NASAはどこへ行くのか ― 2018年10月02日 10:36
NASAはどこへ行くのか
NASAには、様々な計画があり、形になったものも雲散霧消したものもある。
スペースシャトルのガラクタを寄せ集めて、もう一度月に行こうとしていたコンステレーション計画(そうだったのかあ?)は崩壊し、その後に火星に目標を変えてみたものの、1970年代の技術を引きずる計画は遅々として進まず、人類は半世紀にわたって地球低軌道に縛り付けられている。
今回、有人探査にポイントを絞った新たな計画が米国議会向けに発表され、その概要が日本語でも報道された。
(NASAの次世代計画は私たちを月と火星に連れて行く…きっといつかは)
https://jp.techcrunch.com/2018/09/28/2018-09-26-nasas-bold-ish-plan-for-the-next-era-takes-us-to-the-moon-and-mars-eventually/
「多くのゴールがまだ遠く「2024年にはっきりする」以上のことは自信をもって明らかにすることができないと思われる。」
そう、このレポートが示しているのは2024年までのスケジュールで、その先を見据えてはいるものの、その時(2024年)までに決める的な曖昧な態度に終わっている。
(NASA Unveils Sustainable Campaign to Return to Moon, on to Mars:元記事)
https://www.nasa.gov/feature/nasa-unveils-sustainable-campaign-to-return-to-moon-on-to-mars
(National Space Exploration Campaign Report:そのレポート)
https://www.nasa.gov/sites/default/files/atoms/files/nationalspaceexplorationcampaign.pdf
昨日は浮世の雑事に煩わされてフィットネスをサボり、ストレス食いと怠惰な生活に嵌ってしまっている。
その中で、唯一生産的な作業は、このしょうもないレポートをコピペして、グーグルの自動翻訳機能に通して読破したことくらいか。
21ページのコンパクトな資料だからな。
どーってことはない・・・。
確かに、今後6年間に、有人探査等に関してNASAが何をやろうとしているかを概観するにはいい資料だ。
なぜ2024年なのか。
(アメリカ合衆国大統領選挙)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E9%81%B8%E6%8C%99
「大統領および副大統領は4年の任期を務める。」
「憲法修正第22条により、大統領に3度選出されること、昇格や職務代行により2年以上大統領の職務を行った人物が複数回大統領に選出されることが禁止されている。」
えーと、今の大統領は2016年に選出されているからな。
一期だけということもあるかもしれないけど、再選の可能性がゼロというわけじゃないし、まあ、二期務めたとして、2024年には確実にいなくなるわけで、宇宙計画についても、その時点で大幅な変更を受ける可能性があるからな。
ちゃぶ台をひっくり返される可能性だってある。
それでも、今やっていることと将来のビジョンを結び付けて正当化し(そうなのかあ?)、金づるに納得してもらわなければならない。
将来、どう転んでも、引き続き遂行できるような仕掛けを作っておかなければ、業界全体が迷惑する。
NASAは、自分自身と関連業界を食わせていく責任があるからな。
えーと、もちろん、米国の納税者への説明責任もある。
このレポートは、有人探査という最も一般受けする分野に限定した、納税者向けのパンフレットのようなもんだな。
無人探査機も少し出てくるけど、有人探査絡みの文脈の中での話だ。
そういう背景というか、前提をしっかり確認してから読むと、新しいことは大して書かれていないということが分かる。
月周辺で何かをやろうとしていること、地球低軌道からNASA本体が撤退しようとしていること(民間サービスの顧客としては留まりますが)、火星以遠に向けて何かするかも知れない程度の話しかない。
賞味期限切れの月探査とか、本気かどうかわからない資源開発とか、実現可能性さえ疑われる有人火星探査とか、美辞麗句を時系列に並べて、あたかも整合性があるように見せかける官僚的技術に長けていることだけは認めよう(そうなのかあ?)。
テッククランチの記者も言っている。
「宇宙に関する急速な進歩が見られるこの時代に、そうした遠く漠然としたゴールを持つことは、少々不満かもしれないが、それがこのビジネスの性質というものなのだ。」
米国の有人宇宙探査は行き詰まり感があるな・・・。
黄金の価値がある遠くのゴールを示さなければ、目の前の莫大な出費を正当化することが出来ない一方、あまりに遠すぎればリアリティを失い、予算を分捕ることはできない。
ちょうどいい塩梅で、顧客(納税者)にアピールしなければ、商品は売れないのだ。
今は、ノーベル賞の季節で、我が国からも受賞者が出たという報道が飛び交っている。
(ノーベル賞)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB%E8%B3%9E
