今年初の猛暑日の中・・・ ― 2018年07月15日 12:34
今年初の猛暑日の中・・・
ソロダイビングについて、いろいろ考えている。
器材の準備は大方終わり、名古屋行きを待つだけだが、夏風邪は治らず、陸上でも耳が抜けたり抜けなかったりしている。
飯食った後とかには、なぜか抜けるんだが、腹が減ると抜けなくなる(そうかあ?)。
エサをくれてやらないと、いうことを聞かない贅沢な耳抜きだな。
まあ、どうでもいいんですが。
飯を食うと、顎を動かすから、耳管が開いて抜けやすくなるのかもしれない。
よく、ガムを噛むと効果があるとかいわれるからな。
無関係ではあるまい。
昨日書いた記事の、加藤さんのビデオを見ていて、感じるところがある(この記事は、14日の夜に書いています)。
温厚な方なので、あまりはっきりとは言わないけど、たぶん、腹の中は煮えくり返っているに違いない(未確認→そんなことはないそうです)。
達成条件を満足せずにCカードを乱発する(!)某指導団体とか、自立したダイバーを敢えて育てず、囲い込んで収益のベースにしようとする都市型ショップとか、潜降すると同時にバディなどほったらかして、自分勝手に潜りだす暴走ダイバーとか。
じっくりと時間をかけて、手間も掛けて、良質のダイバーを育てるというより、短期的収益を得るための財としての存在。
ダイビングショップが最も収益を上げるのは、高い器材を買ってくれる初心者の時だ。
講習は、器材購入のオマケとして行い、形だけ整えて(時には文字通り形だけで)Cカードを出す。
一番効率がいいのは、そのまま辞めてくれることだろうな。
新規の顧客が次々と現れるなら、これに越したことはない。
毎週のように、ツアーを組んで、顧客を連れて行ったとしても、そこで経験を積んでスキルアップするわけじゃない。
ただ、ガイドのフィンを追いかけて、残圧ギリギリになりながら、疲れ切ってエキジットするだけ。
もちろん、中にはダイビングのスキルを磨きたいと思って、スペシャルティを取りまくる人もいるだろうが、そのスペシャルティを受けたからと言って、見違えるように上手く潜れるようになるわけではない。
毎回のダイビングに目的をもって取り組み、継続的に指導を受けながら、少しずつスキルアップしていくしかないのだ。
もちろん、個人差はあるし、中には運動神経抜群、体力モリモリで、水中を弾丸のように泳いでも、エアの消費量は仙人かと思う程少ない方もいる。
そういうダイバーが、控えめなダイビングを心がけていれば世界は平和なんだが、金魚の糞のようなダイビングを続けていれば、いずれ飽きてしまってダイビングから離れてしまったり、逆に不良ダイバーになって、最大水深無視したりデコ出し常習者になって、挙句の果てには潜水事故を引き起こしたりする。
今日のニュースでは、海水浴すら衰退の一途をたどっているそうだ。
(日本人の「海離れ」が止まらない理由)
https://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20180705-OYT8T50008.html
「夏が来るたび海水浴に出かけたのは遠い昔。小麦色の肌ははやらず、美白が好まれる時代。向かうのは、直射日光が照りつける海ではなく、日焼けの心配がない夜のプールだ。」
ダイビングなんて、風前の灯だな・・・。
少子化が進行し、市場全体が縮小しつつある中、それでなくてもニッチなダイビングの世界で、いつまでも大量生産・大量消費的ビジネスモデルが続くわけがない。
質が高く、しっかりとした指導を行い、長くお互いに有益な関係を保ちながら、顧客と接していけるだけの力量がなければ続かない。
続かなければ、収益は上がらず、ビジネスも発展しない時代に確実に突入してきている。
ダイビングが華やかだった時代は今は昔。
キツイ、汚い、危険と、3拍子揃った最悪のレジャーになってしまった。
スクーバダイビング全体が、あんなもんやるのはヘンタイだと見做されているのかもしれない(未確認)。
テクニカルダイバーの中には、ヘンタイと呼ばれることに反発する方もいる。
自分はノーマルなダイバーだって!。
ダイバー全体がヘンタイと思われている時代だからな。
無駄な抵抗だ。
まあいい。
ソロダイビングは、そういった閉塞状態にあるダイビング業界へのショック療法のようなもんだな。
今までのダイビングスタイルを、根底から覆すかもしれない。
事実上崩壊しているバディシステムに対して、キョーレツなアンチテーゼを投げかけている。
実際問題、全員がソロダイビングしてるんだから、いっそこの際、ソロダイビングを基本にして、バディダイビングをオプションにするのが正しいんじゃないだろうか。
SDIのスタンスは、あくまでもバディダイビングを容認したうえで、安全性を高めるためのスタイルとしての提案だ。
ここに、一つの実例がある。
(NEEMO)
https://en.wikipedia.org/wiki/NEEMO
英語版を引用したのは、この中の写真に用があるからで、キー・ラーゴ沖のアクエリアスに用はない(画像参照)。
右から2人目の日の丸マーク付けているのは、油井亀美也氏のようだ。
問題は、送気潜水をしている中央のダイバーを除いた全員が、ポニーボトルを持ってるということだな(送気潜水のダイバーは、たぶん背中にバックアップ用のタンク持ってるかも)。
バックアップ空気源を自前で持つ。
サイドマウント2本差しとかと、コンフィギュレーションは同じだ(えーと、目的とか運用とか、もちろん違いますが)。
向かって左端のダイバーが、シュノーケル(スノーケル)付けてるのがおかしいと気付いた方はいるだろうか?。
アクエリアスは、水深20mくらいのところに沈められていて、何日も環境圧で滞在する仕掛けだ。
当然、体内の窒素などは飽和状態になっていて、直接浮上は出来ない(減圧症確実です)。
帰還する際には、施設内の減圧室で、何時間もガス抜きしてから浮上する。
「With saturation diving, divers can accurately predict exactly how much time they need to decompress before returning to the surface.」(飽和ダイビングでは、ダイバーは、サーフェスに戻る前に圧縮解除する必要がある時間を正確に予測できます。:自動翻訳のまま)
水面でしか使えないシュノーケルを付けて記念写真撮る時に、誰か注意しなかったのかな。
えーと、もちろん、浮上の際には、水面での安全を確保するためにも付けているほうがいいから、まあ、いいことにしよう(ちょうど減圧を終わって、これから浮上するのかもしれないしな)。
水中活動は、宇宙遊泳と同じく、たぶんペア(バディ?)か、チームで行うだろうから、エアシェアすることを考えれば、予備の空気源を自前で持つ必要はないのかもしれないが、そういう設えにはなっていない。
ポニーボトルを各自に持たせて、安全を確保している。
