流星号の駐車場2013年06月25日 21:44

流星号の駐車場
流星号の駐車場


スーパージェッター、流星号、タイムストッパー、30世紀の未来・・・。

(スーパージェッター:流星号)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%BC#.E6.B5.81.E6.98.9F.E5.8F.B7

「主人公のジェッターが愛用する、エアカー型のタイムマシン。」

「車輪はついており、通常の車のように走行できるが、飛行機能があるため、地上を走行してる場面は少ない。形状はいわゆる流線型。」

「電子頭脳を搭載しており自律して活動でき、ジェッターの呼びかけに応じて飛来する。」とある。

「流星号、応答せよ、流星号」とタイムストッパーに話しかけると、犬笛で呼んだ犬のように、やってくるわけだな。

最終回が観られるページ。

(TV スーパージェッター(最終回) jp old anime)
http://www.dailymotion.com/video/xud28c_tv-%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%BC-%E6%9C%80%E7%B5%82%E5%9B%9E-jp-old-anime_shortfilms#.UcmAqDtM98E

主題歌の2番には、「自動操縦、スタンバイ」というセリフも出てくる。

まあ、30世紀にならなくても自動操縦くらいはできるようになるんだろうが、20世紀には、それくらい未来の出来事のように考えられていたという証左なのだろう。

先のことは、分からないものだ。

最終回のストーリーのなかでは、隊列を組んで行進するタイムパトロールが出てくる。

カシラー、ヒダリ!、とかやってる!。

なんか、こういうのって、1000年経っても変わんないのかあ?。

まあいい。

水島かおるが盲腸(多分、虫垂)を、未来の科学者に狙われるというエピソードも出てくる。

1000年くらいで虫垂が退化するなんて有り得ないが、ビーフステーキが、大豆くらいになっている話と合わせると、100万年オーダーでは、有り得るかもしれない。

(虫垂)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%99%AB%E5%9E%82

まあ、どうでもいいんですが。

さて、例によって、タイムストッパーのアンテナをビヨーンと引き出して「流星号、応答せよ、流星号」と呼び出されて飛んでくるのだが、20世紀のシーンでは、降り積もる雪の中に屋外駐車されている。

自動運転で呼び寄せることが出来るようになれば、離れたところに駐車しておいても問題ないし、出先で長時間過ごすような場合は、自分で車庫に戻って待機すればいいので、空港の駐車場などは、随分と助かるだろう。

飲酒運転の撲滅も可能だ。

技術の進歩で、確実に防止できることもあれば、新たな問題を発生させることもあるだろう。

そもそも、自動車という発明がなければ、飲酒運転などというものは起こり得ないわけだし。

プリンが乗ってきたタイムマシンに、どうやって流星号を押し込んだのかとか、突っ込みどころはあるが、なかなか良く出来たストーリーではある。

人間よりも優秀になってしまった機械は、やがて、人間を支配しようとするという、金太郎飴のような設定が気になる。

機械は人を支配しない。人が人を支配する。

機械だけの世界に自らを投じるキビーに、悲哀を感じる。

時間と空間の制約から、少しでも自由になりたい。

スーパージェッターというアニメは、そんな少年(少女も?)の夢を搔き立て、数十年後にクルマ道楽に興じる浮沈子を生んだ。

そう、自動車は、限りある身体能力と、有限の生しか与えられていない人間を、時間と空間の制約から、ほんの少しだけ解き放つ装置である。

それは、手動運転(ま、足も使いますが)であろうと、自動運転であろうと、変わることのない特性である。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
kfujitoの徒然の筆者のペンネームは、
「○○子」です。
○○を記入してください。

コメント:

トラックバック