120分 ― 2016年11月04日 22:20
120分
今週2度目のプール練習。
今日は、余り動かずに、120分で160バール位吸った。
10リッターのタンクだから、水面換算すると、160×10÷1.3(3mだから)÷120で、毎分10.26リッター吸っている。
やや多い。
結局、深度調整に使っているということだろうな。
前回くらいから、トリムを意識して潜るようにしている。
おもりの位置、呼吸による変化(肺は、通常重心よりも上(頭に近い位置)にあるから、息を吸えばアップトリムになり、吐けばダウントリムになる)に注意して、安定するポイントを探る。
中性浮力は、それ程厳密には意識しない。
浮き沈みではなく、トリムの変化として意識する。
完全に脱力して、シングルタンクのサイドマウントの重心の周りに、緩やかに揺れながらダッチロールする。
この状態が、最も自然で、意識して呼吸で中性浮力を保とうとすると、やや乱れる。
タンクの位置(ウエストベルトのDリングの位置)を調節したりして、落ち着いたところでDSMBをオーラル給気で上げる。
今日は2息。
計算通り、半分入った。
次回は、3回吹き込んでみよう(上手くいけば、4分の3入るはず)。
今日も、リールに掴まり20分の減圧シミュレーション。
つかまるというか、手を添える程度だ。
DSMBが立つ程度に、そっと手を置く。
それでも、ずいぶん楽だ。
目を閉じて、そうして浮いていると、眠気が襲ってくる。
呼吸を安定させようとして、なるべく余計なことを考えないようにしている。
時々、ペトレルを見たり、ゲージを見たりするだけ。
そして、今度はリールから手を放して、それが目の前に来るように、自分の位置を調整しながら浮かぶ。
今日は、プールの水が明らかに流れていて、脱力して浮いていても、ゆっくりと移動する。
泡に押されて移動するリールを追って、ビミョーなフィンワークをしながら、しかし、ほぼジッとして時間を過ごす。
バックキックとか、ヘリコプターの練習を軽くして、時間になって上がる。
次の生徒さんが来ていて、丁度入れ替えで上がった。
今日は余り水中でジタバタしなかった。
今週2回目なので、無理はしない。
ホバリングし続けることに対する慣れのために潜っている。
トリムは、やはり崩れる。
左右については、サイドマウント1本差しなので、ある程度は仕方ない(ウエイトベルトを回して調整)。
前後にも動かして、タンクの残圧の変化によるトリムへの影響を相殺している。
しかし、それでも乱れる。
足の位置が良くない。
腰が曲がり、膝が曲がり、足首が曲がる。
腰は曲がらず、膝と足首の曲がりを浅くする(75度)のが、最近の流行りだそうだ。
足はなるべく開かない(肩幅程度)。
上体は、やや起きている。
視界の確保のためだそうだ。
うーん、これって、狭いところに入っていくためのトリムじゃね?。
まあいい。
レックの装備でケーブに潜るようにするのがいいそうだ。
何のことやら・・・。
ポケットパンツのハンドリングも、一応やってみる。
次回は、中身を持ってきて、入れたり出したりしてみよう。
ノートに書いたりもして、安定したトリムで作業が出来るかもチェックする。
来週は、金曜日に1回だけ潜ることにした。
ちょっと週に2回は厳しい(水曜には、水泳教室があるしな)。
柏崎さんや竹内さんは、プールでのダブルタンクの練習を勧めてくれる。
申し出は有り難いんだが、浮沈子は全く気乗りがしない。
ああいうもんは、なるべくなら背負いたくないな。
必要最小限にしたい。
まあ、1回くらいはいいかもしれない。
今週は、ここまでだ。
来週の練習が終わったら、また考えよう。
器材を片付けて、着替えをするときに、また腕時計(歩数計:ビボフィット初代)を着け忘れた。
気付いてロッカーに戻って、残っていたので良かった。
毎回忘れると、ブラックリストに載るかもしれない。
藤上さんと、スノーケリングやボホールツアーの話などをして帰宅した。
1日掛かりだな。
往復の自転車が気持ちいい。
風はやや寒いが、日差しは暖かい。
夕食を食べ、一寝入りする。
筋トレもせず、重労働もしていないが、このくらいの負荷が丁度いい感じだ。
いい感じの疲労感だな。