ネットで画像を見ると、ポニーボトルを持っていない画像も上がっているから、運用が変わった可能性はある(誰かが突っ込みを入れたのか、この写真にはシュノーケル付けて写っているダイバーはいない)。
(File:NASA NEEMO 22 Aquanaut Crew.jpg)
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:NASA_NEEMO_22_Aquanaut_Crew.jpg
少なくとも、一時期は、ポニーボトルを携帯してソロダイビング仕様で潜っていたわけだ。
要は、ポニーボトルの携帯は、ソロダイビング御用達というわけではないのだ。
一人でどんどん潜りましょうというわけではないと、SDIは言う。
耳当たりのいい、温厚なスタンスだな。
そうなんだろうか?。
それなりのリクスを負い、そのリスクを軽減する対策を行い、どんどん、一人で潜ればいいのではないか。
どーせ、バディ潜水なんて言うのは、絵に描いた餅なのだ。
カメラを持って2人がダイビングしていれば、バディ潜水は成り立たない。
お互いにダイバー同士が写真を撮り合っているならともかく(ちょっと不気味)、被写体にカメラを向け、ファインダーを覗いている時には、バディに対する注意力は散漫になる(つーか、とーぜんバディなんて見てない!)。
最近は動画を撮るようだから、余計に長い時間かかることになる。
その間に何かが起これば、バディシステムは機能しない。
少なくとも、十分な機能を果たすことはできない。
ダイビング中に水中カメラで被写体(互いのバディ以外)を撮ることを禁じてしまえばいいのだ(そんなあ!)。
いっそ、水中カメラを持ち込み禁止にするとか。
そうでなければ、水中カメラの持ち込みは認めるが、水中での撮影を禁じるとか(何のための水中カメラなんだあ?)。
エントリー前にパチリ、エキジット後にパチリ。
以上、終わり・・・。
浮沈子は、バディシステムに欠点があるから、止めてしまえと言っているわけじゃない(そう聞こえるけど?)。
それを前提とした現在のダイビングの安全管理には、容認し難いウソがあると言いたいだけだ。
一方、ソロダイビングが普及すれば安全になるかといえば、決してそんなことにはならないだろう。
少なくとも、ダイビング初心者の事故軽減につながらないことだけは確かだしな(100本潜らないと受講できない)。
ひょっとしたら、ソロダイビングにおける事故が新たに加わって、全体の事故者の増加につながる可能性もある。
完璧なソロダイバーよりも、欠点だらけのバディダイバーの方が安心といえるかもしれない(安全かどうかは別だけど)。
ソロダイビングをして事故が起これば、それ見たことかという話になることは火を見るよりも明らかだしな。
やはり、バディやチームによる潜水がいいに決まっている。
いや、ガイドのフィンをめがけて必死に泳ぐだけの方がいい。
そんな話になってしまうかもしれない。
ソロダイビングを教える側が、テキトーな教え方をし、快適ゾーンに留まるというソロ本来の思想を超えて、イケイケどんどんなダイバーが増え、勝手気ままに潜りだせば、あっという間に死屍累々だろう。
一人の方が安全だというのは、単なる幻想に過ぎない。
講習している時のインストラクターだって、生徒のガスに依存している(タンクバルブのディスクがぶっ飛んだら、そうじゃないって言えるかあ?)。
大勢の生徒を教えている時の方が、その意味では安心だ(そういうことかあ?)。
帰りの方角が分からなくなったら、多数決で決められるしな(そんなあ!)。
この話題、書いていると、どんどん筆が乱れる。
イケイケどんどんの暴走ブログだ。
ブログはソロで書くからな。
バディで書くわけじゃない。
快適ゾーンに留まるためには、そろそろ浮上に掛かった方がよさそうだな・・・。
ソロダイビングについて、いろいろ考えている。
器材の準備は大方終わり、名古屋行きを待つだけだが、夏風邪は治らず、陸上でも耳が抜けたり抜けなかったりしている。
飯食った後とかには、なぜか抜けるんだが、腹が減ると抜けなくなる(そうかあ?)。
エサをくれてやらないと、いうことを聞かない贅沢な耳抜きだな。
まあ、どうでもいいんですが。
飯を食うと、顎を動かすから、耳管が開いて抜けやすくなるのかもしれない。
よく、ガムを噛むと効果があるとかいわれるからな。
無関係ではあるまい。
昨日書いた記事の、加藤さんのビデオを見ていて、感じるところがある(この記事は、14日の夜に書いています)。
温厚な方なので、あまりはっきりとは言わないけど、たぶん、腹の中は煮えくり返っているに違いない(未確認→そんなことはないそうです)。
達成条件を満足せずにCカードを乱発する(!)某指導団体とか、自立したダイバーを敢えて育てず、囲い込んで収益のベースにしようとする都市型ショップとか、潜降すると同時にバディなどほったらかして、自分勝手に潜りだす暴走ダイバーとか。
じっくりと時間をかけて、手間も掛けて、良質のダイバーを育てるというより、短期的収益を得るための財としての存在。
ダイビングショップが最も収益を上げるのは、高い器材を買ってくれる初心者の時だ。
講習は、器材購入のオマケとして行い、形だけ整えて(時には文字通り形だけで)Cカードを出す。
一番効率がいいのは、そのまま辞めてくれることだろうな。
新規の顧客が次々と現れるなら、これに越したことはない。
毎週のように、ツアーを組んで、顧客を連れて行ったとしても、そこで経験を積んでスキルアップするわけじゃない。
ただ、ガイドのフィンを追いかけて、残圧ギリギリになりながら、疲れ切ってエキジットするだけ。
もちろん、中にはダイビングのスキルを磨きたいと思って、スペシャルティを取りまくる人もいるだろうが、そのスペシャルティを受けたからと言って、見違えるように上手く潜れるようになるわけではない。
毎回のダイビングに目的をもって取り組み、継続的に指導を受けながら、少しずつスキルアップしていくしかないのだ。
もちろん、個人差はあるし、中には運動神経抜群、体力モリモリで、水中を弾丸のように泳いでも、エアの消費量は仙人かと思う程少ない方もいる。
そういうダイバーが、控えめなダイビングを心がけていれば世界は平和なんだが、金魚の糞のようなダイビングを続けていれば、いずれ飽きてしまってダイビングから離れてしまったり、逆に不良ダイバーになって、最大水深無視したりデコ出し常習者になって、挙句の果てには潜水事故を引き起こしたりする。
今日のニュースでは、海水浴すら衰退の一途をたどっているそうだ。
(日本人の「海離れ」が止まらない理由)
https://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20180705-OYT8T50008.html
「夏が来るたび海水浴に出かけたのは遠い昔。小麦色の肌ははやらず、美白が好まれる時代。向かうのは、直射日光が照りつける海ではなく、日焼けの心配がない夜のプールだ。」
