは間違いないだろう。

4月の打ち上げ予定は、5機も入ってるしな。

(List of Falcon 9 and Falcon Heavy launches:Future launches:2018)
https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_Falcon_9_and_Falcon_Heavy_launches#2018_2

「Date and time (UTC):Version,Booster:Launch site:Payload:Orbit:Customer:
・April 2, 2018 20:30:F9 B4,B1039.2:CCAFS SLC-40:SpaceX:CRS-14
・April 5, 2018:F9 B5,B1046.1:KSC LC-39A:Bangabandhu-1:GTO:BTRC
・April 16, 2018, 22:32–22:33:F9 B4,B1045.1:CCAFS SLC-40:Transiting Exoplanet Survey Satellite (TESS):HEO:NASA
・April 28, 2018:F9 B5:VAFB SLC-4E:Iridium NEXT 51–55 GRACE-FO 1, 2:LEO:Iridium Communications:DLR
・April 30, 2018:F9 B4,B1040.2:CCAFS SLC-40:SES-12:GTO:SES」

今月末にも1機入っている。

「・March 29, 2018,14:19:49:F9 B4,B1041.2:VAFB SLC-4E:Iridium NEXT 41–50:LEO:Iridium Communications」

イリジウムネクストはたて続けだな。

衛星コンステレーションは、短期間での展開が勝負だからな。

揃わなければ、サービスイン出来ない。

収益が上がらなければ、資金繰りがきつくなるだけだ。

このあと、6月と8月に上げて完了だ。

バンデンバーグは、一休みということになる(そうなのかあ?)。

年内は、SSO(太陽同期軌道)に上げるのが3機入っている程度だ。

スターリンクが上がるようになれば、テキサスだけじゃ足りないだろうから、また忙しくなるんだろう。

いずれにしても、今年のファルコン9は大忙しだろう。

昨年(18機)を上回るのは確実で、25機は堅いところか。

まあな、爆発さえしなけりゃな・・・。

100均ライト2018年03月08日 00:35

100均ライト
100均ライト


しこたま、18650用のモバイルバッテリーケースを買ってはみたものの、人様に差し上げる以外には、ほとんど使っていないのが実情だ。

最近のスマホは、電池の持ちがいいからな。

つーか、持ち歩いているだけで、あまり見ていないというのが実態だ。

電車で移動するときとか、大井町の吉野家で、中途半端に寛いでいるときの時間つぶしくらいか。

近所のレストランに行くときには、シンクパッド10を持っていくしな。

何はなくとも大画面・・・。

結果、モバイルバッテリーの出る幕は、ほとんどない。

しかたがないので、家の中でモバイルバッテリーから充電している始末だ(いみねー・・・)。

そこで、夜歩きのお供にと買い込んだのが、画像の100均LEDライトだ。

本来は、手元をちょこっと照らしたりするための照明なんだろうが、散歩する時の照明としても使える。

もちろん、浮沈子の近所は、地元自治体(東京都大田区)が、ちゃんと街灯を設置しているんだが、ビミョーに付いていないところもあるし、何より、自動車とか自転車とかから視認されるようにした方が安全だからな。

ダイビングライトをぶら下げて歩いているが、ちょっと重いしな。

それ程の照度は必要ないので、この100均LEDライトがちょうどいいかもしれない。

(ダイソー「USB ミニライト」)
https://riso.space/usb-ml/

「本品は電球色のチップ LED 6 灯 + ディフューザの構成のため、暖色光がきれいに拡がって「小型ながらもちゃんとした照明」という印象があります。」

それ程のものかとも思うが、画像でも分かるように、周りの部分も光を透過してほんのりと明るくなる。

暖色系の柔らかい色で、浮沈子好み。

とりあえず、1本買ってみたが、よさげなら大人買いしようかな。

夜の散歩のお供にしたい感じだが、モバイルバッテリーをどうやって持ち運ぶかが問題だ。

身に着けて歩くようには作られていないので、穴開けて、ストラップを通すとかしないといけない。

それとも、専用の袋を調達して、それに入れて持ち運ぶか。

うーん、その袋を100均で探すということになると、コストが増えていくような気がして気が進まない。

まあ、どうでもいいんですが。

少し持ち歩いてみて、うまい工夫ができればいいな。