大人の火遊び:良い子はマネしないでね! ― 2020年05月26日 16:51
大人の火遊び:良い子はマネしないでね!
浮沈子の記憶が確かならば、ISSでは何度か燃焼実験を行っている(ISS内や、離脱後の無人輸送機内含む:追加2参照)。
無重力下で炎がどのように振る舞うかは、地上ではなかなか再現できないからな。
近いところでは、先日離脱したシグナス補給船も、離脱後に船内で火遊びしたはずだ・・・。
(シグナスは宇宙ステーションを出発し、拡張実験ミッションを開始)
https://spaceflightnow.com/2020/05/11/cygnus-departs-station-beginning-extended-experimental-mission/
「シグナスは水曜日にCubeSatsを展開し、ノースロップグラマンのコントローラーが5月29日に南太平洋上空で破壊的な再突入を行うように宇宙船に命令する前に、その加圧キャビン内でNASA燃焼実験を主催します。」
「Cygnus加圧モジュール内に収容されたNASAの火炎燃焼実験では、火炎が微小重力でどのように伝播するかを調べます。シグナスのミッションで飛行したオハイオ州のグレン研究センターで開発された一連のNASAサファイア実験の4番目です。」
「宇宙飛行士に対する危険性への懸念から、これまでの宇宙での燃焼調査は規模と範囲が限定されていました。しかし、サファイア実験が始まると、シグナスは宇宙ステーションから遠く離れ、科学者はより大きなサンプルに点火して、炎が宇宙でどのように動作するかを確認できます。」
「NG-13ミッションでのサファイア実験は初めて、4つの燃焼サンプルに点火します。そのうちの2つは、地球上の海面に相当するシグナス宇宙船内の気圧で点火されます。次に、シグナスモジュールを部分的に減圧し(その酸素含有量を増加)、酸素に富んだ低圧環境が他の2つのサンプルの燃焼にどのように影響するかを確認します。」
「この実験では、将来の宇宙船で使用するための火災検知技術と自動消火システムもテストします。」
大気圏突入前のテストだからな。
どーせ燃えちゃうんだから、派手にやろーぜ!(そうなのかあ?)。
昨日、ISSに接続されたこうのとり9号機にも、燃焼実験装置が搭載されている。
(宇宙ステーションに着陸したHTV補給船)
https://spaceflightnow.com/2020/05/25/htv-supply-ship-successfully-berthed-at-space-station/
「9番目のHTVミッションに詰め込まれたペイロードの1つは、日本の燃焼実験をサポートするモジュールです。JAXAのウェブサイトで、この調査により、「固体物質の着火や、ISS環境内のさまざまな固体物質への火炎の広がりなど、燃焼のさまざまなモードにおける重力の役割が科学的に決定される」と述べた。」
(「こうのとり」9号機ミッションプレスキット:リンク元)
https://iss.jaxa.jp/htv/mission/htv-9/presskit/
(宇宙ステーション補給機
「こうのとり」9 号機(HTV9)
【ミッションプレスキット】:PDFページ22参照)
http://issstream.tksc.jaxa.jp/iss2/press/htv9_presskit_D.pdf
「4.1.1 実験装置等:
(1) 固体燃焼実験装置 (Solid Combustion Experiment Module:
SCEM)」
「「こうのとり」9 号機では、固体材料の燃焼実験で使用する「固体燃焼実験装置:Solid Combustion Experiment Module(SCEM)」の構成品を輸送いたします。」
「微小重力環境における様々な固体材料の燃焼限界条件(酸素濃度、周囲流速等)を特定するとともに、燃焼限界に及ぼす試料形状、材質等の影響を明らかにします。」
「これにより、固体材料の燃焼限界の重力依存性を解明し、微小重力環境における材料燃焼性評価について、科学的合理性を有する手法を構築します。」
ははあ、今までは勘と経験でやってたわけだ(そうなのかあ?)。
(火災安全性向上に向けた固体材料の燃焼現象に対する重力影響の評価)
https://iss.jaxa.jp/kibouser/subject/science/70491.html
「実験では、整流された風洞部内の低速ガス流の中に試料を設置し、試料端に電熱線で着火させます。」
「試料上を燃え広がる火炎の観察を行うとともに、燃え広がりが起こらなくなる酸素濃度、流速条件を調べます。」
「また、電線試料については過電流が流れた際に自着火が起こる限界条件も調べます。」
「期待される利用/研究成果:
長時間の微小重力環境において、様々な固体材料の高精度な燃焼特性データを系統的に取得することにより、固体材料の燃焼限界に与える重力の影響を解明できます。これに基づき、微小重力環境における材料燃焼性評価について、科学的な合理性を有する新手法の構築が期待できます。宇宙火災安全技術の高度化は、多様化が進む地球低軌道利用に留まらず、今後想定される有人宇宙探査においても重要な課題であり、国際的な評価基準の構築・制定を日本がリードすることで、人類の新たな活動領域における安全・安心の確保への貢献が期待されます。」
閉じ込められた箱の中で、マッチ(電熱線)で火を点けて遊んでるようにしか見えないんだがな(そんなあ!)。
ここでも、有人宇宙探査という錦の御旗(予算獲得の最終兵器?)をちらつかせている。
抜け目のない話だ・・・。
まあいい。
今週打ち上げ予定のクルードラゴンが無事に到着すれば、運んで行ったリチウムイオン電池パッケージ6個を、S6トラス上の12個のバッテリーと交換し、9個を廃棄用としてパレット上に回収する(S6トラス上に3個は残置)。
それもこれも、おそらくクルードラゴンが到着できなければ始まらないだろう(未確認)。
JAXAのプレスキットによれば、バッテリー交換に伴う船外活動は、最低2回で済むそうだが、実際にどうなるかは分からない。
宇宙でのバッテリー絡みの事故は聞いていないけど、浮沈子的にはユアサのバッテリーというだけで、条件反射的にB787のバッテリー炎上事件を思い出しちまうからな。
その後に火を噴いてしまった話は聞かない。
まあ、どうでもいいんですが。
クルードラゴンと言えば、デモ1で戻ってきた機体が、陸上でのアボート用ロケット(スーパードラコ)のテスト中に、木っ端みじんに吹き飛んだ件を忘れるわけにはいかない。
酸化剤が配管内で漏れて、チタン製バルブと反応したという洒落にならない話だ。
材質や仕組みを見直して(バーストディスクに交換:材料不明)改善されているはずだが、その仕様で宇宙に出るのは初めてだ。
考えてみれば、JAXAの固体燃焼実験といい、ISS用のリチウムイオンバッテリーといい、スーパードラコエンジンの燃料系統といい、地上400kmの空の上では、大人の火遊びが続くことになる(そうなのかあ?)。
浮沈子的には、一抹の不安を抱かざるを得ない。
胸騒ぎがする・・・。
折しも、ラウンチャーワンは、コズミックガール(母機:B747)から離脱したあと、1段目のエンジンに着火直後に爆発した(とは、書いてないけど)。
(バージンオービットの空中発射ロケットが最初のテスト飛行で失敗する)
https://spaceflightnow.com/2020/05/25/virgin-orbits-air-launched-rocket-fails-on-first-test-flight/
「2段式のLauncherOneに灯油を供給する第1段エンジンの点火直後に「異常」が発生したと述べた。」
「解放前の最後の瞬間、彼女は飛行機を操縦して約27.5度の角度で引き上げた。次に、飛行機に搭乗した発射チームは、航空機の左翼の下にあるパイロンから長さ70フィート(21メートル)のロケットを午後2時50分EDT(午前11時50分PDT、1850 GMT)にリリースするように命じました。」
「航空機とその4人の乗組員は無事だったと同社は語った。「コズミックガール」空母は、午後4時26分EDT(午後1時26分PDT、2026 GMT)にモハベに着陸しました。」
「・・・今日収集した膨大なデータをエンジニアが分析することで、さらに詳しく知ることができます。」
んなもん、爆発したに決まってんじゃん!(未確認)。
ペーターベックの投稿を読めば、母機が危険に晒されていたことは明らかだ(テキトーです)。
「乗組員が家に安全であることを嬉しく思います。」
空の上でも大人の火遊びは続いている。
一体、何のために?。
人類の活動範囲を拡張し、宇宙に進出して植民化を進めるためだ。
地球低軌道には、すでにISSを長期間配置しているし、中国はこれから追いかけようとしている。
月周回軌道に新しい宇宙ステーション(常時滞在ではない)を打ち上げる話も進行中だ。
リスクを取って、大きなゲインを得ようとしているが、そう上手くいくのか。
日本時間で明後日28日には、新しい宇宙船が飛んで、ISSに向かう。
B社がチョンボした後だしな。
V社の失敗も、印象的だ。
浮沈子は、何が起こってもおかしくないと感じている。
米国宇宙開発史に、輝かしい1ページを飾ることになるのか、目も当てられない惨事になるのか。
イーロンマスクは、失敗の痛手を知っている。
「申し訳ありません。 軌道は難しいです。 Falcon 1で4回試してみました。」
B社がチョンボした時も、それ見たことかなどとは言わずに、軌道飛行は難しいと同情の意を伝えていた。