ダイビングなんて、風前の灯だな・・・。
少子化が進行し、市場全体が縮小しつつある中、それでなくてもニッチなダイビングの世界で、いつまでも大量生産・大量消費的ビジネスモデルが続くわけがない。
質が高く、しっかりとした指導を行い、長くお互いに有益な関係を保ちながら、顧客と接していけるだけの力量がなければ続かない。
続かなければ、収益は上がらず、ビジネスも発展しない時代に確実に突入してきている。
ダイビングが華やかだった時代は今は昔。
キツイ、汚い、危険と、3拍子揃った最悪のレジャーになってしまった。
スクーバダイビング全体が、あんなもんやるのはヘンタイだと見做されているのかもしれない(未確認)。
テクニカルダイバーの中には、ヘンタイと呼ばれることに反発する方もいる。
自分はノーマルなダイバーだって!。
ダイバー全体がヘンタイと思われている時代だからな。
無駄な抵抗だ。
まあいい。
ソロダイビングは、そういった閉塞状態にあるダイビング業界へのショック療法のようなもんだな。
今までのダイビングスタイルを、根底から覆すかもしれない。
事実上崩壊しているバディシステムに対して、キョーレツなアンチテーゼを投げかけている。
実際問題、全員がソロダイビングしてるんだから、いっそこの際、ソロダイビングを基本にして、バディダイビングをオプションにするのが正しいんじゃないだろうか。
SDIのスタンスは、あくまでもバディダイビングを容認したうえで、安全性を高めるためのスタイルとしての提案だ。
ここに、一つの実例がある。
(NEEMO)
https://en.wikipedia.org/wiki/NEEMO
英語版を引用したのは、この中の写真に用があるからで、キー・ラーゴ沖のアクエリアスに用はない(画像参照)。
右から2人目の日の丸マーク付けているのは、油井亀美也氏のようだ。
問題は、送気潜水をしている中央のダイバーを除いた全員が、ポニーボトルを持ってるということだな(送気潜水のダイバーは、たぶん背中にバックアップ用のタンク持ってるかも)。
バックアップ空気源を自前で持つ。
サイドマウント2本差しとかと、コンフィギュレーションは同じだ(えーと、目的とか運用とか、もちろん違いますが)。
向かって左端のダイバーが、シュノーケル(スノーケル)付けてるのがおかしいと気付いた方はいるだろうか?。
アクエリアスは、水深20mくらいのところに沈められていて、何日も環境圧で滞在する仕掛けだ。
当然、体内の窒素などは飽和状態になっていて、直接浮上は出来ない(減圧症確実です)。
帰還する際には、施設内の減圧室で、何時間もガス抜きしてから浮上する。
「With saturation diving, divers can accurately predict exactly how much time they need to decompress before returning to the surface.」(飽和ダイビングでは、ダイバーは、サーフェスに戻る前に圧縮解除する必要がある時間を正確に予測できます。:自動翻訳のまま)
水面でしか使えないシュノーケルを付けて記念写真撮る時に、誰か注意しなかったのかな。
えーと、もちろん、浮上の際には、水面での安全を確保するためにも付けているほうがいいから、まあ、いいことにしよう(ちょうど減圧を終わって、これから浮上するのかもしれないしな)。
水中活動は、宇宙遊泳と同じく、たぶんペア(バディ?)か、チームで行うだろうから、エアシェアすることを考えれば、予備の空気源を自前で持つ必要はないのかもしれないが、そういう設えにはなっていない。
ポニーボトルを各自に持たせて、安全を確保している。
ネットで画像を見ると、ポニーボトルを持っていない画像も上がっているから、運用が変わった可能性はある(誰かが突っ込みを入れたのか、この写真にはシュノーケル付けて写っているダイバーはいない)。
(File:NASA NEEMO 22 Aquanaut Crew.jpg)
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:NASA_NEEMO_22_Aquanaut_Crew.jpg
少なくとも、一時期は、ポニーボトルを携帯してソロダイビング仕様で潜っていたわけだ。
要は、ポニーボトルの携帯は、ソロダイビング御用達というわけではないのだ。
一人でどんどん潜りましょうというわけではないと、SDIは言う。
耳当たりのいい、温厚なスタンスだな。
そうなんだろうか?。
それなりのリクスを負い、そのリスクを軽減する対策を行い、どんどん、一人で潜ればいいのではないか。
どーせ、バディ潜水なんて言うのは、絵に描いた餅なのだ。
カメラを持って2人がダイビングしていれば、バディ潜水は成り立たない。
お互いにダイバー同士が写真を撮り合っているならともかく(ちょっと不気味)、被写体にカメラを向け、ファインダーを覗いている時には、バディに対する注意力は散漫になる(つーか、とーぜんバディなんて見てない!)。
最近は動画を撮るようだから、余計に長い時間かかることになる。
その間に何かが起これば、バディシステムは機能しない。
少なくとも、十分な機能を果たすことはできない。
ダイビング中に水中カメラで被写体(互いのバディ以外)を撮ることを禁じてしまえばいいのだ(そんなあ!)。
いっそ、水中カメラを持ち込み禁止にするとか。
そうでなければ、水中カメラの持ち込みは認めるが、水中での撮影を禁じるとか(何のための水中カメラなんだあ?)。
エントリー前にパチリ、エキジット後にパチリ。
以上、終わり・・・。
浮沈子は、バディシステムに欠点があるから、止めてしまえと言っているわけじゃない(そう聞こえるけど?)。
それを前提とした現在のダイビングの安全管理には、容認し難いウソがあると言いたいだけだ。
一方、ソロダイビングが普及すれば安全になるかといえば、決してそんなことにはならないだろう。
少なくとも、ダイビング初心者の事故軽減につながらないことだけは確かだしな(100本潜らないと受講できない)。
ひょっとしたら、ソロダイビングにおける事故が新たに加わって、全体の事故者の増加につながる可能性もある。
完璧なソロダイバーよりも、欠点だらけのバディダイバーの方が安心といえるかもしれない(安全かどうかは別だけど)。
ソロダイビングをして事故が起これば、それ見たことかという話になることは火を見るよりも明らかだしな。
やはり、バディやチームによる潜水がいいに決まっている。
いや、ガイドのフィンをめがけて必死に泳ぐだけの方がいい。
そんな話になってしまうかもしれない。
ソロダイビングを教える側が、テキトーな教え方をし、快適ゾーンに留まるというソロ本来の思想を超えて、イケイケどんどんなダイバーが増え、勝手気ままに潜りだせば、あっという間に死屍累々だろう。
