エウロパ2015年08月19日 19:48

エウロパ
エウロパ


「衛星が木星(ユピテル、ギリシア神話ではゼウス)に付き従っていることから、ゼウスの愛人だったイオ、エウロパ、ガニメデ、カリストと命名。これが現在でも使われている。」

(ガリレオ衛星)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%83%AC%E3%82%AA%E8%A1%9B%E6%98%9F

愛人かあ・・・。

鉄人だったら28号でもいいんだがなあ・・・。

まあいい。

(シモン・マリウス)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%82%B9

「ガリレオと独立して木星の4つの衛星を発見したと主張していた。」

「木星のガリレオ衛星の名前は、マリウスが与えたものである。」

こんな命名法は、昔だったから認められたんだろうな。

現代では、大使館の前とかに、銅像が立ってしまうかもしれない・・・。

まあ、どうでもいいんですが。

ところで、ウイリアム(ビル)・ストーンという名前を聞いて、ピンとくる方は、余程のCCRオタクだ。

(William Stone (caver))
https://en.wikipedia.org/wiki/William_Stone_(caver)

昔、Mk1を作って、洞窟を探検したようだ(浮沈子も詳しくは知りません)。

シスルナーで、ポセイドンMk6も開発したようだが、今はもっぱら宇宙探査機の開発に当たっているようだな。

(Cis-Lunar)
https://en.wikipedia.org/wiki/Cis-Lunar

「In 2005, Poseidon, a Swedish diving equipment manufacturer that is a wholly owned subsidiary of DP Scandinavia, acquired Cis-Lunar and retained its founder, Bill Stone of Stone Aerospace, to lead an international engineering team to design a new closed circuit rebreather, the Cis-Lunar Mark VI Discovery.」

(Stone Aerospace)
https://en.wikipedia.org/wiki/Stone_Aerospace

DEPTHXとENDURANCEという水中探査機を作って、メキシコとか南極で水中調査を行ったようだ。

これって、NASAが資金提供してて、どうやら木星のエウロパに送り込もうとしていたようだ。

で、最近承認された計画によれば、探査機を降ろすという話はボツになって、フライバイを繰り返して観測するだけになったようだな。

(地球外生命存在の可能性調査に向けてNASAの「エウロパ探査計画」にゴーサイン)
http://gigazine.net/news/20150619-nasa-mission-europa-go/

「アメリカ航空宇宙局(NASA)は、かねてから準備が進められてきた木星の衛星「エウロパ」に探査機を送り込んで調査を行う計画の実行に向けてゴーサインを出したことを発表しました。」

「この計画を実行するためには、探査用衛星を数年かけて木星の衛星軌道に投入するロケットを2020年代に打ち上げることが必要になります。」

木星には、現在ジュノーが向かってる。

(ジュノー (探査機))
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%8E%E3%83%BC_(%E6%8E%A2%E6%9F%BB%E6%A9%9F)

「予定:
2016年7月4日:木星到着。極軌道に入る。
2017年10月:探査を終えて木星へ突入。
2018年:データ解析終了。」

エウロパ探査は、結局NASA独自で行うことになったのかもしれない。

(EJSM)
https://ja.wikipedia.org/wiki/EJSM

「EJSM の目的は木星系が生命の居住可能性を持つか否かである。」

うーん、浮沈子は、否定的だな。

「NASAのエウロパ掘削研究
NASAはエウロパ氷下の海を直接探査する目的の技術を開発している。」

「エウロパの海の探査を目指して設計された新型潜水試作機はENDURANCEと呼ばれ、2009年現在南極大陸のボニー湖で試験中である。」

もちろん、ビル・ストーンの仕事である。

(Exploring Beneath Antarctic Ice)
http://www.astrobio.net/expedition/exploring-beneath-antarctic-ice/

すぐ下に水がある環境と異なり、エウロパは、厚さ3kmの氷に覆われている。

その氷を掘るなり溶かすなりして、液体の水にたどり着かなければ、デプスXにしても、エンデュランスにしても、出番は来ないわけだ。

自立航法で探査を行い、浮上してからデータを通信するというのは、おそらく唯一の方法だろうが、そこにたどり着くまでの道のりは遠い。

ロシアにしても、軟着陸してから、表面を少し齧る程度だ。

莫大な予算と英知を傾けても、ネズミ一匹出なかったらどうするつもりなんだあ?。

いずれにしても、エウロパの水中探検は、次の次以降の探査になる。

2050年くらいか。

科学者たちは、地球外生命の存在を突き止めることに躍起になっている。

我々は、孤独なのか。

それとも、宇宙に広がる生命圏の一角を占める存在なのか。

浮沈子は、ここは冷静に、孤独説を採りたい。

だが、こんな記事もあったな。

(DNA、隕石衝突が起源? 東北大など模擬実験で確認)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG18H7G_Y5A810C1000000/

「鉄や水、アンモニアなどの無機物を封入したカプセルに、秒速約1キロで飛ばした金属をぶつけ、衝撃によって反応を起こさせた。カプセルの中には、二酸化炭素が海に溶けて生じる「重炭酸」を加え、海に隕石が衝突した条件に近づけた。」

「分析した結果、DNAやリボ核酸(RNA)を構成する塩基のシトシンなどができていた。タンパク質の成分であるアミノ酸も9種類が合成されていた。」

しかし、浮沈子には、ミラーの実験以上の意義があるとは思えない。

(ユーリー-ミラーの実験)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC-%E3%83%9F%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%AE%9F%E9%A8%93

「使われた成分は水、メタン、アンモニア、水素」

「アミノ酸の無生物的合成を確認」

「この実験は注目を浴び、同様の実験が行われた結果、初期の成分や条件を変えることで、核酸の成分であるプリンやピリミジン、ATPの要素であるアデニンなどができる事も確認された。」

「どちらにしても、酸化的な大気における有機物の合成は著しく困難であるため、現在では、多くの生命起源の研究者たちは、ユーリー-ミラーの実験を過去のものと考えている。」

まあ、どっちもどっちという感じだな。

ちなみに、この実験は1953年に行われている。

21世紀初頭に、地球外生命を求めてロケット飛ばすのも結構だが、化学進化を再現して、人工生命を作る方が手っ取り早いような気がするんだがな。

それとも、そんなもんはとっくに出来上がってて(もちろん、極秘!)、実は、エウロパに行くのは、種を植え付けるのが目的だったりするのかもしれない(と、妄想が広がりだすと、もう、手が付けられない・・・)。

そんでもって、美人を大量に作って、愛人28号とかにするわけだな・・・。

エウロパの表面温度は平均マイナス170度(摂氏)だから、イメージ的には、氷の微笑というか、ちょっと冷たい感じい?。

(氷の微笑)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B7%E3%81%AE%E5%BE%AE%E7%AC%91

「主演:マイケル・ダグラス、シャロン・ストーン。」

足を組み替えるシーンだけが、妙に記憶に残ってるんだがな。

さて、妄想はこのくらいにして、本日のノルマをこなすとするか・・・。

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