(真の困難を知る者の控えめなコメント)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2019/12/21/9192149
「ボーイングのライバルへの同情のメッセージの中で、マスク氏はツイッターで「軌道は難しい」と述べ、「着陸と次のミッションへの迅速な回復を願っています」と付け加えた。」
困難を知る者は、ライバルにも優しい。
同じチャレンジャーとしての連帯に溢れている。
次は、彼の番が来る・・・。
<追加1>
(SpaceXの最初のスターシップホップは、歴史的なクルードラゴン宇宙飛行士の打ち上げのために保留中です)
https://www.teslarati.com/spacex-starship-first-hop-on-hold-crew-dragon/
「SpaceXのCEOであるElon Muskは、クルードラゴンの差し迫った宇宙飛行士の打ち上げデビューにほぼ完全に集中するために「リダイレクトされたSpaceXの優先事項」であり、結果としてスターシップ自身のホップテストのデビューを少なくとも1〜2週間遅らせていると述べています。」
いつ吹っ飛んでもおかしくないスターシップと同時並行してちゃ、判断間違うからな・・・。
<追加2>
(宇宙で火事にならないために。NASA、2回めの宇宙火災実験を実施。宇宙旅行の安全性確保のため)
https://japanese.engadget.com/2016/11/23/nasa-2/
「今回は小規模な試験のみでしたが、NASAはすでに3度めの火災実験を計画中。」
「NASA : 次はもっと派手に燃やすよ」
今月やったのは、この一連の実験の第4弾ということらしい。
(宇宙ステーション「 きぼう 」初の燃焼実験に成功)
https://www.ihi.co.jp/var/ezwebin_site/storage/original/application/37be83f20fd49fa843735881f1dd9392.pdf
以前行われた、液体燃料燃焼実験のレポート。
「次の展開として,液体燃料( 燃料液滴群 )に続き,固体材料を対象とした燃焼実験装置についても開発中であり,宇宙火災安全規格の制定に資する基礎データの取得に寄与すべく,引き続き挑戦を行っていく.」
今回は、これなんだろうな(未確認)。
浮沈子の記憶が確かならば、ISSでは何度か燃焼実験を行っている(ISS内や、離脱後の無人輸送機内含む:追加2参照)。
無重力下で炎がどのように振る舞うかは、地上ではなかなか再現できないからな。
近いところでは、先日離脱したシグナス補給船も、離脱後に船内で火遊びしたはずだ・・・。
(シグナスは宇宙ステーションを出発し、拡張実験ミッションを開始)
https://spaceflightnow.com/2020/05/11/cygnus-departs-station-beginning-extended-experimental-mission/
「シグナスは水曜日にCubeSatsを展開し、ノースロップグラマンのコントローラーが5月29日に南太平洋上空で破壊的な再突入を行うように宇宙船に命令する前に、その加圧キャビン内でNASA燃焼実験を主催します。」
「Cygnus加圧モジュール内に収容されたNASAの火炎燃焼実験では、火炎が微小重力でどのように伝播するかを調べます。シグナスのミッションで飛行したオハイオ州のグレン研究センターで開発された一連のNASAサファイア実験の4番目です。」
「宇宙飛行士に対する危険性への懸念から、これまでの宇宙での燃焼調査は規模と範囲が限定されていました。しかし、サファイア実験が始まると、シグナスは宇宙ステーションから遠く離れ、科学者はより大きなサンプルに点火して、炎が宇宙でどのように動作するかを確認できます。」
「NG-13ミッションでのサファイア実験は初めて、4つの燃焼サンプルに点火します。そのうちの2つは、地球上の海面に相当するシグナス宇宙船内の気圧で点火されます。次に、シグナスモジュールを部分的に減圧し(その酸素含有量を増加)、酸素に富んだ低圧環境が他の2つのサンプルの燃焼にどのように影響するかを確認します。」
「この実験では、将来の宇宙船で使用するための火災検知技術と自動消火システムもテストします。」
大気圏突入前のテストだからな。
どーせ燃えちゃうんだから、派手にやろーぜ!(そうなのかあ?)。
昨日、ISSに接続されたこうのとり9号機にも、燃焼実験装置が搭載されている。
(宇宙ステーションに着陸したHTV補給船)
https://spaceflightnow.com/2020/05/25/htv-supply-ship-successfully-berthed-at-space-station/