一人の方が安全だというのは、単なる幻想に過ぎない。
講習している時のインストラクターだって、生徒のガスに依存している(タンクバルブのディスクがぶっ飛んだら、そうじゃないって言えるかあ?)。
大勢の生徒を教えている時の方が、その意味では安心だ(そういうことかあ?)。
帰りの方角が分からなくなったら、多数決で決められるしな(そんなあ!)。
この話題、書いていると、どんどん筆が乱れる。
イケイケどんどんの暴走ブログだ。
ブログはソロで書くからな。
バディで書くわけじゃない。
快適ゾーンに留まるためには、そろそろ浮上に掛かった方がよさそうだな・・・。
タガを嵌める ― 2018年07月15日 16:35
タガを嵌める
酷暑(猛暑の俗語?)が続く。
夏風邪を治しながら、栄養補給と休養に勤しむ。
トーゼン、フィットネスはサボりだ。
耳は、陸上ではほぼ確実に抜けるようになった。
良かった・・・。
まだ少し咳き込むから、油断はできない。
名古屋行きはなんとかなりそうだな。
行って使い物になるかどうかは分からない。
そのソロダイビングについて、つらつら考えたことを記事にしている。
前の晩に書いた与太ブログの下書きを、なんとかボツにせずに、辻褄を合わせて翌日に上げる。
夜に書いたラブレターと同じで、日の光の下では読むに堪えないからな・・・。
まあいい。
浮沈子的に関心があるのが、コンフォートゾーン(快適ゾーン)という考え方であるという点については、既に書いた。
ストレスを制御下に置き、自分にとって(バディではなく:ここ、重要です)易し過ぎず難し過ぎないちょうどいい環境で潜る。
浮沈子的には、ポセイドンセブンで水深15mくらいを、透視度のいい海中でゆっくりと泳いでいる時のような感じだ。
至福のひと時・・・。
3時間くらいは、全く問題なく潜れる。
PO2は1.2くらいだからな。
延々と潜っていても、NDLが減ることはない(199に張り付いたまま)。
もし、ストレスがあるとすれば、腹が減ってくることくらいか。
ジェリータイプの栄養補給剤でも持ち込めば、それもなくなる(良い子は、ゴミは持ち帰りましょう!)。
しかし、そういうダイビングは、空気潜水のオープンサーキットでは問題だ。
濃い目のナイトロックスで、ダブルタンクか2本差しサイドマウントで、エキジットで純酸素吸って多少窒素を洗い流したとしても、CCRの排気音がない世界の解放感(閉鎖循環回路でも解放感とはこれ如何に)には及ばない。
まあ、これは浮沈子の場合だ。
サイドマウントの1本差しでもいいな(ソロの時は、ポニーボトル持つか)。
浅く明るく暖かい、南の島のダイビング。
ウクレレ弾いてくれるねーちゃんと、トロピカルジュース(浮沈子は、アルコール飲まないので)があれば言うことはない。
こっちは、ダイビングの快適ゾーンとは関係ないけど・・・。
まあいい。
ソロダイビングの場合は、まあ、人それぞれの快適ゾーンの中に留まればいいわけだが、それを逸脱すれば幾何級数的にリスクは高まる。
まだ講習を受けていないので分からないが、30mを超える深度などはご法度なのではないか(絶対ダメということではないようです:後述)。
残圧ギリギリまで吸うなどというのは、もってのほかだな。
潜水計画をきちんと作成し、その制限の中で潜る。
NDLも計画の範囲内で、余裕をもって上がってくる。
ガス管理は、もちろん3分の1ルール適用。
バディ潜水よりも、控えめな箍を嵌めて、ソロ固有のリスクの低減を図る。
ソロ固有のリスクは、避けようがないからな。
どれだけスキルを磨いたとしても、原疾患を抱えて潜っていれば、水中の発症には対処できない。
器材は完璧にメンテナンスし、全てのOリングを取り換え、グリスアップし、ホース類は定期的に交換していたとしても、予期せぬトラブルは起こり得る。
バディがいれば、どうにかなるかもしれないけど、一人では対処できない事態はいくらでもあるだろう。
それらを避けることは出来ないけど、避けられることを避け、リスクを最小化して潜ることで生還できる確率を上げていくことはできる。
ソロで出来るのは、それだけだ。
リスクを避ける、発生したトラブルに対応できるバックアップの器材とそれらを使いこなすスキルを磨く。
王道だな。
本来は、バディ潜水だって、これらのバックアップやスキルを備えるのが当たり前だ。
BCが浮力を失った時、ウエイトを投棄して浮上するといったって、メタリコンタンクじゃ浮けないからな。
真夏でも、ドライスーツで潜らなければならないかもしれない。
さもなければ、全部アルミタンクにして、メタリコン塗装のスチールタンクは禁止にするとか。
スキルの中に登場するかどうかは分からないけど、SMBを浮力体として使用するというのもある (今回はやりました:追加)。
洞窟潜水のエマージェンシースキルというのは、映像で見たことあるけど。
海洋での正式な浮力体としては、認められていない(少なくともPADIでは)。
イザとなったら、打ち上げてぶら下がって上がって来るしかない。
腹の下にたくし込んで、浮力調整しながらというのは難しいからな(意外にあっさり出来ました:追加)。
浮かばれない話だ(そうなのかあ?)。
デュアルブラダーも必須かもな。
バディ潜水でも、両者の快適ゾーンが重なる範囲で潜れば、最高の満足が得られるに違いない。
コンスタントなパートナーが見つかれば、譲り合って、どちらかの快適ゾーンを優先することが出来るかもしれない。
その際には、もう片方がリスク管理をしたり、ややストレスフルなダイビングになる。
バディでは、ソロなら行かないようなリスキーな環境でも、勢いで行ってしまうかもしれない。
陸上の旅行などでも、よくある話だ。
どちらが抑制的に働くかは、結局は個人個人がどう判断するかにかかってくる。
バディ潜水だからって、スキルの低い方に合わせて潜るとは限らないのだ。
片方が大満足すれば、もう片方はストレス満載、事故スレスレかもしれないしな。
ガイドのフィンを、必死になって追いかけるダイビングでは、もう、全員がいつ、どうなっても不思議ではない。
ゲージを見るのは、ガイドに促された時だけ、オーバーウエイトで中性浮力はフィンを漕ぎまくって取り、エア吸いまくって、浮上したら残圧10とか。
高いダイコン買ったって、ログ付ける時しか見ないしな。
NDLって、なに?。
他人事じゃない。
数年前までの浮沈子は、まさにこれだったからな。
似非バディダイブの真実の姿だ。
ガイドのフィンを追いかけるダイビングでは、誰がバディかも分からない。
2秒以内で手が届く範囲をお互いにキープするなんて、有り得ない話だ。
何たって、見ているのはガイドのフィンだけだからな。
それ以外は、カメラの画面だけだ。
歩きスマホのようなもんだな。
アウェアネス(状況認識)のかけらもない。
ソロになったら、何かが変わるんだろうか?。
ガイド、いないからな。
何を見たらいいか、分からないかもしれないな。
コンパスか、周りの景色か(ナチュラルナビゲーション?)。
