ちょっとヒヤヒヤ2017年01月15日 05:12

ちょっとヒヤヒヤ
ちょっとヒヤヒヤ


イリジウムの打ち上げを、途中からライブで見た。

寒くて目が覚めて、ネットを見たら、もう始まっていて、打ち上げ後の地球周回に入っていた。

今回は、1段目のランディングも、ライブで見せていた。

1段目に取り付けたカメラからの映像が、着陸まで出ていたしな。

本当に、ピンポイントで降ろしているということが分かる。

(Iridium-1 Hosted Webcast:動画出ます)
https://www.youtube.com/watch?v=tTmbSur4fcs

衛星放出の映像が出なくて、ちょっとヒヤヒヤした。

どうやら、通信の具合が悪くて、映像が入らなかったようだ(ホントかあ?)。

別に、見せたくなかったわけではあるまい。

(Successful deployment of 10 @IridiumComm NEXT satellites has been confirmed.)
https://twitter.com/SpaceX/status/820348655613800448

打ち上げ後、59分08秒の画面(ビデオの時間で1時間28分14秒)には、放出前の衛星が映っている。

打ち上げ後、1時間00分03秒から1時間09分32秒までは、画面右上のテレメトリーの数字は、速度27120km、高度622kmと表示されていたが、その後は消えてしまった(映像が復活した後も、表示されなかった)。

ライブ中継の中で、通信が復旧して衛星の放出が確認された。

(Iridium-1 NEXT Mission)
http://www.spacex.com/sites/spacex/files/spacex_iridium1_press_kit.pdf

「LAUNCH AND SATELLITE DEPLOYMENT:
・00:59:16 Iridium NEXT satellites begin deployment
・01:14:16 Iridium NEXT satellites end deployment」

10機の衛星の放出には、15分間かかる予定だったから、まあ、ほぼその通りに進行したんだろう。

打ち上げ後、1時間16分47秒後の画面(ビデオの時間で1時間45分53秒)には、衛星が放出された後の映像が映っている。

やれやれ・・・。

燃料の液体酸素の注入、打ち上げ、最大動圧(Max Q)、1段目の切り離し、2段目の起動、1段目の回収、2段目の再起動、衛星分離と、一連のチェックポイントをつつがなくこなして、ファルコン9は復活した。

もし、衛星が放出されなかったら、手術は成功したが、患者は死亡したようなもんだしな。

1段目の回収が成功した後だけに、ちょっと気まずい空気が漂う・・・。

マジヤバ・・・。

放出が確認されて、浮沈子もホッとした。

まあ、どうでもいいんですが。

8時過ぎからは、対照的にショボイ(?)電柱ロケットの打ち上げが予定されている。

(SS-520-4号機打上げの日時再設定について)
http://www.jaxa.jp/projects/rockets/s_rockets/

「2017年1月15日(日)8時33分~8時50分(日本標準時)」

「打ち上げ時刻は、8時33分を予定しております。」

今週末は、立て続けになった。

こっちも、是非とも成功させてもらいたい。

(スペースX、「ファルコン9」ロケット打ち上げに成功 - 昨年9月の事故以来初:追加)
http://news.mynavi.jp/news/2017/01/15/043/

「今後、58機の衛星には、イグザクトアース(exactEarth)の、自動船舶識別装置(AIS)を利用した船舶の位置をリアルタイムで追跡できる機器が搭載される予定となっている。」

鳥嶋さんの記事は、相変わらず、掘り下げが深くて読み応えあるなあ。

イリジウムネクストの定常運用機数は66機だから、今回の10機と合わせるとオーバーしてしまう。

軌道上待機の衛星(6機予定)を含めての運用になるんだろうな。

船舶監視だって、予備機が必要なのかもしれない。

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