「9番目のHTVミッションに詰め込まれたペイロードの1つは、日本の燃焼実験をサポートするモジュールです。JAXAのウェブサイトで、この調査により、「固体物質の着火や、ISS環境内のさまざまな固体物質への火炎の広がりなど、燃焼のさまざまなモードにおける重力の役割が科学的に決定される」と述べた。」
(「こうのとり」9号機ミッションプレスキット:リンク元)
https://iss.jaxa.jp/htv/mission/htv-9/presskit/
(宇宙ステーション補給機
「こうのとり」9 号機(HTV9)
【ミッションプレスキット】:PDFページ22参照)
http://issstream.tksc.jaxa.jp/iss2/press/htv9_presskit_D.pdf
「4.1.1 実験装置等:
(1) 固体燃焼実験装置 (Solid Combustion Experiment Module:
SCEM)」
「「こうのとり」9 号機では、固体材料の燃焼実験で使用する「固体燃焼実験装置:Solid Combustion Experiment Module(SCEM)」の構成品を輸送いたします。」
「微小重力環境における様々な固体材料の燃焼限界条件(酸素濃度、周囲流速等)を特定するとともに、燃焼限界に及ぼす試料形状、材質等の影響を明らかにします。」
「これにより、固体材料の燃焼限界の重力依存性を解明し、微小重力環境における材料燃焼性評価について、科学的合理性を有する手法を構築します。」
ははあ、今までは勘と経験でやってたわけだ(そうなのかあ?)。
(火災安全性向上に向けた固体材料の燃焼現象に対する重力影響の評価)
https://iss.jaxa.jp/kibouser/subject/science/70491.html
「実験では、整流された風洞部内の低速ガス流の中に試料を設置し、試料端に電熱線で着火させます。」
「試料上を燃え広がる火炎の観察を行うとともに、燃え広がりが起こらなくなる酸素濃度、流速条件を調べます。」
「また、電線試料については過電流が流れた際に自着火が起こる限界条件も調べます。」
「期待される利用/研究成果:
長時間の微小重力環境において、様々な固体材料の高精度な燃焼特性データを系統的に取得することにより、固体材料の燃焼限界に与える重力の影響を解明できます。これに基づき、微小重力環境における材料燃焼性評価について、科学的な合理性を有する新手法の構築が期待できます。宇宙火災安全技術の高度化は、多様化が進む地球低軌道利用に留まらず、今後想定される有人宇宙探査においても重要な課題であり、国際的な評価基準の構築・制定を日本がリードすることで、人類の新たな活動領域における安全・安心の確保への貢献が期待されます。」
閉じ込められた箱の中で、マッチ(電熱線)で火を点けて遊んでるようにしか見えないんだがな(そんなあ!)。
ここでも、有人宇宙探査という錦の御旗(予算獲得の最終兵器?)をちらつかせている。
抜け目のない話だ・・・。
まあいい。
今週打ち上げ予定のクルードラゴンが無事に到着すれば、運んで行ったリチウムイオン電池パッケージ6個を、S6トラス上の12個のバッテリーと交換し、9個を廃棄用としてパレット上に回収する(S6トラス上に3個は残置)。
それもこれも、おそらくクルードラゴンが到着できなければ始まらないだろう(未確認)。
JAXAのプレスキットによれば、バッテリー交換に伴う船外活動は、最低2回で済むそうだが、実際にどうなるかは分からない。
宇宙でのバッテリー絡みの事故は聞いていないけど、浮沈子的にはユアサのバッテリーというだけで、条件反射的にB787のバッテリー炎上事件を思い出しちまうからな。
その後に火を噴いてしまった話は聞かない。
まあ、どうでもいいんですが。
クルードラゴンと言えば、デモ1で戻ってきた機体が、陸上でのアボート用ロケット(スーパードラコ)のテスト中に、木っ端みじんに吹き飛んだ件を忘れるわけにはいかない。
酸化剤が配管内で漏れて、チタン製バルブと反応したという洒落にならない話だ。
材質や仕組みを見直して(バーストディスクに交換:材料不明)改善されているはずだが、その仕様で宇宙に出るのは初めてだ。
考えてみれば、JAXAの固体燃焼実験といい、ISS用のリチウムイオンバッテリーといい、スーパードラコエンジンの燃料系統といい、地上400kmの空の上では、大人の火遊びが続くことになる(そうなのかあ?)。
浮沈子的には、一抹の不安を抱かざるを得ない。
胸騒ぎがする・・・。
折しも、ラウンチャーワンは、コズミックガール(母機:B747)から離脱したあと、1段目のエンジンに着火直後に爆発した(とは、書いてないけど)。
(バージンオービットの空中発射ロケットが最初のテスト飛行で失敗する)