カメラ持ち込めば、カメラの画面越しに水中見てるかもな。
泳ぎスマホかあ?。
どうやって、タガを嵌めるか。
結局、知識を得て、リスクを認識し、それを回避する態度を養い、実践するためのトレーニングを積むという当たり前のことをするしかないのだ。
ソロであれ、バディであれ、それは全く同じで、どちらも、それなりに安全で、それなりに危険であることに変わりはない。
絶対のフォーメーションではないのだ。
むしろ、どういうソロなのか、どういうバディなのかという議論が健全だろう。
なんちゃってバディ潜水と、完全無欠のソロと、どっちが安全かという議論は、議論としては面白いが、あまり建設的ではないな。
そもそも、なんちゃってバディ潜水の実態は、なんちゃってソロ潜水と同じだからな。
正解は、完全無欠のソロダイビングの勝ちかもしれない。
ホントのとことはどうなんだろう?。
追加:
30mオーバーなどのダイビングは、そのダイバーにとって快適ゾーンにあるとは言えない場合が多いが、ソロダイビングを重ねて、徐々に快適ゾーンを広げていけば、適用になる場合もある。
その場合には、メインのガスと共に、バックアップ空気源の容量に余裕を持たせるとか、潜水時間を保守的にとるなどの対応が必要になるだろう。
もちろん、デコ出し御法度、40mオーバーも認められない。
酷暑(猛暑の俗語?)が続く。
夏風邪を治しながら、栄養補給と休養に勤しむ。
トーゼン、フィットネスはサボりだ。
耳は、陸上ではほぼ確実に抜けるようになった。
良かった・・・。
まだ少し咳き込むから、油断はできない。
名古屋行きはなんとかなりそうだな。
行って使い物になるかどうかは分からない。
そのソロダイビングについて、つらつら考えたことを記事にしている。
前の晩に書いた与太ブログの下書きを、なんとかボツにせずに、辻褄を合わせて翌日に上げる。
夜に書いたラブレターと同じで、日の光の下では読むに堪えないからな・・・。
まあいい。
浮沈子的に関心があるのが、コンフォートゾーン(快適ゾーン)という考え方であるという点については、既に書いた。
ストレスを制御下に置き、自分にとって(バディではなく:ここ、重要です)易し過ぎず難し過ぎないちょうどいい環境で潜る。
浮沈子的には、ポセイドンセブンで水深15mくらいを、透視度のいい海中でゆっくりと泳いでいる時のような感じだ。
至福のひと時・・・。
3時間くらいは、全く問題なく潜れる。
PO2は1.2くらいだからな。
延々と潜っていても、NDLが減ることはない(199に張り付いたまま)。
もし、ストレスがあるとすれば、腹が減ってくることくらいか。
ジェリータイプの栄養補給剤でも持ち込めば、それもなくなる(良い子は、ゴミは持ち帰りましょう!)。
しかし、そういうダイビングは、空気潜水のオープンサーキットでは問題だ。
濃い目のナイトロックスで、ダブルタンクか2本差しサイドマウントで、エキジットで純酸素吸って多少窒素を洗い流したとしても、CCRの排気音がない世界の解放感(閉鎖循環回路でも解放感とはこれ如何に)には及ばない。
まあ、これは浮沈子の場合だ。
サイドマウントの1本差しでもいいな(ソロの時は、ポニーボトル持つか)。
浅く明るく暖かい、南の島のダイビング。
ウクレレ弾いてくれるねーちゃんと、トロピカルジュース(浮沈子は、アルコール飲まないので)があれば言うことはない。
こっちは、ダイビングの快適ゾーンとは関係ないけど・・・。
まあいい。
ソロダイビングの場合は、まあ、人それぞれの快適ゾーンの中に留まればいいわけだが、それを逸脱すれば幾何級数的にリスクは高まる。
まだ講習を受けていないので分からないが、30mを超える深度などはご法度なのではないか(絶対ダメということではないようです:後述)。
残圧ギリギリまで吸うなどというのは、もってのほかだな。
潜水計画をきちんと作成し、その制限の中で潜る。
NDLも計画の範囲内で、余裕をもって上がってくる。
ガス管理は、もちろん3分の1ルール適用。
バディ潜水よりも、控えめな箍を嵌めて、ソロ固有のリスクの低減を図る。
ソロ固有のリスクは、避けようがないからな。
どれだけスキルを磨いたとしても、原疾患を抱えて潜っていれば、水中の発症には対処できない。
器材は完璧にメンテナンスし、全てのOリングを取り換え、グリスアップし、ホース類は定期的に交換していたとしても、予期せぬトラブルは起こり得る。
バディがいれば、どうにかなるかもしれないけど、一人では対処できない事態はいくらでもあるだろう。
それらを避けることは出来ないけど、避けられることを避け、リスクを最小化して潜ることで生還できる確率を上げていくことはできる。
ソロで出来るのは、それだけだ。
リスクを避ける、発生したトラブルに対応できるバックアップの器材とそれらを使いこなすスキルを磨く。
王道だな。
本来は、バディ潜水だって、これらのバックアップやスキルを備えるのが当たり前だ。
BCが浮力を失った時、ウエイトを投棄して浮上するといったって、メタリコンタンクじゃ浮けないからな。
真夏でも、ドライスーツで潜らなければならないかもしれない。
さもなければ、全部アルミタンクにして、メタリコン塗装のスチールタンクは禁止にするとか。
スキルの中に登場するかどうかは分からないけど、SMBを浮力体として使用するというのもある (今回はやりました:追加)。
洞窟潜水のエマージェンシースキルというのは、映像で見たことあるけど。
海洋での正式な浮力体としては、認められていない(少なくともPADIでは)。
イザとなったら、打ち上げてぶら下がって上がって来るしかない。
腹の下にたくし込んで、浮力調整しながらというのは難しいからな(意外にあっさり出来ました:追加)。
浮かばれない話だ(そうなのかあ?)。
デュアルブラダーも必須かもな。
バディ潜水でも、両者の快適ゾーンが重なる範囲で潜れば、最高の満足が得られるに違いない。
コンスタントなパートナーが見つかれば、譲り合って、どちらかの快適ゾーンを優先することが出来るかもしれない。
その際には、もう片方がリスク管理をしたり、ややストレスフルなダイビングになる。
バディでは、ソロなら行かないようなリスキーな環境でも、勢いで行ってしまうかもしれない。
陸上の旅行などでも、よくある話だ。
どちらが抑制的に働くかは、結局は個人個人がどう判断するかにかかってくる。
バディ潜水だからって、スキルの低い方に合わせて潜るとは限らないのだ。
片方が大満足すれば、もう片方はストレス満載、事故スレスレかもしれないしな。
ガイドのフィンを、必死になって追いかけるダイビングでは、もう、全員がいつ、どうなっても不思議ではない。
ゲージを見るのは、ガイドに促された時だけ、オーバーウエイトで中性浮力はフィンを漕ぎまくって取り、エア吸いまくって、浮上したら残圧10とか。
高いダイコン買ったって、ログ付ける時しか見ないしな。
NDLって、なに?。
他人事じゃない。