駅ビルの7階の円筒形の水の底で、120分潜る。
ダイビングというか、水に浸かっているだけというか。
殆ど泳がないしな。
浮きも沈みもしない。
ここでは、浮沈子は、浮沈子ではない・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
水深3m(中層)の世界。
自分の吸気音と、豪快な排気音しかしない世界だ。
トリムとか、深度とか、タンクの浮き具合とか、残圧とかに気を配っているけど、たまに膝をそっと水底に付けて、トリムのチェックをしたりする程度で、概ねボーっと3mに浮いているだけだ。
平和だな。
プールの空き時間を使って、この時間と空間を独り占めする。
贅沢な話だ。
秋が深まり、イチョウは黄色く色付き始め、朝晩の気温は10度を切ってきた。
そんな昼下がりのひと時を、プールの底で過ごす・・・。
ダブルタンクを担いで潜るための練習ということになっているが、ここで潜る口実を作るために、ダブルタンクを担ごうとしているだけかもしれない。
胡蝶の夢のようなものか。
(胡蝶の夢)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%83%A1%E8%9D%B6%E3%81%AE%E5%A4%A2
「夢の中で胡蝶(蝶のこと)としてひらひらと飛んでいた所、目が覚めたが、はたして自分は蝶になった夢をみていたのか、それとも今の自分は蝶が見ている夢なのか、という説話」
「どちらが真の世界であるかを論ずるよりも、いずれをも肯定して受け容れ、それぞれの場で満足して生きればよい」
CCRで潜るのも、ダブルタンクで潜るのも、プールの底に潜るのも、いずれも肯定して、それぞれの場で満足することが肝要だな。
今日は、まあまあ、満足のいくプール練習だった。
「荘周と胡蝶とには確かに、形の上では区別があるはずだ。しかし主体としての自分には変わりは無く、これが物の変化というものである。」
潜っている自分が満足ならば、それでいいのではないか。
形にとらわれることなく、ダイビングを楽しんでいきたいものだ・・・。
今週2度目のプール練習。
今日は、余り動かずに、120分で160バール位吸った。
10リッターのタンクだから、水面換算すると、160×10÷1.3(3mだから)÷120で、毎分10.26リッター吸っている。
やや多い。
結局、深度調整に使っているということだろうな。
前回くらいから、トリムを意識して潜るようにしている。
おもりの位置、呼吸による変化(肺は、通常重心よりも上(頭に近い位置)にあるから、息を吸えばアップトリムになり、吐けばダウントリムになる)に注意して、安定するポイントを探る。
中性浮力は、それ程厳密には意識しない。
浮き沈みではなく、トリムの変化として意識する。
完全に脱力して、シングルタンクのサイドマウントの重心の周りに、緩やかに揺れながらダッチロールする。
この状態が、最も自然で、意識して呼吸で中性浮力を保とうとすると、やや乱れる。
タンクの位置(ウエストベルトのDリングの位置)を調節したりして、落ち着いたところでDSMBをオーラル給気で上げる。
今日は2息。
計算通り、半分入った。
次回は、3回吹き込んでみよう(上手くいけば、4分の3入るはず)。
今日も、リールに掴まり20分の減圧シミュレーション。
つかまるというか、手を添える程度だ。
DSMBが立つ程度に、そっと手を置く。
それでも、ずいぶん楽だ。
目を閉じて、そうして浮いていると、眠気が襲ってくる。
呼吸を安定させようとして、なるべく余計なことを考えないようにしている。
時々、ペトレルを見たり、ゲージを見たりするだけ。
そして、今度はリールから手を放して、それが目の前に来るように、自分の位置を調整しながら浮かぶ。
今日は、プールの水が明らかに流れていて、脱力して浮いていても、ゆっくりと移動する。
泡に押されて移動するリールを追って、ビミョーなフィンワークをしながら、しかし、ほぼジッとして時間を過ごす。
バックキックとか、ヘリコプターの練習を軽くして、時間になって上がる。
次の生徒さんが来ていて、丁度入れ替えで上がった。
今日は余り水中でジタバタしなかった。
