シベリア高気圧2016年11月24日 22:25

シベリア高気圧
シベリア高気圧


結局、雪は積もらなかったが、気温は低いままだ。

夜9時現在で、2.8度ということになっている。

フィットネスは、自動的にキャンセルになっている。

寒いしな(なんじゃく・・・)。

この時期に、低気圧と移動性高気圧が交互に通り過ぎて、だんだん冬に近づいていくというのは、日本付近の季節変化のパターンになっているらしい。

(日本の天候の概説)
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/kisetsu_riyou/tenkou/gaisetu.html

「秋 (9月~11月):
11月になると、低気圧の通過後には一時的に冬型の気圧配置となる日が現れ、日本海側を中心に時雨の日が多くなり北日本では雪が降り始めます。」

明日朝の予想天気図を見ると、ゆるーい冬型の気圧配置が見て取れる。

東に低気圧、西に高気圧で、等圧線は南北に走っている。

まだ、それほど込み合っていないので、強い北西風は吹かない(たぶん)。

明日明後日は、高気圧に覆われるので、晴れになる。

そして、再び低気圧がやってきて、冷たい雨か、また、雪になるかもしれない。

今回の雪は、上空に寒気(マイナス3度だそうです)が流れ込んだためといわれている。

低気圧の通過自体は、例年のことだ。

寒気は、どこからやって来るのだろうか。

「冬 (12月~2月):
冬は、シベリア高気圧とアリューシャン低気圧がともに強まります。日本付近は等圧線が縦縞模様の冬型の気圧配置となって、北西の季節風が吹き、シベリアからの寒気を運んできます。」

どうもシベリア高気圧というのが、寒さの原因らしい。

(シベリア高気圧)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%99%E3%83%AA%E3%82%A2%E9%AB%98%E6%B0%97%E5%9C%A7

「冬季のシベリアを中心としたユーラシア大陸の広い範囲の地表で発達する、下層が寒冷な背の低い高気圧のことである。」

「高度はせいぜい地上から1000~2000メートルの大気境界層の上限程度までで、それより上空は高気圧になってはいない。」

「ユーラシア大陸北部のほぼ全域を覆い、東は日本付近、西端は東ヨーロッパにまで達するが、中心はモンゴルからバイカル湖付近にあることが多い。」

「主な成因は地表面が冷やされる放射冷却である」

「ヒマラヤ山脈の存在により、シベリア内陸部の冷気とインド洋の暖気の交流が妨げられていることがシベリア高気圧の発生と発達に重要であると言える。」

地球大気の循環と、地軸の傾きによる日照の変化の妙だな。

日本海側の大雪も、関東平野の乾燥した天気も、みんなヒマラヤのせいだ(そうなのかあ?)。

まあいい。

「注意すべきは、シベリア高気圧は寒候期の大陸の気温低下を主因としてできるものであるが、寒気の中心と高気圧のそれとは一致していない事で、地上気温の分布を見ると、低温の中心はモンゴルやバイカル湖付近ではなく、オホーツク海北方の東シベリアにある。」

「シベリア高気圧は一様な寒気の塊ではなく、東半分は強い寒気で構成されて東アジア方面に寒波をもたらし、逆に西半分は暖気塊となっていると言える。」

偏西風の変動(蛇行)によるブロッキング現象については、浮沈子も良く分からないので割愛する。

ただ、現象としては、高気圧や低気圧の停滞を招き、長雨、豪雨、旱魃、熱波、寒波などといった、いわゆる異常気象を引き起こしやすいといわれる。

原因については、まだ、良く分かっていないようだ。

来週以降になると、東京地方の最低気温は一桁で推移している。

冬だな、もう。

いつの間にか、冬になってしまった。

最高気温も、低い。

「最高気温は師走並みの所が多いでしょう。北海道は所々で真冬日となりそうです。関東は10度前後の所が多いでしょう。24日よりは高いものの、年末年始頃の厳しい寒さが続きそうです。」(気象予報:全国概況から)

年末年始かよ!?。

1か月、飛ばしちゃったのかあ?。

まあ、どうでもいいんですが。

しかし、今日の雪にはびっくりしたな。

今年のシベリア高気圧の発達具合によっては、寒い冬を過ごさなくてはならないかもしれない。

明日は、長期予報の3か月予報が出る。

夜10時になって、気温はようやく3度まで上がった。

朝、9時過ぎに、0.9度を記録したようで、それ以降、徐々に上がってきている。

しかしなあ、時間的には、そろそろ下がって来るだろうなあ・・・。

明日朝の冷え込みで、路面の凍結などが懸念されているようだ。

雪の後は、氷かあ・・・。

実に、冬らしい話だな・・・。

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