数年前までの浮沈子は、まさにこれだったからな。
似非バディダイブの真実の姿だ。
ガイドのフィンを追いかけるダイビングでは、誰がバディかも分からない。
2秒以内で手が届く範囲をお互いにキープするなんて、有り得ない話だ。
何たって、見ているのはガイドのフィンだけだからな。
それ以外は、カメラの画面だけだ。
歩きスマホのようなもんだな。
アウェアネス(状況認識)のかけらもない。
ソロになったら、何かが変わるんだろうか?。
ガイド、いないからな。
何を見たらいいか、分からないかもしれないな。
コンパスか、周りの景色か(ナチュラルナビゲーション?)。
カメラ持ち込めば、カメラの画面越しに水中見てるかもな。
泳ぎスマホかあ?。
どうやって、タガを嵌めるか。
結局、知識を得て、リスクを認識し、それを回避する態度を養い、実践するためのトレーニングを積むという当たり前のことをするしかないのだ。
ソロであれ、バディであれ、それは全く同じで、どちらも、それなりに安全で、それなりに危険であることに変わりはない。
絶対のフォーメーションではないのだ。
むしろ、どういうソロなのか、どういうバディなのかという議論が健全だろう。
なんちゃってバディ潜水と、完全無欠のソロと、どっちが安全かという議論は、議論としては面白いが、あまり建設的ではないな。
そもそも、なんちゃってバディ潜水の実態は、なんちゃってソロ潜水と同じだからな。
正解は、完全無欠のソロダイビングの勝ちかもしれない。
ホントのとことはどうなんだろう?。
追加:
30mオーバーなどのダイビングは、そのダイバーにとって快適ゾーンにあるとは言えない場合が多いが、ソロダイビングを重ねて、徐々に快適ゾーンを広げていけば、適用になる場合もある。
その場合には、メインのガスと共に、バックアップ空気源の容量に余裕を持たせるとか、潜水時間を保守的にとるなどの対応が必要になるだろう。
もちろん、デコ出し御法度、40mオーバーも認められない。
つべこべ言うな、ダイビングは自由だ! ― 2018年07月15日 21:40
つべこべ言うな、ダイビングは自由だ!
ソロダイビングについて、今日もいろいろ考えている。
タガを嵌めるためのソロダイビングの講習なら、生徒(客?)は来ないかもしれない。
潜れる範囲は、完璧なバディダイビングよりも、当然狭くなってしまうからな。
コンフォートゾーンでのダイビングに限られるのだ。
公開されている資料では、ダイビングの範囲はこんな風に整理されている。
・よいコンディションでのバディとオープンウォーターダイビング
・より厳しいコンディションでのより厳しいダイビング
・ピナクル/複雑なダイビング30m~40m
ソロダイビングでは、3番目のダイビングは出来ない。
コンフォートゾーンは、人によって異なるから、俺様はディープでないと快適じゃないんだ(ガス酔いジャンキー?)というダイバーにとっては、30m以深が快適ゾーンかも知れない。
が、少なくともSDIの基準では御法度になる。
(7.コンフォートゾーン 9分24秒)
https://jcue.net/jcuefilms/solodiving/#7_924
動画で3分あたりで、ピナクルダイビングを禁じている旨の説明がある。
資料の図には、そこに30m~40mとあるから、禁じられていると捉えるのが自然だ(そこが、そのダイバーにとって快適ゾーンになっていればOK)。
一方、ピナクルダイビングの基準は、本人にとってチャレンジングなダイビングということになるから、普段から30mオーバーのダイビングをしているダイバーにとっては、ストレスのないダイビングなのかもしれない。
この辺りは要確認だが、考え方としては、ソロダイビングで無茶をされては困るので、一般論としては潜れる範囲を制限するという方向になる。
ペネトレーションを含む直上浮上が出来ない環境についても、おそらく制限があるのではないか(バディ潜水では、水面からの合計距離が40mまでなら許容される→SDIでは、深度や水面からの合計距離にかかわらず、ソロでの閉鎖環境への侵入は禁止です:追加)。
受け入れ側に対する説明としても、この点が説得材料になるかもしれない。
指導団体としては、匙加減が難しいところだな。
浮沈子みたいに、浅く明るく暖かいダイビングが好みなら余り問題ないだろうが、俺様は、ヘタクソバディなんかに煩わされず、行きたいところにいくんだということになると、このコース自体の対象は限られてくる。
孤独を愛し、自分と水中世界との見えない絆に思いを馳せ、一人静かに潜る、控えめなダイバーということになる。
そんなダイバーだって、一般的なダイビングの限界まで潜りたいことがあるかも知れないじゃないの・・・。
しかしながら、ソロダイバーの場合は、潜水計画に従って戻ってこなければならない。
運用上、現地サービスにダイコンに残されたダイブログの提示を求められることがあるかも知れない(未確認→当面は自己申告でしょう。エキジットの時間とかだけ記載するかも:追加)。
事前の潜水計画との乖離が著しければ、以後のソロダイビングを禁じられてしまうかもしれないしな。
基本的に、リスクが増えるからこそ、ソロダイビングのためのバックアップの装備やスキルが必要になるわけだからな。
縛りがキツクなるのは当然かもしれない。
そもそもが、ソロダイビングが出来るエリアは、これから広がっていくとしても、現在は(公式には)皆無から始まる。
つーことは、潜れる場所自体が、バディダイビングよりも少なくなるということになり、いいことは殆どないのではないか。
エリアは少なく、潜れる範囲は狭く、バディに遠慮がいらないとか、都合を合わせなくてもいいという程度のメリットで、どれだけの需要が掘り起こせるというのだろうか。
ポニーボトルが売れまくるとか、それ用のDINのレギュレーターセットが売れまくるとか、たぶん、そんなことにはならない。
今まで通り、裏でこっそりソロで潜る世界が続くんだろう(そうなのかあ?)。
それだって、予備の空気源を持たずに行くよりは、余程安全性は高まる。
しかし、そういう状況は、無謀なソロダイビングにお墨付きを与え、助長していると捉えられかねない。
ソロダイビングの闇は、思ったより深いかもしれない。
そもそも、ダイバーになって少しばかり潜れるようになると、無茶を自慢したがる傾向があるからな。
浮沈子は、そういう傾向に染まるまいと意識しているけど、ちゃんとしたトレーニングを受けずにデコ出ししまくるダイバーはいくらでもいる。
身体能力(筋力とかではないので注意)には個人差があるので、中には減圧症になりにくい体質というのがあるのかもしれないが、医学的に解明された話ではない。
現時点では、ただの馬鹿以外の何物でもない。
人間は、他人の経験を生かして、自分の生活を豊かにすることが出来る点で、他の動物とは異なる文明を築いてきた。
ダイビングの世界は、初めにPADIとかの指導団体があって、そこでレジャーダイビングのスタンダードを決めたわけじゃない。