今週2回目なので、無理はしない。
ホバリングし続けることに対する慣れのために潜っている。
トリムは、やはり崩れる。
左右については、サイドマウント1本差しなので、ある程度は仕方ない(ウエイトベルトを回して調整)。
前後にも動かして、タンクの残圧の変化によるトリムへの影響を相殺している。
しかし、それでも乱れる。
足の位置が良くない。
腰が曲がり、膝が曲がり、足首が曲がる。
腰は曲がらず、膝と足首の曲がりを浅くする(75度)のが、最近の流行りだそうだ。
足はなるべく開かない(肩幅程度)。
上体は、やや起きている。
視界の確保のためだそうだ。
うーん、これって、狭いところに入っていくためのトリムじゃね?。
まあいい。
レックの装備でケーブに潜るようにするのがいいそうだ。
何のことやら・・・。
ポケットパンツのハンドリングも、一応やってみる。
次回は、中身を持ってきて、入れたり出したりしてみよう。
ノートに書いたりもして、安定したトリムで作業が出来るかもチェックする。
来週は、金曜日に1回だけ潜ることにした。
ちょっと週に2回は厳しい(水曜には、水泳教室があるしな)。
柏崎さんや竹内さんは、プールでのダブルタンクの練習を勧めてくれる。
申し出は有り難いんだが、浮沈子は全く気乗りがしない。
ああいうもんは、なるべくなら背負いたくないな。
必要最小限にしたい。
まあ、1回くらいはいいかもしれない。
今週は、ここまでだ。
来週の練習が終わったら、また考えよう。
器材を片付けて、着替えをするときに、また腕時計(歩数計:ビボフィット初代)を着け忘れた。
気付いてロッカーに戻って、残っていたので良かった。
毎回忘れると、ブラックリストに載るかもしれない。
藤上さんと、スノーケリングやボホールツアーの話などをして帰宅した。
1日掛かりだな。
往復の自転車が気持ちいい。
風はやや寒いが、日差しは暖かい。
夕食を食べ、一寝入りする。
筋トレもせず、重労働もしていないが、このくらいの負荷が丁度いい感じだ。
いい感じの疲労感だな。
駅ビルの7階の円筒形の水の底で、120分潜る。
ダイビングというか、水に浸かっているだけというか。
殆ど泳がないしな。
浮きも沈みもしない。
ここでは、浮沈子は、浮沈子ではない・・・。
まあ、どうでもいいんですが。
水深3m(中層)の世界。
自分の吸気音と、豪快な排気音しかしない世界だ。
トリムとか、深度とか、タンクの浮き具合とか、残圧とかに気を配っているけど、たまに膝をそっと水底に付けて、トリムのチェックをしたりする程度で、概ねボーっと3mに浮いているだけだ。
平和だな。
プールの空き時間を使って、この時間と空間を独り占めする。
贅沢な話だ。
秋が深まり、イチョウは黄色く色付き始め、朝晩の気温は10度を切ってきた。
そんな昼下がりのひと時を、プールの底で過ごす・・・。
ダブルタンクを担いで潜るための練習ということになっているが、ここで潜る口実を作るために、ダブルタンクを担ごうとしているだけかもしれない。
胡蝶の夢のようなものか。
(胡蝶の夢)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%83%A1%E8%9D%B6%E3%81%AE%E5%A4%A2
「夢の中で胡蝶(蝶のこと)としてひらひらと飛んでいた所、目が覚めたが、はたして自分は蝶になった夢をみていたのか、それとも今の自分は蝶が見ている夢なのか、という説話」
「どちらが真の世界であるかを論ずるよりも、いずれをも肯定して受け容れ、それぞれの場で満足して生きればよい」
CCRで潜るのも、ダブルタンクで潜るのも、プールの底に潜るのも、いずれも肯定して、それぞれの場で満足することが肝要だな。
今日は、まあまあ、満足のいくプール練習だった。
「荘周と胡蝶とには確かに、形の上では区別があるはずだ。しかし主体としての自分には変わりは無く、これが物の変化というものである。」
潜っている自分が満足ならば、それでいいのではないか。
形にとらわれることなく、ダイビングを楽しんでいきたいものだ・・・。
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