クルマとは何か ― 2013年06月20日 23:14
クルマとは何か
以前、「走る宝石」という記事を書いた。
(走る宝石)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2012/11/15/6634184
この中で、MVアグスタのF4セリエオロとか、パガーニ・ウアイラのことを取り上げたのだが、まあ、このあたりは万人に分かりやすい。
美しさという人類普遍の価値について、概ね賛同を得られるに違いない。
しかし、「高級感」ということになると、また話は違ってくる。
余りにも美しいものは、心が疲れるのだ。
ブガッティというブランドがある。
ベイロンとか作っているブガッティ・オトモビルは、かつての名声にあやかろうと、VWがブランドを金で買って新規に起こしたメーカーなので、元々あったブガッティとは無関係の会社である。
(ブガッティ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%82%AC%E3%83%83%E3%83%86%E3%82%A3
(ブガッティ・オトモビル:次期車種)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%82%AC%E3%83%83%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%88%E3%83%A2%E3%83%93%E3%83%AB#.E6.AC.A1.E6.9C.9F.E8.BB.8A.E7.A8.AE
浮沈子的には、ブガッティといえば、これ!。
(Car Graphic TV)
http://www.youtube.com/watch?v=jMiaXxYgCys
タイプ35なんだろうか、クラシックレーサーそのものが出てくる。
(アルファロメオ 8C 2300 と ブガッティ Type 35 C 走行動画…)
http://motodamm.seesaa.net/article/226589753.html
で、ブガッティは、EB110を作ったときにも、ブガッティ・アウトモビリという会社が新たに作られ、結局事業会社としては失敗して、その時の技術者が、最初に引用したパガーニの元で、ゾンダとか作ったわけだ。
イタリア出身のエットーレ・ブガッティが、フランスに移り、イタリアの実業家に商標権が移り、さらに、ドイツのメーカーに買い取られるという経緯を辿ったわけだ。
インターナショナルな話であるな。
まあいい。
ブガッティ・オトモビル:次期車種で引用しているのが、これ。
(【噂】ブガッティ、ガリビエールを2015年まで延期か!?)
http://blog.livedoor.jp/motersound/archives/51689487.html
(ブガッティ 16Cガリビエールコンセプト:画像)
http://openers.jp/car/exclusive_auto_collection/bugatti/photo_16C_GALIBIER.html
究極のサルーン、運転席には用のない人が乗るクルマ。
この手のクルマは、既に「走らせる機械」としての自動車ではない。
空間をA地点からB地点に速く、快適に移動させるための道具であり、ドライバビリティもへったくれもない!。
だって、運転しないんだから・・・。
沢村慎太郎の出る幕はない。
内装を見て、感心する。
一見してシンプルで、うるさくない。
皮とウッドを中心として、落ち着いた色彩に纏められている。
右側のメーターは、390kmまで刻んである。ホントに出せるのか?、などと無粋なことを考えてはならない。
この車をVWは、3000台作ろうとしているようだが、ヨーロッパは景気が悪く、作っても売れる見込みがないので延期したようだ。
ベイロンのグランスポーツ(オープンタイプ)が、売れ残っているらしい。
まあ、顧客が違うから、関係ないんじゃないかと思うんだが。
ブランド力に不足はない。
機械としての信頼性も高い。
速さと高級感も言うことはない。
ロールスロイスやベントレーと比べて、劣るところはない。
法人需要は大きいと思われる(節税になるし)。
こういった超高級車は、おそらく、「誰が」買うかというレベルで生産計画が立てられるのだろう。航空機のような、ローンチ・カスタマーみたいに。
(1台4億円、国内最高額のスーパーカー成約[車両])
http://news.nna.jp/free/news/20130617spd007A.html
このクルマの場合は、生産能力に限りがあることと、趣味性が高いクルマ(趣味性だけかあ?)なので、一般の市場には影響はない。
作れば必ず買う人がいる。
投資の対象としても魅力的だ。
しかし、なんか、美しさには縁がないような気がする。
(ケーニッグゼグ・アゲーラ:アゲーラS)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%B0%E3%82%BC%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A9#.E3.82.A2.E3.82.B2.E3.83.BC.E3.83.A9S
あえて言うなら、機能美ということになるのだろうが、そぎ落とされたシンプルな形状からは、レーシングカーのような感じこそ漂っているが、高級感とか華麗さは皆無だ。
(Yes your eyes aren't deceiving you, that is a 24-carat gold finished exhaust tip!)