https://spaceflightnow.com/2020/05/25/virgin-orbits-air-launched-rocket-fails-on-first-test-flight/
「2段式のLauncherOneに灯油を供給する第1段エンジンの点火直後に「異常」が発生したと述べた。」
「解放前の最後の瞬間、彼女は飛行機を操縦して約27.5度の角度で引き上げた。次に、飛行機に搭乗した発射チームは、航空機の左翼の下にあるパイロンから長さ70フィート(21メートル)のロケットを午後2時50分EDT(午前11時50分PDT、1850 GMT)にリリースするように命じました。」
「航空機とその4人の乗組員は無事だったと同社は語った。「コズミックガール」空母は、午後4時26分EDT(午後1時26分PDT、2026 GMT)にモハベに着陸しました。」
「・・・今日収集した膨大なデータをエンジニアが分析することで、さらに詳しく知ることができます。」
んなもん、爆発したに決まってんじゃん!(未確認)。
ペーターベックの投稿を読めば、母機が危険に晒されていたことは明らかだ(テキトーです)。
「乗組員が家に安全であることを嬉しく思います。」
空の上でも大人の火遊びは続いている。
一体、何のために?。
人類の活動範囲を拡張し、宇宙に進出して植民化を進めるためだ。
地球低軌道には、すでにISSを長期間配置しているし、中国はこれから追いかけようとしている。
月周回軌道に新しい宇宙ステーション(常時滞在ではない)を打ち上げる話も進行中だ。
リスクを取って、大きなゲインを得ようとしているが、そう上手くいくのか。
日本時間で明後日28日には、新しい宇宙船が飛んで、ISSに向かう。
B社がチョンボした後だしな。
V社の失敗も、印象的だ。
浮沈子は、何が起こってもおかしくないと感じている。
米国宇宙開発史に、輝かしい1ページを飾ることになるのか、目も当てられない惨事になるのか。
イーロンマスクは、失敗の痛手を知っている。
「申し訳ありません。 軌道は難しいです。 Falcon 1で4回試してみました。」
B社がチョンボした時も、それ見たことかなどとは言わずに、軌道飛行は難しいと同情の意を伝えていた。
(真の困難を知る者の控えめなコメント)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2019/12/21/9192149
「ボーイングのライバルへの同情のメッセージの中で、マスク氏はツイッターで「軌道は難しい」と述べ、「着陸と次のミッションへの迅速な回復を願っています」と付け加えた。」
困難を知る者は、ライバルにも優しい。
同じチャレンジャーとしての連帯に溢れている。
次は、彼の番が来る・・・。
<追加1>
(SpaceXの最初のスターシップホップは、歴史的なクルードラゴン宇宙飛行士の打ち上げのために保留中です)
https://www.teslarati.com/spacex-starship-first-hop-on-hold-crew-dragon/
「SpaceXのCEOであるElon Muskは、クルードラゴンの差し迫った宇宙飛行士の打ち上げデビューにほぼ完全に集中するために「リダイレクトされたSpaceXの優先事項」であり、結果としてスターシップ自身のホップテストのデビューを少なくとも1〜2週間遅らせていると述べています。」
いつ吹っ飛んでもおかしくないスターシップと同時並行してちゃ、判断間違うからな・・・。
<追加2>
(宇宙で火事にならないために。NASA、2回めの宇宙火災実験を実施。宇宙旅行の安全性確保のため)
https://japanese.engadget.com/2016/11/23/nasa-2/
「今回は小規模な試験のみでしたが、NASAはすでに3度めの火災実験を計画中。」
「NASA : 次はもっと派手に燃やすよ」
今月やったのは、この一連の実験の第4弾ということらしい。
(宇宙ステーション「 きぼう 」初の燃焼実験に成功)
https://www.ihi.co.jp/var/ezwebin_site/storage/original/application/37be83f20fd49fa843735881f1dd9392.pdf
以前行われた、液体燃料燃焼実験のレポート。
「次の展開として,液体燃料( 燃料液滴群 )に続き,固体材料を対象とした燃焼実験装置についても開発中であり,宇宙火災安全規格の制定に資する基礎データの取得に寄与すべく,引き続き挑戦を行っていく.」
今回は、これなんだろうな(未確認)。
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