君はクリスマスツリーを見たか2018年12月01日 11:36

君はクリスマスツリーを見たか
君はクリスマスツリーを見たか


このブログは、真実と妄想で出来上がっている。

浮沈子は、真実を語ろうと心がけているんだが、妄想が入ってくることを如何ともし難い。

まあ、時と場合による。

単なる間違い、思い違い、勘違いは山のようにあり、それらを全て訂正することは不可能だ。

割り引いて読んでいただくしかない。

そういう誠実な綴り手である浮沈子は、あからさまな疑惑ネタは取り上げないことにしている。

UFOとか、宇宙人とか、ネッシーとか、雪男とか、ツチノコ、カッパ、エトセエトセ・・・。

もちろん、「謎の円盤UFO」は大好きだし、スタートレックやスターウォーズのファンでもある。

しかし、それらは作りものであると分かっているし、健全な精神の持ち主を自称しているので、地球外生命体の存在など、たとえ単細胞レベルであろうが一切認めていない。

ジェリーアンダーソンもの以外で、UFOを取り上げた記憶はない(単に忘れているだけかも←得意です!)。

(UFOって本当にいるの? 乗っているのは何者? 月刊『ムー』編集長に聞いてきた (1/3))
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1812/01/news006.html

「編集部側では、写真が撮影された状況などを徹底的に調べ、うそである可能性を排除した上で、『最終的に、こんな謎が残った』『じゃあ、これは何なのか』と考えさせるような構成にしている」

このところ、体調を崩し(たぶん風邪?)、外出も極力控え、とーぜんフィットネスもサボり、運動量と反比例する体重増加に慄きながら、鬱々として楽しまずの生活を送っている(ブログの更新頻度が高い時は、概ねそんな感じか)。

閑に飽かせて、今回のネタは、正真正銘のUFO。

「そもそも「UFO」は軍事用語。正体不明の飛行物体を便宜上そう呼んでいるわけではない。正体が鳥などである可能性を全て排除した上で、知的生命体によってコントロールされていると判断された物体の呼称なのだ。」

そうだったのか・・・。

「宇宙飛行士は任務に就く際、コード化された暗号表を全部覚える必要があり、その中に5つほどUFOを指すものがある。そのコードを知った上で、宇宙船と管制塔が交信する音声データを聞くと、「クリスマスツリーが出た!」などの発言があることが分かる。」

いや、ホントにクリスマスツリーが飛んでたのかも(そっちの方がUFOより不気味ですが)。

この記事では、驚くべき内容が明かされている。

「連中はマスクをつけておらず、地球の大気を吸っていた。地球上で酸素や細菌、ウイルスを体内に入れても問題がないということは、免疫があるということ。奴らは宇宙人じゃないんだよ。」

ガーン!。

衝撃の事実。

「三上氏は「UFOは存在する」と断言し、「その乗組員は人間だ」という驚きの説を展開した。」

まあ、どうでもいいんですが。

「信じるか信じないかは、あなた次第です。」

浮沈子は、もちろん、到底信じることはできない。

宇宙人が未知の科学を駆使して飛ばしているならともかく、イプシロンロケットとかでヒイヒイいいながら宇宙空間に出かけざるを得ない記事を読みながら、軍用機にロックオンされたとたんに、ヒューっと逃げてしまうような飛行体を想像することは不可能だ。

「UFOを1機つくるのに、どれだけのカネがかかると思う? 国どころか、もっと広大な、圧倒的な科学技術を持つ存在だ。連中は月どころか太陽まで行けるテクノロジーを持っている。」

UFOが宇宙人の乗り物である方が、100倍信じられるような気がするな。

しかし、まあ、所詮、太陽系の中だけの話だ。

現代の人間が想定できる範囲内というところが曲者で、それはとりもなおさず、現代の人間がでっち上げた話に相違ない。

現代の科学で解明できない現象があることは認めよう。

超大質量ブラックホールの成り立ちや、ファーストスター、暗黒物質に暗黒エネルギー、地球生命の起源や、リーマン予想だって未解明の謎だ。

身の回りの、ちょっとしたアイテムが、いつの間にか消えてなくなってしまうことも不思議な謎だな。

まるで、ブラックホールに吸い込まれてしまったようだ。

暫くすると、ホワイトホールから出てきたりする時もあるけどな(失せもの出ずる)。

まあいい。

宇宙は、謎に満ちている。

その謎を解明し、その一部である我々がどこから来たのか、何者なのか、そしてどこへ行くのかを知ることが知的生命体としての存在意義だろう。

物語の世界でUFOや宇宙人が登場するというのは、実際の話はともかく、我々の意識の根底に、そういう存在を求める抑え難い衝動が存在するということでもある。

天上に神々の世界が存在するとか、天使が舞い降りてきて人間世界と神々の世界を取り持つとか、神の子が人間の悪行を背負って犠牲になってくれるとか、月の世界からいたずらっ子が竹の中に降りてくるとか・・・。

UFOは、現代の神話だ。

科学の衣をまとい、メディアを通じて拡散する新興宗教のようなものだ。

浮沈子が若かったころ、ブラックホールというのは、理論的には存在しても、この宇宙に実在するなどということはあり得ないと言われていた。

しかし、現代では、そんなもんは当たり前となり、この宇宙に普遍的に存在するだけではなく、やがては全てがブラックホールに呑み込まれてしまうと言われるようになった。

そればかりではない。

そのブラックホールさえも、とてつもなく長く長く長ーーーーい時間を掛けて蒸発してしまう事が分かっているという。

いやいや、浮沈子には、全然わからないんだがな。

先日亡くなったホーキングには分かっていたらしい。

宇宙は、薄ぼんやりした背景輻射に満たされて熱的死を迎える。

その時には、UFOだろうがUMAだろうが、あらゆる存在が消えてなくなる。

人類?。

そんなもんがいたかどうかということさえ、はるか手前で消えてしまうに違いない。

UFOに乗ってたやつらが、ちっとばかり頭が良くって、多少金回りがいいからといって、大した違いはないのだ。

我々は、泡沫(うたかた)の存在だ。

だからこそ、尊いし、貴いのだ。

浮沈子は、そう信じている。

今日から12月になった。

出歩かないからわからないが、町はクリスマスのデコレーションで溢れているだろう。

天からもたらされた嬰児を祝う季節だ。

まあ、宇宙人だったかもしれないしな。

乗ってきたのは、確かにクリスマスツリーに似てたかもしれないUFOだったりして!。

「クリスマスツリーが出た!」

言い得て妙かもな・・・。

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