http://www.zigwheels.com/gallery/slideshow/koenigsegg-agera-s-hundra-in-pictures/15801/1/6
24金のエグゾーストを付けてもダメ。
「走る金塊」じゃあ、高級感は出せない(アラブの金持ちには、受けるかも!)。
以前、「走る宝石」という記事を書いた。
(走る宝石)
http://kfujito2.asablo.jp/blog/2012/11/15/6634184
この中で、MVアグスタのF4セリエオロとか、パガーニ・ウアイラのことを取り上げたのだが、まあ、このあたりは万人に分かりやすい。
美しさという人類普遍の価値について、概ね賛同を得られるに違いない。
しかし、「高級感」ということになると、また話は違ってくる。
余りにも美しいものは、心が疲れるのだ。
ブガッティというブランドがある。
ベイロンとか作っているブガッティ・オトモビルは、かつての名声にあやかろうと、VWがブランドを金で買って新規に起こしたメーカーなので、元々あったブガッティとは無関係の会社である。
(ブガッティ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%82%AC%E3%83%83%E3%83%86%E3%82%A3
(ブガッティ・オトモビル:次期車種)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%82%AC%E3%83%83%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%88%E3%83%A2%E3%83%93%E3%83%AB#.E6.AC.A1.E6.9C.9F.E8.BB.8A.E7.A8.AE
浮沈子的には、ブガッティといえば、これ!。
(Car Graphic TV)
http://www.youtube.com/watch?v=jMiaXxYgCys
タイプ35なんだろうか、クラシックレーサーそのものが出てくる。
(アルファロメオ 8C 2300 と ブガッティ Type 35 C 走行動画…)
http://motodamm.seesaa.net/article/226589753.html
で、ブガッティは、EB110を作ったときにも、ブガッティ・アウトモビリという会社が新たに作られ、結局事業会社としては失敗して、その時の技術者が、最初に引用したパガーニの元で、ゾンダとか作ったわけだ。
イタリア出身のエットーレ・ブガッティが、フランスに移り、イタリアの実業家に商標権が移り、さらに、ドイツのメーカーに買い取られるという経緯を辿ったわけだ。
インターナショナルな話であるな。
まあいい。
ブガッティ・オトモビル:次期車種で引用しているのが、これ。
(【噂】ブガッティ、ガリビエールを2015年まで延期か!?)
http://blog.livedoor.jp/motersound/archives/51689487.html
(ブガッティ 16Cガリビエールコンセプト:画像)
http://openers.jp/car/exclusive_auto_collection/bugatti/photo_16C_GALIBIER.html
究極のサルーン、運転席には用のない人が乗るクルマ。
この手のクルマは、既に「走らせる機械」としての自動車ではない。
空間をA地点からB地点に速く、快適に移動させるための道具であり、ドライバビリティもへったくれもない!。
だって、運転しないんだから・・・。
沢村慎太郎の出る幕はない。
内装を見て、感心する。
一見してシンプルで、うるさくない。
皮とウッドを中心として、落ち着いた色彩に纏められている。
右側のメーターは、390kmまで刻んである。ホントに出せるのか?、などと無粋なことを考えてはならない。
この車をVWは、3000台作ろうとしているようだが、ヨーロッパは景気が悪く、作っても売れる見込みがないので延期したようだ。
ベイロンのグランスポーツ(オープンタイプ)が、売れ残っているらしい。
まあ、顧客が違うから、関係ないんじゃないかと思うんだが。
ブランド力に不足はない。
機械としての信頼性も高い。
速さと高級感も言うことはない。
ロールスロイスやベントレーと比べて、劣るところはない。
法人需要は大きいと思われる(節税になるし)。
こういった超高級車は、おそらく、「誰が」買うかというレベルで生産計画が立てられるのだろう。航空機のような、ローンチ・カスタマーみたいに。
(1台4億円、国内最高額のスーパーカー成約[車両])
http://news.nna.jp/free/news/20130617spd007A.html
このクルマの場合は、生産能力に限りがあることと、趣味性が高いクルマ(趣味性だけかあ?)なので、一般の市場には影響はない。
作れば必ず買う人がいる。
投資の対象としても魅力的だ。
しかし、なんか、美しさには縁がないような気がする。
(ケーニッグゼグ・アゲーラ:アゲーラS)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%B0%E3%82%BC%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A9#.E3.82.A2.E3.82.B2.E3.83.BC.E3.83.A9S
あえて言うなら、機能美ということになるのだろうが、そぎ落とされたシンプルな形状からは、レーシングカーのような感じこそ漂っているが、高級感とか華麗さは皆無だ。
(Yes your eyes aren't deceiving you, that is a 24-carat gold finished exhaust tip!)
http://www.zigwheels.com/gallery/slideshow/koenigsegg-agera-s-hundra-in-pictures/15801/1/6
24金のエグゾーストを付けてもダメ。
「走る金塊」じゃあ、高級感は出せない(アラブの金持ちには、受けるかも!)。
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