新型コロナロケットは2段目に点火したのか2020年05月26日 10:10

新型コロナロケットは2段目に点火したのか
新型コロナロケットは2段目に点火したのか


(世界の感染者546万人余 死者34万人超 新型コロナウイルス)
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/latest-news/

「▼感染者が最も多いのはアメリカで165万4683人、
▼次いでブラジルが36万3211人、
▼ロシアが35万3427人、
▼イギリスが26万2541人、
▼スペインが23万5400人、
▼イタリアが23万158人となっています。」

「▼亡くなった人が最も多いのもアメリカで9万7974人、
▼次いでイギリスが3万6996人、
▼イタリアが3万2877人、
▼フランスが2万8460人、
▼スペインが2万6834人、
▼ブラジルが2万2666人となっています。」

現在、感染者の順位的には14位に落ちた中国は、影も形もない。

さっき見たウィキの数字だと、米国(感染者1,693,850人、死者98,468人)は断トツでトップだ。

全世界で見ると、4月初旬以来、新規感染者が7万人から8万人で推移していたのに、ここ数日は約10万人に跳ね上がっている。

もちろん、増えているのはブラジル(370,060、23,102)など南米とか、インド(138,845、4,021:イランを抜いてベスト10入り!)などだが、浮沈子注目のアフリカ(108,151、3,260)も10万人を超えて伸びてきている。

アフリカはな、正確な数字を期待する方が間違っているしな。

桁が合っていればいい感じだ(そんなあ!)。

初期の中国の流行は、ファルコン9ロケットで言えば打ち上げ前の点火テストのようなもんだな。

リフトオフして1段目の点火が終了し、惰性で暫く飛んでいたけど、先日辺りからは第2段目に火が点いて、一気に加速に入った感じだ。

インドとアフリカが、南米に加わって増加の中心となるシナリオが見えてきたようだ(テキトーです)。

我が国含め東アジアや東南アジアとかは、今のところ大きな動きはなく、それなりの増加に留まっている。

冬のオセアニアがどうなるかは未定だが、著しい増加は避けられるのではないか。

南アフリカ(23,615、481:急上昇中)とかは、ヤバいかも知れない。

南半球ではないけれど、エジプト(17,967、783)も伸びてきている(ラマダン関連か:後述)。

南米は、おそらく手が付けられなくなる。

国家指導者が感染を煽っているわけで、だれにも止められない。

(ブラジル、閣議で知事の悪口放題 最高裁がビデオ映像公開)
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2705a1778d590d2205cd3757d38573d893da9fa

「ボルソナロ氏は4月の閣議で、商業施設閉鎖などの規制を実施するサンパウロやリオデジャネイロの州知事らを、排せつ物や肥料を意味する言葉でののしった。ボルソナロ氏は「経済を損なう」として規制に反対している。」

成り行きを見守るしか手はないだろう。

(ブラジル 貧困地区で住民に食事提供 新型コロナ)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200524/k10012442851000.html

「ブラジルでは、大都市を中心に3月中旬から外出禁止の措置がとられていますが、生活の困窮から経済活動の再開を求める声も高まっています。」

政府だって、感染の拡大を望んでいるわけではない。

選択の余地のない、止むに止まれぬ状況なわけだ。

イスラム圏では、23日にラマダンが明けたと報じられている。

(イスラム教の断食月 明けても各国規制強化 新型コロナ)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200524/k10012442761000.html?utm_int=detail_contents_news-related_001

「ラマダンは中東などの多くの国で先月下旬に始まり、およそ1か月たった23日に明けました。」

「エジプトではラマダンの期間中に規制を緩和したこともあって感染者が1万5000人を超えて増え続けているため、連休中は夜間の外出禁止や商業活動も厳しく規制して警戒を強めています。」

「中東で感染者が最も多いのは▼トルコで15万4500人、次いで▼イランが13万3521人、▼サウジアラビアが7万161人、▼カタールが4万2213人などとなっています。」(日本時間24日午前0時)

「インドネシアでは新型コロナウイルスの感染者が2万人を超え、亡くなった人は1351人と東南アジアでは最も多くなっていて、各地で企業活動の制限や集会の禁止などの措置が続いています。」