「・・・前年に人類のために最大たる貢献をした人々に分配されるものとする」
宇宙関係でノーベル賞を受賞したという話は知らない。
もっとも、応用部門だからな。
そういうのとは、別の話なんだろう。
まあ、どうでもいいんですが。
浮沈子は、有人月探査の実現も、最近はやや疑問視している。
月に、それだけの価値があるのか。
その先の、火星に行くための足掛かりとしての価値しかないとしたら、じゃあ、そもそも有人火星探査に意味があるかとか、本当に実現可能なのかとか、そういう話だって出てくるに違いない。
中国が台頭してくる中で、米国がいつまでリーダーシップを取り続けられるかも、現実の問題になってくるかもしれないしな。
無人機による太陽系内探査や宇宙望遠鏡みたいなのだけが残り、有人部門は地球低軌道を民間が行うことになってしまう可能性もある。
NASAにとっては、危機的状況が生まれるのかもしれない。
月に、本当に地球にとって有用な資源があるなら、それこそ、民間部門が大挙して投資していくだろう。
NASAの出る幕はない。
月開発は、どっちに転んでも、NASAにとって美味しい話ではないのだ。
それでも、地球低軌道からの再進出について、中国に先を越されるという大失態だけは避けたいに違いない。
月を当面のターゲットとしているのは、そんな政治的思惑が根底にあるだけなのかもな。
そして、月への再進出を正当化する手段としての有人火星探査ということになれば、本末転倒も甚だしいということになる。
浮沈子的には、そんな宇宙政策的な話ですらなく、成り行きで作っちまったSLSの使い道をでっちあげてるだけのように聞こえるんだがな(そんなあ!)。
まあいい。
月を経由して、究極の極地法で火星に辿り着こうとしているNASAに対して、アルパインスタイルでいきなり火星に乗り込もうとしている民間企業もある。
(【火星移住】スペースXが目指す、火星の地下コロニー建設)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/07/post-10602.php
「スペースXは、系列企業のトンネル掘削会社ボーリング・カンパニーの掘削機で地下トンネルのネットワークを構築し、そこに居住施設を造ることが最もいい方法だと考えている。」
えーと、この話は先日出したけどな。
(テクノシグネチャー)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2018/09/28/8965997
宇宙人探しに付き合ったり、スポンサーのご機嫌取ったり、NASAも大変だな・・・。
テッククランチは、こうも書いている。
「もしNASAの慎重なアプローチが気に入らないのなら、宇宙へと自分のミッションで乗り出すことができる ―― 本当に。そう考えるのはあなた1人ではない。」
もちろん、スペースXの怪しげな宇宙ロケットBFRに乗って、火星を目指すことは可能だろう。
イーロン時間(注)によれば、それは2024年には可能になっているからな。
(注:ファルコンヘビーは、2011年4月に発表された時には、2014年初頭に飛行するはずだったが、実際には2018年2月の飛行になった。打ち上げロケットに関する限り、スペースXの開発期間はイーロンマスクの発表の2倍から3倍かかると見積もっていた方がいいかも。この比率でいえば、2018年から開発が本格化したとして、BFRが実際に飛ぶのは、早くても2030年(2倍)、遅ければ2030年代後半(3倍)になる。)
死ぬ気で乗れば、行けないことはないかもしれない。
火星への片道切符に申し込んだ連中もいるわけだしな。
月の資源開発やISSの民営化より早く、火星への有人探査(単なる火星旅行?)が行われることになる。
なんか、パラレルワールドの話のようだ。
スペースXのぶち上げる話が、実際にはいつのことになるのか(つーか、そもそも実現するのか)は分からない。
ブルーオリジンが、メタンエンジンの開発にめどをつけたという話もあるしな。
(ブルー・オリジン「BE-4」、次期ロケット「ヴァルカン」に採用決定)
https://sorae.info/030201/2018_10_01_be4.html
「次期大型ロケット「ヴァルカン」のメインエンジンに米ブルー・オリジンの「BE-4」を採用すると発表」
「BE-4は液体酸素(LOX)と液体メタン(LNG)を利用するロケットエンジンで、再使用が可能だという特徴があります。」
大穴のニューグレンが、先に火星に降り立つかもしれない。
NASAは、ますます置いてきぼりを食らうわけだな・・・。
(有人月探査、巨額の費用負担で各国の駆け引きも:追加)
https://www.sankei.com/life/news/180303/lif1803030040-n1.html
「背景にあるのは、火星用でもある大型ロケットや宇宙船の使い道だ。巨費を投じた開発が山場を迎える中、当面の用途を月で確保したい事情がある。」
「独自の月面着陸を目指す中国をにらみ、宇宙の覇権を維持する狙いもうかがえる。」
「国際協調でやろうというのは甘い。調整に時間がかかっている間に中国に先を越され、米国は宇宙開発の開拓者の看板を失うだろう」
考えてることは、似たり寄ったりだな・・・。