死屍累々の歴史があって、その数限りない屍の上に、これなら許容されるリスクで、ビジネスとして成り立つだろうという基準が生まれてきたのだ。
器材の発展にしても、オクトパスなんてなかったし、BCだって最近の話だし、信頼できる深度計が出来たのだって最近の話だ。
ダイコンなんて、ここ10年くらいの話だ。
当たり前になっている装備が定着するまでには、紆余曲折があり、モノにならずに消えていった装備だってあるに違いない。
そういう先人達の経験の一つが、ガス酔いとかガス昏睡(そう呼んでるのはPADIだけですが)といわれる症状を避けるための深度管理だったり、減圧症をはじめとする潜水病を避けるための様々なガス管理や浮上手順だったりするわけで、そういうことを一切無視して、俺様は死なないと信じているキャプテンスカーレット症候群(仮称?)のダイバーは、ただの馬鹿だ。
ダイビングは自己責任の世界だというが、それは身勝手とは異なる。
人様に迷惑を掛けずに潜ること(つーか、浮上することだな)も、自己責任のうちだ。
水中で死んじまったり、行方不明になるなんてのは言語道断で、ダイバーの風上にも置けない。
漂流事故起こして捜索されたり、減圧症でヘリを飛ばしたりするのだって、大迷惑だ。
そりゃあ、業務でリスクを取って行う作業潜水や軍事作戦なら、人的損耗も計算の内だが、単なる遊びで周りに迷惑かけまくるなんてのは、論外だからな。
浮沈子も他人事ではない。
そのために、いろいろな講習を受けたり、自分でも調べたりして海の神様の逆鱗に触れないように努力している。
ダイビングの自由は、責任とそれを果たすために課された義務を伴う。
その義務が果たせなければ、水中を楽しむことは許されない。
電子頭脳(古っ!)万能の世の中だからな。
そのうち、いつ、どこで、だれと、どんなダイビングをしたかを、全て管理される時代が来るに違いない。
ロゴシーズみたいなのを付けて潜らなければならなくなる。
ダイバーのCカードと、ダイブログを記録したデータをクラウド上のサーバーに送り、全ての潜水記録を管理する。
タンクにだってチップが埋め込まれて、メンテナンスの記録が取られるのは時間の問題だな。
そのタンクのデータも記録されるんだろう。
闇で、チップなしのタンクが、高額で取引される時代が来るかもしれない(今から、買いだめしとく?)。
コンプレッサーにも当然チップが埋め込まれて、チップなしのタンクは充填出来なくなるに決まっているのだ。
やれやれ・・・。
ダイビングが自由だなんて、とんでもない誤解だ。
しかし・・・。
キツイ、汚い、危険なレジャーだとしても、それが自由だと錯覚させてくれる要素は充分にある。
少なくとも、指導団体や都市型ショップ、現地サービス、器材メーカー、販売店はそういっているし、指導団体のインストラクターも、心からそう信じている。
漁協とか、保安庁、ダイビングスポット所轄の警察、現地の医療機関は、そうじゃないかもしれないけどな。
リスクを受け入れたり、責任を取ったり、義務を果たしたりしたくなければ、冷房の効いた部屋でゲームでもしているのがいい(浮沈子は、パソコンゲームはしません)。
脱水したり、減圧症に罹ったり、水中でパニックになって溺水したり、水中で心臓が止まったり、耳抜き失敗して鼓膜ぶっ壊したり、漂流の挙句サメに食われたり、ボートのスクリューに巻き込まれてミンチになったりすることはない。
一生、水中世界を知らずに死んでいく人の方が、アットーテキに多いが、それが不幸だとは言えない。
世界でダイビングをしている人なんて、0.1パーセントもいない(もう一桁少ないかも)。
そのダイビングが、全然自由なんかじゃなくて、規制とか、制限とかばっかしの世界だと知ったら、益々やろうという人が減っちまうかもな。
水中に生息できない人類が、機械の力を借りてほんの少しの時間そこに留まるためには、それは仕方ないのだ。
水中カメラの普及が、ダイビングの普及を助けた面もあるから、そのことを問題視するわけにはいかないけど、安全を阻害している要素の一つであることは間違いない(そうなのかあ?)。
カメラのデータの中に、ダイビングそのもののデータが埋め込まれて、ネットで流れたとたんにビッグデータとして管理される可能性もある(もうやってるかも)。
ダイビングの自由は、風前の灯だな。
それよりも、陸上での自由の方が先に管理されるだろうけどな。
この与太ブログなんて、真っ先に当局のやり玉にあがるだろうなあ・・・。
ソロダイビングについて、今日もいろいろ考えている。
タガを嵌めるためのソロダイビングの講習なら、生徒(客?)は来ないかもしれない。
潜れる範囲は、完璧なバディダイビングよりも、当然狭くなってしまうからな。
コンフォートゾーンでのダイビングに限られるのだ。
公開されている資料では、ダイビングの範囲はこんな風に整理されている。
・よいコンディションでのバディとオープンウォーターダイビング
・より厳しいコンディションでのより厳しいダイビング
・ピナクル/複雑なダイビング30m~40m
ソロダイビングでは、3番目のダイビングは出来ない。
コンフォートゾーンは、人によって異なるから、俺様はディープでないと快適じゃないんだ(ガス酔いジャンキー?)というダイバーにとっては、30m以深が快適ゾーンかも知れない。
が、少なくともSDIの基準では御法度になる。
(7.コンフォートゾーン 9分24秒)
https://jcue.net/jcuefilms/solodiving/#7_924
動画で3分あたりで、ピナクルダイビングを禁じている旨の説明がある。
資料の図には、そこに30m~40mとあるから、禁じられていると捉えるのが自然だ(そこが、そのダイバーにとって快適ゾーンになっていればOK)。
一方、ピナクルダイビングの基準は、本人にとってチャレンジングなダイビングということになるから、普段から30mオーバーのダイビングをしているダイバーにとっては、ストレスのないダイビングなのかもしれない。
この辺りは要確認だが、考え方としては、ソロダイビングで無茶をされては困るので、一般論としては潜れる範囲を制限するという方向になる。
ペネトレーションを含む直上浮上が出来ない環境についても、おそらく制限があるのではないか(バディ潜水では、水面からの合計距離が40mまでなら許容される→SDIでは、深度や水面からの合計距離にかかわらず、ソロでの閉鎖環境への侵入は禁止です:追加)。
受け入れ側に対する説明としても、この点が説得材料になるかもしれない。
指導団体としては、匙加減が難しいところだな。
浮沈子みたいに、浅く明るく暖かいダイビングが好みなら余り問題ないだろうが、俺様は、ヘタクソバディなんかに煩わされず、行きたいところにいくんだということになると、このコース自体の対象は限られてくる。
孤独を愛し、自分と水中世界との見えない絆に思いを馳せ、一人静かに潜る、控えめなダイバーということになる。