かつての謎の感染者ゼロの面影は、もはやない。

我が国(1万6632、851:クルーズ船除く)では、とりあえず第一波を凌いだ感じだ。

輸入感染症の対応に、一見成功したかのように見えるが、逆に検疫の緩和に対する圧力は増している。

市中感染も潰し切れているとは言えない。

緊急事態ではないかもしれないが、蔓延国であることに変わりはない。

新規感染者ゼロの状態が、1か月程度(最大潜伏期間の2倍)続けば、まあ、一段落だろうが、おそらくその前に第二波を食らう。

杜撰な空港検疫を続ける限り、そのリスクは消えない。

それによって生じた新たなクラスターを、まん延させずに潰せるかどうかだな。

全世界の感染が収まらない限り、真の終息はない。

世界は一家、人類は皆兄弟だからな(そういうことかあ?)。

1日10万人の新規患者は、さらに増加していく。

近いうちに、20万人程度に跳ね上がるだろう(テキトーです)。

感染者の累計が、1千万人に達するのは時間の問題だ。

年内?。

いやいや、来月の話だろう。

その後は?。

例えば年内には、何人くらいになるんだろうか。

2千万人とか3千万人とか。

4月1日頃、全世界の感染者は50万人程度。

この間、ほぼリニアに増加している。

今月末では、550万人は固い。

2か月で500万人のペースだ。

それが2倍のペースになれば、2か月で1千万人の増加になる(7月起算:その時点で1千万人)。

単純に計算しても、年内に4千万人に達する。

まあ、楽観過ぎるだろうけど、不自然ではない。

遠慮なく推測すれば、5千万人は固いところだ。

上限は1億人程度か(甘い?)。

浮沈子は、国連アフリカ経済委員会みたいに、年内にアフリカだけで12億人を超えるとかいう推測はしない。

疫学モデルがどうであれ、検知される感染者数は、検査態勢のボトルネックで上限がある。

防疫圧力も掛かるしな。

疫学モデル通りには増えない。

感染者もそうだが、死者数についても怪しい話が出ている。

(異常に低いロシアの新型コロナウイルス致死率 陽性者が亡くなっても死因はがんなどに)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/05/post-93483_2.php

「モスクワ市は、4月に死亡した新型コロナ感染者の60%余りについて、死因は新型コロナと別だと認定している。」

「現時点で私が知る限り、ロシアのコロナ死者をできるだけ低く抑えるべきというのが政府の方針だ」

この記事のエビデンスはない。

ロシア(353,427、3,633)の死者数が、感染者数に対して低いのは事実だが、一方、新規感染者数がピークアウトしているのに新規死者数が増加を続けていることも事実だ。

ドイツ(180,789 8,428)の感染初期も、同じ様な状態だったからな。

感染者数だけではなく、死者数の計上についても、国による違いを平準化することは難しいだろう。

人のことは言えない。

我が国でも、不審死や突然死した人を、死後に検査したら新型コロナ陽性者だったという例はいくらもある。

高齢などで、多臓器不全や肺炎症状で亡くなった方の全てにPCR検査が行われたと信じている現場の医師(かかりつけ医)は皆無だろう。

NY(死者23488人)では、医療崩壊のあおりを食らって、死者数に数千人の捕捉漏れがあったと推測されていて、再調査の必要性を指摘されている。

1億人の感染者が出て、何人の死者になるかを計算するのは、無意味になるかも知れないけど、ロシア並みの1パーセントとして100万人、我が国並みの5パーセントとして500万人。

現在計上されている全世界(5,490,954、345,962)の数字を使うと、6パーセント以上になるからな。

600万人から700万人ということになる。

下手をすれば、年内に1千万人の大台に乗る・・・。

ヤバい話だ。

NYタイムズの1面には、異例の記事(?)が載ったそうだ。

(米紙「計り知れない喪失」新型コロナ死者の氏名など掲載)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200525/k10012443381000.html

「ニューヨーク・タイムズは、24日付けの紙面の1面に「アメリカの死者10万人に近づく。計り知れない喪失」という見出しをつけ、ウイルスに感染して亡くなった人、1000人分の氏名や年齢などを掲載」

「亡くなった人の情報は地方紙の訃報などから集めた」

「この1000人はアメリカの死者数の1%にすぎないが、一人一人の死は単なる数字ではない」

その1万倍の死者を計上するかもしれない現在の状況は、終息などとは程遠い。

我が国の死者は、NYタイムズの1面に収まる。

それでも十分過ぎる程多いことに違いはない(どっかの大統領は、1人でも多過ぎると言ってたしな)。

規制緩和初日の朝に、気の重い話を持ち出してしまった。

しかし、海を隔てた向こう側には、そういう世界があるということを知っておかなければならないだろう。

第二波は、必ず来る(断言!)。

駄々洩れの検疫と、不徹底な濃厚感染者対策、検知能力(検査態勢含む)と隔離体制の不足が続く限り。

今度は、どこからバックドアを蹴破られるんだろうか・・・。

<追加>

(8割おじさん・西浦教授が語る「コロナ新事実」
アメリカが感染拡大の制御を止める可能性)
https://toyokeizai.net/articles/-/352503

「実際に6月からこの動きはある程度始まりそうで、アメリカのエアラインがカリフォルニア州と日本を結ぶ週3便を再開するという話が出ている。」

おっと、バックドアじゃなくて正面玄関からか・・・。

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