NASAには、様々な計画があり、形になったものも雲散霧消したものもある。
スペースシャトルのガラクタを寄せ集めて、もう一度月に行こうとしていたコンステレーション計画(そうだったのかあ?)は崩壊し、その後に火星に目標を変えてみたものの、1970年代の技術を引きずる計画は遅々として進まず、人類は半世紀にわたって地球低軌道に縛り付けられている。
今回、有人探査にポイントを絞った新たな計画が米国議会向けに発表され、その概要が日本語でも報道された。
(NASAの次世代計画は私たちを月と火星に連れて行く…きっといつかは)
https://jp.techcrunch.com/2018/09/28/2018-09-26-nasas-bold-ish-plan-for-the-next-era-takes-us-to-the-moon-and-mars-eventually/
「多くのゴールがまだ遠く「2024年にはっきりする」以上のことは自信をもって明らかにすることができないと思われる。」
そう、このレポートが示しているのは2024年までのスケジュールで、その先を見据えてはいるものの、その時(2024年)までに決める的な曖昧な態度に終わっている。
(NASA Unveils Sustainable Campaign to Return to Moon, on to Mars:元記事)
https://www.nasa.gov/feature/nasa-unveils-sustainable-campaign-to-return-to-moon-on-to-mars
(National Space Exploration Campaign Report:そのレポート)
https://www.nasa.gov/sites/default/files/atoms/files/nationalspaceexplorationcampaign.pdf
昨日は浮世の雑事に煩わされてフィットネスをサボり、ストレス食いと怠惰な生活に嵌ってしまっている。
その中で、唯一生産的な作業は、このしょうもないレポートをコピペして、グーグルの自動翻訳機能に通して読破したことくらいか。
21ページのコンパクトな資料だからな。
どーってことはない・・・。
確かに、今後6年間に、有人探査等に関してNASAが何をやろうとしているかを概観するにはいい資料だ。
なぜ2024年なのか。
(アメリカ合衆国大統領選挙)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E9%81%B8%E6%8C%99
「大統領および副大統領は4年の任期を務める。」
「憲法修正第22条により、大統領に3度選出されること、昇格や職務代行により2年以上大統領の職務を行った人物が複数回大統領に選出されることが禁止されている。」
えーと、今の大統領は2016年に選出されているからな。
一期だけということもあるかもしれないけど、再選の可能性がゼロというわけじゃないし、まあ、二期務めたとして、2024年には確実にいなくなるわけで、宇宙計画についても、その時点で大幅な変更を受ける可能性があるからな。
ちゃぶ台をひっくり返される可能性だってある。
それでも、今やっていることと将来のビジョンを結び付けて正当化し(そうなのかあ?)、金づるに納得してもらわなければならない。
将来、どう転んでも、引き続き遂行できるような仕掛けを作っておかなければ、業界全体が迷惑する。
NASAは、自分自身と関連業界を食わせていく責任があるからな。
えーと、もちろん、米国の納税者への説明責任もある。
このレポートは、有人探査という最も一般受けする分野に限定した、納税者向けのパンフレットのようなもんだな。
無人探査機も少し出てくるけど、有人探査絡みの文脈の中での話だ。
そういう背景というか、前提をしっかり確認してから読むと、新しいことは大して書かれていないということが分かる。
月周辺で何かをやろうとしていること、地球低軌道からNASA本体が撤退しようとしていること(民間サービスの顧客としては留まりますが)、火星以遠に向けて何かするかも知れない程度の話しかない。
賞味期限切れの月探査とか、本気かどうかわからない資源開発とか、実現可能性さえ疑われる有人火星探査とか、美辞麗句を時系列に並べて、あたかも整合性があるように見せかける官僚的技術に長けていることだけは認めよう(そうなのかあ?)。
テッククランチの記者も言っている。
「宇宙に関する急速な進歩が見られるこの時代に、そうした遠く漠然としたゴールを持つことは、少々不満かもしれないが、それがこのビジネスの性質というものなのだ。」
米国の有人宇宙探査は行き詰まり感があるな・・・。
黄金の価値がある遠くのゴールを示さなければ、目の前の莫大な出費を正当化することが出来ない一方、あまりに遠すぎればリアリティを失い、予算を分捕ることはできない。
ちょうどいい塩梅で、顧客(納税者)にアピールしなければ、商品は売れないのだ。
今は、ノーベル賞の季節で、我が国からも受賞者が出たという報道が飛び交っている。
(ノーベル賞)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB%E8%B3%9E
「・・・前年に人類のために最大たる貢献をした人々に分配されるものとする」
