イリジウムネクスト5 ― 2018年03月30日 11:16
イリジウムネクスト5
簡単に済ませよう。
(Iridium-5 NEXT Mission)
http://www.spacex.com/sites/spacex/files/iridium-5_press_kit_2018.pdf
今夜11時過ぎ(日本時間)にバンデンバーグから上がるが、1段目の回収はしない。
フェアリングの回収を試みるかは不明だ。
打ち上げに変わったところは何もない。
半年くらい前に打ち上げた1段目を再使用する。
ブロック4で、ミッションパッチを見る限り、グリッドフィンも着陸脚も付けっぱなしだ。
水面への着水を試みるかどうかは分からない。
前回、2017年12月に行ったFTの1段目では、水面への着水を行って成功している。
パワードランディングのデータ収集が十分行われているのであれば、今回はやらないかもしれない。
ちなみに、イリジウムの打ち上げでは、1回目から3回目まではドローン船への回収が行われ、全て成功している。
(List of Falcon 9 and Falcon Heavy launches)
https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_Falcon_9_and_Falcon_Heavy_launches
・January 14, 2017:Iridium NEXT 1–10→June 23, 2017(BulgariaSat-1)
・June 25, 2017:Iridium NEXT 11–20→December 23, 2017(Iridium NEXT 31–40)
・October 9, 2017:Iridium NEXT 21–30→March 30, 2018(Iridium NEXT 41–50)
・December 23, 2017:Iridium NEXT 31–40(着水試験)
・March 30, 2018:Iridium NEXT 41–50(不明)
回収された1段目については、3回のうち2回は同じイリジウムの打ち上げに使われた。
1回は、GTOへの打ち上げにも使用されていて、ドローン船上に回収されている(FTだから、2度目の再使用はない)。
次回、5月10日に予定されている打ち上げは、グレイスFOとの相乗りだが、1段目はなんと、ズーマの打ち上げに使われたヤツだ(January 8, 2018)。
まあ、どうでもいいんですが。
その後、2回にわたる打ち上げ(全部で8回)の1段目がどうなるかは分からない。
・~June 2018:Iridium NEXT 56–65
・~August 2018:Iridium NEXT 66–75
ブロック5の生産が軌道に乗れば、間違いなくそれで上がる。
初物か、再使用かは別にして。
改めてよく見ると、今回はブロック4の再使用としては、初めてということになる。
FTを改良して、ブロック5ができるまでの間、少しでも再使用に適した設計を行ってきたモデルだから、何かトラブルが起こるということは考えにくい。
枯れた技術だからな。
ブロック5は、たぶん、別物といっていいくらい、内容的に変わっているだろうから、ドカンと行く可能性は否定できない(エンジンの試験では、爆発したらしいしな)。
(スペースX、ロケットエンジンの試験中に事故 - 有人宇宙船打ち上げに影響か)
https://news.mynavi.jp/article/20171114-merlin_1d/
「初期型のマーリン1Dより約24%、現行のマーリン1D+より約11%も向上している。さらに、再使用しやすくするために部品や構造なども改良されており、見た目や型番はともかく、実質的に別物のエンジンになっている。」
まあいい。
それは、来月24日の楽しみにとっておこう。
ちなみに、初めてのブロック4の打ち上げに使われた1039コアは、次回4月2日のISSへの貨物船の打ち上げに再使用される予定だ。
再使用については、何だか、同じクライアントのを使いまわす不文律が出来つつあるのかもしれない(他人の穿いたパンツって、洗ってあるといっても気乗りがしない?)。
ブロック5になれば、そうはいっていられなくなるだろう。
少なくとも、10回は再使用することになる。
新品じゃなきゃいやだとか、前にうちで使ったやつがいいとか、我儘言ってる場合じゃなかろう?。
喝ーっ!。
今日は、これくらいにしとくか・・・。
簡単に済ませよう。
(Iridium-5 NEXT Mission)
http://www.spacex.com/sites/spacex/files/iridium-5_press_kit_2018.pdf
今夜11時過ぎ(日本時間)にバンデンバーグから上がるが、1段目の回収はしない。
フェアリングの回収を試みるかは不明だ。
打ち上げに変わったところは何もない。
半年くらい前に打ち上げた1段目を再使用する。
ブロック4で、ミッションパッチを見る限り、グリッドフィンも着陸脚も付けっぱなしだ。
水面への着水を試みるかどうかは分からない。
前回、2017年12月に行ったFTの1段目では、水面への着水を行って成功している。
パワードランディングのデータ収集が十分行われているのであれば、今回はやらないかもしれない。
ちなみに、イリジウムの打ち上げでは、1回目から3回目まではドローン船への回収が行われ、全て成功している。
(List of Falcon 9 and Falcon Heavy launches)
https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_Falcon_9_and_Falcon_Heavy_launches
・January 14, 2017:Iridium NEXT 1–10→June 23, 2017(BulgariaSat-1)
・June 25, 2017:Iridium NEXT 11–20→December 23, 2017(Iridium NEXT 31–40)
・October 9, 2017:Iridium NEXT 21–30→March 30, 2018(Iridium NEXT 41–50)
・December 23, 2017:Iridium NEXT 31–40(着水試験)
・March 30, 2018:Iridium NEXT 41–50(不明)
回収された1段目については、3回のうち2回は同じイリジウムの打ち上げに使われた。
1回は、GTOへの打ち上げにも使用されていて、ドローン船上に回収されている(FTだから、2度目の再使用はない)。
次回、5月10日に予定されている打ち上げは、グレイスFOとの相乗りだが、1段目はなんと、ズーマの打ち上げに使われたヤツだ(January 8, 2018)。
まあ、どうでもいいんですが。
その後、2回にわたる打ち上げ(全部で8回)の1段目がどうなるかは分からない。
・~June 2018:Iridium NEXT 56–65
・~August 2018:Iridium NEXT 66–75
ブロック5の生産が軌道に乗れば、間違いなくそれで上がる。
初物か、再使用かは別にして。
改めてよく見ると、今回はブロック4の再使用としては、初めてということになる。
FTを改良して、ブロック5ができるまでの間、少しでも再使用に適した設計を行ってきたモデルだから、何かトラブルが起こるということは考えにくい。
枯れた技術だからな。
ブロック5は、たぶん、別物といっていいくらい、内容的に変わっているだろうから、ドカンと行く可能性は否定できない(エンジンの試験では、爆発したらしいしな)。
(スペースX、ロケットエンジンの試験中に事故 - 有人宇宙船打ち上げに影響か)
https://news.mynavi.jp/article/20171114-merlin_1d/
「初期型のマーリン1Dより約24%、現行のマーリン1D+より約11%も向上している。さらに、再使用しやすくするために部品や構造なども改良されており、見た目や型番はともかく、実質的に別物のエンジンになっている。」
まあいい。
それは、来月24日の楽しみにとっておこう。
ちなみに、初めてのブロック4の打ち上げに使われた1039コアは、次回4月2日のISSへの貨物船の打ち上げに再使用される予定だ。
再使用については、何だか、同じクライアントのを使いまわす不文律が出来つつあるのかもしれない(他人の穿いたパンツって、洗ってあるといっても気乗りがしない?)。
ブロック5になれば、そうはいっていられなくなるだろう。
少なくとも、10回は再使用することになる。
新品じゃなきゃいやだとか、前にうちで使ったやつがいいとか、我儘言ってる場合じゃなかろう?。
喝ーっ!。
今日は、これくらいにしとくか・・・。
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