そんなダイバーだって、一般的なダイビングの限界まで潜りたいことがあるかも知れないじゃないの・・・。
しかしながら、ソロダイバーの場合は、潜水計画に従って戻ってこなければならない。
運用上、現地サービスにダイコンに残されたダイブログの提示を求められることがあるかも知れない(未確認→当面は自己申告でしょう。エキジットの時間とかだけ記載するかも:追加)。
事前の潜水計画との乖離が著しければ、以後のソロダイビングを禁じられてしまうかもしれないしな。
基本的に、リスクが増えるからこそ、ソロダイビングのためのバックアップの装備やスキルが必要になるわけだからな。
縛りがキツクなるのは当然かもしれない。
そもそもが、ソロダイビングが出来るエリアは、これから広がっていくとしても、現在は(公式には)皆無から始まる。
つーことは、潜れる場所自体が、バディダイビングよりも少なくなるということになり、いいことは殆どないのではないか。
エリアは少なく、潜れる範囲は狭く、バディに遠慮がいらないとか、都合を合わせなくてもいいという程度のメリットで、どれだけの需要が掘り起こせるというのだろうか。
ポニーボトルが売れまくるとか、それ用のDINのレギュレーターセットが売れまくるとか、たぶん、そんなことにはならない。
今まで通り、裏でこっそりソロで潜る世界が続くんだろう(そうなのかあ?)。
それだって、予備の空気源を持たずに行くよりは、余程安全性は高まる。
しかし、そういう状況は、無謀なソロダイビングにお墨付きを与え、助長していると捉えられかねない。
ソロダイビングの闇は、思ったより深いかもしれない。
そもそも、ダイバーになって少しばかり潜れるようになると、無茶を自慢したがる傾向があるからな。
浮沈子は、そういう傾向に染まるまいと意識しているけど、ちゃんとしたトレーニングを受けずにデコ出ししまくるダイバーはいくらでもいる。
身体能力(筋力とかではないので注意)には個人差があるので、中には減圧症になりにくい体質というのがあるのかもしれないが、医学的に解明された話ではない。
現時点では、ただの馬鹿以外の何物でもない。
人間は、他人の経験を生かして、自分の生活を豊かにすることが出来る点で、他の動物とは異なる文明を築いてきた。
ダイビングの世界は、初めにPADIとかの指導団体があって、そこでレジャーダイビングのスタンダードを決めたわけじゃない。
死屍累々の歴史があって、その数限りない屍の上に、これなら許容されるリスクで、ビジネスとして成り立つだろうという基準が生まれてきたのだ。
器材の発展にしても、オクトパスなんてなかったし、BCだって最近の話だし、信頼できる深度計が出来たのだって最近の話だ。
ダイコンなんて、ここ10年くらいの話だ。
当たり前になっている装備が定着するまでには、紆余曲折があり、モノにならずに消えていった装備だってあるに違いない。
そういう先人達の経験の一つが、ガス酔いとかガス昏睡(そう呼んでるのはPADIだけですが)といわれる症状を避けるための深度管理だったり、減圧症をはじめとする潜水病を避けるための様々なガス管理や浮上手順だったりするわけで、そういうことを一切無視して、俺様は死なないと信じているキャプテンスカーレット症候群(仮称?)のダイバーは、ただの馬鹿だ。
ダイビングは自己責任の世界だというが、それは身勝手とは異なる。
人様に迷惑を掛けずに潜ること(つーか、浮上することだな)も、自己責任のうちだ。
水中で死んじまったり、行方不明になるなんてのは言語道断で、ダイバーの風上にも置けない。
漂流事故起こして捜索されたり、減圧症でヘリを飛ばしたりするのだって、大迷惑だ。
そりゃあ、業務でリスクを取って行う作業潜水や軍事作戦なら、人的損耗も計算の内だが、単なる遊びで周りに迷惑かけまくるなんてのは、論外だからな。
浮沈子も他人事ではない。
そのために、いろいろな講習を受けたり、自分でも調べたりして海の神様の逆鱗に触れないように努力している。
ダイビングの自由は、責任とそれを果たすために課された義務を伴う。
その義務が果たせなければ、水中を楽しむことは許されない。
電子頭脳(古っ!)万能の世の中だからな。
そのうち、いつ、どこで、だれと、どんなダイビングをしたかを、全て管理される時代が来るに違いない。
ロゴシーズみたいなのを付けて潜らなければならなくなる。
ダイバーのCカードと、ダイブログを記録したデータをクラウド上のサーバーに送り、全ての潜水記録を管理する。
タンクにだってチップが埋め込まれて、メンテナンスの記録が取られるのは時間の問題だな。
そのタンクのデータも記録されるんだろう。
闇で、チップなしのタンクが、高額で取引される時代が来るかもしれない(今から、買いだめしとく?)。
コンプレッサーにも当然チップが埋め込まれて、チップなしのタンクは充填出来なくなるに決まっているのだ。
やれやれ・・・。
ダイビングが自由だなんて、とんでもない誤解だ。
しかし・・・。
キツイ、汚い、危険なレジャーだとしても、それが自由だと錯覚させてくれる要素は充分にある。
少なくとも、指導団体や都市型ショップ、現地サービス、器材メーカー、販売店はそういっているし、指導団体のインストラクターも、心からそう信じている。
漁協とか、保安庁、ダイビングスポット所轄の警察、現地の医療機関は、そうじゃないかもしれないけどな。
リスクを受け入れたり、責任を取ったり、義務を果たしたりしたくなければ、冷房の効いた部屋でゲームでもしているのがいい(浮沈子は、パソコンゲームはしません)。
脱水したり、減圧症に罹ったり、水中でパニックになって溺水したり、水中で心臓が止まったり、耳抜き失敗して鼓膜ぶっ壊したり、漂流の挙句サメに食われたり、ボートのスクリューに巻き込まれてミンチになったりすることはない。
一生、水中世界を知らずに死んでいく人の方が、アットーテキに多いが、それが不幸だとは言えない。
世界でダイビングをしている人なんて、0.1パーセントもいない(もう一桁少ないかも)。
そのダイビングが、全然自由なんかじゃなくて、規制とか、制限とかばっかしの世界だと知ったら、益々やろうという人が減っちまうかもな。
水中に生息できない人類が、機械の力を借りてほんの少しの時間そこに留まるためには、それは仕方ないのだ。
水中カメラの普及が、ダイビングの普及を助けた面もあるから、そのことを問題視するわけにはいかないけど、安全を阻害している要素の一つであることは間違いない(そうなのかあ?)。
カメラのデータの中に、ダイビングそのもののデータが埋め込まれて、ネットで流れたとたんにビッグデータとして管理される可能性もある(もうやってるかも)。
ダイビングの自由は、風前の灯だな。
それよりも、陸上での自由の方が先に管理されるだろうけどな。
この与太ブログなんて、真っ先に当局のやり玉にあがるだろうなあ・・・。
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