宇宙関係でノーベル賞を受賞したという話は知らない。
もっとも、応用部門だからな。
そういうのとは、別の話なんだろう。
まあ、どうでもいいんですが。
浮沈子は、有人月探査の実現も、最近はやや疑問視している。
月に、それだけの価値があるのか。
その先の、火星に行くための足掛かりとしての価値しかないとしたら、じゃあ、そもそも有人火星探査に意味があるかとか、本当に実現可能なのかとか、そういう話だって出てくるに違いない。
中国が台頭してくる中で、米国がいつまでリーダーシップを取り続けられるかも、現実の問題になってくるかもしれないしな。
無人機による太陽系内探査や宇宙望遠鏡みたいなのだけが残り、有人部門は地球低軌道を民間が行うことになってしまう可能性もある。
NASAにとっては、危機的状況が生まれるのかもしれない。
月に、本当に地球にとって有用な資源があるなら、それこそ、民間部門が大挙して投資していくだろう。
NASAの出る幕はない。
月開発は、どっちに転んでも、NASAにとって美味しい話ではないのだ。
それでも、地球低軌道からの再進出について、中国に先を越されるという大失態だけは避けたいに違いない。
月を当面のターゲットとしているのは、そんな政治的思惑が根底にあるだけなのかもな。
そして、月への再進出を正当化する手段としての有人火星探査ということになれば、本末転倒も甚だしいということになる。
浮沈子的には、そんな宇宙政策的な話ですらなく、成り行きで作っちまったSLSの使い道をでっちあげてるだけのように聞こえるんだがな(そんなあ!)。
まあいい。
月を経由して、究極の極地法で火星に辿り着こうとしているNASAに対して、アルパインスタイルでいきなり火星に乗り込もうとしている民間企業もある。
(【火星移住】スペースXが目指す、火星の地下コロニー建設)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/07/post-10602.php
「スペースXは、系列企業のトンネル掘削会社ボーリング・カンパニーの掘削機で地下トンネルのネットワークを構築し、そこに居住施設を造ることが最もいい方法だと考えている。」
えーと、この話は先日出したけどな。
(テクノシグネチャー)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2018/09/28/8965997
宇宙人探しに付き合ったり、スポンサーのご機嫌取ったり、NASAも大変だな・・・。
テッククランチは、こうも書いている。
「もしNASAの慎重なアプローチが気に入らないのなら、宇宙へと自分のミッションで乗り出すことができる ―― 本当に。そう考えるのはあなた1人ではない。」
もちろん、スペースXの怪しげな宇宙ロケットBFRに乗って、火星を目指すことは可能だろう。
イーロン時間(注)によれば、それは2024年には可能になっているからな。
(注:ファルコンヘビーは、2011年4月に発表された時には、2014年初頭に飛行するはずだったが、実際には2018年2月の飛行になった。打ち上げロケットに関する限り、スペースXの開発期間はイーロンマスクの発表の2倍から3倍かかると見積もっていた方がいいかも。この比率でいえば、2018年から開発が本格化したとして、BFRが実際に飛ぶのは、早くても2030年(2倍)、遅ければ2030年代後半(3倍)になる。)
死ぬ気で乗れば、行けないことはないかもしれない。
火星への片道切符に申し込んだ連中もいるわけだしな。
月の資源開発やISSの民営化より早く、火星への有人探査(単なる火星旅行?)が行われることになる。
なんか、パラレルワールドの話のようだ。
スペースXのぶち上げる話が、実際にはいつのことになるのか(つーか、そもそも実現するのか)は分からない。
ブルーオリジンが、メタンエンジンの開発にめどをつけたという話もあるしな。
(ブルー・オリジン「BE-4」、次期ロケット「ヴァルカン」に採用決定)
https://sorae.info/030201/2018_10_01_be4.html
「次期大型ロケット「ヴァルカン」のメインエンジンに米ブルー・オリジンの「BE-4」を採用すると発表」
「BE-4は液体酸素(LOX)と液体メタン(LNG)を利用するロケットエンジンで、再使用が可能だという特徴があります。」
大穴のニューグレンが、先に火星に降り立つかもしれない。
NASAは、ますます置いてきぼりを食らうわけだな・・・。
(有人月探査、巨額の費用負担で各国の駆け引きも:追加)
https://www.sankei.com/life/news/180303/lif1803030040-n1.html
「背景にあるのは、火星用でもある大型ロケットや宇宙船の使い道だ。巨費を投じた開発が山場を迎える中、当面の用途を月で確保したい事情がある。」
「独自の月面着陸を目指す中国をにらみ、宇宙の覇権を維持する狙いもうかがえる。」
「国際協調でやろうというのは甘い。調整に時間がかかっている間に中国に先を越され、米国は宇宙開発の開拓者の看板を失うだろう」
考えてることは、似たり寄ったりだな・・・。
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