残圧計2013年06月01日 21:39

残圧計
残圧計


(気圧計:ブルドン管気圧計)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%97%E5%9C%A7%E8%A8%88#.E3.83.96.E3.83.AB.E3.83.89.E3.83.B3.E7.AE.A1.E6.B0.97.E5.9C.A7.E8.A8.88

「Cの形になっている密閉容器が大気圧によって変形するのを利用して指針を動かすようにした圧力計である。1849年にフランスのウジューヌ・ブルドン(Eugene Bourdon )が発明しフランスで特許を取った。」とあるが、続くセリフが気になった。

「気圧計としての精度はやや低いが構造が簡単であり、現在も工場などで安価な圧力計として用いられている。」とある。

「現在もダイビングなどで高価な圧力計として用いられている」というところか。

画像のハルシオンゲージは、Ex Scubaで9800円である。

(HALCYON ステージ残圧計)
http://www.ex-scuba.com/equipment/h_gauge/GA002.htm

まあ、こんなに単純な機構なので、精度を求める方が間違っているのだが、ダイビングのシーンでは、残圧の有無は生死を分ける。

命預ける器械である。

最近は、電波を使ってダイコンにデータを飛ばす電気式の残圧計が普及し始めている。

(GALILEO SOL)
http://www.scubapro.com/ja-JP/JPN/instruments/computers/products/galileo-sol.aspx

トランスミッターというグリップのような部品(?)をファーストにつけて、ここから電波を出す。

もちろん、発信機だけではなく、電気式の気圧計が入っているわけだ。

(スント DX(ディーテン):3つ目のページ)
http://www.flcorp.co.jp/catalog/fl_catalog2013/su/su-catalog2013.html

本体の耐圧水深は300mと明記されているが、トランスミッターについては何も書かれていない。

まあいい。

この機種は、リブリーザー対応と謳っているので、輸入代理店である株式会社エフエルコーポレーションにメールして、この機種がいくつのトランスミッターを同時にサポートできるかを問い合わせているのだが、未だに回答をよこさない。

最低でも、酸素、ディリュエント、ベイルアウト用ステージの3個の管理は必要だ。

それが出来ずにリブリーザー対応を謳っているとしたら、詐欺に等しい。

もっとも、SCRでメインタンクだけなら、1個でもいいんだが・・・。

いずれにしても、これからのダイビングで、ブルドン管のゲージを眺めて一喜一憂するのは絵にならない。

コンパスも、残圧計もみんな仕込んだダイビングコンピューターをチラッと見ては、カッコよく泳ぐのが様になる。

レトロなゲージは、予備ということになるんだろうか。

サイドマウントにした浮沈子のCCRインスピは、マイフレックスのハイプレッシャーホースで酸素ゲージを手元に持ってきて、手首にダイコン用のケースとゴムバンドで固定して運用しようと考えている。

本日は、その材料を仕入れてきたわけだ。

締めて12550円(オマケしてもらって、12000円!)。

最早、お得意さんである。

電気仕掛けのCCRの中で、レトロなゲージが腕にシブク光るわけだな。

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